複雑・ファジー小説

愛しき隣人、善き先達
日時: 2014/12/01 21:14
名前: 月森和葉 ◆Moon/Z905s (ID: RtQ9ht2V)

 遠い遠い、どこかにある小さな国と大きな大陸。
 そこに住まう人々は、電気を知らない。
 ガスも無い、石油なんてものも知らない。
 あるのは人力、水力、馬力だけ。
 不便に見えるようでも、知らなければ不便に思うようなことなんて無い。
 至って幸せに暮らしていた。

 さて、このお話の主人公は、大きな国の王子様と、小さな国のお姫様の二人。
 二人の恋の行方はどこへやら?




 はじめましての方ははじめまして、お久しぶりの方はいつも有り難うございます。月森和葉(つきもりかずは)と申します。
 いつもはシリアス・ダークに居たり雑談板に居たりリク依頼総合にてイラスト屋をやらせて頂いたりしています。
 興味が沸きましたら、是非とも見てやって下さいませ。

※ここから注意です※
●月森のことが嫌いという方は、無理に見て頂かなくてもかまいません。
●荒らしはご遠慮下さい。
●コメントをする際は、ネチケットを守りましょう。

 以上でございます。
 皆様に楽しんでいただけますよう。

2014年12月1日

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Re: 愛しき隣人、善き先達 ( No.13 )
日時: 2015/11/09 22:14
名前: 月森和葉 ◆Moon/Z905s (ID: qTwvrcL4)

 湯浴みを終えると、一人で髪を拭いながら廊下を歩く。
 ニコロにはアーネストと同年代の息子が居るとかで、その少年のものであろう寝巻きを借りた。
 用意された部屋の扉を開けると、中は真っ暗だった。
「……リンダ?」
 廊下に置かれた蝋燭を一本拝借して室内に明かりを灯す。
 燭台を持ち、部屋を見回してみる。
 すると、天蓋の向こうで微かに寝台の軋む音がした。
「リンダ? そこにいるのかい?」
 敷き布の上にぺたりと座り込み、薄いレースの部屋着が細い身体に貼り付いている。
 座り込んだ少女は泣いていた。
 いつもは高く結い上げられている髪は解かれて背中を覆い隠し、大きな瞳から抑えきれない涙が零れ落ちている。
 こちらを向いた顔が、遠くの雷光に照らされた。
 途端に激しい雷鳴が轟く。
 少女は小さな悲鳴を上げ、頭を抱えて蹲った。
 その肩が小さく震えている。
「リンダ……」
 燭台を置き、そっと彼女に近寄る。
「アニー……?」
 すると、勢い良く顔を上げ、彼の服の袖を両手で掴んだ。
「アニー助けて! マギー姉さまが死んじゃう!」
