複雑・ファジー小説

セカイ戦記
日時: 2016/05/17 18:57
名前: 彩都

ーーぼくは戦うーーこの汚れたセカイとーー

二作目の投稿です。
初めての方も知っている方も初めまして、彩都と申します。
気長に投稿します。
今回は歴史ファンタジー…かも…
という事で宜しく

登場人物
今作は先にキャラ紹介をさせていただきます。
主人公
トゥダ・リク 男
このセカイは名前に意味は無く、名字・名前や逆に名前・名字は無く、名字・名字、名前・名前となっている。
リクは名前・名前。
リーナ・ユリ 女
名前・名前。
妖精で回復の魔法を使う。
リクの仲間。
リヴェレット・モコ 女
名前・名前。
攻撃系の魔法を使う。
ユリは貧乳だが、モコは巨乳。
何時も箒に乗っている。
ショウ・コウ 男
名前・名前。
肉弾戦が得意な仲間。
魔法では倒せない存在には肉弾戦が良いとされている。

ジェネレッド・D 男
?・?
リクの仲間だが何者かは知らない。
敵かもしれない。
Dは物語の中心に近い。
サルウ°ァ・ティル 女
名前・名前。
名前の言い方は秘密。
大きな剣、真剣簪(かんざし)を使う。
大きさは約三メートル。
サワラビ・ユウ
名字・名前。
遙か遠く、キョクトウのニホンの人間。
彼も何者かは分かってない。
何時も一人で行動している。
薙刀の師範代を務めている。
μ
記号。
名前を持たず、施設で使われていた記号を使っている。
戦闘力は圧倒的に強いが、カロリーが切れるとすぐ戦闘不能になる。
白いジャージに白い肌、髪は無く、オールバックの様な角を生やしている。

用語解説
魔法
魔法は体内に眠る魔力を燃焼させて、魔法を扱う。
キンキなる魔法も存在する。
キンキなる魔法は使うと死んだり、植物人間になったりする。
存在
セカイ戦記における敵。
魔法で倒せる奴や肉弾戦でしか倒せない者もいる。
肉体の一部分が膨らんでいたりと『異形』の存在。
ゾンビの様に意志は持たず、人間を襲う。

セカイ
混沌としている。
その混沌のせいで存在が出来たと言われている。
舞台的に言えば、『北斗の拳』の世紀末ワールドに近いです。
存在が色んな所でばっこしている。
妖精
見える者もいれば見えない者もいる。
リク達のメンバーは見える奴が多い。
見えない者は眼鏡を使ったりする。
だが、眼鏡も法外な値段が多い。
傷の手当や回復が得意。
回復は魔法に当たるので、妖精は無意識に魔法を使っている事になる。

『リク…貴方は希望の仔…貴方は奇跡の仔…貴方は私と**の仔…お母さんが居なくても頑張るのよ…』
「お母さん!!」
そう言って、母さんは燃え盛るセカイから、燃えた。
跡形もなく、消えた。

セカイ戦記 序章 、『運命』の仔

俺はトゥダ・リク。
男、十六歳。
《ヤツラ》を始末する者。
《ヤツラ》とは、前々からこのセカイに現れた敵だ。
コイツ等のせいで俺は母を亡くした。
俺はコイツ等を駆逐する為に仲間を探している。
俺は仲間探しの為に故郷を捨てた。
そして俺は前へ一歩、踏み出した。
少し歩いて着いたのは、妖精の世界、フェアリアだ。
そこで俺は水浴びをしているビキニの女性を見つけた。
「おーい!妖精王に会いたい!道案内してくれ!」
ビキニの女性は羽を生やしてこちらに来た。
どうやら妖精らしいが、背は俺の胴体位だろう。
「貴方、妖精王に会いたいの?今は会えないわ、会うの止めたら?」
「俺は《ヤツラ》を駆逐する為に妖精王に力を借りに来たんだ、止める事は出来ない」
「分かったわ、じゃあ貴方の仲間になるから会うのは止めてくれない?回復も出来るから旅には最適よ」
「良いのか?」
「良いわよ、私の名前はリーナ・ユリ、宜しく」

「俺はリク、宜しく」
こうして、人間、リクと妖精、リーナの出会いだった。

「なぁ、リーナ、この水は人間でも飲めるのか?」
そう言って、リーナが浸かっていた水を一掬い、口に近づける。
「ダメッ!!!!!」
リーナの止めは既に遅し、もう口に含んで、喉を鳴らした後だった。
「ん?どうした?リーナの汗が入っているから、飲むなってか?大丈夫だろ…」
リーナは言う。
「いや、そうじゃなくて…人間は此処の水飲むと、人間には毒だからって…」
そう言うのと同じくして、リクは気絶する。
「リクッ!?」
リーナはビキニのまま、、リクを長老の所へ連れていった。

