複雑・ファジー小説

セカイ戦記
日時: 2016/05/17 18:57
名前: 彩都

ーーぼくは戦うーーこの汚れたセカイとーー

二作目の投稿です。
初めての方も知っている方も初めまして、彩都と申します。
気長に投稿します。
今回は歴史ファンタジー…かも…
という事で宜しく

登場人物
今作は先にキャラ紹介をさせていただきます。
主人公
トゥダ・リク 男
このセカイは名前に意味は無く、名字・名前や逆に名前・名字は無く、名字・名字、名前・名前となっている。
リクは名前・名前。
リーナ・ユリ 女
名前・名前。
妖精で回復の魔法を使う。
リクの仲間。
リヴェレット・モコ 女
名前・名前。
攻撃系の魔法を使う。
ユリは貧乳だが、モコは巨乳。
何時も箒に乗っている。
ショウ・コウ 男
名前・名前。
肉弾戦が得意な仲間。
魔法では倒せない存在には肉弾戦が良いとされている。

ジェネレッド・D 男
?・?
リクの仲間だが何者かは知らない。
敵かもしれない。
Dは物語の中心に近い。
サルウ°ァ・ティル 女
名前・名前。
名前の言い方は秘密。
大きな剣、真剣簪(かんざし)を使う。
大きさは約三メートル。
サワラビ・ユウ
名字・名前。
遙か遠く、キョクトウのニホンの人間。
彼も何者かは分かってない。
何時も一人で行動している。
薙刀の師範代を務めている。
μ
記号。
名前を持たず、施設で使われていた記号を使っている。
戦闘力は圧倒的に強いが、カロリーが切れるとすぐ戦闘不能になる。
白いジャージに白い肌、髪は無く、オールバックの様な角を生やしている。

用語解説
魔法
魔法は体内に眠る魔力を燃焼させて、魔法を扱う。
キンキなる魔法も存在する。
キンキなる魔法は使うと死んだり、植物人間になったりする。
存在
セカイ戦記における敵。
魔法で倒せる奴や肉弾戦でしか倒せない者もいる。
肉体の一部分が膨らんでいたりと『異形』の存在。
ゾンビの様に意志は持たず、人間を襲う。

セカイ
混沌としている。
その混沌のせいで存在が出来たと言われている。
舞台的に言えば、『北斗の拳』の世紀末ワールドに近いです。
存在が色んな所でばっこしている。
妖精
見える者もいれば見えない者もいる。
リク達のメンバーは見える奴が多い。
見えない者は眼鏡を使ったりする。
だが、眼鏡も法外な値段が多い。
傷の手当や回復が得意。
回復は魔法に当たるので、妖精は無意識に魔法を使っている事になる。

『リク…貴方は希望の仔…貴方は奇跡の仔…貴方は私と**の仔…お母さんが居なくても頑張るのよ…』
「お母さん!!」
そう言って、母さんは燃え盛るセカイから、燃えた。
跡形もなく、消えた。

セカイ戦記 序章 、『運命』の仔

俺はトゥダ・リク。
男、十六歳。
《ヤツラ》を始末する者。
《ヤツラ》とは、前々からこのセカイに現れた敵だ。
コイツ等のせいで俺は母を亡くした。
俺はコイツ等を駆逐する為に仲間を探している。
俺は仲間探しの為に故郷を捨てた。
そして俺は前へ一歩、踏み出した。
少し歩いて着いたのは、妖精の世界、フェアリアだ。
そこで俺は水浴びをしているビキニの女性を見つけた。
「おーい!妖精王に会いたい!道案内してくれ!」
ビキニの女性は羽を生やしてこちらに来た。
どうやら妖精らしいが、背は俺の胴体位だろう。
「貴方、妖精王に会いたいの?今は会えないわ、会うの止めたら?」
「俺は《ヤツラ》を駆逐する為に妖精王に力を借りに来たんだ、止める事は出来ない」
「分かったわ、じゃあ貴方の仲間になるから会うのは止めてくれない?回復も出来るから旅には最適よ」
「良いのか?」
「良いわよ、私の名前はリーナ・ユリ、宜しく」

「俺はリク、宜しく」
こうして、人間、リクと妖精、リーナの出会いだった。

「なぁ、リーナ、この水は人間でも飲めるのか?」
そう言って、リーナが浸かっていた水を一掬い、口に近づける。
「ダメッ!!!!!」
リーナの止めは既に遅し、もう口に含んで、喉を鳴らした後だった。
「ん?どうした?リーナの汗が入っているから、飲むなってか?大丈夫だろ…」
リーナは言う。
「いや、そうじゃなくて…人間は此処の水飲むと、人間には毒だからって…」
そう言うのと同じくして、リクは気絶する。
「リクッ!?」
リーナはビキニのまま、、リクを長老の所へ連れていった。

