複雑・ファジー小説

セカイ戦記
日時: 2016/05/17 18:57
名前: 彩都

ーーぼくは戦うーーこの汚れたセカイとーー

二作目の投稿です。
初めての方も知っている方も初めまして、彩都と申します。
気長に投稿します。
今回は歴史ファンタジー…かも…
という事で宜しく

登場人物
今作は先にキャラ紹介をさせていただきます。
主人公
トゥダ・リク 男
このセカイは名前に意味は無く、名字・名前や逆に名前・名字は無く、名字・名字、名前・名前となっている。
リクは名前・名前。
リーナ・ユリ 女
名前・名前。
妖精で回復の魔法を使う。
リクの仲間。
リヴェレット・モコ 女
名前・名前。
攻撃系の魔法を使う。
ユリは貧乳だが、モコは巨乳。
何時も箒に乗っている。
ショウ・コウ 男
名前・名前。
肉弾戦が得意な仲間。
魔法では倒せない存在には肉弾戦が良いとされている。

ジェネレッド・D 男
?・?
リクの仲間だが何者かは知らない。
敵かもしれない。
Dは物語の中心に近い。
サルウ°ァ・ティル 女
名前・名前。
名前の言い方は秘密。
大きな剣、真剣簪(かんざし)を使う。
大きさは約三メートル。
サワラビ・ユウ
名字・名前。
遙か遠く、キョクトウのニホンの人間。
彼も何者かは分かってない。
何時も一人で行動している。
薙刀の師範代を務めている。
μ
記号。
名前を持たず、施設で使われていた記号を使っている。
戦闘力は圧倒的に強いが、カロリーが切れるとすぐ戦闘不能になる。
白いジャージに白い肌、髪は無く、オールバックの様な角を生やしている。

用語解説
魔法
魔法は体内に眠る魔力を燃焼させて、魔法を扱う。
キンキなる魔法も存在する。
キンキなる魔法は使うと死んだり、植物人間になったりする。
存在
セカイ戦記における敵。
魔法で倒せる奴や肉弾戦でしか倒せない者もいる。
肉体の一部分が膨らんでいたりと『異形』の存在。
ゾンビの様に意志は持たず、人間を襲う。

セカイ
混沌としている。
その混沌のせいで存在が出来たと言われている。
舞台的に言えば、『北斗の拳』の世紀末ワールドに近いです。
存在が色んな所でばっこしている。
妖精
見える者もいれば見えない者もいる。
リク達のメンバーは見える奴が多い。
見えない者は眼鏡を使ったりする。
だが、眼鏡も法外な値段が多い。
傷の手当や回復が得意。
回復は魔法に当たるので、妖精は無意識に魔法を使っている事になる。

『リク…貴方は希望の仔…貴方は奇跡の仔…貴方は私と**の仔…お母さんが居なくても頑張るのよ…』
「お母さん!!」
そう言って、母さんは燃え盛るセカイから、燃えた。
跡形もなく、消えた。

セカイ戦記 序章 、『運命』の仔

俺はトゥダ・リク。
男、十六歳。
《ヤツラ》を始末する者。
《ヤツラ》とは、前々からこのセカイに現れた敵だ。
コイツ等のせいで俺は母を亡くした。
俺はコイツ等を駆逐する為に仲間を探している。
俺は仲間探しの為に故郷を捨てた。
そして俺は前へ一歩、踏み出した。
少し歩いて着いたのは、妖精の世界、フェアリアだ。
そこで俺は水浴びをしているビキニの女性を見つけた。
「おーい!妖精王に会いたい!道案内してくれ!」
ビキニの女性は羽を生やしてこちらに来た。
どうやら妖精らしいが、背は俺の胴体位だろう。
「貴方、妖精王に会いたいの?今は会えないわ、会うの止めたら?」
「俺は《ヤツラ》を駆逐する為に妖精王に力を借りに来たんだ、止める事は出来ない」
「分かったわ、じゃあ貴方の仲間になるから会うのは止めてくれない?回復も出来るから旅には最適よ」
「良いのか?」
「良いわよ、私の名前はリーナ・ユリ、宜しく」

「俺はリク、宜しく」
こうして、人間、リクと妖精、リーナの出会いだった。

「なぁ、リーナ、この水は人間でも飲めるのか?」
そう言って、リーナが浸かっていた水を一掬い、口に近づける。
「ダメッ!!!!!」
リーナの止めは既に遅し、もう口に含んで、喉を鳴らした後だった。
「ん?どうした?リーナの汗が入っているから、飲むなってか?大丈夫だろ…」
リーナは言う。
「いや、そうじゃなくて…人間は此処の水飲むと、人間には毒だからって…」
そう言うのと同じくして、リクは気絶する。
「リクッ!?」
リーナはビキニのまま、、リクを長老の所へ連れていった。