「んー、ユリ…」
長老は重い口を開いた。
 ・・・・・・・・・・・・
「こやつには毒その物が無い…これはどういう事じゃ?」
「えっ…?」
リーナは驚いた。
人間で泉の水を飲んだのは大抵、必ず死ぬ、最悪死ななくても毒の後遺症が残るのに…。
リーナにとって、この事は不思議で不思議で意味が分からなかった。
すると、リクが目覚めた。
「う…うーん…此処は…何処だ…?」
リクはすぐさま、リーナを見つけた。
「リーナ!此処は何処だ!?俺は何故此処に!?」
リクは慌てて周りを見やる。

「落ち着くのじゃ、少年」
と、長老が止める。
長老は、リクが倒れて此処に来た事、此処は妖精の村と長老である事を話した。
「全く信じられん話だが、俺が記憶を覚えていないんだ、リーナ有難う」
「良いよ、リクって見た目に反して軽いんだもん」
そういうリーナに驚くリク。
「お前さん知らんのか?妖精は小柄だが怪力だぞ?」
その事を聞いて驚く。
妖精は力が凄いんだ…。
リクは新たに情報を頭に叩き込んで、立ち上がる。
「良し、行くか」
長老はリクがすぐ立ち上がった事と同時に驚くが、どこかへ行く事にも驚く。
「待て、お前さん、今から何処へ行くのじゃ?」
長老が聞くと、すぐさま言った。
「隣町だよ」
「隣町には《ヤツラ》が要るのじゃぞ!!」
長老は止める。
それに対しリクは。
「大丈夫だよ、そいつ等は始末屋であるこの俺に任せな!

そう言う台詞に驚く長老。
まさか、《ヤツラ》を倒す力を持っているのか…。
そう思っていると、二人は出発していた。
長老の声は空しくも聞こえなくなった。
こうして、傷が回復したリクとリーナは旅を開始するのだった。
次の町は何処へ行くのか…それは誰も分からない…
序章終了 第一章へ続く…

セカイ戦記 第一章 運命の仔の戦闘

妖精の世界、フェアリアの隣、戦争の世界、バトランゲージは存続の危機に瀕していた。
バトル王宮最上階国王の部屋。
「ひいぃぃ!!まっ待て!話せば分かる!金ならたんまり有る!だから見逃してくれぇ!」
「…………」
バトランゲージ国王、マイルは謎の生命体と話していた。
生命体は体を包帯で巻かれている者やジリジリと追い詰める者も居た。
ただ、生命体には共通点が幾らか有った。
一つ目は全員、肌が腐敗した色になっていた、具体的に灰色。
二つ目は口を大きく広げ、涎を垂らしている事。
そして三つ目は…
喋らない事だ…
何故喋らないのか、各国で議論されるが、喉が使い物にならないが妥当とされてきた。
生命体の過去の姿は、人間だった。
数十年、数百年経っても、この生命体は存在してきた。
そして生命体はゾンビの様に感染する。
今もそんな生命体から避、難する人間の中に反旗を翻す存在も居た。
その名は『退治者』と呼ばれる事になった。
その人物は生命体を倒す程の力を持っていた。
そんなリクも『退治者』の一人だ。
そして『退治者』達は、生命体に名を付ける事にしたのだ。
その名は《ヤツラ》となったのだ。

※小説のレスを消さないで下さい。
消しても無駄なので。
何か気に食わないなら、書き込めば良いじゃないですか、何でそんな事が出来ないんですか?
他人様の小説を消して、ナニが満足ですか?
彩都の小説のレスを消す事に何の意味があるんですか?
出来ればそれを書き込めば、彩都も納得します、なので、消さないで下さい。
困るのはこの小説を読む読者様なので。

コピペしていますから、消しても無駄ですよ?

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Re: セカイ戦記 ( No.314 )
日時: 2018/01/04 21:43
名前: 彩都  

「起きていないけど……すまん、昨日、お前の事、完全にド忘れていていた」
Dはそう言ってぐっすり眠るリクに謝って、手刀でリクの縄を切り、背中にリクを乗せ、『巨大な胸を持つ存在』を見ながら言う。
「それじゃぁな、俺は帰る」
「ぷぎゃあ……」
「延びているのか?まぁ、どうでもいいか……」
Dはそう言って、『巨大な胸を持つ存在』の病室を離れ、自分の病室に運ぶ、そしてリーナの隣に縛られ続けているリクを投げて、置く、投げて置いても、リクはぐっすりと寝ていた。
「何で寝ているんだ……?」
Dはその場で首を傾げながら考えるが、考えても無駄だ、と悟り、ベッドに座って寝転がる、さぁ、今日も寝よう、もう一度、Dはそう思いながら、寝息を立てる──