「んー、ユリ…」
長老は重い口を開いた。
 ・・・・・・・・・・・・
「こやつには毒その物が無い…これはどういう事じゃ?」
「えっ…?」
リーナは驚いた。
人間で泉の水を飲んだのは大抵、必ず死ぬ、最悪死ななくても毒の後遺症が残るのに…。
リーナにとって、この事は不思議で不思議で意味が分からなかった。
すると、リクが目覚めた。
「う…うーん…此処は…何処だ…?」
リクはすぐさま、リーナを見つけた。
「リーナ!此処は何処だ!?俺は何故此処に!?」
リクは慌てて周りを見やる。

「落ち着くのじゃ、少年」
と、長老が止める。
長老は、リクが倒れて此処に来た事、此処は妖精の村と長老である事を話した。
「全く信じられん話だが、俺が記憶を覚えていないんだ、リーナ有難う」
「良いよ、リクって見た目に反して軽いんだもん」
そういうリーナに驚くリク。
「お前さん知らんのか?妖精は小柄だが怪力だぞ?」
その事を聞いて驚く。
妖精は力が凄いんだ…。
リクは新たに情報を頭に叩き込んで、立ち上がる。
「良し、行くか」
長老はリクがすぐ立ち上がった事と同時に驚くが、どこかへ行く事にも驚く。
「待て、お前さん、今から何処へ行くのじゃ?」
長老が聞くと、すぐさま言った。
「隣町だよ」
「隣町には《ヤツラ》が要るのじゃぞ!!」
長老は止める。
それに対しリクは。
「大丈夫だよ、そいつ等は始末屋であるこの俺に任せな!

そう言う台詞に驚く長老。
まさか、《ヤツラ》を倒す力を持っているのか…。
そう思っていると、二人は出発していた。
長老の声は空しくも聞こえなくなった。
こうして、傷が回復したリクとリーナは旅を開始するのだった。
次の町は何処へ行くのか…それは誰も分からない…
序章終了 第一章へ続く…

セカイ戦記 第一章 運命の仔の戦闘

妖精の世界、フェアリアの隣、戦争の世界、バトランゲージは存続の危機に瀕していた。
バトル王宮最上階国王の部屋。
「ひいぃぃ!!まっ待て!話せば分かる!金ならたんまり有る!だから見逃してくれぇ!」
「…………」
バトランゲージ国王、マイルは謎の生命体と話していた。
生命体は体を包帯で巻かれている者やジリジリと追い詰める者も居た。
ただ、生命体には共通点が幾らか有った。
一つ目は全員、肌が腐敗した色になっていた、具体的に灰色。
二つ目は口を大きく広げ、涎を垂らしている事。
そして三つ目は…
喋らない事だ…
何故喋らないのか、各国で議論されるが、喉が使い物にならないが妥当とされてきた。
生命体の過去の姿は、人間だった。
数十年、数百年経っても、この生命体は存在してきた。
そして生命体はゾンビの様に感染する。
今もそんな生命体から避、難する人間の中に反旗を翻す存在も居た。
その名は『退治者』と呼ばれる事になった。
その人物は生命体を倒す程の力を持っていた。
そんなリクも『退治者』の一人だ。
そして『退治者』達は、生命体に名を付ける事にしたのだ。
その名は《ヤツラ》となったのだ。

※小説のレスを消さないで下さい。
消しても無駄なので。
何か気に食わないなら、書き込めば良いじゃないですか、何でそんな事が出来ないんですか?
他人様の小説を消して、ナニが満足ですか?
彩都の小説のレスを消す事に何の意味があるんですか?
出来ればそれを書き込めば、彩都も納得します、なので、消さないで下さい。
困るのはこの小説を読む読者様なので。

コピペしていますから、消しても無駄ですよ?

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Re: セカイ戦記 ( No.399 )
日時: 2018/10/29 22:49
名前: 彩都  