「んー、ユリ…」
長老は重い口を開いた。
 ・・・・・・・・・・・・
「こやつには毒その物が無い…これはどういう事じゃ?」
「えっ…?」
リーナは驚いた。
人間で泉の水を飲んだのは大抵、必ず死ぬ、最悪死ななくても毒の後遺症が残るのに…。
リーナにとって、この事は不思議で不思議で意味が分からなかった。
すると、リクが目覚めた。
「う…うーん…此処は…何処だ…?」
リクはすぐさま、リーナを見つけた。
「リーナ!此処は何処だ!?俺は何故此処に!?」
リクは慌てて周りを見やる。

「落ち着くのじゃ、少年」
と、長老が止める。
長老は、リクが倒れて此処に来た事、此処は妖精の村と長老である事を話した。
「全く信じられん話だが、俺が記憶を覚えていないんだ、リーナ有難う」
「良いよ、リクって見た目に反して軽いんだもん」
そういうリーナに驚くリク。
「お前さん知らんのか?妖精は小柄だが怪力だぞ?」
その事を聞いて驚く。
妖精は力が凄いんだ…。
リクは新たに情報を頭に叩き込んで、立ち上がる。
「良し、行くか」
長老はリクがすぐ立ち上がった事と同時に驚くが、どこかへ行く事にも驚く。
「待て、お前さん、今から何処へ行くのじゃ?」
長老が聞くと、すぐさま言った。
「隣町だよ」
「隣町には《ヤツラ》が要るのじゃぞ!!」
長老は止める。
それに対しリクは。
「大丈夫だよ、そいつ等は始末屋であるこの俺に任せな!

そう言う台詞に驚く長老。
まさか、《ヤツラ》を倒す力を持っているのか…。
そう思っていると、二人は出発していた。
長老の声は空しくも聞こえなくなった。
こうして、傷が回復したリクとリーナは旅を開始するのだった。
次の町は何処へ行くのか…それは誰も分からない…
序章終了 第一章へ続く…

セカイ戦記 第一章 運命の仔の戦闘

妖精の世界、フェアリアの隣、戦争の世界、バトランゲージは存続の危機に瀕していた。
バトル王宮最上階国王の部屋。
「ひいぃぃ!!まっ待て!話せば分かる!金ならたんまり有る!だから見逃してくれぇ!」
「…………」
バトランゲージ国王、マイルは謎の生命体と話していた。
生命体は体を包帯で巻かれている者やジリジリと追い詰める者も居た。
ただ、生命体には共通点が幾らか有った。
一つ目は全員、肌が腐敗した色になっていた、具体的に灰色。
二つ目は口を大きく広げ、涎を垂らしている事。
そして三つ目は…
喋らない事だ…
何故喋らないのか、各国で議論されるが、喉が使い物にならないが妥当とされてきた。
生命体の過去の姿は、人間だった。
数十年、数百年経っても、この生命体は存在してきた。
そして生命体はゾンビの様に感染する。
今もそんな生命体から避、難する人間の中に反旗を翻す存在も居た。
その名は『退治者』と呼ばれる事になった。
その人物は生命体を倒す程の力を持っていた。
そんなリクも『退治者』の一人だ。
そして『退治者』達は、生命体に名を付ける事にしたのだ。
その名は《ヤツラ》となったのだ。

※小説のレスを消さないで下さい。
消しても無駄なので。
何か気に食わないなら、書き込めば良いじゃないですか、何でそんな事が出来ないんですか?
他人様の小説を消して、ナニが満足ですか?
彩都の小説のレスを消す事に何の意味があるんですか?
出来ればそれを書き込めば、彩都も納得します、なので、消さないで下さい。
困るのはこの小説を読む読者様なので。

コピペしていますから、消しても無駄ですよ?

