BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 〔色々〕 愛する物が、お有りですか。〔短編〕
- 日時: 2011/02/28 20:52
- 名前: あゆ ◆x/5HQXA.iA (ID: ./JJ2jTc)
- プロフ: 題名は武者小路実篤の言葉。大好きな言葉です。
( 何故生きるのですか。愛する物のためですか。 )
( —……愛する物が、お有りですか。 )
◎ 挨拶
hola! トマトは普通に好きですあゆと申します。本館の方では空屡と名乗っております。
このたび「薔薇とか百合とか書くの楽しすギルぜー!」となってスレを建ててしまいました。スレタイ……あれ、良い言葉のはずなのに……おかしいな←
こんな奴ですが「読んでやんよ!」と言う方は下へお進み下さい。
◎ わーにんぐ!
壱-暴言、中傷、晒しは禁止です。荒らしは勝手にどうぞ。
弐-マイナー大好き、そして暴力とかもあるかもしれない。
参-更新速度=かたつむりさん以下。ありさん。
◎ 色々と紹介
APH⇒英が大好き。英愛してるよ!
⇒連合王国,雪肌姉妹,北欧とかも好きです。
⇒英総受け
⇒日英,中英,香英,西英,塞英,伊英etc
稲妻⇒風が居れば世界は廻る。
⇒でも可愛い女子が居ればさらに高速回転。
⇒風総受け
⇒風攻め
⇒円風,豪風,佐久風,塔風,不風,緑風,基風,怜風etc
FT⇒リオン様は俺のジャスティス。
⇒精霊とかもいける。
⇒リオン総受け
▽ おはなし [old↓new↑]
【APH:波立】献立から理解する君との関係【ほのぼの】 >>1
【オリ:色々】残念だけど実話【あほ/ほんとに実話】 >>6
【オリ:だれか】痛くて居たくて、ずきずきするの【シリアス】 >>9
▽ きねん
【APH】2/3、2/11【菊・ヘラクレス誕生日】 >>7
【APH】2/12【アントーニョ誕生日】 >>8
・スレッド生成日-1/11 源佐久の日ですよ皆さん!←
◎ 素晴らしき来客者さま
・松筆さん(まーちゃん)
・刻鎖さん(こくちゃん)
- Re: 〔APH.稲妻11.FT〕 曖昧メランコリー〔短編〕 ( No.4 )
- 日時: 2011/01/16 19:25
- 名前: あゆ ◆x/5HQXA.iA (ID: qrnJbgt/)
>まーちゃん
らめええええ! タヒなないでまーちゃん!
うんありがとう、これからも頑張りますよー! 私も全力でstkを(ry
あの二人ってもう正義だよね。正義。波立は俺のジャスティス!←
▼ あゆは けっこんゆびわを なげた!
サーセン(((
どんなENDでもかまわないさ! 愛は永遠だよまーちゃん!(ヤメレ
>こくちゃん
こくちゃんの名前見て踊ってたのは誰でしょう!
それはわたしだぜふはははははh(ry
いいえ全然大丈夫だぜ! べ、べつにこくちゃんが来てないからって落ち込んだりなんかしてないん、だからね…っ!←
え……ちょ、ごめんなさいいいいい!
大丈夫ときどき気分で銀魂も書くと思うから! いやギリシャ神話も大好きなんて言えないけども!(ぇ
ふふん全然おkさそれ以上に謎テンションになってんの私だから!(ぁ
知らなくても全然大丈夫だよ、個人の趣味なんてそれぞれだしね。
……あ、上から目線ごめんなさいいいい!
え? マジ?
ちょっ長文嬉しいんだけどー! ごめんありがとうホント嬉しい!
頑張りますねっ、ではー!