「ふあーあ……良く寝た、気がするなぁ」
ブランドはそう言って、ブレンドがいる部屋に向かい、ブレンドを起こそうとする。
「兄さん起きてぇ?もう朝だよぉ?」
「んー?もう朝かー?」
「うんー」
「そうかぁ……仕方無い、起きてあげよう」
ブレンドはそんな事を言いながら、静かに体を起こし、ブランドに言う。
「んー、朝は何処で食べようか?案外此処のセカイの飯は美味いんだよなぁ……」
「そうかー、でも、此処で食べるっていう手もあるかもねぇ?」
「此処で?つまり病院食?」
「ぶん殴んぞ?病院食では無いですよ、家庭食です」
「家庭食って何だよ?カテーテルみたいだなぁ」
「いえ、そう言う意味では無いのですが……というより、私の家の食事ですよ!私の家でご飯を食べますかって話だけど!?」
ブランドがキレると、ブレンドは両手を前に出して落ち着かせる。
「ま、待て待て……巫山戯ただけだって?んー、食べても良いけれど……本当にお前の家で飯を食っても良いのか?お前、確か娘が……」
「大丈夫ですよ、どうせ娘の分ですし?」
「……お前、少し酷いな?」
「そうですかねぇ?別段酷くは無いですよ?娘の事なんですし?勝手に外食でも何でもすれば良い」
「お、おぅ……そんな事を言うのか、自身の血を分かつ存在なのに……まぁ、そう言う事を言うなら頂こうかな?お前の家の飯ってどんなんだ?米か?パンか?麺類か?」
「そうですねぇ、パンですけれど……バケットみたいなのが多いですねぇ──最近は娘の趣味で食パンばっかですが──あっ、最近ジャムを買いましたよ?新品なので、一緒に食べません?」
「おっ?そりゃ良いな、新品で質も新しいんだろう?新鮮じゃないか、とても腹が減ってきた、早く案内してくれないか食卓に?」
「がっつかなくても、材料は何時もあるので大丈夫ですよ?」
ブランドは微笑みながらブレンドをベッドから離し、自身の家の食卓へと案内する、ブレンドは寝惚け眼で目を擦りながら手を掴んで案内するブランドに着いて行く──

そして二人は食卓に到着し、冷蔵庫の中のパン──食パンだ──を取り出し、ブランドはブレンドに聞く。
「兄さんはどんなパンが好きなの?」
「甘いお菓子とか、味が付いているのとかだな……食パンとかバケットみたいなのはあんまり食べないなぁ……」
「そうですか、それならどんなのを食べます?丁度冷蔵庫の中に食パンとバケットがあるのですが?」
「んー?どっちでも良いぜ?弟が決めた物を食う」
「アハハ……兄さんらしいや……それじゃあ食パンの方向性で」
ブランドはブレンドにそう言って、トースターに食パンを投入する、そしてレバーを下げて、食パンを焼き始める、食パンを焼いている間にブランドは冷蔵庫からユリーカが購入したジャム、余っているジャムを取り出して、机の上に置く。
「……兄さん?さっさと座りなよ?」
「ん?いや、顔を洗いたくてな……ブランドよ、退いてくれるか?」
「此処は顔を洗う場所じゃない、洗面台に案内するから耐えて?」
「えぇっ……ってか、洗面台とかあるのかよ、嬉しいぜ」
「そう?この病院作る時、『洗面台とか色々必要だよ?』と言われましたからね……」
ブランドは『ハハハ』と笑いながらブレンドの腕を掴む、そしてゆっくりと歩いて、洗面台へと案内する──そして少し歩いた時、ブランドが発言する。
「もうすぐ洗面台だよ?後少しで顔を洗えるよ?」
「そうか……」
未だ寝惚け眼のブレンドはその場で欠伸をしながら、ブランドに引っ張られて案内される、さながら介護のようにも見えた。
「ってか、兄さん、風呂に入ってる?服が汚いよ?」
「ん?『闘技場』の時は風呂に入っていたが、負けたので、あんまり金が無くてな……『闘技場』が終わった後、あんまりお風呂に入っていないな、服も『闘技場』が終わってあまり洗っていない」
「お、おぅ……そうだったのね、それじゃあ朝ご飯が終わったら、お風呂に入ろう、兄弟水入らずでね?──お風呂だから、水があるとか言わないでね?──どう?」
「んー?良いんじゃないか、さっぱりしようか」
ブレンドは何度も首を頷かせて、ブランドの意見を丸呑みにする、そして二人は洗面台に到着する。
「はい、此処で顔を洗って?」
「おっけー、分かった」
ブレンドは片目を開けて、周りを視認し、洗面台の場所を確認し、洗面台の前に立って、水を出し、手を器のようにして、水を溜め、顔を近づけて、溜めた水を顔にぶつける。
「ふぅ……やっぱり一日は顔を洗わないと何も出来無いな!」
「そ、そうですか……」
ブレンドの発言にブランドは静かに頷いて、何度も顔に手で溜めた水をぶっ掛ける──早くしないとトースターから音が鳴るかも……ブランドはそう思いながら顔を洗うブレンドを見続け、待機する──

