複雑・ファジー小説
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- 天地海戦 『自由参加型』
- 日時: 2012/08/01 23:21
- 名前: 結縁 ◆J6BQu6v9vI (ID: UNmuBzLD)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6481
お立ち寄り有難うございます。
この小説は自由参加型となっていますが、参加なさる前に幾つかのルールがあります。
そちらを見て頂いたうえで参加頂ければ嬉しい限りです。
※ルール※
1.参照にある投稿所にて自分のキャラを作成し世界観などを把握の上で参加すること。
2.時間軸は可能な限り合わせること。
3.恋愛要素やグロ表現などはやり過ぎないよう注意すること。
上記のルールを守って楽しく書いていきましょう!
*参加者の皆様*
結縁『空戦魔導師』
磁石『空戦魔導師』
浅葱『陸戦魔導師』
三月兎『海戦魔導師』
グレイ『海戦魔導師』
漆黒『陸戦魔導師』
焔錠『空戦魔導師』
篠崎葉月『海戦魔導師』
.+*鏡音×二宮×菫*+.『空戦魔導師』
maomao『空戦魔導師』
美璃夜『海戦魔導師』
magenta⇔path『陸戦魔導師』
璃亜(元:斑鳩) 『海戦魔導師』
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.99 )
- 日時: 2012/08/18 20:59
- 名前: 璃亜 (ID: O72/xQMk)
「ちょ、グレイ!」
ドン、と勢い良くグレイが璃亜を後方に突き飛ばす。
事態の把握が出来ていない璃亜は驚き声を上げた。
そんな事言ってる間に、魂は璃亜に襲い掛かる。
『悪いけど、今日は俺が相手だよー』
ぐおっと勢い良くモップになったみーやが水を掻く。
魂はみーやにより元揺らめいていた場所に戻る。
『御免ね。でも…君等が思っている程他の種族も悪くはないよ?』
グレイが優しく問いかける。
後ろから見ている璃亜には表情は分からないが、きっと泣きそうな顔なのだろう。
声は「優しい」が「震えて」いた。
グレイの呼びかけには全く答えず、逆に勢いを増す。
【グレイ!】
『まだ、大丈夫!』
少しおされ気味になったが、応戦する。
「グレイ、伏せてくれ!!」
『!?璃亜ちゃん危ないから下がってて!』
「良いから!」
グレイはみーやを使って最後の一撃を食らわせる。
そして、素早く璃亜の前で伏せる。
璃亜は片手を前に出す。
そして、黄檗色の魔法陣を展開させる。
只の魔法陣ではなく、真ん中に龍が描きこまれた魔法陣だ。
「出でよ、我が魔法陣に宿りし雷龍!」
ごぉ!!という水を裂く音と共に、璃亜の魔法陣から雷を纏った龍が出てくる。
『ちょっと璃亜ちゃん!皆に攻撃しすぎないでよ!?』
「攻撃用魔法陣の龍じゃないから大丈夫!ふよふよ浮いてらちゃ迷惑だろ!?」
『!成る程ね。有難う』
グレイと璃亜は眼を合わせてにっと笑う。
璃亜の出した龍は、さっと魂達を囲むように回っていく。
何周かすると、魂は一箇所に集まっていく。
そこを、龍が魂を縛る。
「よし、行け!」
『よーし!行くよ、みーや君!』
【任せるのさー!】
ぐいとみーやを振る。
魂達は悔しそうに揺らめきながら上に上に上がっていった。
今年はもうTime's upらしい。
『ほんっと御免ね、皆…。でも、ほんとに良い奴等ばっかだって分かったから!又来年、此処に来てね!!』
グレイは何時も通りの様子で両手をばたばた振っている。
みーやは眼鏡に戻って、グレイの顔に治まっていた。
魂達は、太陽の上を目指し、ずっと揺らめきながら登っていった。
———
何だコレは^p^
ほんと色々申し訳ないです!!
…こんな感じで進めて大丈夫だったでしょうか…?
