BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】
日時: 2015/06/22 22:00
名前: レム* (ID: vWi0Ksv5)

「得意とか苦手とか身長とか、そんなの関係なくて。ただ俺は、好きだからやってんだ」



 ということでこんにちは!!
 レム*です。

 今回は、他のサイトで投稿したものや、これから投稿しようとしてるもの……
 あとは、短すぎて投稿できなかったやつとか……
 そういう小説を投稿したいと思います!!

 最初に言わせてもらいます!!
 健全文です!!←
 書けるけど書きません!!
 私未成年!! ダメ、絶対!!←

 でも´q`ホモォです!!←
 全力でホモォです(

 リクエスト受け付けてます!!
 ただ答えられないかもしれないかな!!(


【目次】

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Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.43 )
日時: 2015/06/14 17:17
名前: レム* (ID: sSv6cHIH)

くるる様

 いえいえ……
 ええええ、くるる様まで削除する必要は……
 あ、はいもちろんです!!
 見に行かせて頂きます!!
 ありがとうございました!

Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.44 )
日時: 2015/06/18 21:13
名前: レム* (ID: sSv6cHIH)

【書けるジャンルとかなんとか】

・女体化 ・猫化 ・ショタ化
・ギャグ ・甘 ・シリアス 
・死ネタ ・病気ネタ ・流血ネタ
・通常恋愛系も一応 ・愛され ・総受け
・パロディ(童話の他、喰種、怪盗パロとか)
・HQホラー 等々……

 リクエストがあれば、基本的になんでも書きます!!
 お知らせとか気にせず、書けやゴルァアアアアアアアアアって来ても大丈夫です((グッ←

Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.45 )
日時: 2015/06/22 21:59
名前: レム* (ID: vWi0Ksv5)
プロフ: ショートケーキの日ですね!!

『しょーとけーき。』



「なぁなぁけーい」

 ある土曜日の夕飯時。
 黒尾さんは、どこか楽しげな表情(いつもに増して気持ち悪かった)で僕に話しかけた。
「……なんです?」
 基本的に、僕は食事中に話はしない。というかしたくない。
 それをわかっているはずの黒尾さんが、こうして話しかけてきたのだ。
 わざとか。大事な様なのか。
 …………いや、この顔を見る限り前者であろう。

「今度の月曜、この前の振り替えで休みもらったんだけどさーあ、どっか行きたいところあるか?」

 もちろんぶん殴った。
 椅子から投げ出された体を起こし、頬を擦る。
「いってぇなあ……酷いや。なんで俺が殴られなきゃいけねぇんだよ……」
「馬鹿なんですか? 休暇は、休みをとるためのものです。寝てるか、自分の行きたいところにいってください!!」
「えぇー!! いやいやぁ、ツッキーの行きたいところが、俺の行きたいところなの!!」
 黒尾さんは、ニヤニヤと笑いながら、頬を膨らませる。
 どんな表情だ、と内心呟きながら、僕はもう一度黒尾さんの頭を叩く。
「馬鹿なんですか。ていうか気持ち悪いです、吐き気がします」
「ひでぇ!!」
 頭に乗ったままの僕の手をとり、ニコリ(僕にはギラリというように見えたが、恐らく本人はそう思っているであろう)と笑い、言った。

「なーあー、いいだろー?」
「…………そこまで、言うなら……」
「うっし!! って痛いっ!!」
 ガッツポーズをしたと思うと、大きく音をたてて机に肘をぶつける。

「うるさい。大体、僕が食事中に話すのが嫌いなの、知ってますよね」
「んー? そんなこと言ってたっけ」
「はぁ……本当に死んでください」
「酷い!! ……まぁ、明日で考えといてよ」
「はいはい」
 軽く返事を返すと、大皿に盛られた料理を口に運んだ。

「……あ、これ美味しい。また出そう」



 翌日、いつも通り隣の人のいびきで目が覚めた。
 言うならば、これが僕の目覚ましである。
 低血圧な僕は、もちろん寝起きは悪いのだが、やはり隣の人の寝方には慣れることができず、それによって目が覚めるのだ。