Re: セカイ戦記 ( No.315 )
日時: 2018/01/08 21:17
名前: 彩都  

「ふぃー、さっぱりぃ!」
ブレンドはそう言って、近くのティッシュを発見し、顔を拭く、案外あっさり終わったな、とブランドは思いながらブレンドに話しかける。
「兄さん?早く向かわないとパンが黒焦げになっちゃうよ?」
「おっ?もうそんな時間か?それなら早く向かわないとなぁ?」
ブレンドはそう言って、髪を後ろに梳きながら首を鳴らす、矢張り兄さんは自由だなぁ、そう思いながらブランドが案内する。
「こっちだよ?迷わないでね?」
「迷う訳ねぇだろ?仮にもあんまり歩いていないって言うのに……」
ブレンドは自身の扱いに呆れながら、ブランドに着いて行く、結局自分に着いてきているじゃないか……ブランドはそう思いながら少しだけ呆れる、そして少し歩いて、食卓に到着する。
「よし、音は鳴って──」
ブランドがそう言った瞬間、トースターから『チンッ!』と気持ちが良い音が聞こえた、丁度焼けた、丁度到着した、何とも偶然だなぁ、ブランドはそう思いながら、食器棚から、大きめのお皿を二枚取り出し、お皿に一枚ずつトーストを一枚乗せる、そして出来上がったトーストとお皿をブレンドに渡す。
「はい、兄さん、手前のジャムを好きなように食パンに付けて食べて?」
「おう、分かった」
ブランドはジャムにパンごと直接付けない様にバターナイフを先に渡す、そしてブレンドはブランドからバターナイフを受け取り、先にマーガリンを食パンに塗りたくる、次にティッシュでバターナイフに付いたマーガリンを拭い、他のジャムにてをつける。
「ふむ、マーガリンに合うジャムはどれだろう?ブランド、分かるか?」
「えっ?そんなの無難にイチゴジャムとか?」
「確かにそれもそうだ、だが、リンゴジャムはどうだろう?」
「あぁ、確かにそれもあるなぁ……でも、レモンジャムとかは合わなそうだよねぇ?」
「うん、そうだな、では、リンゴジャム、イチゴジャム以外のジャムはマーガリンを塗ったパンに合うだろうか?」
「うっ……急に哲学的な事を言い出したよ、この兄……」
ブランドは少し呆れながらブレンドに言う。
「そんな事を考えているから、パンが冷えるんだよ……さっさと食べなって……」
「あーはいはい、分かりましたぁっと……」
ブレンドは静かに溜息を吐いて、リンゴジャムをトーストした食パンに塗り、最後にバターナイフに付いたリンゴジャムをティッシュで拭い、バターナイフを置き、トーストした食パンを食べ始める──ブランドは食パンを食べ始めるブレンドを確認し、安堵してから、食パンを食べ始める──ブランドが塗ったのは、リンゴジャムだった──