 演技とは思えない迫真さに眼を見開く。
 勿論傍には彼女の姉など居ない。
 が、思い出した。
 リンダは恐らく、過去に姉が雷で大怪我をしたことを思い出して混乱しているのだ。
 彼女には五人の姉がいる。
 長女のエリザベス、次女のマリア、三女のナタリー、四女のマーガレット、五女のシャルロット、そして六番目がリンダだ。
 事故にあったのは四女のマーガレットで、三女のナタリーと一緒にリンダをよく可愛がっていたのだ。
 そんな優しい姉が事故に遭ったと聞かされれば、まだ八歳だった少女は当然恐慌状態に陥る。
 マーガレットは命は取り留めたものの、失明してしまった。
「リタ、落ち着いて。マーガレット様は生きておられる。一昨年に御結婚なされて、先日はお子がお生まれになったじゃないか」
 失明はしたものの、ほかは至って健康で、数年前に幼馴染の貴族の青年と結婚した。
 事実上の降格だが、本人は気にしていないしむしろ恋人と一緒になれたことに喜んでいる。
「ほんとうに? アニー、嘘ついてない?」
 懇願するような様子で、子供の頃の愛称で自分を呼ぶ。
「ああ、本当さ。誰も怪我なんかしちゃいないよ」
 涙に濡れる彼女の眼が、姉の安否を必死に訴えている。
 その必死さに、もしかしたら自分はとんでもない嘘でリンダを言いくるめているんじゃないかという気分に苛まれた。
 いや、これは嘘じゃない。
 九年前に本当に起こったことなのだ。
 大体、自分がそんな嘘を吐いてなんになる?
「大丈夫、落ち着いて。今は夜だからそんな気分になるだけさ。朝が来たらそんなことはすっかり忘れてしまうよ」
 机の上に、軽食と一緒に置かれたポットを触ると、まだ温かい。
 それを深めの容器に注いでリンダに手渡す。
「お飲み。きっと落ち着くよ。その間に髪を梳いてあげよう」
 風呂上りに女中共が梳いてくれたのだろうが、雷に興奮したリンダによってまた髪が荒れてしまったのだろう。
 このままでは癖になってしまうと思ってのことだった。
 小さい頃は兄弟がいなく、隣国の六姉妹に囲まれて育ったアーネストは、それくらいなら平気でこなす。
 カップを両手で包むように持ち、そっと口を付ける。
 やがて飲み干してしまうと、ほっとため息を吐いた。
「落ち着いた?」
「……うん」
 空になった容器をアーネストが受け取り、手近な机の上に置いた。
 リンダが少し身体を後ろに捻って彼を見る。
「アニー」
「うん? なんだい」
「ありがとね」
 アーネストがはっとした時には、リンダは倒れ込むようにして眠っていた。
「全く……」
 困ったように笑うと、肩まで布団を掛けてやる。
「おやすみ、リンダ」
 雷の音はすでに遠のき、優しい雨の音が部屋中を満たしていた。

