複雑・ファジー小説

【合作!!】千ヴァル!!
日時: 2018/07/08 10:46
名前: <革命軍>
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=931

皆さん初めまして!
当スレは他の作家さんのオリキャラと一緒に冒険するクロスオーバー企画から生まれたスレです!
詳しくはURLのリク依頼掲示板のスレから是非参加してください!
誰でも参加でき、またルールは一切ありません!貴方のオリキャラの参加を待っております!


★あらすじ...(>>202
 突如出現したワームホールにより、未知のエリアー"異世界"に飛ばされたオリキャラ達。
 次元を超えたその先はー
 恐ろしい絶望の天使"ヴァルキュリア"達が侵略する、近未来の激戦区だった...(詳細は>>202


★用語集

●【異世界】
 次元の歪み=ワームホールから行くことが出来る未知の世界。そこは科学が発展し、最新のテクノロジーによって発展した近未来の世界だった。
 しかし未知の侵略者"ヴァルキュリア"の侵攻によって平和な時代は終わりを告げ、終わりの見えない激戦が繰り広げられている世界になってしまった。

●【協力者】
 青いオーラをまとって召喚された正義のオリキャラ達。そのオーラはオリキャラへ「創造」の力を与え、前世の武器や能力を全て使える。元の世界に戻るべく、ヴァルキュリアに立ち向かう。
この世界の物理法則に囚われない協力者は、「圧倒的 不確定要素」として侵略者達を圧倒していく。

●【ヴァルキュリア】
 人のような姿をした別の存在。それは人間でもロボットでもないとされている。とある理由から人間を駆逐し、自分たちの管理社会を作ろうとしている。

●【レジスタンス】
 ヴァルキュリアに対抗する民間軍事企業。街の防衛や協力者の召喚を行い、ヴァルキュリアに対抗している人々。正規の軍隊である連合軍と共同戦線を張っている。

●【上位者】
 何者かがこの宇宙に仕込んだ"ウィルス的存在"、黒幕。今作のラスボスで、いわゆる"神"。

●【ドラグーン・システム】
 ※ネタバレ注意(>>230)


★執筆者一覧
・スレ主 ・四季さん ・ハガ音さん ・流沢藍蓮さん ・ryuuuさん
・モンブラン博士さん ・ゼラチンさん ・amtさん ・彩都さん ・金平灯さん
・水滝契さん ・ルイージさん


★協力的 登場人物(>>80) ★敵対的 登場人物(>>17


★目次(時間軸順)


☆一章「ザ・ファースト・ブラッド」(>>151

☆二章「オールド・キングダム」

●「ネオ」編
 >>153 Force of Dictator
 >>235 最弱のヴァルキュリア

●「カイザー&嘉元」編
 >>181 カイザーと佐治
 >>183 カイザーのパン屋の秘密
 >>191 シャドウの遺言
 >>210 午後の客人
 >>220 午後の客人 その2
 >>234 名探偵は男の娘!?
 >>240 イクプリスとの対峙
 >>241 ヨハネスの予言
 >>243 停滞と進化
 >>244 二人の会話
 >>247 美琴と目黒
 >>253 美琴の実力の片鱗
 >>223 暗殺者の遅い朝
 >>224 カイザーの決意
 >>227 ターミアの最期
 >>265 復活
 >>257 ヨハネスと美琴
 >>258 美琴の正体!
 >>259 再会

●「ヨハネス」編
 >>239 ヨハネスの過去

●「北の塔」編
 >>165 ティータイム
 >>185 last operation
 >>186 last operation 2
 >>189 誘拐
 >>194 北の塔での一時
 >>204 ドーナツ消滅?
 >>208 それぞれの
 >>214 コンビネーション
 >>246 ただ、それだけ

●「旧市街編」編
 >>163 木陰の協力者
 >>169 時に雨降る異邦の地
 >>161 空駆ける白うさぎ
 >>177 鎧のヴァルキュリア
 >>187 追跡
 >>201 旧市街
 >>237 聖堂街で一休み
 >>254 白い少女
 >>255 おそろしいもの
 >>270 白い少女の正体
 >>273 共闘
 >>274 共闘
 >>275 ヴァルキュリア狩り
 >>277 ちらつきの癒やし手
 >>279 とある戦乙女の追憶(※アイギスの過去)
 >>280 深い眠りの先は...

