複雑・ファジー小説
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- 誰かの奇行黙示録 なんちて【短編集】
- 日時: 2015/06/30 21:41
- 名前: 蛇後 とよ ◆5SnftrlJNA (ID: jF5f2bDU)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=19252
(※短編集ですぞい。)
(・ω<)
■作者挨拶
ども、真面目に不真面目こと蛇後です。
愛嬌の無い、謎の作者部門獲得出来るよう努力はしますよ。
更新はふふふの不定期です。気長にお付き合い下さい。
■目次
>>0 作者挨拶 目次 小説の履歴
:メロンソーダはお好きですか?
>>1 Part1 >>2 Part2 >>3 Part3保留中
■小説の履歴
2015年 6月21日 小説立ち上げ
2015年 6月22日 参照100突破ですよん
2015年 6月27日 参照200突破ですよん
2015年 6月29日 参照300突破ですやん
- Re: 誰かの奇行黙示録 なんちて【短編集】 ( No.1 )
- 日時: 2015/06/27 23:33
- 名前: 蛇後 とよ ◆5SnftrlJNA (ID: jF5f2bDU)
:メロンソーダはお好きですか? Part1
赤いランドセルは太陽の光を反射して、主役の私より目立っている。
唐突だが、守屋みちるは7歳にして31歳だ。
当時独身ではあったものの、仕事も上手くいっていたし、かなり順風満帆なOL生活を送っていた31歳の私は。
……記憶が曖昧な為、具体的な事は説明出来ないのだが。
不運にも下衆(男)共に襲われ、目が覚めたらツルペタウリウリの少女になっていたのだ。
とま、そういう名探偵○ナンと若干似ている境遇を得て。
守屋みちるは小学生へと蘇った訳だ……が。
現在、私は一般……まあ、簡単にいうと母校に偽名で通っている。
『守屋りりる』。一度でいいからこういう名前を使ってみたかったんだ。
…………。
……会社に勤めているはずの私は行方不明やら神隠しやらに遭ったとされているらしく、
ニュースで観たのだが。両親が警察に捜査依頼を出したらしい。
全国に私の顔は晒され、個人情報も暴露されたのだ。
酷い事するよね。怖い。(トラウマ)
して、7歳で両親の居ない天才少女の私が如何に入学手続きをしたのかについて説明しよう。
私の住んでいるアパートから、少し離れたところに。
使えないロリコンクソニートの幼馴染が居たのだ。
名前は守屋宗次。年齢は31で、小学校から高校までずっと同じクラスだった。
当たり前と言えばそうだが、苗字が同じという事でかなり迷惑はした。
これに関しては、お互い様だ。
転校生には「双子?」と必ず聞かれて、「似てねーよ」って答えるのが決まり文句に成っていたし。
体操服を間違って持って帰るし……。
ん?