114.160.218.69 ( No.14 )
日時: 2015/11/11 14:21
名前: 森月和葉 ◆31sNfzlFrg (ID: QYM4d7FG)

114.160.218.69

Re: 愛しき隣人、善き先達 ( No.15 )
日時: 2015/12/26 19:04
名前: 月森和葉 ◆Moon/Z905s (ID: f1FDgG3k)

 そして翌日、昨夜の雨が嘘のように晴れ渡り、天井に抜けるような青を映し出している。
 既にニコロは出掛けたらしく、使用人がその知人がいるという場所まで案内してくれた。
 ここはコルタスにあるソルタの街の隣、ルーイの街だ。
 馬達はしばらくニコロの屋敷で預かってくれるとのことだったので安心して任せた。
 流石国境傍にある街と言うべきか、早起きの旅人達の熱気でむせ返るようだ。
 もの珍しげに辺りを見回すと、使用人は一際大きな店の前で立ち止まる。
 そうして静かに頭を下げると今来た道を戻っていった。
「ここ?」
「そうみたいだけど……」
 観音開きに開け放された扉を潜ると、まだ朝も早いというのに、少女の金切り声が真っ先に耳に飛び込んできた。
「だからさっきからそう言ってるでしょう!? こちらはそういう主張ですからって、あんた達の上司にそう伝えなさいよ!」
「いや、うちの上司はなかなか来れなくて、今日もその予定だったんですけど、急用が出来たとかで来れなく……」
「全く、いつになったら話が分かる奴が出てくるわけ!? あたしだって怒りたくて怒ってるわけじゃないのよ!」
 奥を見ると、金髪の一見普通の少女が、自分より頭二つ分は背の高い青年に臆することなく吠え掛かっている。
 その少女がこちらをちらりと見た。
 そうして眼を見張ったかと思うと、一目散にこちらへ駆けて来るのだ。
「リタ! 久しぶり!」
 少女はリンダの首筋に飛びつくと、そう言った。
「ユーリ!?」
 飛びついてきた少女の顔を見とめたリンダは驚いたように眼を丸くする。
「いつ戻ってきてたの? 南の方に行ってたんじゃなかった?」
「そうなんだけど、またこっちに戻ってきたのよ。やっぱりこっちの方が居心地が良いから。向こうは暑くて嫌になっちゃうわ」
「あ、あの、リンダ……?」
 事態が全く飲み込めていない。
 その時、少女が初めてこちらを見た。
 驚いたことに、その顔はリンダにそっくりである。
 髪や眼の色、身長の違いはあろうとも、顔の造作は全く同じだ。
「はじめまして、ユリナ・マルムステンと申します。よろしくお見知りおきを――殿下」
 最後は声を低めての台詞である。
 それは彼女が、二人が一国の王子と王女だと知っているということだ。
「ユリナと知り合ったのはもう十年くらい前よ」
 それは、当時リンダは城が嫌でしょっちゅう抜け出していたが、連れ戻しに来た衛兵が偶然街にいたユリナとリンダを間違えてしまったことから始まったのだそうだ。
 陰からそれを見ていたリンダが慌てて後を追って王宮に戻ったので事なきを得たのだが、それ以後ユリナに会いに行くと言ってやっぱり数多く城を空けていた。
 丁度その頃に、隣国の王と仲の良かった当時の王である祖父が、アーネストとリンダを引き合わせたのである。
 祖父王たちは大変友好的で個人的にもかなり仲が良かったのだが、その反動か父王たちは全くと言っていいほど友好的ではない。
 先代が、子供達が友好的だから、という理由で一見平和な関係を築いているが、それがなかったら始終睨み合いになっていただろうと人は言う。
「彼女は見世物小屋の一座の一人なの。舞台の構成は全部ユリナがやっているのよね?」
「そうよ。孤児で拾われっ子だからって、あたしが居なくちゃこの一座はやっていけないんだから」
 自慢げに腕を組んでみせる。
 実際この一座の評判はかなりいいらしく、公演はいつも客でいっぱいらしい。
「あのう、すいません……」
「何!? まだ言い訳するの!?」
「いえ、そうではなくて」
 先ほどまでユリナに怒鳴りつけられていた青年が、こちらに言う。
「アーネストさんとリンダさんですか? 私、ニコロの知人でしてお二人のことを任せるとのことでしたので……」
 真っ黒な短髪に眼も黒、不思議な衣服を着ている。あまり見かけない一風変わった風貌である。
「リュウと申します。商いを取り締まるようなことをしていまして、この辺りのことは何かと詳しいのでお役に立てるかと」
 礼儀正しく背の高い身体を傾けて一礼する。
「お二人はユリナさんとお知り合いなのですか?」
「ええ、そうよ。もう十五年くらいじゃないかしら?」
 答えたのはリンダでなくユリナである。
 余程この相手が気に入らないのか、言葉は棘まみれだ。
「わざわざ有り難うございます。ですが、私達は旅の身でして……」
 アーネストが困ったように言うと、リュウはそれはそうだろうというように頷いた。
「勿論存じております。ですが、旅の合間に羽を休めるのも必要ですよ。旧友にお会いなられたのなら尚更、この町をごらんになって行けば宜しいじゃありませんか。そう急いでいる訳でもないのでしょう?」
「ええ、まあ……」
 するとリュウは笑顔を輝かせて眼を細めた。
「では決まりですね。早速御案内するといたしましょうか」

Re: 愛しき隣人、善き先達 ( No.16 )
日時: 2016/03/25 22:19
名前: 月森和葉 ◆Moon/Z905s (ID: Wz.B9cK8)