「あー、えっとぉ……」
ブレンドは言葉に詰まりながら、頬を掻く、う、うーむ、一体どう、話を逸らせるか……ブレンドが腕を組んで困っていると、セラスは静かに『し、知らないの?』と、ブレンドの顔を覗く。
「ば、ばっか野郎!?俺が知らない訳無いだろ!?だって、当事者だもの!」
ブレンドは嘘に嘘を重ねて、セラスを安心させる、すまない、俺、これ以上嘘を重ねるみたいだ、後生だ、頑張って嘘を重ねてくれ……ブレンドは未来の自分にそう言って、口から出任せで話し始める。
「え、えーとな?思い出していたんだよ?あまり話せない事もあるからなぁ?だ、だから言葉を選んでいたんだよ、うん……」
ブレンドはそう言って、話すタイミングを考える、う、うーん、どうしようかなぁ?どんな話を紡ごうか?そんな事を思いながら静かに話し始める──
「え、えーと、あれは昔の事だった──急に俺のセカイにとある『怪物』が現れたんだよな?その怪物はスライムの様に柔らかく、打撃が通用しなかった、だから皆飲み込まれていったんだ、そして骨も血肉も全部『溶かして』、仲間は死んでしまった……そして俺達の先祖とかはその怪物に驚き、逃げて、今も逃走しているって事だ、これが『ゼガの民』の真の真相だよ──」
ブレンドはそこ迄言って、『いや、流石に信用する存在は居ないだろうなぁ?』と、考えていたが、その話を聞いて、セラスが目を輝かせ、『成程!それが『ゼガの民』の真の真相なのね!』と、ブレンドの手を掴んで発言する、あっ、やらかした、これ、完全に違う記憶を、情報を植えつける、最悪なパターンだ、パティーンだ、ブレンドはそう思いながら、今更ながら大きな罪悪感が背中に伸し掛かった。
「うぅっ……」
内心泣きそうな気持ち、思いを押し殺して、『わ、、分かってくれてありがとよ?』と、セラスに返答するブレンド、『これ以上墓穴を掘るなぁ!』と、心のサイレンが警報をお知らせするが、喉、口はその心のサイレン、警報を聞かずに出任せを吐き続ける。
「ふーむ、それにしても、そのスライムみたいな怪物って、どんな怪物よ?もう少し詳しく教えてくださる?今の技術で倒せる可能性もあるかもしれないし?」
セラスはそう言って、ブレンドに協力をしようとするが、ブレンドは『ダメだダメだ、今、そのセカイに存在する、滞在している訳じゃあないし無理無理』と、返答し、難を逃れる。
「そ、そうなの……?あーあ、折角貴方の手助けが出来ると思ったのにぃ?」
セラスはそう言って、背凭れに凭れ、溜息を吐く、その前に俺の出任せに信用、信じる御馬鹿が居る事が驚きだ、もしも此処で『今迄の『ゼガの民』の話は全て嘘だ、そして俺は『ゼガの民』ではない』と、ネタバラシをしたらどうなるだろうか?セラスに殺されるだろうか?ブレンドはそんな事を思いながら、セラスを見つめる、セラスの瞳はまるで『全てを信じる』レベルの綺麗な目をしており、完全に後には引けず、ネタバレをしても、『その場で泣き崩れてしまいそうな程、弱そう』にも見えた、ブレンドはそんなセラスを見て、『一体全体どうしようかねぇ……?』と、考えていた、このまま逃げるか?でも、まだ到着はしていないし、そもそも此処が何処かも分からない、徒歩で帰宅するのは少し難しそうだし……ブレンドが外を確認していると、セラスが『ね、ねぇ、貴方って、どれだけ強いの?』と、ブレンドに聞いてきた。
「…………へっ?」
意表を突いた質問で、ブレンドは少し変な声を出して、首を傾げた。
「だ、だから、貴方はどれだけ強いのって、言っているのよ!?」
赤面し、ブレンドを指差すセラスに対し、ブレンドは静かに『知るか、あのレベルをワンパンで仕留められるレベルだ』と、静かに返答する。
「あのレベルって……結構強いのよ?『闘技場』だって、本戦出場者だし……」
そう言うセラスに対し、ブレンドは『じゃあその闘技場の戦いが弱い者の集まりだったって、事か』と、呟くと、『流石にそれは有り得ないわ』と、一蹴する。
「あの時の闘技場は本当に強い存在が集まっていた、だから、それは有り得ないわ」
「俺が勝っている時点で有り得ないなんて発言は通用しないぜ?もしも通用するなら、『俺はどれだけ強い』んだって話だしよぉ?お前の発言は間違っていないかもしれないが、俺の発言も多少は間違っていないと思うぜ?じゃあ聞いてみるか?『あの時、貴方の戦った相手は本当に強かったのですか?』ってなぁ?そんな事も出来ねぇのに、よく決め付けられるな、ってか、俺だって、今年の闘技場参加選手の一人なんですけどね?」
ブレンドが呆れながら自分を指差し、『闘技場参加者だ』というのを示すと、『えっ!?』と、驚くセラス、えっ?もしかして『俺が闘技場に出場していた』という事に気がつかなかった、気付かなかったって事か……?ブレンドはそう思いながら、『嘘でしょ?』と、驚いたような表情をするセラスを見て、驚愕する──な、何で俺が闘技場参加者だって、闘技場参加選手だって、気付いていないんだよ!?ブレンドは内心驚嘆していた──