●「デスタムーア」編
 >>267 飛翔する真の闇

●「インデックス」編
 >>269 本当の恐怖の始まり
 >>271 ヴァルキュリアの城
 >>272 大空の旅
 >>278 核心 その@
 >>282 核心 そのA
 >>281 艦の中の港

●「UNKNOWN」編(2018/07/02)New!!
 >>283 乱れる静寂
 >>284 ユキカゼの死

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Re: 【合作!!】三千世界のヴァルキュリア!! ( No.280 )
日時: 2018/05/13 22:07
名前: 彩華 ◆40kNVwyVY6

タイトル:深い眠りの先は...
登場キャラ:ユキカゼ、アイギス(スレ主
ヴェルゼ(藍蓮さん


ヴァルキュリアの少女、アイギスは気付くと床の上で横になっている事に気づく。先程まで手にしていた筈の機関銃の感触はなく、代わりにハンドカフ(簡易手錠)がはめられており、拘束された状態だった。
そして身体を起こそうとした彼女の首元に、冷たく硬い物がつきつけられる。そしてサイリュームで照らされた廃墟の部屋の中で、アイギスはある人物と目があった。

「やあ」

それは黒く艶のある髪を白いリボンのようなもので束ねた少女だった。青い澄んだ瞳彼女は手にした日本刀のようなものをアイギスの首元に突きつけていた。
彼女は人間側に味方したヴァルキュリア「ユキカゼ」だ。ユキカゼは元は脳死した人間を復活させる為に、人体にナノマシンを投与してヴァルキュリア化させる治療の一環で生まれた者だった。しかし長い眠りから目覚めたのはその脳死していた人間本人ではなく、あくまで「ユキカゼ」の人格......つまりは完全な別人に生まれ変わってしまったのだ。生前の記憶を持ちつつも別人として蘇った彼女は、当然忌まわしき存在だとされ、人間の連合軍によって前線へ送り出されてしまった過去を持つ。
そして激戦を生き延びた彼女は、今は民兵であるレジスタンスと行動を共にしている。

アイギスは自分の置かれている状況を理解すると、そのまま元の体勢になって横に寝るしかなかった。アイギスが地面に伏せるとユキカゼは「しばらくそうしていて貰えると助かるな」と微かに笑みを浮かべながら刀を鞘に収める。
薄明かりで照らされたユキカゼの姿は、美しさと妙な艶めかさを放っていた。彼女の髪を束ねている白いリボンのような物は、実はスタビライザーとなっており、高速戦闘を得意とするユキカゼによっては重要なものだった。今のユキカゼはアイギスからすれば、正に美しさと鋭さを兼ね揃えた、存在そのものが妖刀のようなヴァルキュリアだった。

そんなユキカゼに気を取られ、気づくのが遅れたが、アイギスは自分の腹部の傷が塞がっていることに気づく。

「起きたか、ヴァルキュリア」

そしてもう1人、薄明かりが入ってくる入り口から部屋に入る人影が。黒いマントに身を包んだ、整った顔立ちの少年...まさに「死神」のような風貌の異世界人「ヴェルゼ」だ。彼は異世界に来てから最初に知り合った隣のユキカゼと一緒に今まで行動してきた。
ヴェルゼはユキカゼの隣で片膝をつき、アイギスの顔を覗き込んだ。

「ヴェルゼ君、寝てなかったのか?」

「いや、今ちょうどお前の声に気づいて起きたんだ」

「あ、あの...自分を、治療したのでありますか?」

アイギスの問いに、2人は視線を彼女へ戻した。

「ああ......ラヴォンが連れてきた協力者が治療してくれたんだ。私の脚も彼女に治してもらったのだ」

ユキカゼが床に座り、自分の脚をさすりながら言う。

「彼女...?」

「お前は気絶してたから知らんとは思うが、フィアって人だ。後で礼を言っておけよ、ヴァルキュリア」

ヴェルゼはそう言い捨てると、そのまま部屋を出て行った。部屋に残された2人...それも両者ヴァルキュリアだ。お互いに一騎当千の能力者であり、絶対に油断はできない、普通なら一触即発の事態になりかねない状況である。こういう場合は2人きりにするのは危険だが、アイギスがユキカゼに抵抗しない...否、出来ない理由はいくつかあった。

まず一つ目はアイギスの状態だった。怪我のせいで本調子ではないこと、そして申し分程度だが両手も拘束されていること。
そして何よりも、ユキカゼは刀を使う近接に特化したヴァルキュリアだ。様々な武器を操るバランス型のアイギスじゃ、しかもこんな目の前にいるような近距離じゃ部が悪い。

