複雑・ファジー小説
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- 記憶を失くした戦士
- 日時: 2011/08/03 13:58
- 名前: 明亜未 (ID: 83NN6gU4)
題名そのまんまです。
よくよく考えたら複雑・ファジー?と思ったので、こちらでやりたいと思います。
アドバイス求む、です。
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ミラ
主人公。
昴
未羅の相方。
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- 第1章:ジア国・アイズ村 第2話:私は誰? ( No.3 )
- 日時: 2011/08/01 12:19
- 名前: 明亜未 (ID: 83NN6gU4)
あの夜から、少女は眠り続けている。
あんな高いところから落ちても生きていたのは、昴のおかげだろう。
少女を見つめて、村長がつぶやいた。
「それにしても、この子は悪運も幸運も付きまとっているんだね」
体中に大火傷を負いながらも助かり、高い塔の最上階から落ちても偶然近くを通りかかった少年に助けられた。そのほかにも、今回負ったものとは違う傷もあった。
きっと、常に生と死の狭間を生きてきたのだろう。
「ルシナ様、昔の人は言っていましたよ。吉があればそれが凶兆となる。凶があればそれが吉兆となる。大事なのは、命運の変遷にとらわれてはならないということだ、と」
ルシナは村長の名だ。
「それは外界の言葉かい」
「はい。古代中国の故事で、国境近くの塞の近くで馬を飼っていたお爺さん(塞翁)の馬が逃げ出したことを発端に、吉凶が移り変わっていく中で、最後は戦火の中、そのお爺さんも息子も運良く命拾いしたというものです。
このことから、人間、良いこともあれば悪いこともあるというたとえとなって、あまり不幸にくよくよするな、幸せに浮かれるなという教訓として、人間万事塞翁が馬などと使われる言葉になったんです」
「人間は愚かなくせして、いい事いうよ」
昴とルシナは夜明けまで語り合った。
それからルシナと昴は毎日少女の元へ通うようになった。
そして三日……
「ここは、どこですか?私は、誰ですか?」
今まで眠っていた少女の初めての言葉だった。
- 第1章:ジア国・アイズ村 第3話:ミラとルーク ( No.4 )
- 日時: 2011/08/03 14:35
- 名前: 明亜未 (ID: 83NN6gU4)
「誰って、自分のことはわからない?」
昴は聞いてみた。少女は首を振ってルーク、ルークと泣き続けている。
そんな少女の背中を優しくなでながら、ルシナは聞いた。
「ルークはお友達の名前かい」
どう考えても女の子のこの子がルークという名前などとは思えないからだ。
強いてあげる彼女の名前を知る手がかり。それは、もっていた剣に刻まれていた「未羅」の文字。もっとも、夢界の文字ではない、外界の文字のようだから、夢界で生まれ育ったルシナに読めるものではないが。
昴は持ってきたその剣を見せてみた。
「ミラ……ですか」
少女はいとも簡単に剣の文字を読んだ。それは彼女が夢界ではなく、外界で生まれ育った人間ということだろう。それも、その言葉の意味を知っていたから……。
「ミラ……か。確かに、そう読むみたいだね」
昴も同意した。現在は訳あって夢界の住人となっているが、元は外界の住人だったから。
「ねえ、もし自分の名前がわからないのなら、ミラと呼んでいいかな。呼び方わからないと寂しいでしょ」
ミラは嬉しそうにうなずいた。そして申し訳なさそうに、
「この剣、私があずかってもいいですか?」
といった。ルシナも昴も驚いた。どうしてわざわざそんなものを手元におきたいと思うのか。わずか12歳ほどの少女が。
「なんとなく一緒にいたいんです。剣も一緒にいたいといってますし」
「それならいいけど、気をつけてね。多分すごくよく切れると思うから」
二人の様子を察したミラに、昴は答えた。
それっきり会話が途切れそうになったところで、ルシナが口を挟んできた。
「今日はミラが元気になったことだし、あたしん家でお祝いだ!ミラも昴もとっとと手伝いにこい」
「このおばあさん、なんか仲良くなれそうです」
「誰がババアか!あたしはこのアイズ村の村長のルシナだよ!」
「ごめんなさい……」
うっかりルシナを老婆と呼んでしまってしゅんとなったミラとついきつく叱りつけたルシナ。
二人のありのままで接する姿を見て、確かに仲良くなれそうだな、と思いながらルシナの手伝いに取り掛かる昴であった。
- 第1章:ジア国・アイズ村 第4話:宴会 ( No.5 )
- 日時: 2011/08/16 13:18
- 名前: 明亜未 (ID: 83NN6gU4)
ここはアイズ村の集会所。当初はルシナの家でささやかに行うはずだったものが、噂が広がってしまいには村中の大宴会になってしまったためだ。
ルシナの人望はこんなとき、「しょうがない!今日はミラの復帰祝いだ!」といって、集会所を貸切にしてしまうといった大らかなところから来るのだろう。
宴会が始まってしばらくして、周りが盛り上がってきているときに昴が自己紹介をした。
「遅れたけど、僕の名前は昴。職業は夢の戦士。時々気分で旅に出ることがある」
