複雑・ファジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- しりとりシリーズ
- 日時: 2016/04/04 21:09
- 名前: 彩都 (ID: 4mrTcNGz)
暇なので書きました。
NEXT 『愛』です、どうぞ。
『愛』
『愛』、それは、傷付ける愛、痛みのある愛、壊す愛、無い物を愛す愛、正体不明に愛する愛、只の愛、無機質を愛す愛、言葉を愛す愛、見た目を愛す愛、体の一部分を愛す愛、ete……………。
いやはや、この世には色んな愛があるのだ。
だから、数え切れない愛、人類の数だけ愛がある訳だ。
だから何だ、と言う訳もなく、物語は進む。
「むぅ〜、めんどくさいなぁ………もう、知らんし……」
少年は項垂れていた。
ただただ、暇、の一文字。
「『女子の愛』何て課題、意味分からんし……」
少年は、手元の紙を見る、その紙には大々的な大きさの字、『愛』が書かれていた。
ただ、どうしようもなく、意味不明な先生の課題、もう授業受けたくないのだが………。
俄然、やる気は起きない。
意味も無く、『やる気スイッチ』を探すが、そもそも無い。
意味が無いと分かりながらも、『愛』という字を見つめ、思う。
うん?そういや、漢字には禾編やうかんむりやら、何やらあるよな?『愛』にもあるよなぁ?それを分解して、課題として出そう、うん何か面白いな、それは。
ハハハ、と一人で虚しく笑いながら、紙とペンを用意、『愛』と書く。
「空中分解して………ノ、ツ、心、久、………ん?何か足らんなぁ………?」
あぁ……?んん?………あっ、かんむりだ、かんむりが無いのだ。
「だぁあああああ!!!!やっちった!………」
ただ、考える、少しだが、冷静になる、だったら、ツ、ではなくリ、にすれば良い、真ん中を、ウ、の上に指せばいいのだ、俺って天才!?。
いや、そんな訳は無い、と読者がツッコんだのだろう………ツッコまなくてもいいのだが。
俄然やる気はないまま、考える、うーん……どうしたら………?
ラララン、ララン、と鼻歌を歌いながら、ノ、リ、ウ、心、久、を考えるが、何も出ない。
いや、何かに一つでも思い付かなければ………学校卒業出来ねぇ!!
笑顔で教師の顔面を殴る、と言う妄想をする、虚しくなるだけだ………。
だからと言って、投げ出すのもつまらない。
一応、考えれる分だけを考えよう、………おっ!良いの思い付いた!ウノリちゃんと心久(こころひさし)君の物語にすれば良いではないか!!!
カァー!!やっぱり俺天才!!この二人が合体して、『愛』となった!!何か感動物じゃね!!??
寝る間も惜しんで書いてやる!そう思いながら、紙に書く。
草臥れない様に紙芝居の様にした。
太陽が出る、時間はもう朝だ、少年は寝落ちしてしまった。
「太陽……?あっ!?もうこんな時間か!急がないと………」
トトッと体制がぐらつくも、建て直し、紙芝居が入った袋を手に、玄関を出た、戸締りをして、学校に行く為に出入り口に、走り出した。
太陽がてらてらと少年を苛める、少年はそんな事をお構い無しに出入り口付近の、自分の自転車に乗る、籠には紙芝居一式。
少年は走る、学校近くの道路へ、自転車で。
でかい御神木を見る事が出来る神社を通る、マイナスイオンが出ている様で涼しい……あれ?マイナスイオンは涼しかったけ?今はそんな事を考えている場合ではない、早く目的地に着かないと……。
とか、思いつつ……やっと道路に出る。
ルルルルン、ルルン、ルルルルルン、ルルン、頭の中で、回転するメロディ。
色々と音楽を聴く内に頭の中で、何時の間にか、音楽が流れてしまっている状態になってしまったのだ。
だから何だ?、と少年は聞き返す、音楽が好きなんだから、良いんだ、と言葉を紡ぐ。
愚弄するならすればいい、自分は放って置くだけなのだから。
爛々と輝く太陽が憎いな………そう思いながら、自転車は進む。
ムラムラとアスファルトから熱を感じる、早く行かなければ………。
馬力を上げたい所だが,そこ迄の力は無い、すると、学校の木が見える。
縷々と続く道に入り、近道をした。
垂れる汗なんて関係無しに、学校の敷地内に入る、駐輪場に自転車を置き、鍵を掛けて、教室に向かった。
タッタッタッタ……駆ける足音を関係無しに進み、教室に入った。
たらり、と汗が顎から落ちる、何とか間に合った様だ。
だぁ………疲れた………。
大量の汗を拭いながら、自分の席に座る。
累積した欠課のマイナスの点数はこの紙芝居で巻き返す。
スーハー、スーハー、と深呼吸をする、落ち着け、俺………。
歴史を感じる教室、この学校は築八十年とか何とか………。
考えても無駄だだだだだだ!?
