複雑・ファジー小説

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ひっそりと生きている。
日時: 2011/09/24 08:05
名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: V9u1HFiP)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10755

 ( 世界の隅っこで小さく脆く息をして )

.

どうも初めまして。またはお元気ですか。知ってる方は知ってる蟻と申します。
まずこの小説は気まぐれと無計画の二つしかありません。つまり話の筋を全く決めていないわけです。ファジー板に立てたのはどのジャンルに転がるか分からないので立てさせていただきました。
ゆっくり見ていってくれるとありがたいと思っています。
ついでに宣伝ですが参照から短編集に飛べちゃいます。

※ この小説はおそらくシリアス成分が含まれています。

@お客様
京助さん 水瀬うららさん 赤時計さん
 
@目次
#00 - 僕は生きていた >>1
#01 - 過去の絆 >>2 >>3 >>8 >>9 >>10 >>11 >>12 >>13 >>18 >>19 >>20
#02 - 結びなおす糸 >>21 >>22 >>23 >>24 >>25

.

@ 2011/7/31 スレッド生成 

Re: ひっそりと生きている。 ( No.28 )
日時: 2011/09/24 08:20
名前: きなこうどん (ID: QGQgEihT)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=11247


初めまして。きなこうどんです。

読ませていただきました。

文章を書くのが上手ですね。
情景と、人物の心情が上手く文章として絡み合ってる、という感じです。

これからもがんばってください。




わたしの小説もぜひ読んでください!
「この世界で」といいます。

できたら、感想もお願いします。

Re: ひっそりと生きている。 ( No.29 )
日時: 2011/09/24 08:39
名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: V9u1HFiP)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode

>>28
どうして2人もお客様が来るんだろう…。今日はエイプリルフールなのか疑ってしまいますね。それかドッキリしかけてるかと気になってしょうがないです。

しょっぱなから申し訳ない、初めまして。

心理描写も情景描写も難しいので、画面の前で頭を捻ってうぬうぬと声をあげて考えながらやっていますねー。
文章になっているなら一安心です。

はい、これからも頑張らせていただきます。
では。

Re: ひっそりと生きている。 ( No.30 )
日時: 2011/09/24 12:19
名前: きなこうどん (ID: QGQgEihT)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode


感想ありがとうございました!


作品を見てもらうのは緊張します。

でも、わたしは自分の中だけに作品をため込んでおくのが嫌だったので、本気で評価してもらえるカキコに挑戦しました。
誰かわからない相手ですが、コメントをもらえるのはすごくうれしいことですね。

これからも、気づいたことがあれば、ズバズバ言ってしまってください。その方が、わたしも大きく成長できます。

わたしもこれからどんどん更新していく予定です。ここまではなるべく前向きな感じで事を進めているのですが、この後の展開に注目です!

これからもこの作品をよろしくお願いします。

本当に今回はありがとうございました。

Re: ひっそりと生きている。 ( No.31 )
日時: 2011/09/24 17:17
名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: V9u1HFiP)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode

>>30
んー。何というか、ですね。

ここにコメントをもらえるのは嬉しいのですが、できればここの小説についてのコメントがほしいなあ、なんて思ったりしてッ!
自分にきた感想のお礼は、ここで言うものではなく、あなたの小説で言うものだと思うんです。
私からすると、私のスレッドに書いているのに、私の小説の事ではなく、あなた自身の小説の事が書かれていて寂しいなあとか。図々しいながらも私は思うわけです。
少し上から目線で申し訳ないのですが、掲示板ではルールを守っていく事の方が小説を書く事より大事なのでびくびくしながら言わせていただきました。

勿論小説の方はこれからも読ませていただきますので、嫌いにならないでくれると嬉しいなあとか。

不快にしてしまったら本当に申し訳ないです。では。

#02 - 結びなおす糸  ( No.32 )
日時: 2011/09/25 22:28
名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: V9u1HFiP)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode

 なーんでー止まってるのー、とか言える筈ないので僕は黙って舞雪さんを見ていた。
 静かな空間。ここには人が居るのか、と言うくらい。庭にも人は見当たらないし。流石に、一人ぐらいは居るだろ。どうしてこんなに静かなんだ。舞雪さんに訊ねても、無駄なんだろうなぁと言う、諦めに近い思考が僕の脳内を通り過ぎて消えた。

「雑用」

名前じゃないけど僕が呼ばれた。舞雪さんに。舞雪さんから僕が呼ばれた。雑用って言われたのはもうどうでも良かった。舞雪さんから、僕が呼ばれた……! 僕の脳内で歓喜と言う言葉がサンバして跳ねている。ついでに僕も小躍り。……やっべ、嬉しすぎて舞雪さんが気持ち悪そうな物を見る目で僕を見ている。

「お前は、人が見当たらないと感じた」
「……ああ。そういえば気を読めるとか何とか言ってましたね」

一瞬びっくりしてしまった。僕の周りに居る女は第六感がよく働いているのかと思ったわ。この人には、最初っから心とかお見通しなんだ。
 ——ハッ、もしかして僕が舞雪さんをゾンビとか言った事ももしかして……!

「私は腐った死人じゃない」

お見通しだったぁぁぁぁ! 申し訳なさすぎる! もう知らない人の目の前では変な事思ったりしないでおこう! 僕は深く心に刻み込んだ。
 僕の横には舞雪さんが呆れた様な表情で冷たく僕に言い放った。

「艶術士様と話をさせて」
「でも、僕がソレを使ったら」
「使うのは私。お前に艶術士様の物を触れさせるわけない」

と言って、僕のズボンのポケットを乱雑に探り、『ソレ』を取り出した。
 黄色の枠で、緑の宝石が嵌め込まれている、携帯電話ぐらいの大きさの鏡。小さいけど、金持ちが持ってそうな凄い物なので、案外重かったりする。
 舞雪さんは、鏡の自分と一瞬だけ目を合わせ、そして目を瞑り精神を集中させる。
 僕は流の声が聞こえるまで、辺りをきょろきょろと見回して、誰か居ないか確認してみた。


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