そしてブレンド、ブランドの兄弟はパンを食べ終えて、食器をブランドが回収し、台所で皿を洗う、そんな中、椅子に座るブレンドが言う。
「なぁ、ブランドー?」
「んー?何だい兄さん?」
「暇だなぁ……」
「……それは仕事せず、脱出だけしてきた奴の発言だ、私は仕事があります、医療のね?」
「いや、分かるぜ?俺だって仕事をしていたぞ?護衛とかさぁ?その日その日での仕事をよぉ?でも、無理なんだよ、食費、宿費の二つだけでパァになっちまう、残るのはたった数枚の小銭だけだぜ?この小銭だけでどう毎日を生きろ、と?結構頑張ってきた方だぜぇ?俺はよぉ?」
「じゃあどうするの?働かないの?」
ブランドが食器を洗いながらそう言うと、ブレンドが首を横に振る。
「いんや?違う……俺が言いたいのは『裏闘技場』の事だよ」
ドキリ、と心臓が高鳴る感覚を覚える、確かに『裏闘技場』の管理者が自分、と言った事はある、だが、それがどうした?『選手』として出たい、という可能性がある、何故なら『あのブレンド』だからだ──そう思っていると、ブレンドが口を割る。
「あー……詳しく言え、と言われたら、こう答えよう、『俺を『裏闘技場』の管理人にしてくれ』、どうせ『裏闘技場』の奴らは野蛮でお前が関わるのも億劫と感じる奴らばっかだろ?だから、『お前よりかは弱いが、並大抵の強さじゃない俺が管理人になった』らどうだ?お前の仮面をしている理由も無くなるかもしれないし、何より、騒動が起きたら、俺も戦える──俺も体を動かせて、お前も仮面を外す事が出来る……それって何よりも一挙両得じゃないか?」
「…………」
……確かに、ブレンドの言う通りだった、自分も億劫に感じる相手は存在するし、案外『裏闘技場』の管理人って大変な仕事である、どんな客を相手にするか、分かったもんじゃない、でも、それは『ブランドだからこそ』、出来る事、それを他の人に渡す等……『出来ない』のである、ブランドは食器を洗う手を止めて、ブレンドに話す。
「兄さん、それは……無理だ、『裏闘技場』の管理人というのは『自分にしか出来ない』仕事みたいなもんだ、だから管理人をぽいぽい変える事は出来ないよ……」
「……そうか、それなら良いぞ?お前、もしも『うん分かった!兄貴に『裏闘技場』の管理人をあげるよ!』とか言ってたら、殴ってる所だったからなぁ……『自分が掴んだ仕事は死ぬ迄やり通せ』って俺は言うぜ?」
「お、おぅ……」
まさかのブレンドの返答にブランドは驚愕しながら、皿を洗う手を再度動かし始める──そしてブランドは二枚の皿、二本のバターナイフを洗い終えて、両方を炊事場の隣に置いて、水が落ちて乾くのを待ちながら、リク、リーナ、D、コウの為に朝食を作る──ブランドが朝食を作るのを、ブレンドは椅子に座って、静かに見つめていた──

Re: セカイ戦記 ( No.316 )
日時: 2018/01/11 21:28
名前: 彩都  

「ふぅ、料理が完成しました……さて、兄さん、私は今から料理を運ぶので、椅子に座って、適当に時間を潰して下さい?あぁ、大丈夫ですよ、十分もすれば戻ってくるので」
「ふむ、そうか、それなら行って来い」
「えぇ、分かりました」
ブランドはそう言って、兄のブレンドに料理の配達の話をする、そして了承を得たブランドは四つの料理皿を持って、走って病室へと向かう──そして一人になったブレンドは静かに椅子に座りながらコーヒーを飲む。
「…………」
それにしても暇だな、ブレンドはそう思いながら頬を掻く、誰も居ないこの部屋、この部屋の主は今の所、ブレンドだ、ブレンドは静かに周りを確認し、何も無い事を確認する。
「うん、ダメだな、悪戯のいの字も思いつかねぇ……」
ブレンドはそう呟いて、静かに溜息を吐く、すると此処でブレンドはとある事を思う、『そういえば我が弟、ブランドには娘が居るが、『妻』は居ないのだろうか……?』と。
言われて見れば、玄関には女物の靴はあまり無かった、かと言って、家の中に侵入した訳じゃないが、我が弟、ブランドの娘であるユリーカ以外の女性をこの家で見た事が無かった、それにしても不思議だった、何故嫁が居ないんだ……?ブレンドはそう思いながら顎に手を当てる、ふむ、これは後で聞いてみる事にするか、ブレンドは頷いて、再度コーヒーを飲んだ──

