複雑・ファジー小説
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- —神達の冒険記
- 日時: 2012/08/02 17:36
- 名前: ガリュ (ID: yycNjh.Z)
どうもです。今回は『—神達の冒険記』を書かせてもらいます。
コメントに飢えているのでできたらコメントをくださると嬉しいです。
では読むにあたって↓の注意事項を…。「どんな内容でもどんとこい!」又は「基本的なルール守れるぜ!」という方はスルーでもいいです(^^b)
※注意事項(自信のない方は読んだ方がよろしいかと…)
・荒らし、中傷、チェンメなどはご遠慮ください。
・誤字脱字、変な文があるかもしれません。
・時々、グロい描写があるかもしれませんがたぶん内臓がグ○ャとかそういう描写は書かないと思うので御安心ください(安心できんのか…!?)
◆◇どんなお話か◆◇
地球は神と人間の戦争によって変わった。空間に歪みが起こり天界や魔界などが人間たちに近い存在になった。しかも歪みのせいで合成獣(キメラ)や亜種人(あしゅじん)などが存在するようになった。そんな世界を神の子の少年が元の地球にするべく仲間とともに戦う!!
◇◆お客様◇◆
澪様
B判定様
◆◇目次◆◇
プロローグ †>>1
登場人物&用語紹介 †>>2
1話『神の子、アルフォンス』 †>>6 >>7
◇◆履歴◇◆
2012年
7月29日 - 『—神達の冒険記』作成
- Re: —神達の冒険記 ( No.5 )
- 日時: 2012/08/01 13:06
- 名前: ガリュ (ID: yycNjh.Z)
コメントがきてるw!!嬉しいですw!
澪 様!
初めまして!!コメント有難うございます!!
はい、これからもどんどん増えていきますw
楽しみにしていてくださると嬉しいですw!
私も神とか…神話とか好きだったりしますw
更新頑張ります!!
B判定 様!
初めまして!!コメント有難うございます!!
たぶんフャンタジーが盛りだくさんだとおもわれますw
更新頑張ります!!
B判定さんも頑張ってください!!
- Re: —神達の冒険記 ( No.6 )
- 日時: 2012/08/01 20:11
- 名前: ガリュ (ID: yycNjh.Z)
〜1話 『神の子、アルフォンス』 【1】
バシャアッ
バケツ一杯分の水が太陽の光を反射しながら少年の頭にかかった。金髪の髪から水滴がポタポタと落ちる。水をかけた女性はすごい形相で近所迷惑になるくらい叫んだ。
「帰れ!!この町から出ていきな犯罪者め!!」
しかし少年からは何の反応もなくただうつむいているだけ。女性は家の中に入るとバンと音をたててドアを閉めた。少年は唇を噛み締めて歩き始めた。少年は歩きながら肩にとまっていたドラゴンをそっと撫でてやるとドラゴンだけに聞こえるような小さな声で呟く。
「また…追い払われちゃった…。」
この少年はアルフォンス=アイヴァリー。神の息子だ。そう、神だから人間に嫌われているのである。『異界戦争』に加わった神の血縁者だから、と。そして肩にいるドラゴンはシャイン=アーサライト。今は小さいが本当は大きなドラゴンなのである。
町を出るとすれ違う人が2、3人程。そのほとんどが旅人や隣の町に出かけた人たち。
暫く歩いていると横の茂みから青いワンピース(ドレス)を着た少女が現れた。少女の体には枝などで引っかけたのか傷がたくさんあり服も少しボロボロ。
アルフォンスが声をかけようとすると少女は恐ろしいものに追われているかのように後ろを振り向いてすぐにどこかへ走っていった。
そして走っていった少女を追うかのように茂みの中から大きい熊ほどの大きさの怪物が飛び出してきた。
怪物の頭と尾はクロヒョウで体は熊、背中からは青色の魚の背びれ。そう、『合成獣(キメラ)』だ。アルフォンスはヤバイと思い、合成獣を追った。
少女が気付いた頃には大きな大木の木の下にいた。少女は全身の力が抜けたようにその場で座り込んだ。息はまだ荒い。
しかし休んでいる暇などない。匂いを嗅ぎ付けてすぐにやってくる。が、もう立つのも苦難の程に疲れていた。少女が座り込んでいるとポタポタッと少女の前に滴が落ちてきた。雨でも降るのかと思い上を見ると木の上に先ほどの合成獣が涎を流していたのだ。
グワッと少女に襲い掛かる。少女には逃げる力もよける力も残っていない。ダメだ、と思って目を瞑った瞬間、ズガンッとものすごい音が聞こえた。
少女はおそるおそる目を開くと先ほどの合成獣は空を舞っていた。合成獣は回転しながらドスンッと音をたてて地面におちた。どうやら気絶しているらしい。そして遅れて金髪の少年、アルフォンスがおりてきた。
