複雑・ファジー小説

セカイ戦記
日時: 2016/05/17 18:57
名前: 彩都

ーーぼくは戦うーーこの汚れたセカイとーー

二作目の投稿です。
初めての方も知っている方も初めまして、彩都と申します。
気長に投稿します。
今回は歴史ファンタジー…かも…
という事で宜しく

登場人物
今作は先にキャラ紹介をさせていただきます。
主人公
トゥダ・リク 男
このセカイは名前に意味は無く、名字・名前や逆に名前・名字は無く、名字・名字、名前・名前となっている。
リクは名前・名前。
リーナ・ユリ 女
名前・名前。
妖精で回復の魔法を使う。
リクの仲間。
リヴェレット・モコ 女
名前・名前。
攻撃系の魔法を使う。
ユリは貧乳だが、モコは巨乳。
何時も箒に乗っている。
ショウ・コウ 男
名前・名前。
肉弾戦が得意な仲間。
魔法では倒せない存在には肉弾戦が良いとされている。

ジェネレッド・D 男
?・?
リクの仲間だが何者かは知らない。
敵かもしれない。
Dは物語の中心に近い。
サルウ°ァ・ティル 女
名前・名前。
名前の言い方は秘密。
大きな剣、真剣簪(かんざし)を使う。
大きさは約三メートル。
サワラビ・ユウ
名字・名前。
遙か遠く、キョクトウのニホンの人間。
彼も何者かは分かってない。
何時も一人で行動している。
薙刀の師範代を務めている。
μ
記号。
名前を持たず、施設で使われていた記号を使っている。
戦闘力は圧倒的に強いが、カロリーが切れるとすぐ戦闘不能になる。
白いジャージに白い肌、髪は無く、オールバックの様な角を生やしている。

用語解説
魔法
魔法は体内に眠る魔力を燃焼させて、魔法を扱う。
キンキなる魔法も存在する。
キンキなる魔法は使うと死んだり、植物人間になったりする。
存在
セカイ戦記における敵。
魔法で倒せる奴や肉弾戦でしか倒せない者もいる。
肉体の一部分が膨らんでいたりと『異形』の存在。
ゾンビの様に意志は持たず、人間を襲う。

セカイ
混沌としている。
その混沌のせいで存在が出来たと言われている。
舞台的に言えば、『北斗の拳』の世紀末ワールドに近いです。
存在が色んな所でばっこしている。
妖精
見える者もいれば見えない者もいる。
リク達のメンバーは見える奴が多い。
見えない者は眼鏡を使ったりする。
だが、眼鏡も法外な値段が多い。
傷の手当や回復が得意。
回復は魔法に当たるので、妖精は無意識に魔法を使っている事になる。

『リク…貴方は希望の仔…貴方は奇跡の仔…貴方は私と**の仔…お母さんが居なくても頑張るのよ…』
「お母さん!!」
そう言って、母さんは燃え盛るセカイから、燃えた。
跡形もなく、消えた。

セカイ戦記 序章 、『運命』の仔

俺はトゥダ・リク。
男、十六歳。
《ヤツラ》を始末する者。
《ヤツラ》とは、前々からこのセカイに現れた敵だ。
コイツ等のせいで俺は母を亡くした。
俺はコイツ等を駆逐する為に仲間を探している。
俺は仲間探しの為に故郷を捨てた。
そして俺は前へ一歩、踏み出した。
少し歩いて着いたのは、妖精の世界、フェアリアだ。
そこで俺は水浴びをしているビキニの女性を見つけた。
「おーい!妖精王に会いたい!道案内してくれ!」
ビキニの女性は羽を生やしてこちらに来た。
どうやら妖精らしいが、背は俺の胴体位だろう。
「貴方、妖精王に会いたいの?今は会えないわ、会うの止めたら?」
「俺は《ヤツラ》を駆逐する為に妖精王に力を借りに来たんだ、止める事は出来ない」
「分かったわ、じゃあ貴方の仲間になるから会うのは止めてくれない?回復も出来るから旅には最適よ」
「良いのか?」
「良いわよ、私の名前はリーナ・ユリ、宜しく」

「俺はリク、宜しく」
こうして、人間、リクと妖精、リーナの出会いだった。

「なぁ、リーナ、この水は人間でも飲めるのか?」
そう言って、リーナが浸かっていた水を一掬い、口に近づける。
「ダメッ!!!!!」
リーナの止めは既に遅し、もう口に含んで、喉を鳴らした後だった。
「ん?どうした?リーナの汗が入っているから、飲むなってか?大丈夫だろ…」
リーナは言う。
「いや、そうじゃなくて…人間は此処の水飲むと、人間には毒だからって…」
そう言うのと同じくして、リクは気絶する。
「リクッ!?」
リーナはビキニのまま、、リクを長老の所へ連れていった。

