複雑・ファジー小説
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- Unlimited brave〜絶望の先に〜【キャラ募集】
- 日時: 2015/06/14 18:41
- 名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=78
こちらでははじめまして、ルナと申します。
普段は二次創作板に生息しています。
いろいろと文章がおかしいところがあると思いますが、批判などはやめてください。
どうぞよろしくお願いします。
絶賛オリキャラ募集中です。上のURLからご協力お願いします!!
設定などは話の途中で少しずつ紹介していきます!
〜注意〜
・文章や設定等は加筆・修正を行う可能性が高いです。
・戦闘描写苦手
・誤字・脱字があります。
・文章のおかしさは平常運転。諦めてください←
・感想をくれると嬉しいです。ただし、批判・荒らしコメは何がなんでも無視します。アドバイス大歓迎。(うまく反映できるか分かりませんが・・・)
・キャラの貸し出しはいつでもOKです(いないと思うけど)。その時は私に言ってください。
<目次>
プロローグ >>1
第1章 私は、責任ある者だから
第1話 >>2 第2話 >>3 第3話 >>4
- Re: Unlimited brave〜絶望の先に〜 第3話 ( No.4 )
- 日時: 2015/06/14 17:57
- 名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode
第3話
「班長、先行かせてもらうぜ!!」
デルタが走り出すと共に剣を異星人に向かって振る。さすがに単調的な攻撃は異星人にいとも容易く避けられてしまった。
「許可取る前からやる気満々だよね〜。ダメっつってもダメだよね〜」
「やっぱりデルタさん、戦闘になると明るくなりますね〜」
すでに呆れ顔のラピスはぼそぼそと呟き、ミズホはもう慣れたとばかりに銃に弾を込める作業をしている。この間にもデルタは一体をもう少しで倒せるぐらいまで弱らせていた。
「よし、ミズホは援護射撃よろしくね!」
「了解です!」
ラピスはデルタのもとへ向かい、他の異星人の相手をする。ナイフを使ったり、回し蹴りを入れたりと着実に異星人の体力を削っていった。また、デルタも一体異星人を倒し終え、もう一体の異星人と合間見えている。
「楽勝だな、こんなもんか」
「ほらほら、油断は禁物だよ」
刀から繰り出される攻撃を避けながら会話をする二人。余裕がかなりあるようで、軽快なステップを踏んでいた。
「援護射撃、行かせてもらいます!二人共、離れてください!!」
ミズホの声があったあと、ミズホは10発ほどの弾を発射する。攻撃に集中している異星人たちはラピスたちの影で見えなかったのか、全く気づかない。ラピスとデルタに弾ガ当たる直前で二人はそれぞれ横に飛び退く。そして二人が避けたことで異星人たちはようやく、自分たちの置かれた状況に気づいたのだ。
「ウワァァァァァ・・・・・・!!」
弾が命中した異星人たちがドサッと倒れる。それを見たミズホは自信満々に話す。
「大丈夫、峰打ちですっ!」
「いやとりあえず峰打ちじゃないっ!少なくとも銃では!!」
「そっちかよ・・・・・・」
ラピスがそう言うと、デルタはそういう問題かとため息をつく。そして異星人の一人をつつき起こしてデルタは聞いた。
「さっき、人間とか言ってたよな?どこにいるんだ?」
「・・・・・・モクヒスル」
「ふうん、そっかぁ。じゃ、こうしてあげてもいいんだよ・・・・・・?」
黙秘すると言った異星人に痺れを切らしたのか、ラピスはナイフを異星人に向かってつき出す。異星人はラピスの気に少し怯え、かなりあっさりと人間のいる場所を吐いた。
「よし、ありがと。じゃ、おやすみぃ!」
ゴンッ!!