「あー……今日も驚いた」
 未だにドクンドクンと大きく脈打つ心臓を、落ち着けと呟きながら叩く。
「……よし。ご飯つくろう」

 ご飯は、当番制で回している。
 というか、朝と夜は僕、昼は黒尾さんなのだが。
 しかし、もちろん昼時家にいることは少ない。
 まぁほぼ自然に、お弁当係になっていた。

 冷蔵庫の中を確認し、今日は和食かな、と呟く。
 味噌汁……は昨日の残り物でいいや。
 あと、ご飯は冷凍してあるやつ。
 おかずは……野菜炒めでいっか。
 こんなに野菜があるのは珍しい。
 ……まぁ、昨日買い物に行ったからだろうが。


 野菜炒めを皿に盛り付けると、少し味見をする。
「ん、熱……」
 でも美味しい。上出来だ。

 未だに部屋でいびきをかくトサカさんを起こすために、寝室に向かった。
「黒尾さん!! 朝ですよ、ご飯もできました。食べるデショ」
「んー、ご飯じゃなくて蛍が食べた」
「爆発しろ。……ていうか、本当に起きてくださいって」
 えー、と言いながら、ダルそうに体を起こす。
「早く」
「はいはい。そんなに言うなら先に食べてればいいのに……」
 僕は、バラバラで食べるのが嫌いだ。
 まぁ、それは僕のこだわりから来るものなのだが。

 僕は、食べる直前までおかず以外は皿に盛らない。
 これは、最低限温かさや冷たさを保つため。
 先に食べると、食べた後の菌が、まだ使っていない皿やご飯に飛ぶ。
 それが嫌な僕は、いつも同時刻にいただきますをするのだ。


「いただきまーす」
「いただきます」
 手を合わせて言うと、箸を持つ。
 ちょっと今日は、いつもとは違う具で炒めてるため、味が気になる。
 黒尾さんの口に合うだろうか……
「……蛍? どうかした?」
「へ」
「いや、さっきからこっち見てるから」
「あー、味、どうかなって」

 どうやら、気付かぬうちに、見つめていたらしい。
 黒尾さんはにっこりと(普通に)笑うと、言った。
「ん? ……あぁ、確かに今日は、具が違うよな。大丈夫大丈夫。美味いからさ」
「……どうも」
 この人は、恥ずかしいことを真っ直ぐに言ってくるから困るのだ。
 いい加減やめてほしい。

「あ、そうだ。決まった?」
「え、あぁ、その件なんですけど……」
 ポケットから、スマホを取り出す。
 ネットで、昨日から付けっぱなしのサイトを開いた。
「明日、ショートケーキの日らしいんですよ」
「あぁ、うん。そうだな」
 コクコクと頷く。
 実際、なんでショートケーキの日なのかは、僕は知らないんだけど。

「で、ここのスイパラが、半額になるらしいんですよね。どうですか?」
「うん。いいんじゃない? 行こう行こう」
 ……この人は、テンションの上下が激しすぎる。
 嬉しいのか嬉しくないのかわからない……
「それから、これはお昼に行きましょう。で、帰ってきたらすぐに休むこと」
「……はーい」

 そういえば山口が、電話してとか言ってたっけ……
 思いながら、手を進めた。

「……今日の夕飯はカレーかなぁ……」



「もしもし」
『あ、ツッキー!! 電話かけてくれたんだ』
 久しぶりに声を聞いた気がする。
 しばらく電話なんてしていなかった。
「言ったのはそっちでデショ。で、何の用?」
『あ、黒尾さんとスイパラ行くんでしょ? 襲われないように頑張ってね』
「は? 襲われるとか、あり得ないと思うけど……」
 ていうか普通、恋人に襲われる?
『あー……うん。まぁ、いいや。頑張ってね』
「ありがと? じゃあね」
『うん。バイバイツッキー!!』