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54



Re: セカイ戦記 ( No.280 )
日時: 2017/09/07 22:07
名前: 彩都  

「ふっ、巫山戯(ふざけ)るなよ!?」
『巨大な胸を持つ存在』はそう言って、コウに向かって飛び蹴りを食らわせようとする、だがコウはその攻撃を簡単に避け、手刀で『巨大な胸を持つ存在』の脹脛(ふくらはぎ)を攻撃する、そして『巨大な胸を持つ存在』は急降下し、地面に突っ伏する。
「いでっ!」
「フンッ!ユリーカを傷付けた罪、重いぜ?」
コウはそう言って『巨大な胸を持つ存在』の足首を踏んで、『巨大な胸を持つ存在』を睨む、だが『巨大な胸を持つ存在』にも作戦があり、『巨大な胸を持つ存在』はその作戦を実行した。
「甘かったな、『地面に突っ伏』させた事を後悔するんだな」
「はぁ?お前は何を言って……!?」
『巨大な胸を持つ存在』はそう言って、右手で地面の土を大量に握る、『巨大な胸を持つ存在』がしようとしている事に気が付いたコウはその場を離れようとするが、離れたら離れたで、自由に『巨大な胸を持つ存在』が動ける様になってしまう、だが此処で動かなければ自分はコイツの作戦に引っ掛かってしまう……!どうする?どうする!?コウは目を閉じて、そう考える。
そしてコウは仕方なく『その場から離れる』という選択をし、足を『巨大な胸を持つ存在』から離す。
「そうしてももう遅い!」
『巨大な胸を持つ存在』は口角を上げて笑う、そして『巨大な胸を持つ存在』は右手の中の土を思いっきり、コウに向かって投げる。
古典的な目潰しである、だがコウは何とか『巨大な胸を持つ存在』が投げた範囲から離れていた、だがコウは想定していなかったものがあった、それは『風』である、『巨大な胸を持つ存在』が投げた土、その土が風に乗って舞い、コウの方へと向かってきたのだった。
まさか、まさかのまさか、そんな事が起こるとは思っていなかったコウは風に乗って舞った『巨大な胸を持つ存在』が投げた土を目に受けてしまい、目潰しを食らってしまった。
全くの偶然、その偶然、チャンスを『巨大な胸を持つ存在』は見逃さなかった、『巨大な胸を持つ存在』は『偶然』と言う名のコウの隙を突いて、走ってコウの方へと向かう。
そして『巨大な胸を持つ存在』は目を擦っているコウの腹部に向かって膝蹴りを食らわせる。
コウは真っ暗の視界の中、靴と土が擦れる音を聞きながら必死に目を擦り、『巨大な胸を持つ存在』の行動を確認しようとした、だがそれは間に合う事は無く、コウは『巨大な胸を持つ存在』の膝蹴りを食らって、遠くへと吹っ飛んでいった。
壁にぶつかってやっと静止するコウの動き、『巨大な胸を持つ存在』は壁にぶつかったコウを見て、口の端を歪ませる。
「ふむ、『風が舞って、投げた土が何とかコウの目に入って、目潰しが出来た』というのが勝敗を分けたな……それじゃあコウ、貴様の『気』を『目覚めさせた』存在とやらに会わせて頂きたい」
「…………」
無言のまま、時が過ぎていく、そんな中、『巨大な胸を持つ存在』が瓦礫の中に埋まるコウに近づいて、コウを持ち上げて、コウの顔を近付けて生死を確認する。
「…………?」
「騙されんな、馬鹿」
コウはそう言って左手で『巨大な胸を持つ存在』の顔面を殴る、まさかの不意打ちに『巨大な胸を持つ存在』は表情を変えずにコウを見つめる。
「…………」
「……何か返事しろよ巨乳野郎?」
「……気が変わった」
「あ?」
「だから『気が変わった』、と申したのだ、痴れ者(しれもの)が、『今迄は生かして倒す』主義だったが、コウ、貴様だけには呆れてものが言えない……そんな不意打ちをする等……今から『生かして倒す』主義を捨て、『殺害する、死に追いやる』事にする」
『巨大な胸を持つ存在』の発言を受け、一気に肝が冷えるコウ。
「あ、アハハ……何だよ何だよ?冗談だって?殴ったのはお前の表情が動いていなかっただけだってぇ……なっ?」
「…………」
「あっ、何かすみません」
コウはそう言って謝る、そしてコウは謝ったのと同時に『巨大な胸を持つ存在』の顔面を殴って『カッカッカッ!』と笑う。
「カッカッカッ!またもや不意打ちが成功してしまった!どうだ!?これで俺を殺害するなんて考えが消えるだろうなぁ!?」
「…………ほう?中々に面白い行動をするなぁ、コウ……!」
「あっ、これ完全にキレさせたかもな……」
コウはそう言って冷や汗を掻いて、『巨大な胸を持つ存在』を見る、そして『巨大な胸を持つ存在』は一気に移動して、コウの前に立つ。
「はっ、速い!?」
コウがそう呟いたのも束の間、『巨大な胸を持つ存在』はコウの腹部に重いパンチを二発連続で放つ、コウはあまりにも重い一撃を二回も受けて、口から唾液が飛び散る。
こんな重い一撃を受けた事が無い、コウはそう思いながら一気に吹き飛び、電柱に背中をぶつける。
「どうだ?これで死にに行く気にはなったか?」
「…………」
「返事をしろ」
「へいへい……死に行く気にはなっていないなぁ、だって、目の前に『未来の奥さんが居るんだ』ぜ?男がこういう所で倒れていちゃあ、嫁さんだって俺を信用しなくなるからな……!」
コウはそう言って、何とか立ち上がった、コウは腹部を擦って、溜息を吐く──結構な痛みを腹部に有してしまった、攻撃を受け続けるにしても、精々五発以内で気絶し、倒れるだろうなぁ……コウはそう考えて、静かに溜息を吐き終える──コウVS『巨大な胸を持つ存在』との勝負、どちらが勝つか、『巨大な胸を持つ存在』にはもう分かりきっていた──

