複雑・ファジー小説
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- 晴空物語
- 日時: 2013/03/28 11:09
- 名前: ミルクチョコ (ID: xlVw1wG6)
- 参照: http://ameblo.jp/arissaakua/
こんにちは!ミルクチョコです!
ブログのほうで書いてたオリジナル小説『晴空物語』をお引越しさせていただきました!
やっぱり更新速度はとっても遅いです。
内容が少し暗いような明るいような微妙なものですが、温かく見守ってもらえれば嬉しいです。
うえのアドレスでブログに行きます。
- Re: 晴空物語 ( No.3 )
- 日時: 2013/03/28 11:14
- 名前: ミルクチョコ (ID: xlVw1wG6)
- 参照: http://ameblo.jp/arissaakua/
「「「「「「転校生!?」」」」」」」
クラスじゅうがどよめく。いきなりの転校生に皆驚いているのだ。
「…入っていいですか??」
転校生の声が聞こえたと同時に水流、リナ、白羽、覇跡、トトの5人は同時に顔を見合わせた。間違いない。間違えるはず無い。
この子は…この子の声は…。
だが、白羽や覇跡、トトはまだ確信してはいなかった。
しかし、白羽たちも、転校生をみて、その思いを確信した。
入ってきたのは栗色のウエーブがかかった髪に、トパーズのような大きな眼。
間違いない…あの子は…
「「「「「愛!!!!」」」」」
五人が同時に叫んだ。クラスの皆がまたまたざわめく。
今日のこのクラスはざわめくことが多いのは気のせいだろうか。
「愛!!愛!!」
水流とリナが後先考えず教壇の方へ走る。
それにつられて(というか自主的に)立ち上がる白羽、覇跡、トト。
白羽達が教壇に上がる頃にはもう二人は愛に話しかけていた。
「愛!!本当にお前、愛なんだな!!」
水流の大きいサファイアの様な瞳から大粒の涙が零れ落ちる。同じく、リナも朝日のようなオレンジ色の眼から涙がぼろぼろ零れている。
愛と思われる少女は突然手を握ってきた水流とリナをみて、びっくりしている様子だ。そりゃあ、無理も無いだろう。水流やリナ、白羽、覇跡、トトはクラスでも、顔はいい方である。が、水流やリナのような美男・美少女の二人が授業中いねむりなんてするか??普通。
「え、ええっと…。ひ、人違いじゃ…。」
水流が一瞬、イナズマイレブンの冬っぺを思い出す。が、すぐに
「は??」と言い、パッと愛らしき女の子の手を離した。
混乱する水流の脳内。
リナは女の子の手を握ったまま、硬直する。
((どういうことどういうことどういうことどういうことつまり?つまり?つまり?つまり?つまり?))
どうやら、仲良く水流とリナは、同じ事を考えているようだ。
一息ついてから二人は同時に叫んだ。
「あ、あ、愛じゃないぃぃぃぃぃ!!!???」
「あ、名前は愛です。野々村 愛。」
その名前を聞いたとたん、水流・リナの心内は
((紛らわしい名前すんじゃねえええええ!!!!))