あれ?……男子と女子で更衣室違うのにどういう事なの。
体操服間違えて持って帰るって。
畜生っ……不覚だ。
取り敢えず、一発殴っとくかね。うんうん。
それはさて措き、だ。
守屋宗次のロリコンという体性を利用して彼に頼んでみせたのだ。
「宗次おにいさまが私の保護者になってくれませんかぁ?」
私の当時から乏しかったが、更に乏しい……というよりは、寧ろ神貧乳の美しさになって進化したくらいの乳を強調させてみたところ。
見事に興奮してOK貰えたって訳である。
えっへん。流石、私。
■ ■ ■
……この姿に成ってから、少し小悪魔に成った気もしなくも無いのだが。
- Re: 誰かの奇行黙示録 なんちて【短編集】 ( No.2 )
- 日時: 2015/06/27 20:34
- 名前: 蛇後 とよ ◆5SnftrlJNA (ID: jF5f2bDU)
:メロンソーダはお好きですか? Part2
あの剛鉄脳女が、美少女になって俺の目の前に突然現れた時は、そりゃあビビった。
つか、お前どうやってここ入ったの?え、何、不法侵入なんだけど。
(可愛いから許す) 今のは空耳です。
だって、黒髪ツインテールだぞ?ロリだぞ?興奮しない訳が無い。
だがしかし……だ。
その容姿からは想像も出来ない言葉が天使の口から飛び出すもんだからね
「そこのゴミクズ」
“ゴミクズ”……。懐かしい呼び名だ。
みちるさんは相当俺の事が嫌いらしい、こんな天使になっても呼び方だけは変わってないようだ。
確か、出会った時もこんな感じだった。と思う。
俺、根っからのぼっちだったし、オタクだったし、イジメられっ子だったし。小1にして彼女は察してたんじゃ無いかと思う。
俺みたいな奴特有の闇的なところとかね。何それとか言わないでね。
恥ずかしい事だが、俺は幼稚園入学当初からイジメられてた。
今でも覚えてるよ?ひろし君が俺のクレヨン全部折った事とか、けいじ君が俺の手提げバック男子トイレの洋式のとこに打ち込んだ事とかもね。
俺の記憶力を舐めちゃいけない。舐めてないって?知ってたよ、メンゴメンゴ。
まあ、色々有ってだよ。みちるさんは俺の事を今迄ずっとゴミクズって呼んでくれてた。
んでもって、案外俺の事を助けてくれてんだわ。
本人は気付かれて無いと思ってるのか知らんが、実は知ってるもんだよ。みちるさん。
だって、よういち君がいきなり俺に目を合わそうともしないしさ。あの人、アンタの事めっちゃ怖がってましたよ。
あんなんだったら、誰だって解るよ。多分。
まあ、真相は知らんよ。
わかってるのは、あの人が空手を3歳の頃から習ってたって事だけだぜ。
■ ■ ■
最強設定ってヤツですよ。チートヒロインなんですよ。
後、宗次お兄さまってもっかい言って欲し(自制
- Re: 誰かの奇行黙示録 なんちて【短編集】 ( No.3 )
- 日時: 2015/07/07 21:19
- 名前: 蛇後 とよ ◆5SnftrlJNA (ID: FEOD1KUJ)
:メロンソーダはお好きですか? Part3
相の変わらずゴミクズの目は、くまのぬいぐるみの円な瞳の様に死んでいる。つまりは、暗く淀み腐っているのだ。
一見、人相が悪いと言われれば認めざる負えない所がある。
まあ、くまのぬいぐるみだからと言ってもあんな可愛らしい物では無いのが妥当だ。
寧ろ、円な瞳とか言った私が間違いだ。
目の前に居るゴミクズはそこそこのルックスを有している。切れ長な目をしているのだ。
正直言ってタイp……すまん。
私のプライドがこの最高の褒め言葉を言わせようとしない様だ。
しかし、だ。想像して頂きたい。
身長は…そうだな、170はあるだろうか。細マッチョ。いや……敢えて、痩せ型と言おうか。
脂のこびり着いた黒髪は、天然パーマなのだろうか。少し跳ねている。
随分と着古しているのであろうVネックTシャツに、社会の扉全開のジーパンである。
風呂にも入って居ないのだろう…。部屋全体に悪臭が漂っている。
アレだ。このゴミクズは、遠くから見たら最悪だけど、微視的に見ると結構モテる奴なのだ。
しかし、それを自分で台無しにしていると言う事だ。
私が守屋宗次の存在を知ったのは小学校の入学式だった。
この小学校の生徒殆どが、周りにあまり学校が無い所為か近所の顔見知りだったり、同じ保育園や幼稚園に通っていた人間が多かった。
故、入学以前から仲が良いという事が普通で。
当時、幼稚園卒業を機に引っ越してきた私は当然ぼっち状態であった。
そして、彼もぼっちであった。
保留
- Re: 誰かの奇行黙示録 なんちて【短編集】 ( No.4 )
- 日時: 2016/04/07 00:49
- 名前: Freesia (ID: PEx0ZAEq)
あらああ
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