Re: セカイ戦記 ( No.400 )
日時: 2018/11/05 23:16
名前: 彩都  

「あーもう呆れた、凄く呆れた」
ブレンドはそう呟いて、静かに溜息を吐いた、何だこの娘は?全く?ちゃんと人の事は調べてから喋れっての……ブレンドはそんな事を思いながら、『もうこの話は終了だ』と、続けて発言した。
「えっ?ちょっと?どうして呆れたのよ!?まだ私は今年の参加者の名簿なんか見ていないから、そう発言したのにぃ?」
セラスは唇を尖らせて、ブレンドを睨むが、ブレンドは静かに『あぁ、そうか』と、適当に返答し、大きく息を吸った。
それにしても、『仮に名簿を見ていない』なんていう嘘を吐いた所で、対して何も変わらんがな?ブレンドはそう考えて、静かにセラスに言う。
「……で、何だよ?知らないから何だ?知っているから何だ?それは俺には関係が無い、俺はただ『今年の闘技場参加者だ』っていうのを漏らしただけだぜ?それなのに、何でそんなに驚かれるんだ?俺は何か悪い事をしたか?していないだろう?それなのに、何で驚かれるんだ?お前、まさか俺の事を本当にただの生き物としか見ていないのか?あぁっ?」
ブレンドは口を悪くして、セラスを睨む、するとセラスは静かに『だって……強そうに見えない風貌をしているもの……』と、小さく口を尖らせて、下を向く。
「……もう、いい」
ブレンドはそう呟いて、『立ち上がって、馬車のドアを蹴破り、そのまま出口へと飛んだ』、その様子を見て、セラスは『はぁぁぁ!?』と、衝撃を受けていた。
ブレンドは馬車から飛び降りて、横に存在していた電信柱とぶつかって、『あでぇ!?』と、叫んで、少し左へと、吹っ飛んだ。
「おぉぉおぉ……」
右側に走る痛みに手を押さえながら、衝撃を受けるブレンド、しまった、ちゃんと周りを見なくてはなぁ?ブレンドはそう思いながら、その場で左右に転がる。
「ちょっ!?と、止まって止まって!い、いえ、停まって!」
セラスが急いで馬車を停め、すぐさま降りる、そしてブレンドの所に向かって、『何て命知らずな!?』と、怒られる。
「流石に知らないからって、怒って出るのは愚か者の証拠です!ちったぁ甘えて下さい!」
セラスはブレンドの足を踏んで、『分かりましたかぁ?』と、睨むように顔を覗き、ブレンドの発言を待った、ブレンドはその時、『め、めんどくせぇ女と出会ってしまった……』と、呆れてしまった。
「あー、うん、うん……分かった、分かったから……」
ブレンドは仕方なく、この状況は謝るべきだと判断し、丁寧に謝る、そしてセラスは『宜しい』と、呟いて、足を退ける。
「はぁ……今日は戦闘日和かと思ったら、まさかの厄日かよ?何て不運な……」
ブレンドが静かにそう呟くと、『はい?』と、セラスがブレンドの胸倉を掴んだ、『す、すまんすまん』と、謝るブレンドに対し、『全く……』と、呆れて溜息を吐くセラス、うっ……コイツ、怒らせると怖いなぁ?ブレンドはそんな事を思いながら、セラスと共に歩き、馬車に乗って、セラスが『それでは動いて下さい』と、言って、馬車が動き始める──ブレンドは『もう見た事が有る場所だぁ』と、思いながら、開いた馬車のドアを見つめながら、風景を楽しんだ──