「急がないとなぁ……」
ブランドはそう言いながら両手に四つのお皿を持ちながら、一つの病室に向かう、その病室には、リク、リーナ、D、コウの四人が入院していた。
「はぁ、四人の食いっぷりには何時も驚かされますねぇ……」
ブランドは少し項垂(うなだ)れながら、病室の前に到着し、扉をノックする。
「入りますよぉ?」
「あーい」
コウの言葉を聞いて、ブランドは病室に入室する、するとリクは寝ていて、コウ、D、リーナが起きているという案外珍しい組み合わせで驚く。
「おっと?リク選手は寝ているんですか?」
「あぁ、そうみたいだな……多分、昨日疲れたのかもしれないなぁ、実際はどうかは知らんが」
「成程……それじゃあ、朝食は前に置いといてあげましょうか」
ブランドはそう言って、リクの前に料理が乗った皿をリクが寝ているベッドの机に置く、そして残りの三皿をコウ、D、リーナのベッドの机に置く。
「おぉー!今日も美味しそう!」
「確かにな」
「そうだな」
リーナの可愛い声と裏腹に、相当普通な返答をするコウとDに対し、落胆するブランド、ブランドはコウとDに、普通の返答の意味を聞く。
「ど、どうしてそんな感想が!?そんなに私の料理って美味しくないんですかぁ!?」
「い、いや、そうじゃないんだが……」
「何と言うか、その……『単調』だなぁ、と思って……」
「そうそう、何か、味のバリエーションが少なそうだし、色合いを重要視し過ぎて、栄養の事を考えていないとかね」
「分かるぅ」
「…………」
何と言う事でしょう、案外酷評されているじゃありませんか!?ブランドはそう思いながらその場で四つん這いになる、するとリーナが救いを見せる。
「で、でも、美味しい事は美味しいよ!?私は毎回毎回見るのが楽しみだなぁ!」
「そ、そうですよね!さっすがリーナさん!最高の妖精だぁ!」
ブランドはそう言って、リーナの体に抱きついて、泣き始める、大の大人が幼女である妖精に抱き付いて……恥ずかしくないのか?とコウとDは思う。
そしてコウもDも、はぁ、と溜息を吐いて、朝食を食べ始める。
「美味しいのは美味しいんだけど……何かなぁ?もう少し、面白い味が欲しいなぁ……」
「うんうん、酸っぱいのとか、辛いのとかなぁ」
「朝っぱらからそんなもん食って、腹が悪くなったらどうするんだ?酸っぱいもんが食いたいのなら、腐ったもんでも食べとけ、辛い物が食べたかったら、唐辛子でも食ってろ、生で」
「今日のブランドは毒舌ぅ」
「確かに」
「お前等は私の言葉にも辛辣で淡白なのかよ」
ブランドはそう言って、静かに悲しむ、全く、リーナさんだけが救いですよ……それに対し、コウ、Dのペアといったら……ブランドはそう思いながら、三人に言う。
「それじゃあ、私はもう持ち場に戻りますからね?後でカルテ見ながら体の事を検査させてもらいますからねぇ?」
「へいへーい」
「分かったー!」
「うーい」
何と適当な返答なのか、ブランドは三人の返答を聞いて、病室を出る、それにしても、リク選手が目覚めていないのは何気に珍しい、昨日一昨日なら、普通に起きているのになぁ……昨日、徹夜でもしたんですかねぇ……?まぁ、それは神のみぞ知るってかなぁ……?ブランドはそう思いながら、ブレンドが居る部屋へと戻る──

「ん、戻ってきそうだな」
後方から、歩く音が聞こえたブレンドはコーヒーを飲みながら、弟のブランドに『何で妻はいないんだ?』という事を聞く準備をする、とりあえず、今飲んでいるコーヒーを飲み干す、そしてブランドにコーヒーのお代りを要求、お代りを淹れている間に『何で妻はいないんだ?』と聞く、よし、何と素晴らしい行動力か、ブレンドは内心ニヤニヤしながら、今飲んでいるコーヒーを飲み干す、よし、これで、第一の準備は終了した、次はブランドが来て、内容を言うだけだ、ブレンドはそう思いながら、ふぅ、と溜息を吐く──案外コーヒーは美味かったな、そう思いながら──