Re: セカイ戦記 ( No.281 )
日時: 2017/09/11 22:03
名前: 彩都  

「……う、あぁ……」
血だらけのユリーカは小さな声でそう呻いて、ゆっくりと息を吐き、息を吸う、という行動を繰り返す。
何とか生きていた……いや、何とか、『生き延びていた』、と考える方が正しいか……で、あの『巨大な胸を持つ存在』はどうなっている……?ユリーカは静かに思い、痛みが走る体を何とか起き上がらせる、すると其処にはコウと『巨大な胸を持つ存在』が戦っていた。
「!?そ、そんな、コウ、君が……!」
ユリーカは小さな声でそう呟いて、自身の思いが無駄だった事に涙する、畜生……畜生……!ユリーカがそう思いながら右手で涙が出ている目を拭おうと思った瞬間の出来事だった、不意にコウの声が聞こえてきた。
「へいへい……死に行く気にはなっていないなぁ、だって、目の前に『未来の奥さんが居るんだ』ぜ?男がこういう所で倒れていちゃあ、嫁さんだって俺を信用しなくなるからな……!」
……ん?今さっき何と言った?私には目の前に『『未来の奥さんが居るんだ』ぜ?男がこういう所で倒れていちゃあ、嫁さんだって俺を信用しなくなるからな』と聞こえた気がする……はて、『未来の奥さん』とは一体誰の事なのであろう?ユリーカはそう考えて、痛みが走る手を顎に当てて考える……流石に『私』は無いだろうから、もしかして『巨大な胸を持つ存在』って所か……?や、やっぱり、男って、大きい胸の方が好きなんだ……ユリーカは血だらけの顔で赤面になりながら自身の胸を両手で揉む──やっぱり、『巨大な胸を持つ存在』レベルの胸の方が好きなのかな……?あぁ、コウ君の為に豊胸しないとなぁ……ユリーカはそう思いながらその場で溜息を吐く──コウも『巨大な胸を持つ存在』も、ユリーカが起き上がっている事には気付かない、何故ならユリーカは小声で声を走っており、更に物音を立てずに起き上がったからだ、小さな音が聞こえていた『巨大な胸を持つ存在』にとっては、『猫や鼠が近くを走った程度だろう、何故なら此処は路地裏、猫や鼠が通っても可笑しくない』と思って、小さな音を聞き逃していた。

「さぁ、掛かってこいよ?俺には時間が無いんだよ、さっさとお前を倒して病院に居る知り合いに弁当を届けなきゃいけないんだ……!」
「その願い、叶える事は不可能だな、何故なら私が『お前を倒す』からだ」
「へっ、それは不可能だな、俺が逆に『お前を倒す』からな?お前が地面に伏せておけ!」
コウはそう言って、両手に『気』を纏った拳を纏わせる、そしてその場で何回も深呼吸をして、『巨大な胸を持つ存在』を見る。
『奴』の弱点とは何処だろう?ニンゲンの急所である脳天から股間の一直線の弱点だろうか?いや、逆に『ニンゲンでは無い』かもしれない、では、どうするか?ニンゲン以外の他の存在の急所なんかあまり聞いた事が無い……さぁ、困ったもんだ、何処を攻撃すれば良いだろう?やっぱり鳩尾はどんなニンゲンにだって、弱点なのだ、『巨大な胸を持つ存在』も鳩尾に弱点を持っているのでは無いだろうか?と考えて、鳩尾に狙いを定めるコウ。
「お前が動かないのなら……俺が動く!」
コウはそう叫んで、ジャンプして、『巨大な胸を持つ存在』の方へと飛び、右手で『巨大な胸を持つ存在』の気を逸らそうと考えて、右手のパンチで先制攻撃を仕掛ける。
「おらぁ!」
「ふんっ!甘い!」
『巨大な胸を持つ存在』は両手をクロスして、コウの右手の攻撃を受ける、よし!腹部が空いた!コウはそう考えて、右手を拳の状態から引いて、手を開けて『巨大な胸を持つ存在』の腕を掴み、足で自身の重心を一気に下に下げて、左手を拳にして、『気』を纏ったアッパーを『巨大な胸を持つ存在』にぶつける。
「引っ掛かったな!右手は囮だぜ!」
「ぐうぅっ!」
コウの『気』を纏ったアッパーを受け、『巨大な胸を持つ存在』はコウの攻撃を受け止めようとするが、コウの『気』の纏った攻撃の威力が予想以上に大きく、『巨大な胸を持つ存在』は奥へと吹っ飛ぶ。
コウは吹っ飛ぶ前に右手を離して、何とか一緒に壁にぶつかる事を回避する。
「ひやぁ、あっぶねぇ……中々に危険な賭けだったぜ……!」
コウはそう呟いて、額の汗を拭う、これで『巨大な胸を持つ存在』が起き上がったらどうしよう?起き上がったら起き上がったでもう一度攻撃すれば良いか、と考えて、その場で一気に息を吐く。
「へへへ……どぉだぁ?生きてるかぁ?」
コウが奥に吹っ飛んだ『巨大な胸を持つ存在』に話しかける、だが『巨大な胸を持つ存在』の声は聞こえない。
「……終わったのか?」
コウはそう呟いて、『巨大な胸を持つ存在』が存在する奥と向かう、そして土煙、砂埃が目の前で舞う場所に辿り着く、土煙、砂埃が舞っている所為で『巨大な胸を持つ存在』の生死が分からない。
「い、生きているのか……?」
コウが頬を掻いて待っていると、土煙、砂埃の中から一つの影が現れる、コウは『やっぱり、そう簡単に倒せないか……』と思いながら深い深い溜息を吐く。
そして土煙、砂埃が舞っている場所から、額から血を流す『巨大な胸を持つ存在』が現れる。
「貴様……!」
そう言いながら怒りに震える『巨大な胸を持つ存在』、コウは静かに『巨大な胸を持つ存在』に言う。
「まだ動けるんだろ?掛かってこいよ?『お前が俺を倒す』んだろ?」
「確かにな……」
コウがそう言うと、『巨大な胸を持つ存在』が静かに返答する──そしてコウが『巨大な胸を持つ存在』を睨む──コウVS『巨大な胸を持つ存在』との戦い、まだまだ続きそうだった──