「はい、到着しましたわ」
セラスがそう言って、ブレンドを馬車に乗せた場所迄移動する、ブレンドは『ありがとよ?もう会いたくねぇ』と、嫌味を言って、馬車を出る。
「私ももう会いたくないですわ、こんなスケベなおっさんは?」
「あぁっ?スケベだと?何を言う!?俺はまだお兄さんだ!」
セラスの発言に激怒するブレンド、ブレンドは年齢の訂正、おっさんからお兄さんの訂正をするが、セラスには届かない。
「煩い!それでも結局はおっさんになるでしょう!?どれだけ我侭なんですかこのおっさん!?」
「おっさん!?また言ったなぁ!?しかも二回もだ!酷い!俺はまだピチピチの三十代だってぇのによぉ!?」
ブレンドがそう言って、セラスに指を指す、するとセラスは『は、はぁ?三十、代ぃ!?』と、衝撃を受けていた。
「て、てっきり五十代かと……」
「だぁれがぁ、五十代だってぇ!?俺はまだ三十九だってのぉ!?後少しで四十路(よそじ)のカッコいいお兄さんだってのぉ!?」
ブレンドがそう言って、セラスの発言にツッコミを入れていると、セラスが『は、はぁ!?三十九!?わ、私より年下じゃないですかぁ!?』と、驚いていた。
「えぇー!?お前、俺より年上ぇ!?嘘だぁ!?皺が、小皺がねぇ!!」
ブレンドがそう言うと、『そりゃ美容に気をつけていますからね!』と、発言するセラス、そしてセラスは『特に顔は美容に時間を掛けておりますしね!』と、続けて言う。
「う、うーん、な、何か色々と凄い話を聞いてしまった……女ってのは、面倒なんだなぁ……」
ブレンドはそう言って、その場で呆れる、するとセラスは『まぁね!女性は何時も大変ですわよ!』と、大声で言う。
「……そうか、それじゃあ、話も終了だ、俺はもう消える、これでお別れだ」
ブレンドはこの話を続けるのが飽きたのか、すぐに別れを切り出す、するとセラスは『そ、それもそうね』と、発言し、髪を上げる。
「それじゃあ、あっさり死んでね?ブレンド?」
「お前もな?年増?」
「だ、誰が年増じゃぁ!?」
「ほら、そうやって怒る所だよぉ?」
ブレンドはそう言って、怒るセラスに対し、急いで走って逃げる──それにしても、セラス、何時か出会いそうだ、ブレンドはそんな事を思いながら、弟、ブランドの病院へと、向かった──

Re: セカイ戦記 ( No.401 )
日時: 2018/11/05 23:17
名前: 彩都  

「……それにしても、大変な数時間だった……」
ブレンドはそう呟いて、適当に道を歩いていた、ブレンドが向かっている先は弟、ブランドの病院だった。
「さぁて、家に帰ってから、少しでも体を休めないとなぁ?少しでも体を休ませないと、ブランドが煩いからなぁ?『満身創痍の肉体で戦うな!』ってさ?」
ブレンドは鼻で笑いながらブランドの真似をして、苦笑した、弟の真似が似ていない、それで笑ったのだ。
「フフッ、やっぱりブランクがあるんだなぁ……」
ブレンドはそう言って、欠伸をする、すると路地裏に何かが見えた。
「……ん?」
ブレンドは不思議に思いながら路地裏へと向かい、周りを見回す、すると謎の声が聞こえた。
「ん?何だこの声?」
ブレンドは再度周りを見回す、すると足先に何かが当たるのを感じた。
「ん?何だ?」
ブレンドは足先に当たったモノを拾い、確認する、足先に当たったモノは『赤い石』だった、ブレンドは『何なんだろう?』と、思いながら、手にした石をポケットに入れようとした、すると再度謎の声が聞こえた、声は鮮明に聞こえ、路地裏の奥から聞こえた。
「……めて……下さ……」
「ん?声が聞こえるな、一体何なんだろう?向かうか……」
