複雑・ファジー小説

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-精神ヴァンパイア-
日時: 2012/01/15 01:31
名前: 小林 (ID: u/FYQltH)

 どこにゴールするかまったくわかりませんw

 暖かい目で見守ってやってください。w



 暇つぶしにでもしてくれたら嬉しいです♪``

-精神ヴァンパイア- ( No.5 )
日時: 2012/01/16 23:28
名前: 小林 (ID: QAv7imQ6)


2人は少し流れてしまった血を拭いてから
体育の授業に戻った。
幸い、さっきの吸血行為は
誰にも見られていなかったようだ。

どんな事件があろうと時間は誰にでも平等に流れていく。
体育のあとの授業は何も頭に入ってこなかった。

−どうしよう。どうしよう。どうなっちゃったんだろう。
そればかりが、頭で渦巻いていた。

−玲人、大丈夫かなぁ。
玲人は貧血ぎみなのか授業中はずっと机につっぷし、寝ていた。

時間は刻々と進み、昼休みの時間になった。

「狂華、話がある。」

「わかった。屋上でいいよね。」
−よかった。もう体調はいいのかな。

この学校の屋上は、滅多に人が出入りしない。
聞かれて困る話をするには適切なのだ。

「狂華、まだ牙があるか?」

「うん。」

「こんな事があった後だから、しっかり本当の事を
 話したほうがいいと思う。だから、言うぞ。

 ・・・お前の事が好きだ。」


「・・・好き?私の事が?」

「うん。お前はオレの事をどう思っていてもいい。
 けど吸血衝動がきたらオレを頼れ!」


「そんな・・・そんな事・・・。」

「いいんだ。オレは狂華が好きなんだ。
 どんな形であれ、狂華の役に立てるのなら嬉しいに決まってる。」

「でも・・・。」

「いいんだってば!」

「・・・」
−そんなの良くないに決まってる。
狂華はうつむく。

「そろそろ教室戻るぞ。その時は絶対オレに言えよ。」

「・・・うん。」

Re: -精神ヴァンパイア- ( No.6 )
日時: 2012/01/17 02:04
名前: 風猫(元:風 ◆Z1iQc90X/A (ID: G9VjDVfn)

初めまして、小林様。同じくファジーで小説執筆してます風猫ともうします!
ヴァンパイアとか最高ですな^^
私もなってみたいです♪
そして、可愛いお嬢さんや良い男の肩にカブリと(笑

更新ガンバです^^

風猫サンへ ( No.7 )
日時: 2012/01/18 06:30
名前: 小林 (ID: rsOn.58k)


コメントありがとうございまーす♪``

私もヴァンパイアは夢ですなw

すごくいいと思います♪


更新頑張ります! ・・・けど今日はギブ・・・ww


Re: -精神ヴァンパイア- ( No.8 )
日時: 2012/01/20 23:55
名前: 小林 (ID: jAlsi5R.)

さっきの吸血行為のことを、狂華はずっと考えていた。
考えがまとまる事はなかった。
普通に考えて、ありえない事がおこったのだ。ムリはない。

考えてるうちに5、6時間目の授業も終わり、部活の時間だ。

—今日、部活どうしよう。

「狂華ー!部活行くよー♪」

美奈だ。
狂華に考えてる暇はなかった。

美奈は今現在、卓球部に所属していた。
狂華と同じだ。

—もう、さっきと同じような事はおこらないよね?

部活はバスケ部、バレー部、卓球部が同じ体育館を使う。
3つの部活が同時に使うだけあって、それなりの広さだ。

基本、卓球部はゆるい。
顧問にヤル気なんて微塵も感じないし、部員も同様だ。

「狂華、ラリーしよー。」

「いいよー♪」

いつも通り狂華・美奈のペアで、ラリーを始めた。

最初は順調だった。

—あれ?気のせいかな?
 視界がぼやける・・・。

—バタッ・・・!


「狂華!?」

「狂華!!」

「どうしたの?」

「大丈夫??」

部員が次々に集まってくる。
狂華が倒れたのだ。

そこに玲人が駆け寄ってきた。
玲人はバレー部。卓球部のすぐ近くで部活をしていた。

玲人はわかっていた。
これが吸血衝動の前触れだったと言う事を。

玲人は狂華を抱きかかえて、
バレー用具などが入っている体育館倉庫まで走った。

卓球部が部活をしている場所と体育館倉庫は近く、
全部の部活が始まってしまえば、誰も人がこない。
玲人は狂華を床に寝かせた。

「狂華!大丈夫か!?」

「・・・あ。・・・玲人。」

スッと狂華の手が伸びる。
玲人は理解したのだろう。
狂華を起こしつつ、自分で首筋を見せた。

「狂華、いいよ。」

Re: -精神ヴァンパイア- ( No.9 )
日時: 2012/02/15 20:56
名前: 小林 (ID: ty0KknfA)


「はあっ・・・あぁ・・///」

—ゴク、ゴク・・・

「んっ、はぁ。
 
 ・・・玲人、ごめん。
 部活中なのに。」

「大丈夫だよ。
 今日はもう帰ったほうがいいな。」

「うん。」

狂華は玲人に言われたとおり帰路についた。

—部活の皆心配してたな・・・これからどうすればいいんだろう。

家に着き、ベットに倒れこんだ。

—ホントにどうしよう。



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