アルフォンスは少女に歩み寄るとスッと手を差し伸べた。
「大丈夫ですか?安心していいよ。やっつけたから。」
アルフォンスがニッコリと笑うと少女もつられて小さな笑顔を見せた。
「助けてくれて有難う。私はアンドレア。アンドレア=エイリー。よければ貴方の名前を聞かせてくれませんか…?何しろ命の恩人なので…。」
名前を問われるとアルフォンスは少し動揺したが名乗ることにした。
「僕は…アルフォンス=アイヴァリー。」
アルフォンスがアンドレアの顔を見るととても驚いた表情をしていた。
(ああ、きっとこの人も僕を追い払うだろう…。)
アルフォンスがそう思うとアンドレアはニッコリと笑った。
「ありがとう。助けてくれて。よかったら家にこないかしら。私の家はさっき貴方が出てきた町にあるんだけれど…いいかしら?助けてくれた人には恩を返さないとね!」
アルフォンスもわかっていた。自分の血縁者が…神が人間と戦ったことをアンドレアは知っているということを…。
だが断ることが出来なかった。温かな思いを——。
- Re: —神達の冒険記 ( No.7 )
- 日時: 2012/08/02 17:33
- 名前: ガリュ (ID: yycNjh.Z)
〜1話 『神の子、アルフォンス』【2】
黄色い月が町を照らす。人通りは少なく、家と街灯の灯りが道を月とともに照らす。
アンドレアは家の鍵を開けるとアルフォンスを家の中に通して電灯をつけ、ドアをパタンと閉める。家の中はきちんと掃除もしてあり本や食器はしっかりと棚におさめられていた。
「私一人暮らしなの。家族は弟以外死んじゃったの。弟はこの町にいるけど別居してるの。あ、椅子に座ってて。トイレはそこのドアだから。私は着替えてくるから。」
そう言ってアンドレアは奥の部屋へ入っていった。リビングに残されたアルフォンスは立ったまま部屋中を見渡した後、落ち着かないがソファに座ってみることにした。
「ふむ…。中々いい部屋ではないか。」
シャインはそう言うとソファで跳ねて遊び始めた。アルフォンスの注意にも耳をかさず、今度は部屋のなかを飛び始める。
「こら、人の家の中で遊ぶなよって言ってるだろ!」
そう言うとシャインは何かを見つけたように本棚にとまった。アルフォンスが不思議そうに近づくとシャインは青色の太い本を引っ張り出した。その本は『魔物狩り』と題されていた。
「こんな本を何故…?」
アルフォンスは驚きながらもその本をパラパラと捲ると本にはさんであったらしく一枚の紙がひらひらと床に落ちる。
「なんだこれ…?」
アルフォンスが紙を見ると魔法陣のようなものがかかされてあった。すると足音が聞こえてきたためアルフォンスは本に紙をはさんで本を元あった場所に戻す。それとともにガチャッとドアが開き、赤い服に着替えたアンドレアが現れた。
「ごめんね、今から御飯を作るわ。」
「あ、うん。有難う。何か手伝おうか?」
アルフォンスはそう聞くとアンドレアはいいから、いいからと無理矢理アルフォンスをソファに座らして部屋を後にした。
シャインはアンドレアが行ったのを確認すると話し始めた。
「さっきの魔法陣は魔物を撃退するためのものだ。あれは特に力が強い。」
「魔物を撃退するために…か。」
何に使うのか考え込むアルフォンス。すると考え込んでいる中、シャインはテーブルの引き出しを勝手に開ける。すると引き出しの中から紐で結ばれた紙があった。シャインは勝手に紐をといてみる。とめるアルフォンスもお構いなしに…。紙に書かれたことを読むとアルフォンスは愕然とした。
紙に書かれていることはこうだ。
『 お前らの家の若い娘は発狂の崖に13年めの最初の星と月が一番輝く日に連れて来い。こなければ全員食い殺す。』という内容だ。
「13年目って…嘘だろ…!?明日が星と月が輝く日じゃないか…。そんな…。」
アルフォンスは震える体を抑えて手紙を読んでいた。アンドレアがこの部屋に近づいているということを知らずに…。
- Re: —神達の冒険記 ( No.8 )
- 日時: 2012/08/11 12:45
- 名前: ガリュ (ID: yycNjh.Z)
〜1話『神の子、アルフォンス』【3】
ガチャ、とドアを開ける音はアルフォンスの耳に届いてはいなかった。ガタンッという音で気がついた。
あとでかきます
- Re: —神達の冒険記 ( No.9 )
- 日時: 2012/08/18 13:49
- 名前: 澪 (ID: X67ie.0T)
後で書くんですか。
楽しみです!
更新がんばってください!
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