複雑・ファジー小説

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魔法伝説 七人の勇者
日時: 2016/04/19 19:20
名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=532

初めまして、こんにちは、魔夜という者です。
この作品は一回放置した小説をリメイクして書き直した物です。
前の放置した小説でオリキャラ応募してくださった方はすみませんでした!
ついでに、オリキャラや魔法は上のURLの所で募集しております。
あ、キャラ紹介はいつかします。
とりあえず、話の世界へLet's goです!


《あらすじ》>>1

《あたしの魔法学校生活の始まり》
《魔法が溢れる世界へ》>>2>>3>>6>>7

Re: 魔法伝説 七人の勇者 ( No.3 )
日時: 2016/04/17 00:15
名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode

ふぅ……。何とか間に合って良かったよ……。入学式から遅刻なんて恥だからねぇ。
 そんな事を考えながらあたしは今、校長先生の話を聞いている。
 これが長い長い。寝ちゃう新入生さんまで居るよ。
 いつ終わるのかな? そう思った時に、
「……それでは、校長先生の話を終わります」
 終わった。良かった良かった。何か校長先生はまだ話したそうだけどね。まぁ、あたしまで寝ちゃいそうだったからね、これ以上続くと困るけど。
「それでは、国歌斉唱です。まずは魔界出身の皆さん、全員起立」
 あら、国歌斉唱は別々でやるんだ。良かった。
 あたしは胸を撫でおろしつつ、魔界の国歌を聞いていた。歌詞は覚えていない。格好良かった気はする。
 そして、次はあたしら人間界出身の番。歌うのはもちろん、日本に住む者皆が知っているはずの歌、『君が代』。
 人間界出身の人はかなーり少なくて、大きな声で歌わないといけないから大変。
 その大変な思いをしながら歌って、あたしの声は枯れる事無く歌い終わった。
 これで長い長い入学式はやっと終わり。
 次は自分らの教室に行くんだね。
「では、これにて第二十六回入学式を終わります。後ろの席に座っている皆さんは小金沢先生が引率で教室まで案内してくれます。それでは、後ろにいる全員、起立」
 そう言い、後ろに居るあたし達は立つ。
 皆、小金沢先生という人にぞろぞろと付いていく。
 列が出来てなくてバラバラなので、少し歩きにくい。
 いつの間にかあたしは背が小さいのに一番後ろに居た。あのねー、あたしは身長140cmなのだよぉ〜。
 そして、教室に付いた。あたしらの教室は『特別クラス』だった。色んな物が白樺で出来ている。
「席は自由だ。早い者勝ちだぞー」
 そう言われて、皆あっという間に座っていく中で、あたしはさっと一番前の席に座った。
 背がかなーり低いから、自分より身長が高い人が座る確率が高いんだよね〜。どうしたら、身長が大きくなるものかなぁ。牛乳飲んでるのに。
 そんな事を考えている内に全員が席に座っていた。そして皆、前にいる先生を見る。
「はぁい、じゃあまずは先生の自己紹介だ。俺はお前らの特別クラスを担当することになった小金沢レイだ。よろしく」

Re: 魔法伝説 七人の勇者 ( No.4 )
日時: 2016/04/04 15:18
名前: 亜咲 りん ◆6/Q8468zb. (ID: visZl1mw)



 魔夜さんお久しぶりです!
 知り合いを必死に探していたら、魔夜さんに辿り着きました。面白そうな小説ですね(^^)
 魔界の国歌……
 魔界にも様々な国があるのでしょうか?それとも1つだけなのでしょうか?そこが気になりますねー(‾▽‾)どうでもいいですけど、私は君が代はダサいと思っているので、魔界の国歌はかっこいい感じだと良いな、と願っています笑
 親に突然あなたは魔法使いの血が流れてる、と言われたら、多分私はひっくりかえります。そして必死に魔法を使おうとします笑 魔法が使える世界って良いですよねー♪( ´▽`)夢が溢れています(^_^)
 あと、身長は遺伝です笑 牛乳を飲んでいても、限界もあります笑 確か、ビタミンなんちゃらと一緒に飲むと、背が伸びやすくなるとか。明里ちゃん、頑張って!笑
 ところで、席が選べるって良いですね。私の場合、目が悪いので、席が後ろになるとものすごく困ります。前の席が良いなぁ……笑

 今後はここ複ファで執筆していきたいと思っているのですが、そろそろ白雪姫の方も更新を再開していこうと思っています(‾▽‾)シリアス板の方でですが笑

 更新、楽しみにしています(*^o^*)

Re: 魔法伝説 七人の勇者 ( No.5 )
日時: 2016/04/12 17:59
名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode

>>4 りんさん、久しぶりですっ。ありがとうございます!
そうですよー、色々な国があります。
まぁ、魔界のとある国の国歌、格好いいイメージなんですよ。(中身は思いつきません……。)
私、りんさんと一緒のように多分ひっくり返ると思いますねー。ファンタジー系が大好きでこういうのはすぐ思いつきますー。
(明里『へー!ありがとう、亜咲さん。ビタミンなんちゃらを調べて飲むよー』)
あ、私魔夜は身長高いほうですよ〜。
席……。あの学校では選べるという親切な事になっているのです(笑)

白雪姫……あの小説面白かったので、時間があれば見に行きます。
後、更新は今週中には必ずするんで待っといてください!