「んー、ユリ…」
長老は重い口を開いた。
 ・・・・・・・・・・・・
「こやつには毒その物が無い…これはどういう事じゃ?」
「えっ…?」
リーナは驚いた。
人間で泉の水を飲んだのは大抵、必ず死ぬ、最悪死ななくても毒の後遺症が残るのに…。
リーナにとって、この事は不思議で不思議で意味が分からなかった。
すると、リクが目覚めた。
「う…うーん…此処は…何処だ…?」
リクはすぐさま、リーナを見つけた。
「リーナ!此処は何処だ!?俺は何故此処に!?」
リクは慌てて周りを見やる。

「落ち着くのじゃ、少年」
と、長老が止める。
長老は、リクが倒れて此処に来た事、此処は妖精の村と長老である事を話した。
「全く信じられん話だが、俺が記憶を覚えていないんだ、リーナ有難う」
「良いよ、リクって見た目に反して軽いんだもん」
そういうリーナに驚くリク。
「お前さん知らんのか?妖精は小柄だが怪力だぞ?」
その事を聞いて驚く。
妖精は力が凄いんだ…。
リクは新たに情報を頭に叩き込んで、立ち上がる。
「良し、行くか」
長老はリクがすぐ立ち上がった事と同時に驚くが、どこかへ行く事にも驚く。
「待て、お前さん、今から何処へ行くのじゃ?」
長老が聞くと、すぐさま言った。
「隣町だよ」
「隣町には《ヤツラ》が要るのじゃぞ!!」
長老は止める。
それに対しリクは。
「大丈夫だよ、そいつ等は始末屋であるこの俺に任せな!

そう言う台詞に驚く長老。
まさか、《ヤツラ》を倒す力を持っているのか…。
そう思っていると、二人は出発していた。
長老の声は空しくも聞こえなくなった。
こうして、傷が回復したリクとリーナは旅を開始するのだった。
次の町は何処へ行くのか…それは誰も分からない…
序章終了 第一章へ続く…

セカイ戦記 第一章 運命の仔の戦闘

妖精の世界、フェアリアの隣、戦争の世界、バトランゲージは存続の危機に瀕していた。
バトル王宮最上階国王の部屋。
「ひいぃぃ!!まっ待て!話せば分かる!金ならたんまり有る!だから見逃してくれぇ!」
「…………」
バトランゲージ国王、マイルは謎の生命体と話していた。
生命体は体を包帯で巻かれている者やジリジリと追い詰める者も居た。
ただ、生命体には共通点が幾らか有った。
一つ目は全員、肌が腐敗した色になっていた、具体的に灰色。
二つ目は口を大きく広げ、涎を垂らしている事。
そして三つ目は…
喋らない事だ…
何故喋らないのか、各国で議論されるが、喉が使い物にならないが妥当とされてきた。
生命体の過去の姿は、人間だった。
数十年、数百年経っても、この生命体は存在してきた。
そして生命体はゾンビの様に感染する。
今もそんな生命体から避、難する人間の中に反旗を翻す存在も居た。
その名は『退治者』と呼ばれる事になった。
その人物は生命体を倒す程の力を持っていた。
そんなリクも『退治者』の一人だ。
そして『退治者』達は、生命体に名を付ける事にしたのだ。
その名は《ヤツラ》となったのだ。

※小説のレスを消さないで下さい。
消しても無駄なので。
何か気に食わないなら、書き込めば良いじゃないですか、何でそんな事が出来ないんですか?
他人様の小説を消して、ナニが満足ですか?
彩都の小説のレスを消す事に何の意味があるんですか?
出来ればそれを書き込めば、彩都も納得します、なので、消さないで下さい。
困るのはこの小説を読む読者様なので。

コピペしていますから、消しても無駄ですよ?

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Re: セカイ戦記 ( No.296 )
日時: 2017/11/02 22:04
名前: 彩都  