ブレンドはそう判断し、音の方、声のする方へと向かい、音のする方へ顔を向ける、すると其処には数人の男がたった一人の女性を襲おうとしている場面だった。
「へへへ……アンタ、美しいな?こんな綺麗な宝石も持ってよぉ?」
真ん中で女性の顎、女性の所持している宝石を見て、舌なめずりをする男性、そんな男性を見て、『お前等何してる?』と、ブレンドが言う。
「あぁーん?おっさんが話しかけんなよ?俺達はこのお姉さんと遊んでるんだからよぉ?おっさんは下がってろ!」
舌なめずりをした男性はブレンドの腹部に思いっきり蹴りを放って、ブレンドを壁に衝突させる、すると周りの男性は『流石兄貴ぃ!』、『凄いッスぅ!』と、鼓舞していた。
「えぇっ……」
ブレンドが蹴られ、女性は困惑していた、そして舌なめずりをした男性は女性の頬を両手で掴んで、『さぁ、お姉さん?俺達と遊びましょー?』と、汚い笑いをする。
「…………」
ブレンドは少し戸惑いながら、静かに立ち上がり、『おい、その女を離せ』と、発言する。
「おっさん人の話聞いてたか!?ってか、アンタ、気絶していないのかよ!?」
舌なめずりをした男性はそう言って、起き上がったブレンドに驚愕する、そしてブレンドは静かに舌なめずりした男性に近付き、顔面を掴んで、『その女を離せ、いいな?』と、威圧させる、だが、舌なめずりした男性は『だから?アンタの女か?違うだろ?だったら黙れ!』と、舌なめずりした男性はブレンドの腹部にパンチを放つが、ブレンドの体は動かない、動かないどころか、『衝撃一つも受けていなかった』、ブレンドは殴られて、『それで満足か?』と、舌なめずりをした男性に問う。
「ひ、ひぃっ!?」
舌なめずりした男性はブレンドの発言を受けて、恐怖していた、そしてブレンドに何度もパンチ、キック、そして平手打ち、エルボーを食らわせるが、ブレンドには傷一つついていなかった、そして舌なめずりした男性は無傷のブレンドに対し、『に、逃げるぞ!』と、言って、男性数人で女性から、ブレンドから離れた。
「ふぅ、去ったか……全く、今時の若者ってぇのは、面倒だなぁ?女を数人で襲うなんて……」
ブレンドはそう言って、額の汗を拭う、すると目の前に居た女性はブレンドに対し、頭を下げて、『有難う御座います!貴方に助けてもらわなかったら、犯されていたかもしれません!』と、発言した。
「あーうん、そうだね、犯されていたかもしれないねー、今度から気を付けなよー」
ブレンドは無難な回答をして、女性の前から立ち去る。
「そ、それじゃあ、俺はこれで──用事もあるし──さようならー……」
「ま、待って!」
立ち去ろうとするブレンドを女性は止め、女性は続けてブレンドに言う。
「あ、あの!名前を、名前を教えて下さい!」
「えっ?俺?……まぁ、いいけれど……俺の名前はブレンド・ユリーカ、ブレンドでいい」
「そ、そうですか……私はリン、リン・シキュルと、申します、リンでいいです」
「そ、そう……それで?用件はそれだけ、ですか?俺、忙しいんですけど……・」
ブレンドが厭な予感を感じながら会話を続ける、すると目の前の女性──基、リンだ──は『いいえ!』と、大声で言って、ブレンドに近づいて、ブレンドの両手を掴んで言葉をぶつける。
「え、えーと、わ、私!私を助けてくれた貴方の勇姿に惚れました!だから、ケッコンを前提に付き合って下さい!!御願いします!」
「……え、えぇっ!?」
いや、それは男が言うのであって、女の子であるアンタが言うセリフじゃねぇ!ブレンドはそう言いたかったが、衝撃の方が強く、言葉が巧く出なかった──そしてブレンドは自身の腕に抱き付くリンを見て、『この子、ケッコン相手を本当に俺で良いのだろうか?俺、老い先地味に短いのに……』と、困惑しながら思った──