と、叫んでいた。
クラスがざわめく。やっぱり、今日は、このクラス、1時間目からうるさい。
白羽は色々な意味でため息をついた。水流とリナは転校生が愛ではないことに落ち込んでいた。
5人が暗い気持ちで席に着いた。
席に着く、といえば、転校生だって席に着かなければならない。
水流とリナは何となく野々村 愛とは気まずいので、近くの席にはなってほしくなかった。が、二人は、二人の席の隣だった。
- Re: 晴空物語 ( No.4 )
- 日時: 2013/03/28 11:14
- 名前: ミルクチョコ (ID: xlVw1wG6)
- 参照: http://ameblo.jp/arissaakua/
「くっそう、アイツ愛かと思ったら違うし!何なんだよ、もう!!」
今は昼食の時間。早速ご機嫌斜めの水流は白羽に愚痴をこぼす。
それを苦笑いしながら聞き流している白羽。彼は毎日毎日こうして白羽に愚痴をこぼしているのだ。
ちなみにここ秋桜小学校は私立のため、昼食はお弁当である。
一方、リナ達は…。
「わぁ〜!!覇跡、美味しそう〜♪あたしにも分けて〜♪」
と、リナが覇跡のお手製のマカロンを見ながらいかにも、いいなぁ〜という顔でおねだり。
すると覇跡はにっこり笑って、マカロンを5〜7個くれた。大はしゃぎするリナ。それを遠めで眺めている愛。何だか羨ましそうだ。
転校生だから友達が全然居ないので、友達と一緒に昼食をとれるリナが羨ましいのだ。
その視線に気がついたトト。愛に手招きする。
「いいですか??一緒にお昼ご飯食べて?」
「オッケーだよ♪あたしは大歓迎♪なんかくれるならね☆」
OKするリナ。しかし、その眼は、明らかに(マカロンマカロンマカロンマカロン…)という欲望の光を湛えている。
しかし、どうやら愛はマカロンを持っていないそうだ。それ以前に、スイーツ苦手らしい。
「う、うそっ!!スイーツが苦手?!信じらんない。ありえない。世界にそんな事が…。」
と、ぶつぶつ呟き始め、ついには「光の戦士よ———!!」とか言い出したのである。
そんなリナをひとまずほおって置いて、覇跡とトトは、愛と話し始めた。
「どこの学校から来たの??」
「あ、虹橋学園からです。」
「へぇ〜。」
とりあえず、話をひと段落させ、愛が二人に唐突に質問してきた。
「あの、水流君が言ってた、《愛》さんって、誰ですか??」
「———っ!!」
愛、という名に、リナが一番反応した。『kaosu』との悲惨な戦いをおもいだしたのか。唇をかみ締めて、俯いた。
愛と水流とリナは、『arutemisu』の最初のメンバーである。だから白羽や覇跡、トトの二倍以上の悲しみを味わっている。『arutemisu』のメンバーは、信じ、慕っていた愛を亡くしたのだ。
それ以上の苦しみは無いだろう。
リナの様子を見て、重い口調で愛に《架野湖 愛》のことを話した。
「愛はね、水流とリナ、勿論、白羽やトト、それに私にとって、とっても大切な人だったの。でも、3年前、『kaosu』っていう、悪い奴らに…。」
この先は言いたくない。覇跡は思った。この先には、水流が一番恐れているもの。得体が知れず、でも、全ての《形あるもの》にやってくる、悪魔。最大の恐怖。どん底の闇。
全ての《形あるもの》がそれを見て、悲しみにくれ、闇に突き落される。
そう、それは…。
「殺されたの。まだ若いのに。彼女はとんでもないすばらしい力があった。森羅万象を操れる、最強の力。でもそれは、『死』には勝てなかった。」
『死』。
全ての人へ絶望を送る、悪魔の最後の切り札。
不死身など居ない。いつかは悪魔に殺られる。
(…。覇跡さん。)
野々村 愛に『架野湖 愛』の面影を見る覇跡とトト。そんな事脇に置いてマカロンを美味しそうに食べるリナ。
彼らが出会ったことで、『架野湖 愛』の眠れる記憶がまた目覚める事に、まだ、誰もきずいてはいなかった。
- つぶやき ( No.5 )
- 日時: 2013/03/28 11:15
- 名前: ミルクチョコ (ID: xlVw1wG6)
- 参照: http://ameblo.jp/arissaakua/
すいません。
小4のときの文章なので、かなりグダグダですよね!
更新できるか分かりませんが、なるべく頑張ります!!
- シール ロゴ ( No.6 )
- 日時: 2013/08/15 17:24
- 名前: シール ロゴ (ID: HrR8SCqg)
- 参照: http://www.henght09.com
シャツ 形状記憶
- 水着 女の子 ( No.7 )
- 日時: 2013/08/15 17:25
- 名前: 水着 女の子 (ID: HrR8SCqg)
- 参照: http://www.swimownershiprate.com/
tシャツ 無地
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