全身を拘束されながら、『巨大な胸を持つ存在』は静かに呼吸をしながら天井の薄暗い明かりを見ている。
果たして自分は何者なのか?名前さえ分かれば、名前で呼ばれるのだが、そもそもとして、『≪ヤツラ≫になる前の記憶は無い』のだ、だから名前で呼ばれる事はほぼほぼないだろう、だが、それを差し引いても、≪ヤツラ≫とは一体何なのか?自分をどうして≪ヤツラ≫にしたのだろうか?だって、意味が無いではないか、自分はただの一般人──だが、一般人、と考えても、多数の男女を痛めつけた事で、自分はただの一般人では無いと思われるが──だ、≪ヤツラ≫になっても、何のメリットも良い事もない、良い事より、デメリット、つまり悪い事しかない、何故なら、『自分を≪ヤツラ≫にしなかったら、他の≪ヤツラ≫一人分を作れる事が出来る』からだ、何故自分が?何故自分以外では無い?『巨大な胸を持つ存在』はそんな事を思いながら、静かに目を閉じる。
果たして自分は一体何者なのだろうか?果たして自分はどんな『存在』なのだろうか?果たして自分は、果たして自分は、果たして自分は……そんな事を思っても、『お前は『○○だ』、と返答してくれる存在なんか居ない』のだ、では、自分はこうして、縛られながら生きるのか?……それは分からない、≪ヤツラ≫になって、自分の食欲は『全く感じなくなった』から、食事の必要は無い、と考えられるが……排泄もほぼほぼ必要ないかもしれない、そんな事を思っても、果たして、意味なんかあるのだろうか?意味なんか無くても、自分はこのまま≪ヤツラ≫として、縛られ、生きなければならないのか?一抹の不安が瞼の裏を過ぎる──だが、そんな事を考えても、今は今の事しか分からないし、未来は未来の事しか分からない、なので、考えても無駄だろう。
……では、自分は一体どうすれば良いのか?このまま縛られ続けたら、どうなるのだろう?あの仮面の男に体を切られ、斬られ、自分の体の内部を調べられるのだろうか?それはそれで……でも、自分の体を調べて、何になる、というのだろう?自分の体を調べても、≪ヤツラ≫としての、『何か』が分かる、という訳では無いだろう?だから、体を切られ、体の内部を調べられる可能性は低いかもしれない……では、仮面の男はどう考えているのだろう?≪ヤツラ≫としての秘密、どんな構造か、とかも調べる気はあるのだろうか?もしもなかったら嬉しいのだが……何故なら、私は一応『女』なのだ──≪ヤツラ≫だが──普通、女性の体を男性が弄くる、というのは、相手にも、自分にも、少々恥ずかしいモノを感じる、だから私は体を弄られたくないのだが……と、『巨大な胸を持つ存在』が考えていると、『ユリーカ』という存在を思い出す。
そういえば彼女、ユリーカは仮面の男の事を『親父』と言っていた、と言う事は仮面の男の娘がユリーカ、という事となるよな?それじゃあ『自分の体を切るのは仮面の男ではなく、ユリーカという小娘という事』か…………?い、いや、流石にその可能性は無いだろう、何故なら、ユリーカという小娘、『白衣を着ていない』のだ、仮面の男と同じ白衣では無い、と言う事だから、私の体を切るという可能性はない、と考える……いや、考えても切る可能性はある、何故なら、『何時も白衣を着ている』という可能性は決定的では無いからだ、偶然、偶々、奇遇にも『白衣を着ていなかった』だけかもしれない、普通白衣のまま外出する、なんて考えられないからだ、ユリーカも同様、あの時は『外に居た』のだ、そして『外で戦った』のだ、そしてあんなにも血だらけになった──普通白衣を汚したくは無いだろうからな……『巨大な胸を持つ存在』はそう考えて、一息つく。
では、誰が自分の肉体を弄くるのだろうか?いや、弄くらない可能性もあるのだが……出来れば、ユリーカという小娘にも弄くって欲しくないが……では、『誰も私の体を弄くらない』と言う事なのだろうか……?これは結論になったのでは無いか?何故なら、今迄の考えの中で、『誰も自分の体を弄くらない』という結論を無意識の内に考えていたから……『巨大な胸を持つ存在』はそう考えて、静かに頷く。
ふむ、その考えはとても素晴らしいだろう……だが、そこで新たな問題が浮上する、『誰も自分の体を弄くらない、と言う事は自分は一体どうなってしまう』のか……?まさか≪ヤツラ≫だけに、食事も会話も日光浴もさせずにこのまま朽ち果てていかせる、と言う事なのだろうか……?それは厭だな、流石に≪ヤツラ≫であっても、日光浴や、食事、会話を楽しむ奴も居るかもしれないのに……それは逆に困ったな、どうすればいいのか……?縛られて、自分は何も出来ない、逆に言えば、『どうする事も出来ない』のだ、……はぁ、捕まらなきゃ良かった、悲しげな表情をして、『巨大な胸を持つ存在』は目を開ける、そして顔を横にして、外を確認する、外は暗く、『夜』と呼ばれる物だった、『巨大な胸を持つ存在』は静かに窓の奥の夜景を見ながら思う。
そういや、もう夜なんだよな……さっさと朝にならないかな?『巨大な胸を持つ存在』はそう考えて、朝になるのを待つ──