「夢の戦士……?」
それを聞いた反対側にいる相当酔った中年の男が話に割り込んできた。
「そうそう。たまにふらふら〜って旅に出ちまうけど、まあ、怪物と戦うんだ。結構頼りになるぜ」
そういった直後にバタンと倒れた男。どうやら酔いが回ってきたらしい。
「もう!レードさん!さっきからがぶ飲みしてるからですよ」
昴はそういってレードを起こして、静かな場所に寝かせた。
夜が更けていき、ドンチャン騒ぎも次第に静かなものになっていったとき、ひとりの老人が昴に問いかけた。
「昴君、次はいつ、旅に出るのかい?」
「冬になったら、旅に出ようと思っています」
それは、夢の戦士としての修行や、他の夢の戦士の援護のために村を離れること。
見聞を広め、技を磨き、色々な住人と交流を広めて心も大きく成長するのが目的。
表向きはそんな向上心の高い目的だけど、そんな目的で行くのではない。禊のためだ。
4年前の事件の禊。自らが犯した過ち。
「じゃあ、僕はこれでおいとまします」
過去を思い出し、暗くなりかけた昴は話を遮って家へと帰っていった。
- 第1章:ジア国・アイズ村 第5話:冬籠り ( No.6 )
- 日時: 2012/01/15 01:04
- 名前: 明亜未 (ID: /gDURow.)
アイズ村のお祭り騒ぎから2日が経った。
もうすぐ冬になろうというこの季節。
雪深いこの村の恒例行事、冬籠りの準備するこの時期は、薬草栽培にしても大工仕事にしても、外へ出られない冬へ向けて一番忙しくなる頃だ。
ルシナの家に厄介になることになったミラも、特にやることがない昴も山で薬草摘みの手伝いをしている。
というより、強制労働だ。朝早く、まだ暗いうちから
「うちに居候してるんだから、うちの仕事を手伝いな」
と、眠っている二人をたたき起こし、籠とロープとメモだけもたせて言葉どおり放り出したのだ。
軍手をつけて山に登る。両手両足はきちんと虫対策をする。夢界では刺されると大変な毒性の強い毒をもったものが多いからだ。
先が三つに割れた三つ葉のようでよく見れば葉脈の広がり方がみつばのそれとちがうアーリャがそこらじゅうに生えている。アイズ村所有のアーリャ畑だ。これほどの群生アーリャは世界でも多いほうだろう。栽培されているものも珍しい。基本は天然ものオンリーだ。
「ね、ミラ。噂によると、摘んじゃいけないものもあるらしいからね、よく確かめてね。」
中途半端な念をおして昴は畑の隅へ去っていった。
- Re: 記憶を失くした戦士 ( No.7 )
- 日時: 2012/03/12 14:09
- 名前: isisu (ID: vQ/ewclL)
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。
驚く結果をご覧いただけます。
このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事がかなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を貴方にもたらすでしょう。
約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。
たった3分ですから、ためす価値ありです。
まず、ペンと、紙をご用意下さい。
先を読むと、願い事が叶わなくなります。
①まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
②1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
③3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味のある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名前をかく)
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
④4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さい。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。
まだ、先を見てはいけませんよ!!
⑤8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
⑥最後にお願い事をして下さい。
さて、ゲームの解説です。
1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。
6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。
10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。
この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。
そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当たってませんか?
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