誰かが、俺の頭をグリグリした。
「ただただ、お前の頭を攻撃する、コレが俺の攻撃の仕方、お前はどうだろう?」
後ろから声がする、チャラ男の知り合いだった、コイツも俺と同じ授業の人間だ。
「だよッ!?……何だお前か……」
「辛いねぇ……まさかまた徹夜かよ?徹夜は止めとけって何度も言ってるんに……」
苦虫を噛み砕いた様な顔で溜息を吐く、コレでも頼れる親友だ。
「だーかーらー、人の話は聞けっちゅうに………おい、聞いてんのか!?」
「カアカアうるせー!」
「せぇーのはお前だ!カアカア煩くないっての!」
「のヤロー!?」
「濾過したいわ!お前の性格!」
ククク………プププ………アハハ………周りの生徒が笑い出す、俺とコイツはまるで、笑えるコンビ、と思われているようだ。
だけれど、コイツとはコンビではない、只の知り合いだからだ……。
「だぁーもう、会話は終わりだ、終わり!」
理解するのが飽きたのか、自分の席に座る、俺も疲れたので、座った。
タン、タン、タン、と教師の靴の音がする、俺はドキドキした。
タン、と止まり、教室の戸を開けられた。
ただ、驚く、この授業の教師じゃない……?すると五、六人がゾロゾロと入り、その後にこの授業の先生が入ってきた。
「ただ、先生一人が聞くのも面白くないんで、他の先生を呼んで、一緒に聞く事にしました」
単純にその台詞に対し、『ハアァァァ!?』や『厭だあぁぁぁあ!』とかの阿鼻叫喚が教室内に響く。
「クク………まぁまぁ皆さん落ち着いて………」
低年齢に見える、四十代の先生が落ち着かせる、この先生は生徒から、人気なので、皆が黙った。
「ただし、条件があります………二人以上、皆さんの話で先生に手を上げさせた者が点数に関係なく、単位を上げましょう、そして、手を上げた先生が、一人以下の場合、単位は無しです」
す……凄い面倒だな………生徒全員が思った。
「ただただ、人がいるので、出席番号順に行くか………01、どうぞ」
ゾロロ、と暗い雰囲気を出しながら、立ち上がる、女子だった、女子の場合、男子とは逆、『男子の愛』だった。
立ち上がって、自分の名前を名乗ったのだ、そして噛み噛みになりながらも喋ったのだ。
「だ…『男子の愛』は……」
ハラハラしながら彼女は言う。
後ろに気を使いながら、自分の紙に書いた事を復唱する。
ルンルンと後ろの女子はまだか、まだか、と待つ。
「………つまり、男性は純情な人も入れば、野性的な男性も居ると言う訳です、終わり………です………」
「………………素晴らしい!!!男性の純情も居れば、性に性愛に性欲に従順な男性も居るという話ですね!!では、先生、挙手をどうぞ!!」
ゾロロロロ、と満場一致だ、彼女は喜んだ。
「だ……大丈夫だったですか……」
完全に01番の挙手から、拍手に変わるが、次の女子がいきなり立つ。
「つ−か、先生もう言っていいか!?『男子の』……」
ノリを弁えない02番の女子。
「し……仕方ない……02番、どぞ……」
ゾロゾロと周りが慌しくなった。
「たぁぁぁ………煩い煩い!!言うぞ……『男子の愛』って言うのは……」
歯向かったら、喧嘩になる!!それを理解した皆は、静かに聴いた。
「………対等!男と男のタイマンのルールはそんだけだ!勝つか負けるか……そして、男気に惚れて、舎弟に成る!!これが私の『男子の愛』です……」
「……素晴らしい!恋愛という概念を越えましたね……では、挙手をどうぞ……」
存外熱い話なのに、誰も手は上げない。
「居残り、つまり、単位は上げれませんでした……」
「たぁぁぁ………無理だったかぁ………」
あーあ………と項垂れる彼女。
状況はどうでもいいと見える03番のフードの少年が言う。
「う……あの……もう……言って……良いスか……?」
「可能だ、言って下さい」
威圧無く接する先生に頷いて、話す。
「……全てにおいて……女子とは……変態である……AVが存在する限り……」
リアルにコイツ何言ってんだ!?そう、皆は思った。
只、単純に意味が分からない、何が言いたいのだろう?
