複雑・ファジー小説

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星屑の記憶【執筆開始!】
日時: 2014/11/24 17:22
名前: 六歌仙同盟 (ID: nWEjYf1F)

〜ご挨拶〜

こんにちは、六歌仙同盟と申します。
私たち六歌仙同盟というのは、リアルで合作を相談し、執筆をしていこうと決めた数人からなるグループのことです。
メンバーは以下の6人です。( )内はこのスレで実際に執筆する頻度を表します。
( )の横に付属する予定のレスナンバーは個人による挨拶です。

・ワッフル(稀)>>3
代表作:ATLANTIS
・ピカソ(稀)>>5
代表作:エクスシード
・キコリ(入院中により更新不可能)>>4
代表作:三千世界の軌跡-Hope of glow-
・千螺虔迅(通常)>>6
代表作:ユーリの冒険
・檸檬(通常)>>2
代表作:影縫い狐憑
・芳美(稀)
代表作:Aerial skydive

後ほど別レスにて、メンバー1人1人が挨拶に窺う予定です。
キコリさんは現在入院中ですが、近いうちに退院できるそうなので参加は確定しています。挨拶はすぐ来ると思います。
ではどうか、私たち6人をよろしくお願い致します。以上、六歌仙同盟でした。

追伸
私たち六歌仙同盟全員がリアルで忙しくて執筆できないとき、ゲストとして以下の誰かが執筆することがあります。
あくまでメインは私たち六歌仙同盟ですので、完結に至るまでの間に1度も顔を出さないこともあるかもしれません。
(一応、挨拶にやってくると聞いていますので、後から名前の隣に挨拶したレスのナンバーをつけておきます)

・不死鳥
代表作:WONDER TRAVEL-R
・ミュウ
代表作:流浪のガンナー
・ブラックホール
代表作:空を翔ける少年
・しふぉん
代表作:FFF(コメディ・ライト)
・凡
代表作:グランディオーツストーリー

スレ立て主:檸檬


〜ルールなど〜※必ず目を通す!←

1、荒らしや、当スレに関係のない内容を含むコメント、宣伝、勧誘、雑談などは厳禁です。特に荒らしをした場合は必ず通報します。見かけてもスルーをお願いします。
2、"中傷的な表現"を含むコメントやアドバイスなども通報の対象とします。
3、合作という都合上、更新速度はまちまちです。また、手違いによる内容の重複した投稿、時系列の飛びすぎた内容の投稿などが発生する場合がありますが、随時対処しますのでご了承下さい。
4、これから執筆を続けていく中で、オリキャラ等の募集を行うことがあります。投稿の際は決められたルールの厳守、全ての留意事項を了承した上で行ってください。
5、誰が執筆するかはランダムです。順番などは決まっておりません。
6、お知らせの項とコメント返信ページの更新は臨時的です。定期的に目を通しておいて下さると幸いです。

その他、ご不明な点はお問い合わせ下さい。


〜お知らせ〜

・メインメンバー全員の挨拶が終わるまで、更新はなるべく控えますのでご了承を。


〜コメント返信ページ〜

お客様のコメントには全て、表示した以下のレスで返信致します。
尚、コメントの際はメンバーの誰かを指名して下されば、指名に対応したメンバーが直接返信を行います。
指名がない場合は、スレ主である私こと"檸檬"が主に対応します。必ずしも私が対応するとは限りません。

・第一コーナー>>1


〜募集板〜

※募集項目はありません。


〜目次〜

プロローグ>>7

Re: 【超大合作!】星屑の記憶 ( No.5 )
日時: 2014/11/24 16:53
名前: ピカソ (ID: nWEjYf1F)

キコリ君からヘルプを受けて参加したピカソです。
私には自分の小説がありますので、多分ここで執筆する頻度は低くなると思います。

担当はキコリ君も言っていますが、戦闘描写についての助言や執筆を主に担当します。
あとは情景描写などの、各種基本的なところを芳美さんと協力してやっていきます。
では短い挨拶でしたが、改めてよろしくお願いします。

Re: 【超大合作!】星屑の記憶 ( No.6 )
日時: 2014/11/24 17:08
名前: 千螺虔迅 ◆amWYt2LLAk (ID: nWEjYf1F)

最近は自分の小説さえほったらかしにしながらのほほんとしている千螺虔迅です←
別に更新を止めたわけじゃないけど……(黙
皆様、初めまして。知り合いの方々はこんにちは。お久し振りです。