 プツっと電話が切れると、小さくため息をついた。
 久しぶりに聞く、聞き慣れた謝罪の言葉が、妙に僕を落ち着かせた。
 幼馴染みの力はすごい。



「どう? 美味い?」
「はい……やっぱりショートケーキが一番美味しいです」
 目の前のいちご見ると、思わず口元がほころんだ。
 フォークで刺して、口に運ぶ。
「美味しい……!!」
「そりゃ良かった。……本当に、幸せそうな顔するよなー」
 よくわからないで首を傾げると、黒尾さんは苦笑いを浮かべた。
 そして少し真顔になる。

「なぁ、蛍」
「ん? なんですか?」
 真顔から笑顔に戻ると、言った。
「ありがとな」
「へ?」
 黒尾さんがなぜ、お礼を言うのだろうか?
 普通は、僕が言うところじゃ……
「なんでもねー」
 黒尾さんが笑うから、こっちまでつられて笑ってしまった。
「変な黒尾さん」

 でもなんだか、貴方の幸せそうな顔を見ると、僕の心がぽかぽかするんだ。

Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.46 )
日時: 2015/07/15 15:28
名前: レム* (ID: vWi0Ksv5)
プロフ: お久しぶりです!! 長編です!!

『狐は空を仰ぐ』prologue



「また明日な!」

 そう言って俺は、イズミンと別れた。
 ……この時は、思ってもみなかったんだ。
 これから、何が起こるかなんて__



 部活からの帰り道。
 俺は、家の近くの公園に立ち寄った。
 ふと、遊具に穴が開いてるのを見つけた。
 ……なんだ? この穴。昨日はこんなの、なかったのに……
 そう思い、穴に近付く。

 __刹那、穴が歪み始めた。

「な、なんだ!? これ…………っ!?」
 気が付けば、俺の体は透け始めていた。
 __何、これ。俺、死ぬわけ?
 いや待てよ。俺まだバレーしたりねぇんだけど。え、ちょ、ちょっと!?
__助けて……!__

 叫ぼうとしても、声が出ない。

__助、けて……っ!!__

 そして、俺の体からは力が抜け、その場に崩れ落ちる。
 プツンと、糸が切れた様に意識を失った。

 __思えば、これが物語の始まりだったのかもしれない。
 ……まぁ、今更だけど。

Re: 【ハイキュー!!】頂の景色を夢見て【BL短編集!】 ( No.47 )
日時: 2015/07/15 15:26
名前: レム* (ID: vWi0Ksv5)

『狐は空を仰ぐ』

1「弓矢の少年」


 日向が目を開けるとそこは、見たことのない森だった。
「うっ……いってぇ……」
 顔を歪め、小さく唸る。
 日向の体はかなり丈夫だ。きっと大丈夫だろう。
(ていうか、何か忘れてる気がする……うー……なんだっけ…………)

「……って、うああああああああああ!! 忘れてた!! ここどこっ!?」

 普通は忘れない。
 だがそれでこその日向である。

 落ち着け、落ち着け、と日向は自分に言い聞かせる。
 それもそうだ。
 謎の穴から異世界トリップとか、どこぞの少女漫画か。
(……そうだ、これは夢だ。夢だ。落ち着け、バレー出来なくなっちまう)
 どこに行ってもバレー馬鹿は変わらない。
 日向は何を思ったか、自分の頬をつねる。

「……ッ痛い!! 痛い痛い痛い!! ちょ、俺手の力凄くね?」
 やはり馬鹿は馬鹿である。
(エ、ナニコレ? ユメジャナインデスカ?)

「Nooooooooooooooooooooooooo!!」

 日向の断末魔は、森中に響き渡った。



(異世界とかあり得ねぇ……ていうかまず異世界ってなんだ……)
 自分で言っていたことも理解できていなかったらしい。
 __と、その時。

 __ヒュンッ

「うおおおお!?」
 日向ご自慢の反射神経で、飛んできた何かを避ける。
 ……矢だ。矢が飛んできたのだ。

「君……何者?」
「っ!?」
 突如、上から声がした。
 その声の主は、金髪の大きい少年だった。


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