Re: セカイ戦記 ( No.402 )
日時: 2018/11/08 23:22
名前: 彩都  

「あの」
「はい?」
「少し離れてくれません?歩きにくいです……」
「あら?それは申し訳ありません」
リンはブレンドの意見を聞いて、少し離れた、だが、ブレンドの腕に抱きついたままだが。
「……ケッコンする気はないんだけどな?」
ブレンドはリンに聞こえない様に呟き、静かに溜息を吐いた──そして適当に歩いていると、ブランドの病院に到着する。
「おっ、良かった、病院だ」
「んっ?ブレンドさん、何処か悪いんですか?」
「ま、まぁな?後はアンタの頭を見てもらう為だよ」
ブレンドは呆れながらリンに言うが、リンは『私の頭は健康ですよ?』と、首を傾げる。
「健康?健康だったら、こんな三十代末期のおっさんなんか好きになるかよ!?」
「えっ?でも、あの時の勇姿、カッコよかったし、惚れますよ!」
「あぁ、そうか!じゃあ、俺の医者に診てもらえ!頭を!」
「な、何でですか!?ブレンドさんは私の事、嫌いですか!?」
「嫌いも何も、用心する性質なんだよ俺は!?俺はアンタの事を何も知らないし、アンタも俺の事を知らない!だから、ケッコンなんかまだ出来ねぇよ!するにしても、何年、何十年も寄り添わないと!?」
そう言うブレンドだが、リンはブレンドの発言を受けて、『まぁ、それもそうですね』と、軽くいなし、自己紹介をする。
「私の名前はリンです、リン・シキュルです、好きな男性はブレンドさん、好きな女性はいません、まず私以外の女性は敵です、身長は161cm、体重は──」
「だー!それを今話されても困る!と、とりあえず、病院に入ろう!なっ!?」
「むぅ、仕方無いですね……」
ブレンドの意見を聞いて、やっと頷いたリン、そしてブレンドは何とかリンという荷物を背負って、病院内に入室する。
「はぁはぁ……」
疲れた……何なんだよこの女?束縛系って奴?いや、粘着系?よぉくは分からないが、面倒だってのは、良く分かった、ブレンドはそう思いながら病院前で『おぉぃいぃ!?ブランドいるかぁ!?』と、大声で叫ぶ、すると『今居ないよぉ!』と、大声で返答するユリーカ、そして『煩いよ、伯父さん?』と、呆れながらユリーカがエプロン姿で現れる。
「で?どうしたの伯父さん?大声でお父さんを叫んで?」
「え、えっと、ユリーカ?ちょっと助けて欲しいんだけど?」
「えっ?助けるって?何が?」
「いやぁ?ちゅおっと、面倒な相手を、なぁ?」
「面倒な相手?誰?」
「い、いや、俺の隣に居る女……」
「こんにちわぁ、私、ブレンドさんのケッコン相手のリンと申しますぅ」
「えっ?伯父さん?ちょっと待って?待ってよ?話が見えないよ?遂にケッコン相手を見付けたって話?そして見せ付けようとしてお父さんを呼んだの?」
「違う違う!そう言う意味じゃなくて!助けて欲しいって話!」
ブレンドはユリーカに説明をしようとするが、急にリンがブレンドの腕を掴んで、『貴方、私のブレンドさんを奪う気ね!?』と、大声を出し、ブレンドを抱き締める。
「……こう言う事!だから助けてくれ!?」
「……おい、伯父さん?」
「は、はい?何でしょう?」
ブレンドは急に雰囲気が変わるユリーカを見て、敬語で返答する、そしてユリーカが大声を出して、ブレンドに言う。
「よぉくもまぁ、面倒な女を持って来たなぁ!?私はこういう被害妄想系女が嫌いなんだよぉ!人の話を聞かないしぃ!!」
「それは俺も同じだぁ!!だから弟、ブランドに助けを求めたの!同性であるユリーカちゃんには手がつけられないと思ったからぁ!」
「そうだったのね!?でも、お父さんはいないよ?買い物に行ってるし……」
「……お、終わった……俺、コイツとケッコンするんだ……俺、老い先短いからケッコンしたくないってのに……!!」
ブレンドはそう言って、その場で崩れるが、リンとユリーカが『はぁ?』と、同時に声を出した。
「は、はぁ?お、伯父さん?そ、その話、本当?」
「ブレンドさん、その話は事実なんですか?老い先短いんですか?」
「えっ?あっ……」
……しまった、老い先短い話は『弟、ブランドにしか話していない事』だと言う事に……ブレンドはそれに気付き、『い、いや、今のは冗談だ……リンを離す冗談だ……』と、言うと、ユリーカは安堵する。
「な、何だ……驚いたじゃないか伯父さん?全く、嘘を吐く時は近くに居る存在だけに聞こえる様に言ってよね?私みたいに部外者が聞いちゃうかもしれないから?」
「そ、そうだな?今度から気をつけるよ……」
「ちょ、ちょっと待って下さい?今さっきのは嘘なんですか?あーもう、てっきり真実かと思いましたよぉ?」
ユリーカ、リンの二人はブレンドの発言を聞いて、安堵する、あっぶねぇ!危うく二人を心配させる所だった!リンは兎も角、ユリーカ、姪だけには『老い先短い』っていう事が知られては、悟られてはいけない、ブレンドはそう思いながら、その場で深呼吸し、近くの椅子に座って、息を吐いた。
「あーもう、早く帰って来いよ、弟、ブランドよ……」
ブレンドは額に腕を置いて、静かに呟く──ブレンドが助けを求めるブランドが帰ってくるのは、何時になるか、まだ分からない──