Re: セカイ戦記 ( No.297 )
日時: 2017/11/06 22:56
名前: 彩都  

≪ヤツラ≫である『巨大な胸を持つ存在』は静かに夜景を見ている、普通なら寝れば良い、と考えるが、≪ヤツラ≫である『巨大な胸を持つ存在』は出来ないのだ。
それは何故か?元々≪ヤツラ≫という存在は『死人、死体』なのである、その『死人、遺体』が『何らかの出来事が起き』て、≪ヤツラ≫という存在になる。
その、『何らかの出来事』とは、≪ヤツラ≫がなる瞬間を見た存在は≪ヤツラ≫以外いないので、『何らかの出来事』は≪ヤツラ≫以外は分からない。
それは≪ヤツラ≫なのに、意識がある『巨大な胸を持つ存在』も対象である。
『寝る事が出来ない』、それは『生き物として、異常な事』である、ニンゲン誰しも、寝なければ、疲れも、減った体力も回復しないのだ。
だが、≪ヤツラ≫は『寝る』という行為が要らない、それは何故か?そんなものは簡単である、『≪ヤツラ≫になった瞬間、『睡眠』という概念がなくなる』からだ。
何故なくなるか?それは『死人、死体』だからである、『死人、死体』は『死んで、『永遠に眠り続けている』存在』だ、更に『死人、死体』と言う事は『死んでいる』と言う事、つまり、『生命活動が止まっている』と言う事!そう、『生命活動が止まっている』という事は……『疲れ、体力という束縛から解き放たれる』と言う事!『死んで、動かない代わりに疲れ、体力という束縛から解き放たれる』のだ!だから≪ヤツラ≫は疲れ、体力が減る事で生じる『睡眠』を取る事が出来ないのだ!
つまり、≪ヤツラ≫は『死人、死体だからこそ、疲れ、体力が減らず、睡眠を取る事が出来ない』のだ。
『疲れ』があるからニンゲンは寝る事が出来るが、『疲れ』がない≪ヤツラ≫は寝る事が出来ない、だから≪ヤツラ≫は寝る事が出来ないのだ。
そんな事は知っているか、知らないかは露知らず、『自分は寝る事が出来ない』としか、『巨大な胸を持つ存在』は考えていない、全く、難儀な体になってしまったな、と考える。
でも、寝る事が出来ないのは少々辛いんだよな、やる事が無くて、相当暇を弄ばなければならないのだ、縛られる前は、セカイを歩いて、時間を潰していたが、今は縛られているので、それが出来ない所か、『体を動かす事が出来ない』から、時間を潰す方法が今の所ない、さて、一体どうしようか……?そう思いながら、夜景を見続ける……だが、その夜景もあまり変わらない景色なので、すぐに飽きてしまう。
本当、どうやって時間を潰せば良いのだろう?こんな縛られた≪ヤツラ≫に聞いてみたいよ、そう思いながら、静かに溜息を吐く。
『巨大な胸を持つ存在』が静かに、天井を見つめていると、何かの戸が開く音が聞こえる、この音は……?と考え、右耳を澄ましてみる、すると、『フゥ……』と、仮面の男の息を吐く音が聞こえた、チャンス、もしも此処に来れば、コイツから、話を聞き出して、時間を潰す事が出来る、そう思いながら、内心ワクワクしながら仮面の男の到着を待つ、すると、自分の部屋の前に立ち止まり、ドアを引く。
「……起きていたんですか?」
「へへっ、まぁな、私は寝る事が出来ないからな、多分≪ヤツラ≫の性質なんだろうな」
「ふぅん?何とも不思議な……それで、何故、自分の事を見て、目をキラキラしているんですか?」
仮面の男、ブランドはそう言って、目を細め、『巨大な胸を持つ存在』を見る、すると『巨大な胸を持つ存在』は答える。
「そんなの簡単さ、『お前から話を聞く』為だ」
「……?」
「何でも良い、私の時間潰しに付き合ってくれよ?」
『巨大な胸を持つ存在』の言葉を聞いて、深い深い溜息を鼻で吐くブランド、そして『巨大な胸を持つ存在』が続けて言う。
「って、何でお前は仮面を被っていないんだ?何だ?病院の中だけしか仮面をつけないのか?」
不意に仮面の事を聞かれ、ブランドは答える。
「……流石に、外食をするのに仮面は邪魔でしょうよ?いえ、仮面をしている理由は娘のユリーカの為ですよ」
『娘のユリーカの為』、やっぱり、ユリーカは仮面の男の娘だったか、と考えて、静かに頷き、言葉を発す。
「で、何で娘の為なの?」
「それは……私は娘が『元々から強い』というのを理解していました、だから特訓し、強くさせようとしていました、ですが、逆に『父親だから、手加減をしてしまうのでは無いか?』と考えてしまって、それなら『顔を隠し、声も少し、高音、低音にすれば……!』と思いましてね?すると、父親の自分と戦う時より、『仮面をつけて、戦っている方が、ユリーカは強かった』のですよ、つまり、『父親じゃないから、本気を出せる』、みたいな?だから仮面をつけているのですが……まぁ、少し前に仮面を外しましたし、もうこの仮面は必要ないのですが……何故か私が外せなくなってましてね──一応『裏闘技場』の主催者なので、顔を隠しておく、という面もあります、仮『面』だけに、アハハ──まぁ、自分の仮面をつける理由はそんな感じですねぇ」
ブランドの仮面をつける理由を聞いて、納得する『巨大な胸を持つ存在』、それじゃあ次はどんな話にしてやろうか?『巨大な胸を持つ存在』はそんな事を考えながら、ブランドの話に対し、静かに頷く──

