複雑・ファジー小説
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- チェンジ!!
- 日時: 2012/10/25 21:44
- 名前: さますぅ (ID: mKkzEdnm)
*主人公*
桜坂 春風 (15)男子高校生
(さくらざか はるか)
詳細
見た目、女の子。
でも、男の子。
身長151。
しかし、男の子。
体重43キロ。
だけど、男の子。
髪型、ショートボブ。
だが、男の子。
よく泣く。
but 男の子。
女の子に興味がある。
そこは、男の子。
そんな、女の子みたいな男の子の
不思議でミステリアスな物語。
- Re: チェンジ!! ( No.5 )
- 日時: 2012/10/26 07:52
- 名前: さますぅ (ID: 57S6xAsa)
放課後になり運動がどっぺの春風は、運動部はもちろん。
文化部もやって無い訳で、真っ直ぐ家に帰る。
春風「はぁー、お姉ちゃん達まだ帰ってません様に……」
春風の姉が帰ってくると、まず一つしか無いテレビを取られ。
更に、姉の言う事はとりあえず聞かなきゃならない。
恥ずかしい事に、男の春風は女の姉に口はもちろん。
力でも勝てないのだ。
だから、姉達が帰ってくるまでの数時間が
春風にとっては一日で唯一、ゆっくりできる時間なのだ。
- Re: チェンジ!! ( No.6 )
- 日時: 2012/10/26 13:04
- 名前: さますぅ (ID: CWUfn4LZ)
学校の玄関で靴を履き替えていると、健治が春風に近寄ってきた。
「春風、一緒に帰るぞ。」
「ん?健治、美術部は?」
「毎週、水曜日は休みなんだ。」
そう言う健治の右手には、やはり牛乳がある。
「じゃあ、一緒に帰ろか。」
帰り道の歩道を2人は歩いている訳だが。
春風が女の子にし見えない為、まさにデート中のカップルだ。
それを気にしてか、春風は周りを心配そうにキョロキョロする。
「どうした、春風?」
「…いや…なんでもないよ…」
カップルみたいだねなんて、恥ずかしor気持ち悪くて言えるわけが無い。
春風は、なるべく人の目のつかない路地裏を通る事にした。
この選択が、この後の春風に事件が起きる。
- Re: チェンジ!! ( No.7 )
- 日時: 2012/10/26 13:18
- 名前: さますぅ (ID: Yry.8Fde)
「こんな所通ってどうすんだ?」
健治が質問を投げてくる。
「え、えっとな。近道なんだ。」
「ふーん。」
路地裏は建物に囲まれてる為、夕方だと余計暗く感じる。
「…………………」
春風は、黙り込む。
春風は、怖いのも苦手なのだ。
どこまでも、女々しい奴なのだ。
すると、目の前から人が歩いてい来た。
道が狭い為、とりあえず壁に張り付いて2人は人が通り過ぎるのを待った。
すると……
更に、後ろからもう一人歩いて来た。
「あれ?さっきまで後ろ歩いてなかったのに。」
春風は、疑問を感じるがそれ以上の疑問を健治は言った。
「まず、こんな所に2人も大人が通る事態おかしいだろ。」
確かに、そうだ。
ここは、人一人が丁度歩けるくらいの狭さで。
まず、人が通る事はあまり無いだろう。
春風は嫌な予感がした。
- Re: チェンジ!! ( No.8 )
- 日時: 2012/10/26 13:30
- 名前: さますぅ (ID: 0sokIT7I)
2人の男は、2人を挟んだ状態で立ち止まった。
春風の心臓はバクバクしている。
すると、片方の男が……
「ちょっと、そこの君。今ちょっと時間いいかな?」
春風(話しかけて来たぁぁぁ!)
春風は、心の中で叫ぶ。
すると、健治は冷静に答えた。
「なんすか?」
「いやいや、君じゃないよ。」
「後ろの女の子。」
春風(しかも、俺かよぉぉ!)
春風が恐怖で何もしゃべれない時に、健治は冷静に対話する。
健治……お前は大した奴だよ…。
「この人に、なんか用ですか?」
すると、片方の男が言った。
「おい、やっぱ怪しまれてるじゃねぇか。」
「仕方ないだろ?俺はこうゆうの不得意なんだよ。」
春風(え?え?な、何?なんか話し始まった!?)
「仕方ない、強行手段だな。」
「え……?」
- Re: チェンジ!! ( No.9 )
- 日時: 2012/10/26 23:57
- 名前: さますぅ (ID: 0sokIT7I)
ヤバイ……!
と思ったのもつかの間。
健治は、後ろの首を叩かれ気絶してしまった。
「…け…健治…!」
「おおっと、デカイ声出されちゃあ困るなぁ。」
男は、春風を後ろから押さえつけハンカチを春風の顔に当てた。
「…あ……。」
その瞬間、春風の意識が途絶えた。
すると、男は注射器を取り出した。
「えっと、動脈ってどこ?」
「おい!バカ!貸せ!俺がやる。」
もう一人の男が注射器を取り、動脈に注射した。
「これでよし。」
男が心配そうに春風を見る。
「ちょっと荒っぽかったけど、これで大丈夫なんだよな?」
「ああ、きっとな。」
すると、鞄から春風の生徒手帳が出ていた。
男は、それを鞄に戻してやろうと思ったその時。
「………ん…?」
「男…?」
もう一人の男が、疑問を投げかけた。
「おい、どうした?」
すると、男の顔が一気に青ざめた。
「こいつ………男だ………。」
「な、な、な、」
「なんだとおぉ!?」
すると、男は片方の男の肩を激しく揺すりながら言った。
「博士は!?博士は、女だってしゃべったよな!?」
「お、おう……」
「男にやると……どうなんだ…?」
2人の顔がまた、青ざめた。
「と、とりあえず逃げるぞ!!」
「何が起こるか分からないからな!?」
2人の男は、その場を走り去った。
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