Re: セカイ戦記 ( No.403 )
日時: 2018/11/12 22:44
名前: 彩都  

「はぁ……買い物、大変ですねぇ」
ブレンドの弟、ブランドはそんな事を呟きながら、両手に荷物を持っていた。
医療用の道具を入手する為だ、案外少なくなっていたので、購入しに行っていたのだ、そんなブランドだが、自宅である病院でとんでもない事が起きている事に気付いていなかった。
「あー、案外重いんですよねぇ、瓶ですし……」
ブランドはそう言って、溜息を吐いて、欠伸をする、すると目の前で、誰かと衝突する、衝突した所為で、ブランドは尻餅をついた。
「あいたたた……あぁ、これはこれは澄みません……」
ブランドがそう言って、頭を掻いて、立ち上がろうとすると、その前に胸倉を捉まれ、『おい』と、野太い声を出す男性の声が聞こえた。
「おい、お前、俺に衝突したな?俺の事を知らないのに、よくぶつかったなぁ?」
「えっ?あっ、あの時は、衝突した時は、丁度目を閉じていたので……」
言い訳を放つブランドだが、野太い声の男性は『うるせぇ!』と、叫んで、更にブランドの胸倉を掴み、『てめぇ、俺の事、知っているか?』と、問うので、『知りませんよ?こんな乱暴な男?』と、返答する、すると野太い声の男性は『何だとぉ!?』と、大声を出して、ブランドに顔を近づける。
「ほら!もう一度見ろ!そしたら分かるだろ!?」
「いや、それでも分かりませんって?ってか、どうして貴方の名前を知らないといけないんですか?証拠は?それとも何か有名な事をした人物とでも?ただの体、図体がでかいおっさんじゃないですか?」
ブランドはそう言って、野太い声の男性に正論を言い放つ、すると野太い声の男性は『うるせぇ!知らないなら知らないと言え!』と、叫ぶ。
「いや、知らないと申したでしょう?」
「あぁっ、そうだった……てめぇ!俺に恥をかかせやがって!!もう許さん!『殴打王・バンチ』様がお前をボコボコにするぜ!!」
そう言って、野太い声の存在、基、バンチはブランドに拳を放つ、だが、ブランドは静かに『気』を発動し、全身に纏っていた、そしてバンチはブランドにパンチを放つが、『気』で自身の体を守っていたブランドはあまりダメージがなく、静かに『どうかしたんですか?』と、内心鼻で笑っていた、そんなブランドを見て、『ど、ど、ど、どうして生きてる!?』と、驚いた表情をして、ブランドを見ていた、ブランドは『そりゃ、『気』を張っているから……』と、思って、呆れながら、バンチを見ていた。
「え、えーと?殴ったから、これでいいですかね?私、急いでいるので」
ブランドはそう言って、右手に『気』を集め、バンチの手首を掴み、思いっきり握る、するとバンチは『いたたたた!?』と、大声を出して、ブランドから手を離し、手を押さえる、そんなバンチを見て、『全く?愚か者ですね?』と、呟いて、両手で医療品が入った袋を持って、病院へと向かおうとする、だが、その袋を掴んで、バンチが『待てやぁ?まだ、まだ俺の攻撃は終わってねぇぞぉ……!』と、叫んで、起き上がり、バンチはブランドに向かって、パンチのラッシュを放った、だが、ブランドは内心溜息を吐いて、『諦めないなぁ?』と、思い、両手の医療品を静かに置いて、バンチのパンチのラッシュを見、分析して、右へ左へと、回避する、そしてジャンプして、バンチの拳の上に乗るブランド。
「はい、これが貴方と私のレベルの差です、もしもこのまま戦うのなら、『一撃で貴方を仕留めます』けど?」
「はっ?一撃だぁ?どうやって?どうやって一撃で仕留めるんだ?俺は『殴打王』と、呼ばれている男だぞ?そう簡単に倒される訳が無いだろう?」
そう言って、拳の上のブランドを見て、笑うバンチに対し、ブランドは静かに息を漏らし、『アンタ、本当に馬鹿なんだな?』と、呟いた。
「……あぁっ?今何つった?」
「はい?あぁ、アンタみたいな低脳には理解出来ないか、アンタは動物だしな?世界で一番偉い生き物、ニンゲン様の発言が分からなかったか?見た目ニンゲンですけど、中身はお猿さんのようですね?それじゃあ、お猿さんの言葉で教えましょうか?うきうっきー?」
「……てめぇ?どれだけ俺を侮辱したら気が済むんだ?お前、俺の事を馬鹿だと言ったな?」
「おっ?何だ、理解しているじゃないですかお猿さん?うきうっきー?」
ブランドがそう言って、膝を曲げて、バンチの頭を優しく撫でる、するとバンチは『うがぁぁぁ!』と、叫んで、空いた手でブランドを殴ろうとした、だが、ブランドは静かに回避して、バンチの頭の上に乗る。
「へいへいお猿さん、こちらですよぉ?」
そう言って、ブランドはバンチの頭を足で撫でる、そんな行為をしたブランドに激怒したバンチは『てめぇ!』と、言って、両手で頭部の上を叩こうとするが、後方に移動して、叩かれるのを回避する。
「あらあら?危ないですねぇ?」
「てめぇ……!虚仮にしやがってぇ……!!」
バンチはそう言って、指の関節を鳴らしながら、振り返って、ブランドを見つめる、ブランドは『早く戦闘を終わらせないとなぁ?これ以上おちょくったら、脳の血管が破れて、死にそう』と、思いながら、バンチを見て、『お猿さん?私に勝てるなら、勝ってみなさいよ?』と、発言して、バンチを挑発していた──

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