異星人の後ろで鈍い音が響いた。そう、ミズホが銃を思いっきり異星人の後頭部にぶつけたのだ。あまりの衝撃に異星人は気絶した。
「ミャォ〜ン♪」
「ほらおいで、猫さん」
猫がミズホの足にすりよってきた。ミズホは表情を和らげ、猫を抱き上げる。
「とにかく、その人に何かあったようじゃ遅いからね。急ぐよ!」
さっき、異星人から聞いた場所に向かって三人(+抱き上げられた一匹)は走り出した。あれだけビビらせたのだから、嘘はついていないだろう。この基地はほとんど無人で、ところどころに異星人がいたがラピスが次々に倒して行った。
そして、教えられた場所に到着した。
「ここ、だよね。警備みたいなやつの数多かったし」
「やけに静かだな・・・・・・」
慎重に入って行く。しかし、中には異星人が全くいなかった。いたのは、倒れている人だけ。ラピスははっとして倒れている人の場所に行き、手首を取った。脈をはかっているのだ。三人の間に重い空気が流れる。しばらくその体勢を取っていたが、ゆっくりと二人の方を向き、——ゆるゆると首をふった。ミズホは片手を口にあて、デルタは悔しさをぶつけるかのように両手で握り拳を作り、太もものあたりに打ち付けた。
「ごめんなさい・・・・・・私たちがもっと早くついていれば・・・・・・」
ラピスが謝罪の言葉を口にする。三人の間に先ほどよりももっと重い空気が流れていた——
- Re: Unlimited brave〜絶望の先に〜【キャラ募集】 ( No.5 )
- 日時: 2015/06/21 22:52
- 名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
- 参照: http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=50973890
ラピスのイラストを書いていただきました!
しかも二枚!ありがとうございます(≧∀≦)
上のリンクを押すとピクシブさんのサイトに飛びます。
- Re: Unlimited brave〜絶望の先に〜【キャラ募集】 ( No.6 )
- 日時: 2015/07/06 22:58
- 名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
- 参照: http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode
第4話
「アメリカ支部近辺の異星人基地で・・・・・・はい、そうです、お願いします」
端末の通話機能を使って倒れている戦闘員の救助要請を出した後、ミズホは端末をポケットにしまいながらため息をついた。
「もう戻っていいそうです。後は救助班に任せて任務を遂行しろと・・・・・・アメリカ支部長が」
「じゃあ戻ろうか。後は任せろって言われてるし、私たちの任務は猫の捜索だからね」
ラピスはそう言って先ほどミズホの腕から飛び降りた猫を抱き上げると、すたすたと元来た道を戻って行った。ミズホとデルタは、いきなり歩き出したラピスの後をただ追いかけて行くしかなかった。
◆
〜unlimited brave・本部〜
「猫を確認した。任務は完了だ。報酬は後で係の者に持たせて向かわせる」
写真と実際の猫の姿を確認した男はすらすらと言葉を並べていった。
「ちなみに、あの倒れていた奴は・・・・・・」
「残念ながら、やはり手遅れだったようだ。しかし、君たちの任務に支障はなかったはずだ」
男は、そう素っ気なく言った。そんな時、ラピスがいきなり
「はいはいはーい!ここからは大人の時間だよ〜」
そう言ってぐいぐいとミズホとデルタを入り口まで押し、強引に外へ出した。
「今日は任務お疲れ!ゆっくり休んでね〜♪」
とりあえずミズホとデルタには有無を言わさず、ラピスは扉を閉じた。
扉を閉じたあと、ラピスは男の方を向く。
「さて、ラピス班長には少し聞きたいことがある」
「何ですか〜?任務は無事に終わらせましたよ?」
笑顔で答える。しかし、目は真剣そのものであった。
そんなラピスに、男は聞く。
「なぜあの戦闘員の救助要請を出した。もう息がないのはわかっていただろう?」
その言葉を聞いた瞬間ラピスの顔から笑顔が消え、うーん、そうですね〜と少し考える素振りを見せたあと、
「あなたとは考え方が違うんですよ、私は。あなたはあなたなりの責任があると思いますけど、それは私にだってあるんです。だって、私も・・・いえ、私は、“責任ある者”だからなんです。まだまだ二十歳にもなっていない私だけれど、こんな私でもunlimited braveの班長なんです。だから、私は・・・私は、自分なりの責任を持ってやっているんです」
すみません、なんだかぐちゃぐちゃですね、と軽く頭をかくラピス。しかし、男は理解したとばかりに、
「それが、ラピス班長にとっての正義なんだな?」
「まあ、そんなものです」
男はふっと時計を見る。そして、鞄に荷物を入れて、本部の入り口まで行く。そして本部から出ようとした時に、
「今日は任務ご苦労だった」
「はい、長官!」
ラピスは少し敬礼をして、男が出ていくのを見届けるや否や、今日の夜飯のことについて考え始めるのだった——
第1章・完
- Unlimited brave〜絶望の先に〜 次章予告 ( No.7 )
- 日時: 2015/07/07 22:59
- 名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
- 参照: http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode
おはようございます、こんにちは、こんばんは、さようなら!・・・じゃなくて!