- Re: 【残念だけど実話】 ( No.6 )
- 日時: 2011/02/16 20:42
- 名前: あゆ ◆x/5HQXA.iA (ID: .9bdtmDI)
叉衣「きーんだーんのゲームっ」
奈津「はーじめーるよー!」
一同『いやっほおおおおおおう!!!』
彩華「良い? 鉛筆回して、両端に当たった人がスキンシップ。おk?」
奈津「異議あーり!」
鷹代「はいどうぞー」
奈津「キャップ付いてる方が攻めで」
真遊奈「了解です!(敬礼)」
叉衣「では……」
一同『すたーとお☆』
@
叉衣「ふはは三回連続で当たるなんて運命じゃね? じゃね?」
彩華「黙っとれ」
奈津「自重」
鷹代「だよねー運命だねー!」
叉衣「鷹代愛してる」
鷹代「うちも愛してるー」
叉衣「もう襲っても良いよねたかy「浮気すんなやあああ!」(←真遊奈)
彩華「いやそう言う問題じゃねえよ」
叉衣「大丈夫、二人とも愛してる!」
真遊奈・鷹代「さーえー!!」
奈津「よそでやれバカップル!」
鷹代「なに嫉妬してるの? キスしよっか?」
奈津「リア充ばくはつしろ」
@
-残念だけど実話
- Re: 【2/3,2/11 誕生記念】 ( No.7 )
- 日時: 2011/02/10 21:56
- 名前: あゆ ◆x/5HQXA.iA (ID: rLJ4eDXw)
「……菊、誕生日、おめでと」
そう言って、彼がやって来たのはついさっきの事だ。
いつも通りに肩に猫を乗せて、雨のせいか普段より(当社比)三割増でぼさりと乱れた髪の毛を手で押さえ、もう片方の手に花束を持って。綺麗、と言うより美しい、と言う表現が似合う薄い紫に色付いた花。
思わず顔をほころばせてしまったらしく、目の前の彼に「菊、笑ってる……良かった」と可愛らしい笑顔で言われてしまった。いえ、貴方の笑顔を見られて私は幸せ者です。
「態々ありがとうございます、ヘラクレスさん。これは……桔梗でしょうか?」
「うん」
こくりと首を縦に振り、みあーおと眠そうに鳴いた肩の猫をぽんぽんと撫でる貴方。相変わらず猫に好かれている様ですね。
……しかし、何故桔梗なのでしょうか。
「桔梗の、花言葉……『感謝』」
そう言うと、髪を押さえていた手をそっと離し、私の髪の上に置く。ふわり、と彼のいつも身に纏っている温かいお日様の香りがした。
そっと手を動かし、ぽすぽすと私の頭を叩くと、にこりと笑みを浮かべる。柔らかくて温かい、私の大好きな貴方の顔。
「菊、誕生してくれて……ありがと」
「……いえ、こちらこそ」
貴方と出会えて、幸せでした——小さく呟くと、貴方はぎうーと抱き締めてくれた。優しげなオリーブ色の瞳が細められる。
貴方に祝ってもらえるなんて、私は幸せ者の爺ですね。
( 我等が祖国の誕生と、愛する神話国の誕生に )
( 心からの感謝を! )
- Re: 【2/12 誕生記念】 ( No.8 )
- 日時: 2011/02/15 18:25
- 名前: あゆ ◆x/5HQXA.iA (ID: rn3pvd6E)
「なあなあロヴィ、その手に持っとるのなんなん?」
「わっ……ちょっ見るなこのやろー!」
興味津々、と言った様子で手元を覗き込んで来るアントーニョを軽くかわす。いきなり前触れも無く見んなよなこのやろー、心臓に悪いじゃねぇか!
見るな、と言葉をほうっても気になる気になると言って覗き込もうとする。わくわくとエメラルド色の瞳を煌めかせて、口には嬉しそうな笑いを浮かべて。
ああ、コイツは子供か! 俺より良い歳してるくせに!
「いけずやなーロヴィは。親分気になってまうやないかー」
何回も何回もなあなあ見せてや、と言うアイツに向かって暴言を投げつけ、そのままかわしまくる。それの繰り返し。いい加減あきらめろ!
そのうちついに諦めたのか、近くにあったソファにアイツはどさっと身体を投げ出す。そのまま横になった……あ、不貞腐れたか。そのままシエスタする気だ。これは俺にとってチャンス。
ぶーぶーと文句を言いながら手探りでタオルを探し、ぽいっと自分の身体の上にかける。シエスタするわーと予想通りの声が聞こえた。
「……」
じいっと息を殺す。すやすや、すうすうと規則正しい寝息が聞こえてくるまでに時間はあまりかからなかった。ソファに音をたてないように忍び寄る。菊んとこでは「抜き足差し足忍び足」とか言うんだっけな。
抱えて視線から守り通した小箱。それをアイツの、組み合わせている手の上にのっける。そうっと、そうっと。気付かれないように。
「誕生日おめでとう、アントーニョ」
眠ってるアイツに笑いかけて、床に引っ張りだして来たタオルを乗せる。さあ、俺もシエスタしようかな。
アイツの顔が少しだけ笑ったように見えたけど、それはきっと気のせい。
( 「なんや、嬉しいことしてくれるやん……」 )
- Re: 【痛くて居たくて、ずきずきするの】 ( No.9 )
- 日時: 2011/02/28 20:50
- 名前: あゆ ◆x/5HQXA.iA (ID: ./JJ2jTc)
居たい。痛い。居たい。痛い。
このちっぽけな世界に居たって、それの繰り返し。あたりまえの日常が、わたしにとってはすごくすごく痛いのだ。ずきずき、ぐじぐじ。「面倒くさい」と言う理由で手入れの行き届かない傷口は、化膿しきってぐじゅぐじゅだ。消毒液の量が足りない。
「ねえ××、そうだよね?」
「うんそうだね」
にこにこと笑って話に戻る大好きな子。また視線がこっちに向かない。嗚呼、もどかしい!
ねえ、貴女の視線も笑顔も全て欲しいと願うのはわたしの我が儘? ……答えは決まっている。独り占めなんて、しちゃいけない事だ。わたしは愛されてないのだから、尚更。
好きだなんて、愛してるだなんて、言ってはいけない。日常で口に出すことであっても、わたしは口に出してはいけない。貴女達を困惑させるだけだから。
ねえ、ひとつ聞いて良いですか。
「わたしは、此処に居ても良いの?」
( 答えは寧ろいらないのだけど )
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