複雑・ファジー小説
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- ライオンさんとぼくのお話【オリキャラ募集】
- 日時: 2014/05/22 20:19
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
こんにちは!モンブラン博士です!今回はずっと前に連載していたライオンさんとぼく。のリメイク版を書きたいと思います。
前作の反省を生かし、末永く続けたいです(笑)
第1話>>1 第11話>>15 第21話>>26 オリキャラ応募用紙>>37
第2話>>2 第12話>>16 第22話>>28
第3話>>3 第13話>>17 第23話>>29
第4話>>4 第14話>>18 第24話>>31
第5話>>5 第15話>>19 第25話>>32
第6話>>6 第16話>>20 第26話>>33
第7話>>7 第17話>>21 第27話>>35
第8話>>8 第18話>>22 第28話>>36
第9話>>9 第19話>>23 第29話>>38
第10話>>14 第20話>>24 第30話>>39
来てくださった大切なお客様
みにょさん、 陽乃悠飛さん 、愛欄さん
まどかさん 壽さん
- Re: ライオンさんとぼくのお話 ( No.36 )
- 日時: 2014/05/17 12:32
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
第28話
それから数日後、私の親友であるトリニティが訪ねてきた。
彼は腰を下ろすなり、ため息を吐きながら言った。
「ライオネル、私には彼の心を救うことができなかもしれない」
弱気な彼の発言に、私はこれはただごとではないと身構えた。
なにしろ彼は、子どもたちの教育や心のケアに関しては相当な実力を持つベテランだからだ。
そんな彼が「救えないかも」と自信なさげな発言をするということは、あの星野くんという少年はよほどつらい過去を送ってきたのだろう。
私と彼はしばらく無言を貫いていたが、やっと彼が話始めた。
「……彼は今、孤児だ。両親は彼が幼いころに交通事故で亡くなった。親戚の家に引き取られたらしいが、そこで身体的、精神的、性的な虐待を毎日のように繰り返されたらしい。
その後、家の火事で親戚も亡くなり、児童養護施設に引き取られたが、そこでは過酷ないじめを受けたそうでな……
そんなある日、自分を天使だということに覚醒したらしく、それと同時に(これは私の推測にすぎないが)感情が麻痺してしまったのだろう。そして施設を出て、家を借り生活をしている」
ここでふと、疑問が生じた。
一介の中学生である彼がどうやって収入を稼いでいるのかを。
すると彼は私の考えを見透かしたかのように答えた。
「彼は容姿がとても可愛らしい。だから、性欲に飢えている女性や男性を家の中へ招待し、自分の体を売って生計を立てているんだ」
この衝撃の答えは私を動揺させるのに、十分すぎるものだった。
「バ、バカな……!トリニティ、それは冗談だろう!?」
だが彼は真面目な瞳で、
「……残念ながら本当だ。私も信じたくはないのだが」
な、なんということだ……!
私たちふたりに再び長い沈黙が流れることになった。
- Re: ライオンさんとぼくのお話 ( No.37 )
- 日時: 2014/05/17 20:43
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
突然ですが、ここでオリキャラを応募したいと思います。
名前
読み
性別
学年
性格
容姿
参考
サンプルボイス
を送ってください。
なお、守護霊応募はこちらです。
名前(洋名のみ。必ずそのモチーフとなる動物の名前をさりげなくいれてください)
性別
容姿
どんな動物がモチーフ?(例ライオン、鷲など。陸、空、海、さまざまな生き物がモデルになります)
性格
誰の守護霊か
参考
たくさんの応募お待ちしております。
- Re: ライオンさんとぼくのお話【オリキャラ募集】 ( No.38 )
- 日時: 2014/05/17 21:54
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
第29話
「なあ、ライオネル。この際だ、時を超えて星野くんを救ってみないか」
彼が突然、突飛なことを言い出した。
「確かに我々は時を超えることさえ容易いが、年月にもよるぞ。
あまり長いと負担が大きすぎる」
すると彼はフッと微笑み、
「心配いらない。3年前に渡り、彼と彼の両親が事故に合う前に救いだす。すべて私に任せろ、ライオネル。では、行ってくる」
それから和人くんが帰ってきて、ふたりで雑談をしていると、彼が帰ってきた。
私は小声で彼にささやく。
「成功したかね」
すると彼は頷き、笑みを浮かべた。
「これで彼の心は守られたが、私はこれからも彼のインストラクターとして、彼の指導にあたろう、勇敢にな!」
それだけいうと、彼は指を鳴らして消えてしまった。
星野くんの家に帰っていったんだろう。
と思っていた矢先、引っ越し業者の車が隣の家に止まり、家の中から星野くんとその両親と思わしき男女が現れたではないか!
私は心の声を使って彼と通信する。
(なるほど。彼らの家族を助け出すとともに、私たちの家の隣に引っ越しさせるとは……さすが、トリニティだ)
(ハハハハハ…これで万事解決だ!)
- Re: ライオンさんとぼくのお話【オリキャラ募集】 ( No.39 )
- 日時: 2014/05/18 11:52
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
第30話
ぼくたちの担任の先生が産休を取った。
その代わりとして新しい先生が来ることになったんだけど、一体どんな先生なんだろうか?
ぼくは興味津々で先生がクラスに来るのを待った。
と、そのとき、ドアが蹴破られ、一人の美人な女の先生が入ってきた。
身長は170センチくらいあって、ナイスバディで色白美人なのだが、その先生の瞳には凄まじい殺気が含まれていた。
「あたしが今日からお前達を担当することになった、不動明子だ!
よろしく!」
なんだかこの先生は男勝りのようだ。正直、喧嘩とかで負ける姿が想像できない。
「何か質問は?」
先生が尋ねると、みんなが次々に手を上げ始めた。
「先生、彼氏いますか?」
「いない。付き合ったことすらない。それがあたしの悩みだ」
声を少し穏やかにして言っているけど、その眼力は半端なものではない。
すると星野くんが手を上げて、質問した。
「あの……もしかして不動仁王さんの親族ですか?」
すると先生は高笑いを始める。
「ハハハハハ…お前が星野天使か。兄から話は聞いているよ、よろしくな!」
どうやら星野くんと先生のお兄さんは知り合いらしい。
この先生顔は怖いけど、いい先生のようだ。
どうでもいいけど、お兄さんは先生よりもっと怖い顔なのだろうか。
- Re: ライオンさんとぼくのお話【オリキャラ募集】 ( No.40 )
- 日時: 2014/05/24 05:27
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
読者のみなさん、オリキャラ大募集です!
みなさんの応募を待っています!