Re: セカイ戦記 ( No.317 )
日時: 2018/01/15 21:44
名前: 彩都  

「……はぁ、ただいま」
ブランドはそう言って、ブレンドの前に登場する、そして、すぐに椅子に座って、頭を片手で抱えながら溜息を吐く。
この状況、完全に『お前、娘は居るが、妻はいるのか?』なんて、聞ける雰囲気ではなかった。
「ど、どうしたんだ……?」
妻云々より、心配の声の方をブレンドは取った、そしてブランドが説明する。
「え、えっと……私の朝食が否定されましたね、彩りはセーフだが、味がとか……はぁ、毎朝考えるのが面倒だってのに……」
うーん、中々に主婦っぽい考えだ、ブレンドはそう思いながら頬を掻いてブランドに言う。
「ま、まぁ、食べさせてもらってんだから、流石にそう言う事を言うのは考慮した方がいいよなぁ……」
「確かにそうですよねぇ……こちとら偽善でやっている訳では無いのでね……」
ブランドはそう言って、大きな溜息を吐く、するとブレンドが飲んだコーヒーのカップに気が付いた。
「あっ、もう飲み干していたんですね?お代わりは?」
「ん?くれるのか?それならお代りを要求しよう」
「はいはい……今淹れますよっと……」
ブランドは椅子から立ち上がって、ブレンドが飲んだカップを取り、台所で、コーヒーを淹れる、よし、今のタイミングだ、ブレンドはそう思い、ブランドに聞く。
「な、なぁ、ブランド?少し聞きたい事があるんだ、良いか?」
「んー?良いけれどぉ?一体どんな事を聞きたいんだい?」
ブランドがそう言うと、ブレンドは息を飲み込んでから、ブランドに言う。
「え、えっと……お前の娘、ユリーカだよなぁ?」
「えっ?あぁ、そうだね、それがどうかした?」
「えーと、娘が居るってんなら、嫁も居るよなぁ?」
「あぁ、そうだねぇ、男性一人では子作りは無理だしねぇ?」
「そ、それ何だが……『お前の嫁は何処に居る』んだ?一目見せてくれよぉ?」
「…………えっ?」
一瞬の静寂、一瞬の間の後に小さく言うブランド、その一瞬の間に言った一言がブレンドの猜疑心を煽った。
えっ?どういう事だ?ブランドは何であんな事を言ったんだ?もしかしてもう妻は『居ない』のか?≪ヤツラ≫の攻撃の所為で死んだとか?いや、流石に今の発言からして、その考えは可笑しいだろう、では一体何なのだろうか?ブレンドが大量の考えを出していると、ブランドが『ハハハ……』と、笑いながらブレンドに言う。
「それは無理ですねぇ……写真ならいけるけれど」
「『それは無理』?それはどうしてだ?もしかしてもう死んだのか?」
「死ぬ訳無いでしょうが!?え、えーと、色々と面倒な説明になるんですけどね、説明を省くと家出ですよ、私のこの仕事に付き合っているのが厭だから、この仕事を辞める迄、別居を取らせて頂く、と言う事です、だから写真でしか私の妻は確認出来ないんですよ」
「へ、へぇ、そうだったのか……娘が居るのに、妻がいないのは、死んでしまったからだ、と変な勘違いをしちまったぜ」
ブレンドはそう言って、内心静かに安堵していた、まさか別居だったとは……ブレンドはそう思いながら、安堵の溜息を吐く。
「どうしたんですか?そんなに溜息を吐いて?」
「た、溜息じゃねぇけれどよ……あれだよ、安堵だよ……だって、妻がいないから死んだとしか考えられなかったじゃねぇかぁ!」
「ちょっ!?それは酷いですよ!私も妻も健在ですよ!」
「お前の健在なんて見りゃ分かるわ!」
ブレンドとブランド、二人はそんな言い合いをして、顔を俯かせて、静かに苦笑する、段々と笑いが込み上げてきて、最終的には二人は大声で笑っていた。
「あーもう!何なんだよぉ!やっぱり兄さんは面白いニンゲンだなぁ!」
「ハハハハハ!うっせぇなぁ!お前よりかは面白くねぇ!お前の方がおもしれぇよぉ!」
二人はその場で大声で笑い続けていた──その笑いはリク、リーナ、D、コウの病室に迄届いていた──

「…………」
「…………」
「…………」
朝食を食べるリーナ、コウ、Dの三人、無言で朝食を食べていたが、小さな声でリーナが言った。
「……向こう、煩いねぇ……」
「あぁ」
「そうだな」
リーナの発言を受けてか、D、コウも小さな声で返答する、そしてリーナが続けて言う。
「ブランドさんの笑い声は分かるけど、もう一人の笑い声が分からないや……誰と笑っているのだろう?」
「んー?多分、ブレンドって奴じゃねぇ?一回戦った事があるから、声は分かるぜ?」
「ふぅん、そうなんだ……でも、何で二人で笑いあっているの?」
「そんなの簡単だろ?ブレンドとブランド、あいつ等は兄弟だからだろ?」
「うっそ!?そうなのD!?」
いきなり振られたDは一瞬目を見開いてリーナを見つめる。
「……何故俺を見るんだ?いや、俺を見つめられても困るからな?俺も分からないし」
「そうかぁ……使えないね」
「おい、コイツさらっととんでもない事を言った気がするのだが?」
Dがそう言うと、リーナはDの声を掻き消すようにブランドが持ってきた朝食の皿を持ち上げる。
「よぉし!食べ終わったぞぉ!さぁ、本の続きでも読もう!」
リーナはそう言って、『シックスの冒険』の分厚い本を読み始める──俺の言葉は完全に無視ですか、Dはそう思いながら、お皿の上の朝食を食べ続ける──