「後ろからするのも気持ち………」
「ちょっ!もっもういいです………挙手をどうぞ……」
ゾロゾロと騒ぎ出す。
全ての生徒は俯き、先生達も挙手しない………。
「いやぁ、残念でした……単位は無しです………」
すぅぅ、と、先生の語尾も弱まった。
ただ、俺はもうすぐだった。
単純に04が立ち上がった。
「たっ大変です……すみません、抜けていいですか?」
彼女は焦っている様だ、先生が話を聞く。
「詳しくは知らないんですが、母方の祖母が危篤状態と……」
「とても大変ですね……ですが、抜けるとなると、この単位を捨てる、という事ですよ?」
よもや……こんなヤバい状況なのに……単位を取るか、家族を取るか、という決断をさせる気か………?。
完全に鬼だ……生徒はそう思う。
うぅっ……彼女は悩んでいた………。
「単位は………」
ハラハラした………こんなにハラハラした事は無かった。
「単位は……………捨てます………!!」
すると彼女は後ろの教室のドアから走り去った。
タッタッタッタッタッ………………音が聞こえなくなった所で先生は言った。
「たまにこんな事が起きます、さて正しいのはどちらですか?答は簡単です、『家族』を取りなさい、『家族』が一番です、何故なら、『家族』は私達を育てました、それに感謝しなければなりません、結局最後は『家族』を選択するのですから………」
爛々としていた教室の熱は段々下がってきた。
- Re: しりとりシリーズ ( No.48 )
- 日時: 2016/04/30 18:48
- 名前: 彩都 (ID: GbhM/jTP)
『乎古止点』
うん、うんうん、分かった、分かった、これは俺には解けないな、そう思いながら、古文の教科書をベッドに放り投げる、俺には解けない問題だ、そう思いながら、原稿用紙に書いていた古文の問題の答を丸めて、ゴミ箱へ投げて捨てる。
ルールに則ってこの問題を解く、流石に中二で高一の問題を解くのは難しい様だ、そして、深呼吸をして、ベッドに寝転がる、寝転がった所の下に古文の教科書が置いてあったので、その教科書を机に置く、そして、枕に、ベッドに自分の肉体を預けた……
ただ単純に、『問題を解きたかった』訳じゃない、『周りが解けない問題を自分一人のみが解く』、その『快感』がスキだった、バカな周りより、自分だけが頭が良い、先生に褒められる、クラスの皆から『凄ーい!』『頭良いね!』、『なぁなぁ!勉強教えてくれよ!?』等、等等?等等等等!!俺は褒められたい!完全にプライドなんて関係ない!褒められたら俺は嬉しい!プライドが折れてでも俺は褒められたいのだ!まぁ、そう簡単に家族からは貰えない、俺の家系は『完璧な一族』だった、簡単に言えば、俺の家系全員東大首席だし?俺の爺ちゃん病院の総院長だし、俺の親──父は広辞苑等の辞書を作ったりしている、母は有名なピアノ奏者だ──も結構有名で、テレビ等に出たりしている、俺の兄は現在東大の医療系の学科で勉強しているし、俺も灯台に入学しなければならない──別に俺は東大以外の大学でもいい、俺はただ単に『大学首席で入学&首席卒業』の資格さえ、取れればいい、それを家族に話した、思いっ切り怒られました。
ただまぁ、初めて、親に反抗したから、母さんには、褒められたけど──でも、父は許さなかった、爺ちゃんは『お前の好きな様にやりなさい、必ずしも、この家系に則らなくても良いんだぞ?』って、優しい言葉をかけたが、『父さん、息子を甘えさせないで下さい、我が家系は必ず一番になる宿命の一族です、父さんも私が小さい頃に言っていたでしょう?』と反論、その節については流石の爺ちゃんも、唸っていたけど……
どれにしたって自分の人生、好きな様に生きなさい、それが、爺ちゃんからの言葉だった、俺はその人生をしたかった、だけれど父は段々と厳しくなっていった──毎日20ページ分の教科書の勉強、古文、数学、理系文系お構い無しに毎日勉強させられた……それでも俺は頑張った、でも、父はその努力を認めてはくれなかった──
ただ、頑張るのはダメなのか、それは分からないけど、俺は今日の勉強を止めた、自分には勉強が出来ない、特に古文と漢文等の過去の読み方の問題はダメだった様だ、そう思いながら俺は寝てしまった……結構疲れていたのだろう、安息とはこの事か?そう思いながら、目を瞑った──
太陽が照っていた、俺の部屋は朝日が特に入る部屋だったので、夕方迄は部屋の電気は点けない程明るかったのだ、そんな中、太陽の光に起きた俺は驚いた、もう朝の九時か……今日が土曜日で助かった、そして、土曜、日曜は勉強が倍になる、少し厭そうな顔をしながらリビングへ向かった、そして、朝ご飯を食べた。
単純に今日は古文の勉強はしない、そう思いながら俺は、数学の勉強をした、そしてある程度書き切って、もう昼の二時だった、数学の教科書は残り10ページだった。
「大変だ、今日はとても疲れたよ……」
「良かったじゃない、疲れた分だけ頭に入れたら良いの」