Re: セカイ戦記 ( No.298 )
日時: 2017/11/09 21:55
名前: 彩都  

「ふぅん、成程なぁ……んで、他に話は無いか?私的には『気』の話が聞きたいな」
『巨大な胸を持つ存在』の言葉を聞いて、ブランドは静かに息を吐いて説明する。
「それは無理です、あまり話したくないので」
「えぇ?良いじゃん?教えてくれよ?」
「無理です」
「いいじゃんいいじゃん!!」
「無理、ってか、他の話でもしましょうかねぇ?そうだな、どんな話にしましょうかねぇ?あぁ、そうだ、私、貴方に色々と実験したい事があるんですよ」
「実験?何だそれは?」
「んー?簡単ですよ、『睡眠薬を投与すれば、貴方は眠るのか?』という実験です、何分私も眠いのです、だから、少しでも眠れれば、とね……」
ブランドの発言に、少し納得してしまう『巨大な胸を持つ存在』、確かに睡眠薬を投与されて、寝れる事が出来たなら、それはそれで僥倖だ、『巨大な胸を持つ存在』はそんな事を考えながら頷く。
「それは面白いな、是非投与してくれ」
「えぇ、分かりましたよ、それでは、薬を用意するので、少々待機しててくれますかね?」
「あぁ、いいぜ」
ブランドはそう言って、『巨大な胸を持つ存在』の病室を出て、駆け足で睡眠薬がある部屋へと移動する、その間、『巨大な胸を持つ存在』は静かに呼吸しながら、ブランドを待機する、矢張り、この待機している時間も退屈だ、そう思いながら『巨大な胸を持つ存在』は思う、そして幾許(いくばく)かが過ぎた頃、ブランドが息を切らしながら登場する。
「はぁはぁ……な、何とかありました……何分今は夜、迂闊に電気を点ける事は出来ませんからね……探すのに一苦労でしたよ……それでは、水も用意したので、飲ませますね?」
ブランドはそう言って、二粒取り出して、白衣のポケットから、ボトルに入った水を取り出した、そしてその二粒を『巨大な胸を持つ存在』の口の中に入れ、ボトルに入った水を飲ませる、ブランドは深呼吸をしながら、何とか安心する、さぁ、これで成功すれば良いが……そう思っていると、『巨大な胸を持つ存在』は二粒を飲み込んだ後、首を傾げながら、発言する。
「……おい、全然眠くならないんだが?」
「あ、あのですねぇ……そんな即効性じゃないですよ、その睡眠薬は……そうですね、軽く十分程必要かもしれません」
「あぁっ?十分!?案外長いな……」
そう呟く『巨大な胸を持つ存在』にブランドは言う。
「まぁ、薬が溶ける時間も含めて、の話なので、早ければ五分、最短で一分ですかね……」
「それでも遅いな……矢張り速乾性の様に早く、でないと」
「えぇっ……流石に薬にそんなもんを注文してもねぇ……無理で、無茶な注文ですよ……」
ブランドはそう言って、溜息を吐く、そして、急に『巨大な胸を持つ存在』の視界が可笑しくなった、何と言えば良いのか?簡単に言えば、『目眩』のような感覚、視界がぼやけ、視界を閉じたくなるような感覚が『巨大な胸を持つ存在』の視界を襲った、そして『巨大な胸を持つ存在』はその感覚をブランドに伝える事にする。
「お、おい……何だか視界が……可笑しく感じる……」
「ふむ、その『感じる』とは、どのように感じますか?」
「あぁっ……?そうだな、目眩に似た感覚だな、すぐに目を閉じたくなる感覚だぁ……」
「あぁ、それは良かった、実験成功ですね、それが『眠い』という感覚です、なので、さっさと目を閉じて、寝ましょうか?」
「おっ?成功したのか……それなら、良い安眠が出来そうだな……」
『巨大な胸を持つ存在』はそう言って、目を閉じる、そして、寝息を立てながら『巨大な胸を持つ存在』は睡魔に襲われる──寝ている『巨大な胸を持つ存在』を見つめ、ブランドは何とか安心する、まさか≪ヤツラ≫でも、寝る事が出来るのか、と、ブランドはそう思いながら欠伸をする、すると此処で、『寝ている時にしか出来ない事』をブランドは思いつく、普通ならやってはいけないが、≪ヤツラ≫は『普通』ではないので、やってもいい、と考える。
そしてブランドはその場で深呼吸し、右手を前に出し、『巨大な胸を持つ存在』の『巨大な胸』に手を伸ばした、そして右手で左の胸を掴む、ふにょん、と心地良い柔らかさを感じ、ブランドは驚愕する。
嘘だろ?だって、胸は乳腺と脂肪で出来ている、更に≪ヤツラ≫という存在は『もう死んでいる』、だから普通は胸も脂肪も硬くなる……いや、待てよ?その前に死後硬直は筋肉のみ、だから胸は脂肪だから固まらないのか……?流石に死体の事を調べておけば良かった、ブランドはそう思いながら、片手は揉んで、もう片方の手は頭を抱える様に支える、それにしても柔らかいな……何を食べたらそうなるんだ……?あのユリーカでさえ、あんなに柔らかくない、と言うのに……ブランドはそう思いながら、揉んでいない片方の手も揉んでいない胸に伸ばす。
そして両手で両胸を揉んで、恍惚な表情になる、これは……違う意味で素晴らしいな、もしもこの存在をいやらしい店で出したら、売れるだろうなぁ……あっ、≪ヤツラ≫って事は隠しておかないとな。
ブランドはそう考えながら、揉む手を止め、白衣を脱ぎ、脱いだ白衣を腕に巻く、何か胸を揉んでいる事がアホらしく感じてきた、さぁ、さっさと寝なければ……ブランドはそう思い、『巨大な胸を持つ存在』の病室を離れ、自宅の寝室へと向かう──

