複雑・ファジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【今夜も】夢を綴る【いい夢を】
日時: 2012/08/24 01:10
名前: 空とぶくじら (ID: m.NeDO8r)



ぽちゃんと耳元で音がしたら

目を開けてごらん?


ほらそこは

君だけの世界

Re: 【今夜も】夢を綴る【いい夢を】 ( No.102 )
日時: 2018/02/12 23:05
名前: 空とぶくじら (ID: 9yCTBNZC)


はちじゅうごこめ。


冷たい、塔だ

まるで氷のレンガでできたような冷たい塔

天高く聳え立つソレは雲を突き破り

どこまでも高く伸びている

半透明なこの塔を登った君はどこに行ったのだろう

雫型のビーズがカラカラと音を立てて降り注ぐ中

僕は黒い服に黒い蝙蝠傘を指して天を見る

あの塔を登った君は何処にいるのだろう

嗚呼、もしこの雨が本物ならば

この氷の塔を溶かして君を取り戻せるだろうか

嗚呼、もし僕に塔を登る勇気があるなら

君の元へたどり着き手を引くことが出来るだろうか

そんな妄想をしながら今日もまた

冷たく美しい塔の前で

僕は返事を待ちながら目を伏せたのだ

Re: 【今夜も】夢を綴る【いい夢を】 ( No.103 )
日時: 2018/02/24 10:13
名前: ヨモツカミ (ID: uW2z2G2E)


はじめまして。昔お名前を見た気がしたのと、紹介されているのを見て気になったので、覗いてみました。
読んでいると元気付けられるような気がします。たまに少し暗い話があって、しっとりと切ない気持ちにもなれて温かい話もあって、なんだか優しい気持ちになれますね。絵はないのに、絵本を見ているみたいに絵が想像できました。
実際にこういう詩集が書店に並んでいたなら、プラネタリウムで見たような星空を、ゆったりと泳ぐ鯨の絵の表紙なんだろうなとか、勝手に想像しておりました(^^)
どれも心に染み込んできて鳥肌が立つほど好きなのですが、>>7>>40>>77>>94あたりが好きです。999本の薔薇、“何度生まれ変わってもあなたを愛します”って素敵ですよね。
また来ますね。

Re: 【今夜も】夢を綴る【いい夢を】 ( No.104 )
日時: 2018/02/26 00:08
名前: 空とぶくじら (ID: 5ySyUGFj)

ヨモツカミ様

初めまして空とぶくじらと申します。長い間更新していなかったので昔の名前と言われ少し恥ずかしいですねw紹介もされていたようで嬉しいです来ていただきさらにコメントまでしていただけることを喜ばしく思っております。
ここで書いている事は基本的に全て私の夢の内容を綴ったものになっているのでその一片でも感じ取れたら…と思い書いているのですがヨモツカミ様には様々な思いを受け止めて頂けたようで感謝してもしきれないほど喜んでおります。好きな文章を指定してくださったことや様々な感想を送っていただき本当にありがとうございました!
また来て頂けるということなのでゆったりとですが頑張りたいと思います、是非またお暇なときに遊びに来てくださいー!

Re: 【今夜も】夢を綴る【いい夢を】 ( No.105 )
日時: 2018/02/26 01:42
名前: 空とぶくじら (ID: 5ySyUGFj)


はちじゅうろっこめ。


初めは香水の瓶だった

薄い硝子で出来た香水を入れるための瓶

透き通った川の水色のような

森の色を映した緑の様な

見る角度によって色を変える香水の瓶だった

中には何も入っていなかった

次に見たときは可愛らしいマグカップになっていた

波の模様を幾重にも重ねたような

白と青で出来た可愛らしいマグカップだった

宙に浮いたそれを軽くつついて確認し

その後に中を覗いて見た

中には粉々になった香水瓶が入っていた

最後に見たときは白い木で出来た箱だった

腰ほどの高さにある台の上に乗った箱

今度は注意をせずに箱の中を開いた

中には粉々になった香水瓶の硝子とマグカップの破片が入っていた

それを見て私は思うのだ

「なんて脆いのだろう」

その言葉が悪かったのだろうか

その言葉を待っていたのだろうか

パキンッ

軽い音を立てて私の足が

私の腕が崩れて割れて壊れてしまった

「嗚呼、なんて脆いのだろうか」

割れたものを見ながら私は続けて同じ言葉を吐いた

Re: 【今夜も】夢を綴る【いい夢を】 ( No.106 )
日時: 2018/02/26 23:08
名前: 空とぶくじら (ID: 9yCTBNZC)


こんばんは、空とぶくじらと申します。
数年前よりこのサイトを使わせていただきさらに更新期間が開いたにもかかわらず新たなコメントなどありがとうございました。
本日をもちまして「小説カキコ」様での夢日記の更新をやめ他サイト様であります「小説家になろう」様に移行することに致しました。
長い間見ていただき本当にありがとうございました。
皆様のお声などがありとても楽しく夢を綴ることができました。
此処での更新は終わってしまうものの向こうでは名前を変え、加筆修正などをして一から綴っていく予定です。今まで本当にありがとうございました。
また別の場所でも会えれば幸いです。
最後にURLを貼っておきますので今後も見ていただける方はのんびりと見てください。
https://ncode.syosetu.com/n2853ep/
何度も言うようですが本当に今までありがとうございました。
拙い文を見てくださった方感想をくださった方、すべての方に感謝いたします。
本当の本当にありがとうございました。とても幸せな時間でした。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。