能天気だなぁ……そう思いながら、俺は二階の自室に戻った……そして、数学の教科書を頑張って解き終わる、そして、次は社会の勉強だった、足利が……鎌倉が……何でこんなに源氏、平氏、足利、徳川は名前が多いのだろう?いや、権力者だったからだろう、その時の……というか、覚えないといけないのか、特に徳川は、じゃあ、十三代目将軍って誰だ?二代目って誰だ?分からないだろう?だから、重要な、家康、家光、綱吉等は覚えていても良い、後は吉宗とか。
完全に覚える必要は無いのだ、それが俺の見解だった、そんな見解を話しても無駄だけど──俺はそう思いながら徳川一族の漫画を読んだ。
だが、あまり意味は無かった、読み終わるともう夕方の六時だった、もう晩御飯か、そう思いながら、リビングへ向かった。
大量に栄養を取って、俺は古文の勉強をした、昨日みたいに投げ出さずに、頑張ろう、因みに何故原稿用紙に書くかというと、父に見せるからだ、一応は文法が合っているかの確認だけだが。
頑張って、俺は書く事にした、俺は苦手な物は作りたくないからだ……俺はそう思いながら、古文を頑張った──そして、書き終わった、終わった頃には深夜11時だった、おっと、こんなに熱中していたのか、そう思いながら、ベッドに寝転がった、そして、何時の間にか、睡魔に襲われた……そして、朝起きると、原稿用紙に赤い文字で『完璧だ 父より』と書いてあった、何勝手に無断で息子の部屋に入っているんだ、そう思いながら、俺は、少し喜んだ。
NEXT 『ん、あぁ』
- Re: しりとりシリーズ ( No.49 )
- 日時: 2016/05/01 15:04
- 名前: 彩都 (ID: YUWytwmT)
『ん、あぁ』
言葉には、『言霊』という物が存在する、どんな者にも発音すると、それが本当になるという物だ、今回はその『言霊』の元──日本の日本語という物がより強く『言霊』に対して重要視されている──平仮名について話をしよう。
うーん、まぁ、考えてみた結果、大まかに書くとして、日本語は元々中国の漢字を輸入した物だ、それを日本人が『訓読み』『平仮名』『片仮名』に分けたりした、そして『あいうえお』『かきくけこ』『さしすせそ』『たちつてと』『なにぬねの』『はひふへほ』『まみむめも』『やゆよ』『らりるれろ』『わをん』が生まれた訳だ、そして、そんな『平仮名』の会話でも見てみよう──
「うーん、此処はこうでしょー?んで、ここがー」
頑張っている『か』に『ま』は聞いた。
「単純な問題に悩んでるのか?此処は優だろ?」
『ろ』が現れた。
「大変だなぁ……君らは何をしているんだい?」
「いやぁ、言葉の持ち主が……『漢字テストで100点を取るんだ!』って言って……頑張って手を動かしてるんです……」
「素晴らしいなぁ!『い』ー君は私よりよく使われる『平仮名』だもんね、頑張りたまえ!ハッハッハ!」
「ハッハッハって……お前は使用回数あんまり無いもんな、『ぬ』……」
「ぬうぅ……」
唸る『ぬ』……すると『い』が書き込みを止める、そして『い』は言った。
「只今終了しましたー、へとへとですぅー……」
「うむ、では『い』ー君は休憩した方が良いぞ!」
「存外お前から言われると、傷付くぜ……」
『絶対にな……』と続けて言う『ろ』……
ローカルな日本語もあるので、一概には言えないが、よく使われる『平仮名』もある様なのだ、だから日本語は難しいのだ──っとまぁ、他にも『平仮名』の話はある……お次は『ま』だ。
「大丈夫かなぁ……?これで……」
「で、どうしたんだ『ま』?何かしたのか?もしかしてされたのか?」
『カッカッカ』と『ゆ』が笑う、すると『ま』は言った。
「単純な話ですがね──言葉の使い手殿が背中に『バーカバーカ』と書かれているので、忠告しようかと……」
「とにかくほっといて、恥をかかせる」
「ルシファーでもドン引きだよ!?普通にもうお知らせしましょう!」
『うーん、よいしょっと……』、そう言いながら『ま』は使い手の知り合いに憑依する、そして自分の代わりに背中の『バーカバーカ』を言う。
「うわっ!?何時の間にこんなのが……有難うね」
「ねっ?これで良いでしょ?『ゆ』っ君?」
「んー……ちぇっ、つまんねーの……」
「能天気だなぁ『ゆ』っ君は……」
ハハハ、と汗を書きながら、『ま』は笑った……
単純にこんな感じのお話が毎日毎日行われているという……我等、研究者は『文字と会話出来る』機械を作って、話を聞いたりしているが、まだまだ面白い話や感動する話、はたまた失敗した話や怒った話等は、何時聞いても聞き飽きないから面白い、だが、そんな話を聞けるのも有限なのだ、もっともっと話が聞きたい、だが『不老不死』や『死なない体』とかは手に入れたくは無い、何故なら、『自分の肉体が滅びないのはとても怖い』からだ、あぁまぁ、そんな感じで私は『平仮名』達の会話が好き、大好きなのだ、おっと今度は誰の会話なんだろうな……?