Re: セカイ戦記 ( No.299 )
日時: 2017/11/13 21:20
名前: 彩都  

そして時間は過ぎ、朝となった。
色々な存在が起き、店を開店させる存在や、外で遊ぶ存在、色々な存在が体を動かし始める頃、一人の存在は未だ、寝転がったまま動かない、その存在はユリーカだった。
「うぅっ……まだ体の節々が痛い……何でこんなに痛いのか?何でこんなに痛いダメージを受けてしまったのか……?まぁ、リク、D、コウ君より一番酷いからなら、自分は……全くだ、何でこんなに痛くなる迄戦ったのだろうか?少しは妥協って言うのを覚えろよ……だから皆から馬鹿にされるんだ……『怪力女』って……まぁ、別にそれは嬉しくも悲しくもねぇけど……それにしても起きたいなぁ、トイレにも行きたいなぁ、腹も減ったなぁ、さぁ、いい加減起きなければ……」
ユリーカは独り言を呟きながら起き上がる、すると視界が少しぐらついた。
「おっと、危ない危ない……何とか起き上がれるよな?何とか生きてるよな?何とか体を動かせるよな?よし、何とか体は動かせる、口も動いている、大丈夫、動ける、きっと……!」
ユリーカはそう呟きながら、何とか立ち上がる、そして、周りを確認し、首の稼動部位を確認する、よし、首には異常が無い、ユリーカはそう思い、椅子に座って、ボーっとした頭を整える。
「うーん、まだ頭が……寝過ぎたのかもしれないな……よし、頬を叩いて、目覚めさせよう!」
ユリーカはそう言って、頬を思いっきり叩いた、すると、とんでもない痛みが頬、口の中で起きた。
「……いったぁ!っと、大声出すと親父が驚くから、小声で言わないと!」
ユリーカは口を閉じて、焦る、危ない危ない……さて、何とか痛みで目が醒めた、と言う事で、一階に移動して、ご飯でも食べようか?と考える、うーん、寝ている間に相当回復したんだな、それは僥倖だ、ユリーカはそう考えて、欠伸をする、さぁ、いい加減動き出さないとなぁ……?ユリーカはそう考えて、部屋のカーテンを全開にする、そして、日光がユリーカの全身を包み込んだ。
「うわぁ……陽の光で地味に怪我している部分が響く……」
ユリーカはそう呟いて、陽の光から逃げるように、後退し、服を着る。
まぁ、親父だから下着姿は許されるけど、一階は一目につく場所だ、なので、ちゃんと服を着ないとな……ユリーカはそう考えて、クローゼットから適当な服を選んで、着衣する。
「ふむ、これでいいか……」
ユリーカは適当にそう呟いて、部屋を出る、ユリーカの格好は白の水玉模様がデザインされている黒のスカートに、白のTシャツだ、Tシャツには星柄のデザインが施されていた。
そしてユリーカは一階に降りて、適当に冷蔵庫を漁り、卵を一個手に取り、フライパンを用意して、油をフライパンに敷いて、ベーコン、ウインナー、を冷蔵庫から取り出す、そしてコンロに火を点けて、卵をフライパンの上に落とし、簡単にスクランブルエッグを作る、スクランブルエッグを作っている間に皿を取り、スクランブルエッグを皿に盛り付けて、余った油で、ベーコン、ウインナーを炒める、ベーコンのお陰で油はもっと出るが、あまり気にしない、そして、ベーコン、ウインナーを炒めている間に、ケチャップでスクランブルエッグを味付けする、ふむ、これ位で良いだろう、そう思った時、油が撥ねた、撥ねた、と言う事は、もう完成しているな、と考えて、コンロの火を消して、ベーコン、ウインナーを皿の上に盛り付ける、そして完成する。