Re: セカイ戦記 ( No.282 )
日時: 2017/09/14 21:33
名前: 彩都  

「でも、中々に痛い攻撃をしたな、貴様……」
『巨大な胸を持つ存在』がそう言うと、『ヘヘッ!』とコウは鼻の下を擦って言う。
「まぁな、俺だって、このセカイの闘技場を優勝した存在だしな、強いのは当たり前だ!」
「……成程、確かにそうかもしれないな」
『巨大な胸を持つ存在』が静かに頷いて、コウを睨む。
「でも、そう簡単に私は負けんぞ?」
「へっ、そんなもん、分かってるよ!だってお前はユリーカをボコボコにした存在だしな!その分きっちり返させて貰うぜ?ユリーカの分をな!」
コウは右手に『気』を纏わせて宣言する、次にコウは地面を蹴って、『巨大な胸を持つ存在』の方へと向かう、『巨大な胸を持つ存在』はコウの突進を見て、受け止める事を考える、そしてコウの突進を受け止めて、右肘で踵落としのように右肘をコウの後頭部に移動させ、勢いよく力任せで落とす。
だが、コウは頭部を横にずらし、『巨大な胸を持つ存在』の肘の攻撃を避ける、そしてコウは少し後方に移動し、『巨大な胸を持つ存在』の肘ごと、頭で突進を仕掛ける。
まさかの行動にコウの突進を体で受け止める『巨大な胸を持つ存在』、そしてコウは右手を使用し、『巨大な胸を持つ存在』の腹部に一発、『気』を纏わせた拳をぶつける。
すると『巨大な胸を持つ存在』はコウの『気』の纏った拳を受け、口から唾液と血が混ざった液体を吐き出す。
中々に重い一撃、中々に痛い一撃を受け、『巨大な胸を持つ存在』は目眩をしてしまう、リク、D、ユリーカの時とは違い、初めての目眩に『巨大な胸を持つ存在』は少し混乱してしまう。
まさか、たった数撃で私の目に目眩を起こすとは……中々に強いな、コウ!『巨大な胸を持つ存在』はそう思い、自分の頭を殴って、『強制的に目眩を元に戻し』た、『巨大な胸を持つ存在』はその場で息を吸って、コウを見つめる。
「ハァ……ハァ……」
コウは息も切らさず、自分の事を見つめている、クソッ!クソッ!クソッ!何なんだよ!?何で息も切らさず私を見る事が出来る!?巫山戯、巫山戯るな!そこ迄『気』という物は素晴らしいのかよ!?憎い、憎い憎い、悪(にく)い、難(にく)い、肉(にく)い、二区(にく)い、宍(にく)い、二杭(にくい)、二食(にく)い、二喰(にく)い、二悔(にく)い、二久井(にくい)、二九位(にくい)、二句意(にくい)!!
「あああぁぁぁ!!」
急に『巨大な胸を持つ存在』が叫ぶ、急な叫び声にコウは耳を塞いで驚愕する。
「なっ、何なんだよ!?いきなり大声上げやがって!?」