「中々難しいゲームだなぁ……」
「あぁ?どれがだ、『く』?」
「苦しいよ、このゲーム、えーとねぇ、二次元の事を三次元でも体験出来る体験型ゲームだよ、『あ』君」
「んー?これがかぁ?案外簡単な感じに見えるぞ?本当に難しいのか?『く』ぅ?」
「うーん、初見プレイは大変だよ、とにかく水や湖では落ちないでね?溺死するから」
楽そうに『あ』は『く』のヘルメットを被った、そして『あ』の目の前には、綺麗な、草原が見える、そしてゴブリンの様なモンスターが『あ』に近付いた。
「たぁっ!?いったぁ!?てめぇ『く』ぅぅ!聞いてねぇぞぉ!これRPGかよ!?」
「よかったぁ『あ』君もRPGに慣れる番だよ?」
「よかねぇ!逆にRPG嫌いになるんじゃねぇの、この体験型!?」
「大変でしょ?中々難しいでしょ?この棒で剣や槍の代わりになるよ、後魔法使いならこの棒は杖になるよ」
「余計な話だ!俺は逃げて、色々セットしたいんだが!?無防備のまま戦えねぇ!」
「えー?まぁ、この棒で戦って下さい」
「いや、最弱だろ!?」
「『ローリングファイアソード』だよ、攻撃力50だよ」
「良かった!名前的に結構強そうだな!他にも強い刀や剣はあるのか!?」
「かなりあるよ?『ゴッド・エンドソード』、攻撃力100000だよ」
「余計にこの武器が心配なんだけど!?『ゴッド何たら』チートか!?」
「完全にチートだよね、んで、その『ゴッド・エンドソード』が装備欄に」
ニコニコと装備欄を見せる、確かにあった。
「単純にこの刀使わせろよ!?」
「余計だと思ってね……このRPGのゲームを買えば、あげるよ?」
「余計なら使わせた方がマシだっつーの!そして俺はこのゲームは買わん!いいな!?」
「中々こっちでもお強いなぁ」
あぁ、俺は『あ』と『く』のこのやり取りが好きだ、だから何時も録画しては聞き流している……とまぁ、お前らもこういう会話を聞きたいなら、俺の仕事を受けてくれ……ん?この仕事の名前?そんなのは簡単だ、妄想が仕事さ。
NEXT 『後書』
- Re: しりとりシリーズ ( No.50 )
- 日時: 2016/05/01 15:55
- 名前: 彩都 (ID: YUWytwmT)
『後書』
はい、始めましての方も初めてでは無く、彩都の他の作品を読んでいる方も始めまして、彩都(サイト)と申します。
因みにこの作品が出来たのは、結構前でして、書き初めた2015年の11月には、大まかなプロットも頭の中では完成したと思います。
因みにこの作品、毎週土曜日曜に更新、5000文字以上の小説、として書きました(『愛』がそう)、ですが彩都はケータイ版を使用しておりまして、2500文字位しか投稿出来ませんでした。
なので3回投稿していた訳です……(汗)
出来なかったので、その日から『もう2000文字で良いわ……』と思いまして、『言う』以外は2000文字を越えてるかな? そして『愛』を書いて5000文字を越えて『謎』も入れたりで、10時間掛かっておりました……(汗)書き切った後は魂が抜けたと思いました(笑)
そして、雑談スレ(『雑談しようよ!』、通称『雑しよ!』)を見ていた方は分かると思いますが、このシリーズには、『謎』があるのです、その『謎』とは、『文末と文頭が繋がっている』のです!