「ふぅ……結構材料が残っていたからセーフだが、材料がなかったら、困ったな……となっていたな、よし、食べようっと」
ユリーカはそう言って、出来上がった料理に手をつける、まずはベーコン、ふむ、火が通っていて、とても美味しい、次にウインナー、ぷりぷりしていて、とても美味しい、満点だ、最後にスクランブルエッグ、上に掛かったケチャップと半熟の卵を混ぜてっと……そして混ざったスクランブルエッグを口に運ぶ──口の中に酸っぱいケチャップの味を感じ、ほんのり卵の感触を舌で感じる。
うぅん……とてもとても美味い!ユリーカは笑顔になりながら味を楽しむ、すると仮面を被ったブランドが現れる。
「あっ、親父……」
「あぁ、ユリーカか、お早う……さて、朝ご飯を食べよう、トーストで良いや……」
ブランドはそう言って、適当に食パンを手に取り、トースターにセットする。
そしてトーストを作っている間に、冷蔵庫から、ジャムを取り出し、味を確認する。
「うーん、リンゴジャムしかないのか……今日は酸っぱい物、ミカンジャム、レモンジャム、レモネードジャムでトーストを食べたかったが……ないのなら仕方無い」
ブランドはそう言って、仮面を外し、台所で顔を洗う、そしてコップに水を注ぎ、一気飲みする。
「ふむ、朝の一杯は最高だ……!」
「ふぅん?私には分からないな」
「そうか?まぁ、大人になれば分かると思う」
ブランドはそう言って、二杯目の水をお代わりしようとする、大人、ねぇ……ユリーカは『大人ってそういうモンか?』と考えながら、首を傾げ、目の前のスクランブルエッグを完食し、台所に置き、水に浸し、欠伸をする、さぁ、今日はどうしようか?少しでも体を動かそうかな?そんな事を思いながらユリーカは体を捻って、考える──ユリーカは何処で体を動かすかは考えていなかった──

Re: セカイ戦記 ( No.300 )
日時: 2017/11/16 21:36
名前: 彩都  

「あっ、そうだ……出かける序でに何か買ってきてやるよ、ジャムだっけ?」
「ん?買い物に行ってくれるのか?それは有難いな、それではミカンジャム、レモンジャム、レモネードジャム、三つを買ってきてくれるかな?あぁ、因みに三つ共瓶入りで」
「あいよぉ」
ユリーカはそう言って、父、ブランドの言葉を聞き、ペンを持って、左手の手の平にメモする、そして、二階へと向かい、財布を持って、家を出る。
ふむ、ジャムだな……よし、そんなにジャム推しなら、他のパンを買って、ジャムパーティーでもしようかなぁ?と考える、さぁ、決定したなら、さっさと前に進まなければ……ユリーカはそう思いながら、走り始める──
「……ふむ、ユリーカが瓶入りのジャムを買って帰る、か……何気に怖いな、ユリーカは活動的だから、瓶入りのジャムが割れて、ジャムが無駄になってしまう可能性もある……それだけは完全に阻止しなければ、ではどうやって阻止すれば良いか……?フフッ、そんんなの簡単だ、『先に買えば良い』のだ、よし、その結論に到った!さっさと自分も違うお店で買いに行こう、くれぐれもユリーカに会わない様にしなければ……」
ブランドはそう言って、急いで服を白衣から着替え、一般人の服にする、そして財布を持って、すぐに病院を出る、多分道的にあいつが行くのはスーパーだろう、と考え、ブランドはスーパーではない場所へとジャムを買いに行く──