 建物を出るとあっという間に喧騒に飲み込まれる。
 客引きの張り上げる声、友人を遠くから呼ぶ声、怒声、はしゃぎ声、様々だ。
「この街は行商で栄えました。今でもその影響は色濃く残り、日用品から珍しいものまで、この街で揃えられないものはないとまで言われています」
 周囲の騒がしさに負けないようリュウが声を張り上げて説明してくれる。
 確かに大変な賑わいだ。
 道行く人々は笑顔で、誰もが一抱えもある荷物を抱えている。
 もの珍しさについ目移りしてしまうが、自分達は今お尋ね者の身なのだ(父王が触れを出したかどうかはまだ知らないが)。
 すると、後ろを歩いていたはずのリンダがいない。
 慌てて周囲を見回すと、ユリナに手を引かれて屋台を見ているらしい背中を見つけた。
 先頭のリュウに声を掛けて二人の方に走る。
「急にどうしたっていうんだ」
 二人が覗き込んでいたのは、装飾品を売っている屋台のようだった。
「リタ、これとかどう? お揃いで付けましょうよ」
 ユリナが差し出したのは綺麗に削られた色石に銀の台座をつけてブローチにしたものだ。
 だが、それにリンダは少し顔を曇らせた。
「あ……、ううん、ブローチは……これがあるから、いいや」
 そう言って胸に飾られた古めかしいブローチを見る。
 緑色の石が彼女の瞳の色にそっくりだ。
「ふうん……? それは何か縁のあるものなの?」
 だが、その時に後ろからやって来たアーネストが二人に追いついて声を掛けた。
「二人とも、どうした?」
「ううん、ちょっと見てただけ。ごめんね、行こう」
 なんでもなさそうな顔をつくると、きょとんとしているアーネストの方へ、何がなんだかという顔をしているユリナの手を引いて、店の前を離れた。
 人混みに紛れて歩いていく。
 彼は背が高いので見失うことは無いが、もはや先頭を行くリュウの声は聞き取れない。
「ねえ、さっきのブローチの話、聞いてもいい?」
 そっとこちらの顔色を窺うようにユリナが問うてきた。
 聞かれたリンダは少し困ったような表情を見せたが、やがて口を開く。
「このブローチは、亡くなった先代の陛下方――お爺様方に頂いたものなの」
「お爺様方って、先代のユスラグスタスとグラスダリアの?」
 幾分声を低めての質問である。
 この人の多さとざわめきで他人に聞き取れるとも思えないが、当然の配慮と言える。
 今は彼らの父が国王として君臨しているが、それ以前は彼らの祖父にあたる人物が国を治めていた。
 先代ユスラグスタス王、ダヴィド。
 そして先代グラスダリア王、ハドリー。
 隣国の王子同士、歳が近かった所為もあって二人は大変仲が良かった。
 それは彼らが王座に収まっても変わらず、自らの息子を相手の息子に引き合わせてみたりもしたのだが、彼らの息子達は驚くほど反りが合わなかった。
 二人は亡くなるまで国王として国の統治に努め、まだ王子である息子に子供が出来たときも真っ先に隣国の王に伝えたというのだから、余程の仲の深さが窺える。
 しかし、先に生まれたアーネストは愛妾の子だった。本妻の子ではない。
 当然息子は本妻が気を悪くするからと言って隣国の王に謁見することを了承せず、その上生まれた子供を里子に出した。
 ハドリーは大層残念がったが、女の嫉妬とは恐ろしいものだというのも知っていた。大人しく引き下がった。
 それから二年してダヴィドに六人目の孫が生まれた。それがリンダだ。
 そしてアーネストが六歳になる頃に、息子の本妻が亡くなった。子供は居ないままだった。
 アーネストの母である女性は愛妾と言ってもそう低い身分でもなかったため妻になり、里子に出されていた少年は王城に呼び戻された。
 ハドリーは義理の娘が亡くなったことを心の底から悲しんだが、孫を親友に会わせたいと息子に申し出ることも忘れなかった。
 渋る息子達をなんとか説得し、ハドリーは六歳のアーネストを伴ってユスラグスタスに訪れたのである。
 勿論公の会談ではない。
 孫を親友に会わせるだけとはいえ、彼らは国王である。何か勘ぐりされてもおかしくない。
 ダヴィドには六人の孫が居たが、全員が女の子だ。
 当初、アーネストは大変に居心地の悪い思いをしたに違いない。
 しかし、会うたびに徐々に打ち解け、特に歳の一番近いリンダと仲良くなった。
 その事を大変喜んだ二人は、まだ幼い孫達にブローチを贈った。
 彼らの瞳の色に併せた特注品だ。
 このブローチは、そのときのものであるらしい。
 数年後、ダヴィドが亡くなり、後を追うようにしてハドリーも亡くなった。
 そうして彼らの息子が王座を継いだが、仲はすこぶる悪い。
 先代が、子供が相手と仲が良いから、という理由で外見だけ友好的にしているようなものである。
 彼らは祖父達に特に可愛がってもらったから、恩義を感じて未だにそのブローチを愛用しているのだった。
 しかし、お世辞抜きにしてもリンダはこのブローチを気に入っていた。何より、アーネストとお揃いというのがなんだか特別な気がして嬉しかったのだ。
「だから、ブローチはこれだけでいいの」
 そう言って嬉しそうに頬を染めるのだから、もうユリナに言うことは無い。
 降参というように両手を挙げて、眼を伏せて見せた。