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.100 )
- 日時: 2012/08/23 02:50
- 名前: 月露 (ID: IAQru7qe)
- 参照: 元美璃夜です
昔から有名で実力のある魔導師だちがここ数年、仕事に出かけたきり帰ってきていない、と職員が愚痴交じりにつぶやいていたのを思い出した。
来れなかったのか。こんなふうに辱められて。屈辱を与えられて。
ぎり、と唇を噛むと同時に
「…なにか資料がないか探すぞ…」
と朱鷺がかすれ声でつぶやいて動き始めた。
私ははっと顔を上げ、骸たちに手を合わせた。そして私も動き始めた。
無言のまま作業すること一時間。
これはないのでは、と思った瞬間、古ぼけた書類棚から紙がひらりと落ちてきた。
拾い上げ中身を読み——はきそうなほどの不快感に襲われた。
『月黄泉?大丈夫か?』と心配するボーラの声にも応えられず、黙って朱鷺に渡しにいく。
「!何か見つかったか!」
「…はい」
目からなにかが溢れてくるのを抑える。
朱鷺は読み進めていくうちに憤怒の表情になっていった。
「…んだこれはっ」
渡した紙に書いてあったこと。
「海戦魔導師14号。デバイスと融合。廃棄」
「陸戦魔導師8号。四肢がもげる。廃棄」
「空戦魔導師17号。狂人化したため、頭蓋骨を損傷させる。廃棄」
「廃棄」
「廃棄」
「廃棄」
「廃棄」
「廃棄」
・
・
・
・
そして最後に。
「これほどたやすく壊れる玩具共は初めてだ」
と書いてあった。
怒りで頭が真っ白になる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ごめんなさい…。すごい微妙になってちょっとカルトっぽくなって…。
すみません・・・
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.101 )
- 日時: 2012/08/24 03:51
- 名前: 焔錠 ◆c/OV8PkLoA (ID: YgP.bJrE)
死体から目を背け、死臭の漂う中、目ぼしい手がかりがないか、探ってゆく。その際、脳内通信を使って焔蓮華と会話する。
『さっきの死体の画像、一応保存しといてくれ。魔導師とデバイスとそれぞれピックアップする形でだ』
【それは、かまわないが、想像以上に惨いな……】
『予想は……していたこだ』
そうした会話をしつつも手を動かし目ぼしい資料がないかを探る。
その時、背後から近づいてくるのが分かった。
此処で、俺に近づく者など一人しか居ない。
「!何か見つかったか!」
「…はい」
振り返り、尋ねると一枚の薄汚れた紙を手渡された。
無言で渡された資料に慎重に目を通していく。
……最初は、冷静に読んでた俺だったが最後の文章を読み終えると同時にこの資料を燃やしたくなる衝動に駆られた。
「…んだこれはっ」
思わず漏れた声は怒気に満ちていた。
魔力も制御することを忘れ、全身から立ち昇るほどだった。
すぐにでも燃やしたい衝動に駆られながらも貴重な情報に違いないので、それを焔蓮華に見せ、しっかりと保存するように頼む。
そうした後、資料は跡形もなく燃やし灰となった。
そうすることで、ようやく怒りを抑えた俺は呟くように言い、死体の方へと再び歩み寄った。
「せっかくの資料……独断で破棄してすまないな」
歩み寄った後、魔力を展開させる。
焔の色は薄い青。先ほどまでの怒りの色ではなく、この焔は生きる者達を供養するために使うものだった。
これから、行う事は一つ……せめてもの敬意で亡くなった魔導師と優秀なデバイス達を供養するのだ。
「……せめて、安らかに逝くといい……」
そう言い終えると、淡く光る焔が魔導師達を優しく包んでいった。
焔が燃え尽きるまでの時間は5分にも満たない時間だった。
焔の光が消え、辺りを再び闇が覆うも先ほどまであった嫌な空気はなくなり、穏やかと言えないまでも、静かな時間が流れている様に思えた。
「……此処にもう用はないだろう。帰るぞ」
後ろに立ち止まっていた月黄泉に、視線は合わさず、声をかけると、外へと向かうことにした。
+ + + + +
気にしなくて大丈夫だ。
こちらこそ、また、勝手をしてしまった;
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.102 )
- 日時: 2012/08/27 11:44
- 名前: 美璃夜 (ID: IAQru7qe)
「・・・んだこれはっ」
あまりの怒気を含んだ声に思わず後退りをしてしまう。
私に気づかず、デバイスに保存したあとに朱鷺は真っ赤な、血のような炎で消し去る。
「せっかくの資料……独断で破棄してすまないな」
小声で「いえ・・・」とつぶやく。
朱鷺は遺体の山へと近づき、今度は不思議と心が落ち着くような青い炎で魔道士たちを包み込む。
「……せめて、安らかに逝くといい……」
静かにつぶやいた朱鷺は悲しげに目を伏せていた。
5分にも満たない供養。
けれど、そこには敬意と優しさが満ちている時間。
ふっ・・・と消えていった炎を見送り、朱鷺は私と目を合わせずに
「……此処にもう用はないだろう。帰るぞ」
と言って入口へと歩き出した。
私はなにも言わずに少し離れてゆっくりと歩き始める。
外に出ると、忘れていた。デバイスたちが群がってきた。
「・・・・・」
無言でボーラを操り、デバイスたちを淡々と消していく。
何も言わず、何も感じず、何も聞かず、何も見ず。
いつの間にか、大半のデバイスたちはいなくなっていた。
「おい、大丈夫か」
「・・・はい?」
朱鷺に話しかけられ、その意味が理解できずにくるりと振り向く。
「気づいてないのか?お前、泣いてるぞ」
「は・・・え、あ」
朱鷺に言われて気づく。頬が濡れている。
「・・・すみません。少し動揺しているだけです」
乱暴に目元をこすり、朱鷺が何か言う前に残りのデバイスの群れに突っ込んでいった。
『月黄泉、大丈夫か』
「大丈夫だから動けるんです」
『いやそうじゃない。「闇」のほうは』
「・・・今使ったらきっと煉獄の魔道士だけでなく自分も巻き込むでしょうね」
『やっぱり・・・』
「そのうち安定します。それまで使わなければいいだけです」
『だが・・・』
それ以上ボーラの言葉を聞かず、無言で「消滅」させることに集中する。
まだ、頬が熱い。
ーーーーーーーーーーーーーーー
あーもう最近来れない・・・。
きたとしても何この文章w状態・・・。
ごめんなさい・・・。
そろそろ皆さんと合流したいですね・・。
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.103 )
- 日時: 2012/09/01 02:08
- 名前: 月露(元美璃夜 (ID: qXcl.o9e)
あげます。
どなたか来ませんかの
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