そんな父の考えを知らぬまま、ユリーカは近くのスーパーに寄っていた、うぅっ、薄着は寒いなぁ……そう思いながら適当に籠を持って、瓶入りのジャムを投入する。
うぉっと!危ない危ない……そういえば瓶入りを買うのだった、少しでも落ち着いて扱わなければ……丁重に丁重に……ユリーカはそう思いながら慎重に瓶入りのジャムの籠を持つ。
「ふむ……これだけ慎重になっていたら大丈夫だろう……で、他に何を買おうかなぁ?」
ユリーカはそう呟いて、他に買いたい物が無いので、少し悩んだ。
流石に瓶入りのジャムを買って帰る、というのも味気ない、かといってパンを買う、と決めてはいたが、種類はあまり無いので、すぐに買い終われる……なので、レジさえ混んでいなければ、十分程度で店を出る事が出来た。
「ふむ……面倒だ、もう少し店舗内を確認して、帰るか……」
ユリーカは暇潰しをそれで解消する事にした、暇潰しと言う名の運動もしなければな……ユリーカはそう思いながらゆっくりと歩いて、店舗内を見回る──
「ほっ……何時ものお店に来ていなくてセーフです……」
ブランドはそう言って、腕に三つの瓶を抱えながら、店を出る、ブランドが入ったお店、それは『花から採った蜂蜜や、自家製のジャムを売っている』お店だった、まぁ、このお店は少しお高いので、庶民であるユリーカには手を伸ばさなさそうですけど……ブランドはそう考えて、走って自分の病院へと戻り、引き戸の棚にジャムを三つ置いて、引き戸を戻し、『ジャムを買った』という証拠隠滅を行った。
「これで買った事がバレないですよね……?」
ブランドはそう呟いて、リク、D、『巨大な胸を持つ存在』、リーナの為に料理を作る事にする──早く作らないと、リクが『巨大な胸を持つ存在』を襲ってしまうからだ──

「ふぅ……色々と見たなぁ、さぁ、後はパンを買って帰るか……」
店舗内の見回りをしたユリーカは、近くのパン屋に向かい、適当にジャムが塗れそうな、味がついていないパンを選択し、購入する、このパン屋はスーパー直営のパン屋なので、安くて美味しいパン屋だった。
「ふむ、これでレモネードジャムを塗れば酸っぱいジャムの感覚がするだろうなぁ……?」
ユリーカはニヤニヤしながら、ジャムを購入すべくレジに並ぶ、次にユリーカはレジの会計前に立ち、金を財布から取り出し、ジャムを購入する、そしてユリーカはスーパーを出た。
「これで購入完了、後は帰るだけだな……」
ユリーカはそう呟いて、自宅の病院へと歩く──
「はぁ……」
ブランドは溜息を吐いて、欠伸をする、今日もリク選手は暴れてしまいました……もういい加減『巨大な胸を持つ存在』に突っかからないで頂きたいです……もう改心したってのに……鎮静剤を投与して落ち着かせましたが、果たして何時鎮静剤が解除されるか……?ブランドはそう思いながらドキドキする、何とか四人に朝ご飯を渡したが、『巨大な胸を持つ存在』は『食事は要らない』と言って、朝食を放棄する、なので、その朝食はブランドが食べる破目になった。
「それにしても、遅いですねぇ……」
と、ブランドが呟いた瞬間だった、ユリーカが元気な声を出し、帰ってきた、と、とりあえずジャムは!?と思い、玄関に駆け寄るブランド。
「じゃ、ジャムは大丈夫ですか!?」
内心焦りながらブランドが言うと、ユリーカはパンと共に三つの瓶入りジャムを渡す。
「はい、これで完了だろう?」
「お、おぉっ……!」
ミカンジャム、レモンジャム、レモネードジャム、三つの瓶入りジャムを見て、ブランドは内心安心する、よ、良かった……!ブランドはそう思い、三つの瓶を持って、冷蔵庫へ入れる──そして、台所に来たユリーカの持つ購入したパンを見て、不思議がる。
「ユリーカ、これは何なんでしょうか?」
「それ?それは簡単に言えば、レモネードジャムとかに合うパンを買って、選出してみたんだがぁ……?どうだろうか?」
「ふむ、それなら明日食べてみますかねぇ?」
「おぉー!そいつぁ嬉しいぜ」
ユリーカの説明を聞いて、ブランドは納得する、成程、そういう為に買ってきたんですか……どうやら明日の朝食は楽しみになってきた、そう思いながらブランドは明日の朝食にうきうきする──

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