Re: 愛しき隣人、善き先達 ( No.17 )
日時: 2017/10/24 17:28
名前: 月森和葉 ◆Moon/Z905s (ID: 40.NRxPJ)


 どうやら歩いているうちに市場を一周したらしい。
 最初に二人に出会った建物の前に戻ってきた。
「そうだ! 今度はうちの一座を案内するわ!」
 ユリナはそう言うなり観音開きの大きな扉を開け放った。
 大きな音が響き、中に居た人達が一斉にこちらを睨みつける。
 が、金髪の少女の姿を見止めて困ったように苦笑すると、また各々の作業に戻っていった。
 どうやらユリナのお転婆は日常茶飯事で、今更気にしても始まらないらしい。
 建物の両脇の壁を這うように設えられている階段を駆け上り、ユリナは上から二人を見下ろして叫んだ。
「座長に許可取ってくるから、ちょっと待ってて!」
 ばたばたと足音を立てて奥へと消えて行った。
 唖然としていると、あっという間にユリナが戻ってきて二階の渡り廊下から顔を出した。
「良いって! 二人とも上がってきて!」
 嬉しそうに言うユリナの後ろで、男性が困ったように腕を組んでいるが、顔は笑っている。
「どうも、突然すいません」
 降りてきたと思ったらすぐさまリンダの手を引いて階段を再び駆け上がるユリナを見送ると、アーネストは降りてきた男性に頭を下げた。
「いやいや、君が謝る必要はない。ユリナはいつも動いてる方がいいとか言ってあまり休もうとはしないんだが、それでもやっぱり寂しそうにしている時があってね。友達に会えたのが嬉しいのだろうね。彼女が笑顔でいると、座員のみんなも釣られて笑顔になるから、こちらとしても有り難い」
 そこで男性は階上のユリナから気付いたように目線を戻すと、居住まいを正してアーネストに軽く会釈した。
「申し遅れた、座長のモーリスだ。君の事はリンダから聞いているよ」
 モーリスは背の高い男だった。アーネストと並んでも頭一つ分は違う。そして細そうに見えるその身体は、袖から覗く腕には驚くほど筋肉が付いていて、少なくとも見た目どおりの男ではないのは確かだ。
 握手をしようと差し出された右手も見事に硬い。日々労働に明け暮れている手だ。
「ねえ、アーネストも早く来て!」
 顔は見せずに二階からユリナの声だけが飛んでくる。
 目の前に立つモーリスも楽しそうに微笑んでいることだし、軽く頭を下げて階段を上がった。

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