複雑・ファジー小説

吸血鬼物語
日時: 2017/11/19 12:04
名前: ケラー ◆bXRF026tgA

「いつも、悪いな。血をもらっちゃって」
「いいよ、別に…」

私は百合。
普通の人間。


そして今

吸血鬼に自分の血を差し出している。

吸血鬼の名は、陽太。


「私」
「?」


「貴方と同じ痛みを分かち合いたい…。私を吸血鬼にして」
「!な、百合…」


第1章 吸血鬼

第2章 館

第3章 異世界

第4章 ジュンの幼少期

第5章 謎の魔女

第6章 ジュンの家

第7章 ジュンの弟

第8章 姉の大罪

第9章 薬の材料どこ!?

第10章 雷ノ果実


スレ立て日

2017 7/24

親記事更新日

8/4(金曜日)

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9/13(水曜日)

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Re: 吸血鬼物語 ( No.48 )
日時: 2017/10/18 18:22
名前: ケラー ◆bXRF026tgA

そうして、懐からナイフを取り出し、胸元にグサッと刺した。


「これは私を殺そうとした報いなんだからね」
「ッッ……」

よし、死んだ。

「ミ、ミリー!!!まさか、お前……」
男が走って来て私の目を見てハッとする。

「うざったいわね…」
魔術を使い、男を狂わせる。

男の後ろから、ガキが出てくる。

「ねえ、あのガキを殺しましょうよ、それもゆっくり、じわじわとね」
「やめて!!ジュンだけは…ジュンだけは絶対に!!!」

可哀想な元の身体の持ち主の女が語りかけるも私はニヤリと笑いこう言ってやった。

「この身体を手放したのは貴女。私を任命したのも貴女。だから、私がどうしようと私の勝手」
「ッ……ジュン、ごめんね…。ごめんなさい、お母様…」

Re: 吸血鬼物語 ( No.49 )
日時: 2017/10/20 18:27
名前: ケラー ◆bXRF026tgA

数ヶ月後

「お姉さま!お父様、もうやめてよ!!!!」

ガキは今日も泣き叫ぶ。
その顔が面白くて堪らない。

「やめて」と言われて素直にやめる吸血鬼はいない。
むしろもっとやるだけ。

「あら、もうこんな時間ですのね、お父様?私は、パーティーの支度でもして来ますわ」

私は全てを手に入れたのよ。
邪魔な女もいない、口煩い男は沈めた。
あとは、あのガキのみ。

そして終いに、吸血鬼の血筋なんて邪魔なもの、捨てるの。

「ジュンッ……ごめんね、強く、強く生きて行ってね…お姉ちゃんはちゃんと…見てるからね…」

嗚呼、可哀想な本来のミリー。

まあ、この身体でせいぜい遊び尽くして名を汚してやろうじゃないの。

(回想終了)

「て言う感じだ…」
「ふぅん…」

話したいことはそれだけだったのか、ジュンは部屋を出て行ってしまった。

「はぁ…。なんか上手くできないものかなぁ…」
早速本棚から参考になりそうな本を探し出し、机の上にドン!と置いて、読み始めた。

Re: 吸血鬼物語 ( No.50 )
日時: 2017/11/18 10:09
名前: ケラー ◆bXRF026tgA

わかったことは、吸血鬼の魂を鎮めるにはとある薬を作らなくてはいけなくて、その薬の材料が、

雷ノ果実で作った果実酒
怨念で出来た聖水
悪魔の恵みの薬草

だ。

「どこにあるんだろ…」

ガチャ…

「どうかしたの?リリアーネ」
ジャックが入ってきて、私の隣の椅子に腰掛ける。

「吸血鬼の魂を鎮めるための薬にはね、雷ノ果実で作った果実酒と、怨念で出来た聖水、悪魔の恵みの薬草が必要なんだ。何処にあるか分かる?読んだ本には材料の在り処まで書いてなくってさ」

ジャックは頬杖をつきながら、「一応聞くんだけど、それをやって効き目があるという保証はあるの?」と言い、開かれていたページを見る。

「効き目があるかは分からなくても、やってみなきゃだよ」
「ふぅん…まあ、頑張ってよ。まあ、果実酒に使う果実探しからになると思うよ」

そう言って、ジャックは出て行った。

「あーーーーーーっ!!!!!!!材料の在り処教えてもらってない!!!!!!」

Re: 吸血鬼物語 ( No.51 )
日時: 2017/11/18 10:41
名前: ルイージ

お久しぶりです

Re: 吸血鬼物語 ( No.52 )
日時: 2017/11/19 12:02
名前: ケラー ◆bXRF026tgA

>>51
ルイージ様

お久しぶりです!読んでいただいていたとは…ありがたいです!

本編

第9章材料どこ!?

「うるさいよ、リリアーネ」
そう言って入ってきたのはジュンだった。


「雷ノ果実、怨念で出来た聖水、悪魔の恵みの薬草ってどこにあるの?」
リリアーネはメモをジュンに見せる。

「雷ノ果実……滅多に見つからないぞ、あれは」
「え…」
「しかも、果実酒なんて、作るなんて初心者にはまあ無理だな」

「聖水と、薬草は?」
「聖水なら、悪魔の山の奥にある泉に行かなきゃだな。薬草は、悪魔の山の頂上にある」
真顔でジュンは「何だったら俺が行ってくるけど」とリリアーネの髪をいじる。

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