私は檸檬さんと並んで、最もこの小説の執筆に励むことになるポジションを任されました。
どうせ暇だし、やってやらぁ!←

私の担当は、物語の裏でちょこちょこと進む番外編役です。
あとは各キャラクターの恋愛事情や人間関係など、ちょっとした色恋沙汰も全うします。
まあ、サブストーリーと一言で収めてしまえば話が早いかもですね。
では、今後とも本編をお楽しみくださいませ。


追伸

長らくお待たせしました。もう次辺りからは執筆が始まる予定です。
芳美ちゃんは諸事情でしばらくカキコにこれないと連絡を受けましたので。
一応、この場でジャンルを発表しておきますね。

・ファンタジー
・恋愛
・学園
・エロ(U15くらい)

あとキャラの死亡描写などがありますので、苦手な方はご注意ください。

Re: 星屑の記憶【執筆開始!】 ( No.7 )
日時: 2014/11/24 17:20
名前: 檸檬 (ID: nWEjYf1F)

 ——夢を見ていた。
 俺と君の2人で、那由多もの星々が浮かぶ美しい夜空を、手を繋いで見ていた夢を。

 その時ほど、美しい星空はなかった。
 何故なら——

Re: 星屑の記憶【執筆開始!】 ( No.8 )
日時: 2014/11/28 17:08
名前: 檸檬 (ID: nWEjYf1F)

 いくつもの無骨な機械音が響くこの部屋は非常に薄暗く、その機械より発している僅かなランプの明かりのみが、照明としてこの部屋を照らす光源の大部分を占めている。
 そんな部屋にある人影は、たった2つばかり。それでも目線は、それぞれ別のほうへと向いているのである。
 1つはチラチラと顔を照らすディスプレイに向いており、カタカタとパソコンのキーボードを叩く音を鳴らしている。
 1つは仁王立ちの状態で一点だけをじっと見つめていて、その目線の先に何があるのかは、本人さえも分からない。
 そして、ディスプレイの光が照らしている顔。それは若い女性のものであり、赤い眼鏡をかけているのが印象的だ。
 片や仁王立ちのまま微動だにしない影は、暗がりの所為で見えたものではない。その影が、じっと一点を見据えている先に何があるのか、それが分からないのと同じように。

「——残留エーテル、8分の1を切りました。あと数分ほどで完了いたします」

 機械の音だけが響いているこの部屋で、唐突に女性の声が響いた。
 ディスプレイから目線を動かさず、ただキーボードを叩くだけの作業をしている女性のそれである。
 その動かない目線が捉えているディスプレイには様々なグラフが一気に表示されており、時折画面上から消えたりしながら絶えずその内容を変えている。グラフの横に羅列された数字は、そのグラフのデータを数値化したものなのだろう。

「うむ」

 そんな声に呼応したのは、威厳あるしわがれかけた声。
 相変わらず仁王立ちのままで動かない影から発されたものだ。
 年老いた男性を連想させるその声は、こうしてしわがれかけていてもしっかりと通ったそれであって聞き取りやすい。

 今、この場で2人がしている事とは——

Re: 星屑の記憶【執筆開始!】 ( No.9 )
日時: 2014/12/20 19:17
名前: 檸檬 (ID: nWEjYf1F)

「——何度も言うが、俺は堕天使だ。天使みてぇな力も悪魔みてぇな力も、これっぽっちもありゃしねぇよ」

 青白い光を放つ巨大な水晶の前にて、人影2つが対話していた。
 1人は黒い羽をその背に生やした少年で、彼は自分の事を"堕天使"と呼んだ。

「——いえ。私が言いたいのは、そういうことではありません」

 1人は白く神々しい装束に身を包んだ女性で、身長の半分ほどの長さを持つ杖を手に、堕天使と相対していた。
 杖の頭には宝珠がついていて、その宝珠は、近くで相変わらず青白く発光している水晶と同じ色をしている。

「……じゃあ何だよ」

 堕天使は短剣2本を持て余しながら、じれったそう且つ面倒そうに女性の瞳を睨んだ。
 透き通ったような彼女の碧眼はとても美しいが、それに対して、彼女の瞳に鏡のように映る自分の瞳は赤い。

「天使でもなければ悪魔でもない、中途半端な存在と謂れがちな堕天使ですが、それには堕天使ならではの力があります」
「ふうん?」

 堕天使の眼差しが、興味深そうなそれへと変わった。
 先ほどまで色濃く感じられた倦怠感も、全くと言っていいほどなくなっている。
 それを見て女性は薄く微笑むと、話を続けた。

 ——しかし、その笑みの裏には、多分に企みを含んでいるだろう。


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