「煩い!五月蠅い!五月蝿い!黙れ!黙れ!黙れ!あぁあぁ、お前等『気』を使える存在が憎い!『気』が使えるからこそ、息が切れない!なのに私は息が切れている!?それはどういう事だ!?巫山戯るなよぉ!お前等ニンゲンよりも私が最強って事を見せ付けてやる!」
そう言って、『巨大な胸を持つ存在』の髪が逆立つ、えっ?何これ?今、この状況ヤバくない?コウは若干『巨大な胸を持つ存在』から離れて、ドン引きした、何これ?完全に逆ギレじゃないか……そんなの知るかよ、息切れとかぁ……?いや、息切れしているのはお前が大声出したりしているからだろ?口にはせず、心の中で思うコウに対し、『巨大な胸を持つ存在』はコウを睨んで、ボコボコにする事を考える。
「さぁ、お前を倒す……!」
「うるせぇなぁ、煩いのはお前じゃないかぁ?まぁ、息が切れているのも自分が悪いって気付けよ……まぁ、良いか、掛かって来いよ、逆にお前を倒すぜ、巨乳ヤロー」
コウがそう言って、全身に『気』を纏って、『巨大な胸を持つ存在』に向かって突進を仕掛ける、『巨大な胸を持つ存在』は両手でコウを掴む事を考える、だがコウにとって、その行動は予想済み、だから、『上にジャンプして、予想を外させる』事がコウの考えだった、そして『巨大な胸を持つ存在』のリーチの中に入る、多分後数歩歩くと、両手で俺を掴むだろう……そう思って、少し進むと、『巨大な胸を持つ存在』の両手が大きく開いて、掴む準備をする。
甘いんだよなぁ、コウはそう思い、足の力を使って、上にジャンプする、巨乳ヤローでも掴めない程、上にジャンプした、さぁ、此処で巨乳ヤローの脳天に向かって、『気』の纏った拳でもぶつけるか、そう思い、コウは右手に『気』を溜めて、『巨大な胸を持つ存在』の脳天に向かって、落ちるようにぶつけようとする。
そしてコウの行動を読めなかった『巨大な胸を持つ存在』はコウの脳天への攻撃を受け止める事も避ける事も出来ずに、コウの攻撃を受けてしまう。
「ぐぁぁぁぁぁぁ!」
「おっしゃぁ!これでどうだぁ!?」
コウは『気』の纏った拳を『巨大な胸を持つ存在』にぶつける事が出来て、何とか安心する。
そしてコウは地に足をつけて、その場で深呼吸をする、これだけ攻撃を与えたのだ、流石に奴だって動ける筈が無い……と、思ったその瞬間だった。
いきなり『巨大な胸を持つ存在』がコウの首に手を伸ばし、コウの首を掴んだ。
ぎちぎち、と骨が軋む音がする、コウは首を掴まれて呼吸が出来ない。
「ハハハ……最後の最後で笑うのはこの私だ!ニンゲンごときが私に歯向かう事等……不可能だ!!」
『巨大な胸を持つ存在』がそう叫んで、コウの首を掴む力を強める、コウは首を掴まれて、呼吸が出来ないので、じたばたと手足を暴れる事しか出来ない……コウは『巨大な胸を持つ存在』の手から脱出する事が出来るだろうか?それは『巨大な胸を持つ存在』にしか分からなかった──