これ、誰も解けなくて残念でした、名前の通り、『書いているタイトルがしりとりになっている』とかのお話も聞きまして、確かにそうですが、真の『謎』は『文末と文頭が繋がっている』というのが正しいです。
『例』
たかし君は、天才でした。
ただ、おっちょこちょいでした。
みたいな感じですね。
シリーズを引用するなら、
『愛』より引用
俄然、やる気は起きな『い』。
『意(い)』味も無く、『やる気スイッチ』を探すが、そもそも無『い』。
『意(い)』味が無いと分かりながらも、『愛』という字を見つめ、思う。
という様な感じですね、そしてしりとりとしての兼ね合いもあって、コメントは禁止させて頂きました、申し訳有りませんでした。
でも、結構続きましたねぇ……ネタの引き出しがどうなるんだろう? とか思って書いていましたしね……(汗)
でも、この作品を読んで頂き、誠に有難う御座いました。
感想を募集します! ってもう遅いですね……(汗)
そして、まだまだお話は続きます……! そのお話の内容は! 『しりとりシリーズ』の人達が『もしも』延長線上の話をするなら、ですね、言わば続編ですね、2とか3みたいな感じの。
これ、結構暖めてました、もう『変態候補』の所で考えてたかもしれない。
まぁ、それは置いといて、そのタイトルを発表します……そのタイトルとは!?
『しりとりシリーズのその後』です!
だっせぇ!
何この『何も考えずに適当にタイトル考えた』みたいな感じのタイトルは!? もっと捻れよ自分!(泣)
あぁ、因みに『その後』でも、コメントは禁止します、この前作に書き込むか、『その後』がこれと同じ様に、『後書』を投稿し終わったら、書いて下さい。
そして、『ん、あぁ』から『後書(あとがき)』で繋げられたのは少し嬉しかったね、偶然の産物、偶然すげぇですね。
まぁ、こんな長ったらしい後書もそろそろ終了かと思います、では、最後に……この作品を読んで頂き、誠に有難う御座います、次回作の『しりとりシリーズのその後』でも、御付き合い頂ければ幸いです。
それでは、彩都でしたっ!
NEXT 『タイトルの説明』
- Re: しりとりシリーズ ( No.51 )
- 日時: 2016/05/01 20:00
- 名前: 彩都 (ID: Fm9yu0yh)
『タイトルの説明』
『愛(あい)』……記念すべき一作目、そして、パスワードがバレてNo.1、2が消される(笑)。
因みにNo.1、2は親記事にあります。
そして執筆に10時間掛かった、マジで大変でした。
『言う(いう)』……シリーズ史上最短のお話、『愛』で体力を奪われた彩都が頑張って書いた。
まだ、『謎』の使い方が分からなかったので、短めになった。
『上(うえ)』……宇宙飛行士のお話。
因みに話のモデルは『宇宙兄弟』。
彩都も宇宙へ行きたいです。
『笑顔(えがお)』……読み二文字、漢字一文字の縛りを破った作品。
基本的に名前を出さない事も一つの『謎』だったが、名前を考える、付けるのが好きな彩都には耐えられなかった。
このシリーズは、『る』という文字の敵が居たので、結構大変でした、後『た』も。
『謳歌(おうか)』……意味怖風に仕上げた作品。
意味怖風に出来たかは謎。
青春って良いですよね……(泣)
『書(かき)』……『書く』て誤読されそうで心配だった。
全然誰も言わなかったので、一安心。
ギリギリ惜しくて、数行だけのレスになってしまって、何か泣ける。
『菊(きく)』……機械メイド(家政婦か?)って良いですよね? セクハラしても、『もう! 止めて下さい、旦那様!』みたいな。
まぁ、機械ではなく、『絡繰』ですけどね(笑)
機械系は大好きなんですよ、ロボットとか、ですが『ガンダム』は好きでは無いですね。
『空気(くうき)』……お前ら、目が疲れずに読めるか? を追求した作品。
『謎』のルールは、『改行したら文末のしりとりをする』という様な感じなんですよね、だから、改行しないと、あぁ、なる(遠い目)
因みに方言はオリジナル。
『K子(けいこ)』……日本語で書き切る『しりとりシリーズ』のルールをブレイクした作品。
その前にマジでド忘れして『K子』って書いてた。
幽霊が結婚相手って良いですよね?