どうも!ラピス・クレアだよ〜♪今回は小説じゃなくて、次回予告ならぬ次章予告!・・・うーん、紛らわしいから次回予告でいっか?
え、作者は?それがさぁ、『溜まった録画消化しに逝ってくる!byルナ』なんてメモがあるんだけど酷いよね!放置プレイもいいとこだよね!ふざけんなだよね!ね!ね!ね?(圧力)
・・・とにかく、この次回予告は小説でも何でもないから普通に顔文字や「w」が出てくる時があるけどご了承してね!・・・あれ、なんか変?( ´・ω・`)
さて、unlimited braveには訓練を終えた新人の戦闘員が1年に1回、入ってくるんだ!もう既に4人班のところは入ることができないけど、3人以下の班に入る人もいるし・・・私のところの班員はミズホとデルタでしばらく誰も入ってなかったけど、今回新人さんが入ることになったんだ!私は事前に会ってその子と少し話をしたりしてるんだけど・・・
ううう、私の班が個性的過ぎて大変かもぉ・・・;
ちなみに、作者が「コメント来ねえ・・・」って話してたからコメントお願いしま〜す!
次の次回予告はもしかしたら私の班の班員かもしれないからお楽しみに!キャラクター紹介は2章が終わってから作るみたいだね!
最後に少し先のことだけど、夏休みは更新できたりできなかったりするから、気長に待ってくれると嬉しいな!
それじゃあ、バイバ〜イ♪
- Unlimited brave〜絶望の先に〜 第2章 第1話 ( No.8 )
- 日時: 2015/07/08 22:53
- 名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
- 参照: http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode
第2章 私、ココア・ホリタと申しますの。
第5話
「うーんっ・・・ヒマですねぇ〜」
unlimited brave・戦闘員寮。それぞれの班に1部屋割り当たる、ラピス班の部屋。その中で、テレビを見ながらぐぐっ・・・と伸びをしたミズホが呟く。デルタはソファを占領して寝転び、ゲームをしている。
今日は任務のない日だったようで、二人共随分とリラックスした格好をしていた。この二人の班長であるラピスは現在呼び出しされており、部屋にはいないようだ。
「今日は任ピコ務なくピコていいよな、最ピコ近ずっと任ピコピコ務だったしピコ」
「ゲームの音で聞こえにくいんですけど・・・」
ゲームの音量大で話しかけたデルタの声はピコピコに遮られ、苦笑いを浮かべるミズホ。ミズホの見ていた番組は終わったのか、テレビを消すと立ち上がってゲームをしているデルタの方へ向かう。デルタも向かってくるミズホを横目で見ると、起き上がって場所を少し開ける。ミズホはそこに座り、デルタのゲームを一緒に見ていた。その時、
「おーい二人共〜、ちょっと本部で・・・」
ラピスが帰って来たのだ。玄関を上がって少し進むとミズホたちのいる部屋で、先ほど↑の状態は必然的にラピスから見えてしまうことになる。
「お〜、ごちそうさまでしたっ!」
「自己解釈すんな班長!!」
ペコッとお辞儀をしてお礼を言うラピスに対し、思わず立ち上がり反論したデルタはゲーム機を落としてしまったが、
「っと!セーフですね・・・」
ギリギリのところでミズホはキャッチ。ゲーム機をデルタに渡す。
「あ、そうそう!ちょっとみんないつもの服に着替えて各自本部に集まってくれる?」
「何かあるんですか?」
「ナ・イ・シ・ョ♪とにかく待ってるよ〜!」
◆
さて、unlimited brave本部では言うことだけ言って一足先に本部へついたラピスと、ラピスより1、2歳下の少女が話をしていた。
「よし、今日からよろしくね!」
「ええ、よろしくお願い致しますわ。私も新人なりに頑張りますの!」
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