Re: セカイ戦記 ( No.283 )
日時: 2017/09/18 21:45
名前: 彩都  

「うるせぇなぁ……ソイツから手を離せ」
そう言って、コウの背後から『気』の弾が発射される、コウは背後からの攻撃に対し、驚きを隠せなかった。
「!?」
「はっ!?」
背後からの『気』の弾に対し、避けられず、『巨大な胸を持つ存在』は顔面に『気』の弾を受ける。
「へっ……中々倒れないんだな……つえぇや」
「…………」
背後の声に対し、コウは驚きしかない、何故なら『死んでいる』と仮定していたからだ。
そして背後の声はゆっくりとコウに近づき、コウの首を掴んでいる手を力技で離す。
「お、お前は……」
コウはそう言って、背後の声の存在を視認した、その背後の声の正体は『血だらけのユリーカ』だった。
「お前……」
「へへへっ、死んでたと思った?いやぁ、まぁ、血だらけだしなぁ、そう勘違いする奴もいるかもな」
「……生きてて良かった」
コウはそう呟いて、深呼吸を繰り返す、首を強く掴まれていたからか分からないが、首に掴まれた痕が赤く残っていた。
コウは首を擦りながら、『巨大な胸を持つ存在』を見つめる。
「お前達……いや、ユリーカぁ……何故生きている!?心臓を確認し、心臓が停止したのを確認したのに!?」
「うっせぇ、仮死状態だったかもしれねぇじゃねぇか」
「いや、それは有り得ないだろ!?」
「分からない、お前だけの常識を私に突きつけられても困るだけだぜ?」
ユリーカはそう言って、右手の拳に『気』を溜めて、『巨大な胸を持つ存在』の顔面を殴る。
「まずは私の殴られた分、返させて貰うぜ?」
そう言って、左手に『気』を溜めて、『巨大な胸を持つ存在』の背後に移動し、背中を思いっきり叩く。
「これはコウ君のお返し」
ユリーカが『巨大な胸を持つ存在』の背中を叩いた事により、『巨大な胸を持つ存在』は前に吹っ飛ぶ、そして『巨大な胸を持つ存在』の目の前には、右手を後ろに下げて、力を溜めているコウがいる。
「これは……ユリーカが殴られて、血だらけになった分!」
『気』を溜めた右手でコウは『巨大な胸を持つ存在』を殴って吹き飛ばす、背後にはユリーカが口の端を歪ませて笑っている。
「そして……『私を殺しかけた』分だぜ!」
ユリーカはジャンプして『巨大な胸を持つ存在』にダブルスレッジハンマーを放った。
そして『巨大な胸を持つ存在』は地面に自身の肉体を強く叩きつけてしまう。
「ぐぅ……小癪な……今からやり返して、ぶっ殺してしまえば……!」
そう言って『巨大な胸を持つ存在』は立ち上がろうとするが、二人の『気』での攻撃に少し肉体がボロボロになっており、起き上がるのに時間が掛かりそうだった。
「これで最後だ……」
不意に謎の声が聞こえ、『巨大な胸を持つ存在』は周りを確認する、すると自分の上空にコウが両手に『気』を溜めて、自分に向かっているのを確認する。
「これは……『俺の未来の嫁を血で汚した』分だぁぁぁ!!」
コウは両手の『気』の籠もった拳で『巨大な胸を持つ存在』の肉体に向かって、ラッシュを放つ、何度も何度も何度も何度も『巨大な胸を持つ存在』の肉体に『気』の籠もった拳が放たれる、『巨大な胸を持つ存在』は避ける事も防御する事も出来ずに、コウの『気』の籠もった拳を受けるしかない。
「おらぁ!!」
「ぐっ、ぐうぅぅ……!」
「これで終わりだぁ!」
コウがそう叫んだ瞬間、『巨大な胸を持つ存在』の鳩尾に重い重い一撃が放たれる、『巨大な胸を持つ存在』はその場で唾液を吐いて、戦意喪失する──な、何だこの二人……つ、強過ぎる……!!く、くそっ……コイツにさえ見付からなければ……!逃げ切れたものの……あぁ、運が悪かった、としか思えないな……『巨大な胸を持つ存在』はそう思いながら気絶する──

「な、何とか勝ったな……でも、一体何なんだこの巨乳ヤローは?」
コウの言葉に対し、静かに返答するユリーカ。
「えーとねぇ、そいつはリク、Dを襲った存在だよ、何だか『闘技場出場者を襲っている』らしいね、だから私が襲われた、次はコウ君だったかもしれない」
「へぇ……じゃあ撃退したって事で良いんだよな?」
「うん、一応はね」
「おう、それならもう『闘技場出場者』は襲われないな、俺とユリーカが戦って勝ったんだし!」
「う、うん、一応はね……でも、あの耐久力、もうじき起きるんじゃないかな?あの人……いや、『人』か?まぁ、良く分からないけれど、今の状況じゃあもう一度起きて戦っても、私達が負けるよ?」
「えっ?あぁ、そういやそうだなぁ……でも此処で放っておくのも、また被害甚大だしなぁ……あっ、ブランドさんに渡すか」
「えっ?いや、親父は何でも屋じゃないよ!?」
「いいんだよ、ブランドさんは何気に強いし、大丈夫大丈夫!」
「まぁ、『闘技場の出場者が襲われる可能性がある』って言ったのは親父だし……まぁ、良いか」
ユリーカはそう言って、体の血を拭った後、コウと共にブランドの病院へと向かう、その道中コウの言葉が気になった、『俺の未来の嫁を血で汚した』分……まさかね?私の事じゃないよね……でも『血で汚れた』のは自分だし……違う可能性もあるかもしれないし、合っている可能性もあるし……一体どっちなのだろう……?ユリーカはそれを考えると、顔が真っ赤になる、ユリーカは真っ赤になった顔を隠しながら病院へと向かう──