『交差(こうさ)』……完全に楽しんで書いた(笑)
ファンタジー書いたの、面白かったです。
『その後』でもコイツ等を書けたら面白そうだ……(暗黒微笑)
『冊子(さっし)』……『察し』ではなく『察し』です。
オマケに一日で400字詰原稿用紙100枚って鬼畜ですよね。
因みに手書きですので、パソコンより鬼畜仕様。
それを書き上げた後輩もすげぇよ。
因みにこれを書く為に見ながら書いていたら、『USBメモリー』って出ていたので、パソコンですね、手書きだと手が死ぬ。
『死す(しす)』……通り魔みたいな感じだなぁ……(汗)
怖い元カレ。
これも意味怖みたいだね。
『宿世(すくせ)』……これは読めるか、不思議だった作品。
意味は『仏教で前世、また、前世からの宿敵』らしい。
まぁ、彩都の価値観って色々違いますね、『天国は感覚という感覚が無い』とか、『地獄は角が生えていない鬼がいたり』とかね。
やっぱり兄弟愛みたいに『友達愛』って良いですね。
『清楚(せいそ)』……平凡男子の恋愛話。
まぁ、最後は付き合えたんだし、ハッピーエンドですね。
『其の他(そのた)』……このキャラの考え方……結構分かりますね、自分は居なくても良いみたいな感じの考え、結構しますね。
最後の考えは結構良いと思います、人生は長いので、もっと長く考えましょう。
『太刀(たち)』……小さい子の暗殺者って良いですよね? 因みに武器好きなので、結構武器は出る予定。
『その後』で少しは続くかも?
『緻密(ちみつ)』……リアルな話をすれば、空き巣って奪える金額大体10万円が多いらしいですね、あまり金目の物が無いとか。
まぁ、空き巣に興味は無いので、意味がありませんがね。
『伝(つて)』……※吉田は女です。
こんな友達が欲しいです。
ひきこもりにそんな友達作り出来ないよ。
『帝都(ていと)』……適当に言うけど、昭和100年とか、そんな感じの時代。
『帝一の國』や『青の祓魔師』みたいな感じの古いけど、機械等が今よりも発達しているみたいな世界ですね。
こういう世界は何れ長編で書きたいですね。
『戸棚(とだな)』……ほっこりした感じのお話ですね。
こういうのは、ニコニコになってしまいます。
変態ではありません。
『何(なに)』……2ちゃんねる風に書いてみた、因みに2ちゃんはROMする2ちゃんねらーです、彩都は。
因みにエロゲーのタイトルは調べて、被らない様にしました、その努力を勉強に費やせ。
結局、黒いモヤモヤは何なんでしょうね? 彩都も分からないです。
『似ぬ(にぬ)』……此処から、タイトルを付けるのが難しくなった。
後はら行とか、この二行は大変でした。
因みに二卵性は凄いよねぇと思ったり。
『塗るね(ぬるね)』……教師も教師なら児童も児童(笑)
結構酷い先生だよね、児童もそうだけど。
これが彩都の先生なら、バックレる。
凄い枚数描いてるね。
『練り物(ねりもの)』……正月の伊達巻が大好きです。
蒲鉾は好きでは無いですね……(汗)
竹輪もあまり好きでは無いです、このキャラに怒られるな……(汗)
『脳波(のうは)』……何だか、未来で起きそうな話ですね……能力の開発の為に小学生が犠牲に……
何とも可愛そうな事件ですね、幼女誘拐、少年殺害事件より、残酷に見えます。
『陽日(はるひ)』……名前シリーズ二つ目ですね。
あの作品は何時完結するんでしょう?
ハルヒの作品、結構ありますね。
読んだ事ありませんがね。
因みにみくると古泉派です。
『皮膚(ひふ)』……『空気』と同じ長い奴。
結構面白いキャラ設定だと思った。
戦う時は、あの硬い皮膚を使って、防御したりする。
まず、戦闘しない系の物語に転換して、ラブコメにしたいです。
- Re: しりとりシリーズ ( No.52 )
- 日時: 2016/05/01 20:01
- 名前: 彩都 (ID: Fm9yu0yh)
『不可能へ(ふかのうへ)』……タイムマシンの研究者のお話。
因みに、寿命のお話は彩都が前々から考えていたお話、絶対寿命短くなるよね?
タイムマシンの完成が早かったら、ジョン・タイターみたいに残り20年以内に出来るのですかねぇ? 少し楽しみです。
タイムマシン使えるのなら、小説を書かない彩都にしたいです(笑)
『変態候補(へんたいこうほ)』……絶対『その後』に続きそうな、お話だな!?
後猫華さん、可愛い。
因みに全部彩都が所有するフェチです。
とんでもねぇ変態だな。
『放火魔(ほうかま)』……一応言っておきます、『色々な家に新聞紙等を丸めた物に、石油等を掛け(サラダ油等、普通の市販用油でも良いが、基本は石油が好ましい)、それをライター等で、燃やし、家のトイレの近くに投げる……まぁ、家のトイレ程、バレにくい場所は無い』と書いていますが、これは実際の方法らしいですよ。
トイレ以外でも出来ますが、基本的にトイレの方が分かり難いらしいですよ?