Re: 魔法伝説 七人の勇者 ( No.6 )
日時: 2016/04/20 16:57
名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode

遅くなってすみません!今回は多めです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒髪ボサボサでローブを着ている。でも、ローブから覗かせているレイ先生の顔は意外とイケメン。一体どんな先生なんだろうなぁ。
「さて、じゃあまずは配布プリントを配るぞー。十枚ぐらいあるから面倒くさいかもしれないな」
ゆっくりとした動作で私達一番前の席の子にプリントを配り始める。
配られたプリントの内容は、部活の事とか校則の事とか。それと学年だよりの『School Life!』後は先生達の一覧。それ以外は全て保護者に渡すって物だけ。
どうやって渡すのとか思ったけど、先生が簡単な魔法を使って親に送るとか言ってた。今から教えてくれるんだって。
「さぁ〜て、保護者様にプリントを送る為に魔法を使うぞ。これは物を遠くに送る魔法だから覚えておいた方が良いからな。じゃあ。『我の奥深くに潜む魔力よ、今我の思う者に我が望みの物を相手に届けよ』だ。今、保護者様に渡す用のプリントを持ってやってみろ。お前らなら魔力を持っているから絶対出来るぞ」
ほぉ、何かシンプルな呪文だな。
で、いきなり魔法使えるなんて楽しみ〜。
あたしはお母さんに渡すプリントを数枚持って先生が言ってた呪文を唱えた。
するとプリントが一枚ずつ浮き上がり、キラキラと小さい白の光を放って消えていった。
魔法ってロマンだな〜、凄いな〜。感動するねぇー。
「どうだ、終わったか?初めて魔法を使った奴は感動したろ?俺も初めて使った時は感動したぞ」
レイ先生が少しだけ笑みを浮かべてそう聞いた。にしても、先生もあの瞬間、感動したんだー。
「さて、と……。次はお前ら生徒へのプリントだ。まずは部活のやつを見てくれ」
そう言われ、部活のプリントを見る。
「それにはどんな部活があるか分かるからざっと目を通しといてくれ。で、明日から仮入部期間だ。一週間の間に色々な所に仮入部してどこに入部するか決めておく事。後は校則と学年だよりがあるが、特に言う事は無いなー。じゃあ今から教科書を大量に配る。落丁とかがあったら言ってくれよ。あ、さっきの魔法は場所が分からないと使えないから持って帰らないと行けないぞー。じゃあ、配るぞ」
レイ先生は左手を瞑って少し右手を上げると私達生徒の目の前に白い光が現れ、光が消えると積み重なっている大量の教科書が出てきた。
これってさっき私が初めて使ったあの魔法だよね?じゃあさっきレイ先生は無詠唱で魔法を使ったんだ、凄いー!
「基本的に教科書は普通の所と一緒だ。だが、ここ魔界の地理と歴史に魔法の教科書が加わっている」
そう聞いて、あたしは教科書の束からそれらしい物を抜いて中身を見てみる。
精霊や魔物についてや、魔法の呪文とか。終わったら読んでみよ。
と、思った直後にチャイムがなった。
「おっと、ちょうどチャイムが鳴ったな。それじゃあ。起立、気を付け、礼。さよならー。ついでに近くに寮の建物があるけど、それの玄関に自分の部屋番号が書いている紙があるからそれ見て部屋入れよ」
それをして、プリントを星の模様のクリアファイルに入れて、それと教科書をかばんに入れてあたしは教室を出た。

Re: 魔法伝説 七人の勇者 ( No.7 )
日時: 2016/04/28 17:14
名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode

 あたしは廊下をパタパタと走っている。
 まぁ、本当は駄目なんだけどね。でも寮生活は誰とするのかが気になって仕方無いんだよ。
 と、そのまま走ってもうすぐ正門に着きそうになったその時に、何か透明の物体が視界の隅っこに映って、急ブレーキを足でかけて止めてその物体がある場所に行ってみた。
 しゃがみ込んでそれをそっと両手で取ってみると、何と透明なハイヒールだった事が判明する。
 これは世間で言えば、『シンデレラ』に出てくるガラスの靴。
 まさか今はシンデレラシチュエーション? ならばあたしは王子様だ。
 何か面白いけど今は誰の物か分からないし一応持って帰ろっと。
 あたしはガラスの靴を片手で大切に持ったまま正門を出てすぐ近くにある寮に行って着いた。
 それぞれの個人個人の部屋番号が貼りだされている玄関には人が沢山固まっている。
 その人の塊を潜り抜けて何とかあたしの部屋番号を見る。番号は一の四十八。結構大きな数字だな。
 あたしは塊から出て行き周りを見渡す。すると部屋番号を見終わったらしき皆が、壁に付いている青い機械に手を触れてはその場から消えている。あれって、移動する機械かな。
 そう思い、機械に触れようとする人が誰も居ない隙に急いで触れた。
『名前と、部屋番号をお願いします』
 機械らしい無機質な声があたしに向かって聞いてきた。
「名前は雪島明里。部屋番号は一の四十八」
 そう言い終わった途端、目の前が歪んでいく。こういうのには弱いから辞めてほしい。
 それが終わると、横にあたしの部屋番号のプレートが下がった扉の前に着いていた。ここが今日から生活していく部屋。
 丸いドアノブを回して茶色の扉を開け、部屋に入る。
 すると、綺麗な金髪に青い瞳を持ち、水色のドレスを着て透明なハイヒール、ガラスの靴を右足の方だけ履いている子だけがいた。
 この子、全体的に言うとシンデレラ風かな。どういう訳か今片方、靴履いてないし。
 ……ん? シンデレラ風?片方靴が脱げている?あ、まさかあのガラスの靴を落としたのはこの子かな……?


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