Re: セカイ戦記 ( No.284 )
日時: 2017/09/21 21:15
名前: 彩都  

「それにしても……お前ボロボロだなぁ」
笑いながらコウがユリーカを指差す、ユリーカは笑っているコウに対し、言い返す。
「アッハッハッ!それはコウ君もだろう?」
「えっ?そうなのか?まぁ、それはそれでいっか!笑い話になったし」
「えぇっ……でも、大丈夫なのかい?左手はまだ骨折しているし……」
「いいんだよ、俺はユリーカを虐める奴を倒す為なら、左腕の一本位やるよ」
「それはダメだよ!自分の体の事を偽らずに……!」
そう言うユリーカに対し、コウは静かに返答する。
「ハッ!それをお前が返答出来るのか?一人で巨乳ヤローと戦った挙句負けた癖に?」
「うっ!それは……」
コウに痛い所を突かれ、言葉を発する事が出来なくなるユリーカ、確かにそうだ、この巨乳の存在に負けた事は事実なのだ……反論のしようもない……そう思っていると、コウが空を見ながらユリーカに言う。
「……お前、本当に自分の中に溜め込むよな?」
「……反論出来ません」
「だろうな」
「うぅっ……」
「でも、それがユリーカ、お前の良い点であり、悪い点だ」
「……えっ?」
いきなりの話の路線変更に戸惑うユリーカ、そしてユリーカはコウの言葉を静かに聞く。
「お前の長所は『何でもかんでも自分の中に溜め込んで、他人に話さない』、って所、そして短所が『誰にも話さず、自分のみで解決しようとする』って所だ」
「…………」
「少しでも良いんだ……俺に頼れよ!俺はお前が傷付いている姿は見たくないんだよ!そんな血だらけになって!ボロボロになって!俺が路地裏を通らなければ、お前は……お前は死んでいたかもしれないんだぞ、この巨乳ヤローの攻撃によって!」
『巨大な胸を持つ存在』を病院迄運ぶ為に路地裏を歩いている途中、コウは立ち止まって大声でユリーカに言う、そして前を歩いていたユリーカはコウの方を振り返る、するとコウの瞳には涙が今にも溢れそうな程溜まっていた。
「……コウ、君……」
「死んでいたかもしれない、逆に言えば、ブランドが悲しむだろうがぁ!たった一人の子かもしれないのに!そんなの、ブランドが厭だろ!こんな巨乳ヤローの攻撃でユリーカが死んだって!俺だって厭なんだよ!お前はまだ生きなきゃいけないんだ!お前は俺より長く生きないとダメなんだ!お前だってもっと生きたいだろう!好きな人とケッコンして、好きな人と一緒に暮らして、愛を育んで、子を成す!それがお前にとっては良い人生なんだよ!だから言う!生きろ!俺が『死んで良い』って許す迄死ぬな!生きろ!俺の許しなしで勝手に死ぬな!」
「……コウ君……でも、私は──」
「でもも関係ねぇよ!!そんなボロボロの姿のユリーカを誰が娶るってんだ!?誰もいねぇよ!居るとしたら俺しか居ない!!お前をこんな状態になる迄気付かなかった俺がお前を娶らないといけない!それが男としての選択だ!」
「…………」
静かにコウの怒鳴り声を聞くユリーカ、すると目から一粒の涙が零れる。
「だから!!ユリーカ!『俺がお前を娶る!!お前は俺とケッコンした後、『傷一つ付けず』に帰って来い!!』血だらけもダメ!擦り傷もダメ!顔に傷なんて以ての外!お前は俺の嫁に、妻になる!俺の嫁、妻になるんなら、『俺とケッコンしたら、傷一つ付けずに生きろ!!』それが俺の嫁、妻になる為の最低限の条件だ!……ユリーカ、お前はそれでも『傷付きたい』か!?」
コウの怒声を聞き、ユリーカはその場で泣き始める、涙が顔の傷に染みるが、そんなの関係が無い、今はただ、泣く事しか出来ない──そしてコウは伝え終わった後、フゥ、と息を吐き、『巨大な胸を持つ存在』を片手で担いで、病院へと向かう。
ユリーカは鈍足だが、前に進み始める。
コウの言った事、もしもそれらが『真実、事実』なら、自分は嬉しい、とても嬉しい。
コウ君は私の事を『異性』として、見てくれた、それはとても嬉しかった。
今迄の人生の中で、そもそも怪力、化物、男女(おとこおんな)と言われてきた、唯一女性扱いしたのは、父、母、父以外の病院の先生、そしてコウ君ぐらいだ。
右手、左手で数えて、事足りる程、自分を女性扱いしたのは少ない、でも、コウ君の言葉を聞いて、私はもっと『女性』って事に意識を向けるかもしれない……有難うコウ君……私は君のお陰で色々と『欠如していた何か』を取り戻した気がする。
コウ君は私にとって、太陽だ、お天道様(てんとさま)だ。
何もかも……コウ君は『私』を取り戻してくれた、そこには感謝しなくては……!ユリーカはそう思い、涙を拭き終え、スーハーと深呼吸をし、痛む体に鞭を打ち、顔を上げる。
見上げた先には燦々と太陽が輝いている、こんな太陽に私もならなくては……!ユリーカはそう思いながらコウの後ろに着いて行く──コウ君とケッコンするのは私、だからコウ君が言った、『『傷一つ付けず』に帰って来い!!』、『血だらけもダメ!擦り傷もダメ!顔に傷なんて以ての外!』、『俺とケッコンしたら、傷一つ付けずに生きろ!!』、この三つを守らなくては……ユリーカはそう思いながら、コウが担いだ『巨大な胸を持つ存在』を二人で担ぐ──

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


E-Mail


URL


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。