まぁ、彩都はやった事が無いので分かりませんがね。
『真っ暗闇(まっくらやみ)』……『何』に近い話ですね。
何なんでしょうね?
ていうか、こんな話がある民話を聞いてみたいです。
『皆、無(みな、む)』……※『かいむ』ではありません。
とんでもない神様ですね、ゼウス。
まぁ、一応言っておきますが、ゼウスは男でよく描かれます、ですが、白鳥とかに変身したりするから、女神様でもありだと思いますよ。
逆に巨乳のゼウスなら、貧乳のアフロディテとか。
『村雨(むらさめ)』……この作品で『しりとりシリーズのその後』を書きたいなぁって思いました。
因みに房中術とは女性が覚える特別な術です。
大まかに言えば、男に向かって、エッチな事して篭絡して殺したり、大事な情報を貰ったりって感じ。
まぁ、早くその後』で書けたら良いなぁ……
『メモ(めも)』……蘭で『あららぎ』ってマジで読むらしいよ。
まぁ、珍しい読み方の苗字が居ても良いじゃない。
因みに最後はボケました。
後、簡単にトリックは作りました。
『もやもや(もやもや)』……大まかに言えば、病気の中の夢オチです。
こんなブラックな話も彩都は好きです、怖いからね。
ていうか、こんなアンドロイド欲しい。
『揶揄(やゆ)』……ひきこもりオタク少女と、パンピーノーマル少年の更生青春小説……とか、思いたいです。
因みに分からない人の為に解説、ドロンジョとレパードです。
因みに家は隣同士で、窓から移動出来る、だけど裕香の方が窓をロックしているので移動出来ません、その逆で少年も戸締りをしています。
『猶予(ゆうよ)』……脱出しようぜ?
その前に脱出系書いた事無かったな、そう思いながら書いた、でも、プリマヴェーラって良い響きだよね。
この名前大好きなんですよ。
『夜空(よぞら)』……宇宙神、良いですよね、多分、何れは世界を、宇宙の世界を捕りそうで怖いですね。
でも、山に登って夜空を見るのは良いですよね、綺麗です。
久し振りに夜空が見たいですね。
『乱離(らんり)』……国から離れるお話。
『その後』で書くとどうなるか、分からない作品ですね。
少しドキドキしながら、プロットを練っています。
『了する(りょうする)』……『その後』で書こうと思った作品。
多分ら行は『その後』を書く為に作られたと言っても過言では無いですね。
少年は姉が死んだ後、どんな夏を過ごすんでしょうね?
『ルール、シルブプレ(るーる、しるぶぷれ)』……漢字縛りの『しりとりシリーズ』を壊した作品。
ネトゲーのお話ですね。
因みにまだネトゲはやった事が無いので、やってみたいです。
もしもするなら、何をしようか? モンハン? とうらぶ?
『レトロ(れとろ)』……二話連続で漢字縛りを壊した。
レトロよりアンティークって言った方が好きです。
百乃目さんはドSだと信じています。
こういうお店って良いですよね?
『その後』では、絶対に書きたい作品の一つですね。
『露和(ろわ)』……ロシア語は難解であまり好きでは無いですね。
でも、見てて、発音して面白いのはロシア語が上位五位に入るかもしれません、彩都のランキングに。
ロシア語はネットで調べました。
ロシア語は見てて、面白いですよね。
『輪を(わを)』……殺し屋を出したかった。
そして、殺し屋の昔の仲間が全員死んでいるので、復讐するという様な感じ。
これも『その後』で書きたいが為に作った作品ですね。
因みにナンバーは金髪のイケメンと、考えています。
因みにマフィアではありません。
そして大まかに言えば、舞台はイタリアを想定しています。
『乎古止点(をことてん)』……ていうか、こんな読み方があるなんて、知りませんでした。
『を』ことてんで、本当に助かりましたよ、無かったら、『をん』ってしていたかもしれません。
ていうか、こんなに勉強するの、コイツだけじゃないのかな?
彩都だったら、開始1ページで辞める。
『ん、あぁ』……『しりとりシリーズ』最後の作品。
しりとりのシリーズなだけに平仮名を特に注目して書いてみました。
『あ』や『い』は喋る、それを書けたのは面白かったです。
文字でも喋っちゃダメ、なんて制約はありませんからね。
はい、これで長きに渡る説明が終わりました……(汗)
まぁ、『その後』では、文末と文頭のしりとりはしないので、ご了承下さい。
何だかんだで、結構長くなりましたね……(汗)
読む人には大変ですね……(汗)
まぁ、次の作品、『その後』でも、応援して下さい。
彩都でしたっ!
全ての日本語と熟語と漢字に感謝を──
有難う御座いました!!
彩都でしたっ!