Re: セカイ戦記 ( No.318 )
日時: 2018/01/18 21:21
名前: 彩都  

「…………」
モコは一人、病室のベッドの中で三角座りをしながら布団に包まっていた、そして静かにモコは呟いた。
「……忘れんなよ」
「何で忘れたんだよ?ブランドの料理の事を考えていたからか?あぁ?」
「私はそれ程迄に影が薄かったのか?嘘だろ?何か泣けるんだが?」
「もうやだぁ、私、少し前迄『解魔』とかしたじゃん?ユリーカちゃんを助ける一因になったじゃん?なのに何で忘れさられるかなぁ……?」
「すっごい悲しいや、この恨み、絶対に晴らさずおくべきか」
「ってか、ユリーカ、コウの話を広げ過ぎたから私を忘れるなんていう失態を犯したんじゃないの?もしくはブランドの料理の事とかさぁ?他にもリーナの『シックスの冒険』とかさぁ……?」
「あーもう、苛つくぅ!何度何度呟いても、怒りは治(おさ)まらない!いい加減にしろよこの野郎!?リク、リーナ、コウの中で一番頑張ってるのは私!モコ様なのよ!?私が居なかったら、≪ヤツラ≫だって、倒せなかった可能性もあるのに!?」
「よくもまぁ、そんな重要ファクターである私を忘れるなんて……いい度胸しているじゃない!」
「完全に私に喧嘩を売ったわね!?もう分かった、何れとんでもない事を引き起こしてやるからね!」
「……はぁ、そんな事を言っても、届かない悲しみ、私って不幸で薄幸の美少女ね……」
「……って、なぁにが薄幸の美少女よ?どこも美少女には見えないけれど……でも、美少女よね!?私って!?」
「……うん、一人で美少女問答をするって、案外恥ずかしいし、虚しいわね……あーあ、D君が現れたら、弄くりまわせるのになぁ……」
「ってか、私の活躍って、これだけで良いのかしら?リクのチームから離れて、解魔のスペシャリストや魔法を新しく作ったりしようかなぁ……?」
「いや、そんな事をしても、大金が手に入るか?と言われたら、入るかもしれないけれど、実用的な魔法になるかどうかは分からないしなぁ……あーあ、退屈ぅ」
「…………」
「はぁ、完全に一人ぼっちの発言じゃぁん?何か虚しいし、言葉を吐いていて、ブーメランになりそう……いや、実際なっているかもしれないなぁ」
「そういえば、最近リクやD、コウ君にリーナちゃんに会っていない気がするなぁ?ってか、風呂も入っていないかもしれない……乙女として、これはダメなんじゃないかなぁ、自分……?いや、自分で自分を返答したら、愈々(いよいよ)危ない人認定されてしまう、危ない危ない……って、誰もツッコまないから、自分でツッコむ破目に……」
「それにしても、私、何日出ていない?軽く二日三日だよね?もしくはそれ以上?って、普通二日三日登場していなかったら、食事の事はどうなっているんだって話なんだけどね?勿論最近のブランドさんは忘れているよね?ていうか、こんなに可愛い可愛い乙女で少女な私が一日食を抜いたらどうなると思う?簡単よ、『痩せて、もっと美少女になる』のよ?そしてそれを二食、三食、もしくは六食以上抜くとするじゃない?そうなるとどうなると思う?そんなの簡単だよねぇ?『ただのガリガリ少女になる』んだよ!肉体が壊死して、餓死しちゃうよ!大変だよセカイ!?もしもこんなに美少女の私が食事を取らずに餓死してしまったら……!!」
「『この世で一番の美少女が死んでしまった……!』となって、私の盛大な葬式が始まってしまうかもしれないのよ!?それだけは阻止しないといけない訳!だから私は三日三晩『欲望を操作する』魔法、『欲望魔法』を使用して、『お腹が減る』という『欲望』を『操作』して、『食欲が無い』状態にしているの!でも、この魔法を使うのにも魔力が必要、案外魔力を消費するのよね、連続で魔法を使うって事は……」
「だから、倒れるのは時間の問題ね……そもそも『意識を保つ』魔法とか存在しないし、創れば良いんだけど、創っている間に『意識を保て無くなった』ら意味が無いし、創れない……」
「っていうか、早くご飯が食べたいんだけどぉ!?誰もご飯を運んでくれないの!?ねぇ!?」
「……寂しいよ、こんな病室、今からでも出たいよ、でも、久し振りのシャバの空気、出たら出たで、リクやリーナ、コウから『お前誰だ?』とか言われたら困るしなぁ?いや、困るしなぁ、じゃないよ、完全に困るんだよ、手詰まりだよ!唯一分かるのはD君かもしれない!だってあんなに調教したからね!……でも、二日三日以上経っているし、彼も『お前誰だ?』とか言われたらなぁ……」
「とても困るし、とても困惑するし、とても困窮する……悲しいなぁ、もしもそうならないように神に願っておくか……」
「でも、神に願っても意味が無いかもしれないなぁ?だって、こんな独り言、呟いていて、『怖いわ、この美少女、闇有り過ぎだわぁ……』とか思われたらどうしよう?うーわ、完全に万事休すじゃぁん……?」
三角座りをしていたモコは静かに寝転がって呟いた。
「もう眠い、寝よう」
そう言ってモコは枕に頭を乗せて、モコはふてぶてしく、自身の不遇さを呟きながら、不貞寝する──

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