Re: 【合作!!】三千世界のヴァルキュリア!! ( No.281 )
日時: 2018/05/20 22:47
名前: 彩華 ◆xJAbNlzdII

タイトル:艦の中の港
登場キャラ:カッシウス(スレ主)、バルディ(金平灯だん)、レティ(amtさん)


ふあふわの銀髪の少女ヴァルキュリア「カッシウス」は、同じく長身の鋭い眼光の青年「バルディ」と、ちっちゃくて若干おどおどしてる少女「レティ」を連れて艦内を誘導していた。白く塗装された内装はLED照明の数々で照らされ、壁には所々にアルファベットと数字でその区画の場所が書かれていた。
そしてカッシウスが通路奥の重たい鋼鉄の防火戸を開けた瞬間、ぶわっと強風が吹き抜ける。その扉の向こう艦船のドックのように開けたら場所だった。しかし下には滑走路があり、隅には翼を折りたたまれた艦載機が並べられていた。
レティが手すりに手を添えながらその空間を見渡す。
彼らが登場するヴァルハラ級空母の胴体部はこのように筒状にくり抜かれて滑走路が引かれており、艦載機の発着艦が出来るようになっている。

「ここは滑走路になります。戦闘機は勿論、小型の揚陸艇もここから発艦できるんですよ」

「相変わらず大掛かりな仕掛けが好きなんだなお前らは」

カッシウスが手を指しながら説明をすると、バルディも手すりに近づいて下の様子を眺めていた。

「ですけど、区画の扉が手動のものだったり、効率性もちゃんと考えて作られているんですね」

「ええ。まあ自動扉はメンテナンスの必要性や剛性、その他停電時に開かなくなったりと、色々軍用としては不都合なんです。扉やこの滑走路は勿論、その他殆どの設備はソル隊長が設計したんですよ」

「それは、流石ですね......」

レティは自分が乗ってる空母も「ヴァルキュリア・ソル」が設計したと知り、改めて彼女の大きさを実感した。
ソルは複数のヴァルキュリアを糾合し編成した「ヴァルキュリア部隊」を最初に立案した人物として組織内外で有名だ。ヴァルキュリアは素早い動きとバリアーを持ち、更に武術や科学力を用いた能力まで有するバランスタイプの種族だ。しかし極端に弱い弱点も持ってたりし、そこを突かれると脆いという部分もある。そこでソルが「じゃあヴァルキュリアでヴァルキュリアを護衛すればいいのでは」と言い出したのが発端だ。ソルは「最初の5人」と呼ばれる、ヴァルキュリアのみの部隊を編成した。そしてなんとその5機のみで環太平洋の国家をメチャクチャにして周り、最終的には地球圏の約半分を掌握することに成功した。その打撃力を知った人類は、彼女達への対抗を余儀なくされる。

その後もソルの勢いは止まらなかった。次に彼女は空中戦艦、並びに空中空母からなる「ヴァルハラ艦隊」を立案する。しかし当然こんな代物はヴァルキュリア単機では製造できない為、複数機が共同で開発にあたった。
直接戦闘・指揮官としてだけではなく、築城や造船、建築もこなす......レティの憧れる人までへの道は長そうだった。

Re: 【合作!!】三千世界のヴァルキュリア!! ( No.282 )
日時: 2018/07/02 18:18
名前: 彩華 ◆xJAbNlzdII

>>278の続き

タイトル:核心 そのA
登場キャラ:ソル、イクリプス(スレ主
白銀、赤毛、ターミア(四季さん


ソルは「貴方達が決行した作戦についてなんですけど」と話を切り出した。

「どうして、あんな無茶な作戦を実施したんです? 一言でも私に相談してくれれば、あんなヘマせずに済んだものを......」

彼女が言う「作戦」というのは、ターミア 、白銀、赤毛が独自に立案したレジスタンスへの陽動作戦だった。人質を確保して敵を誘き出す作戦だったが、結局失敗に終わってしまったのだ。しかもターミアは途中で大破し、白銀と赤毛も成果を上げることができなかった。
痛い所を突かれた3人はしばらくお互いの表情を伺いながら返事に困っていたが、ターミアが思い切ってその問いに切り返した。

「ーー面目しようがありませんわ、ヴァルキュリア・ソル。わたくし達は目先の戦果に囚われ、良かれと思って独自に作戦を決行しましたが、失敗に終わりました。処分の覚悟は出来ています」

「で、でもアタシ達はソルの信頼を取り戻そうと思って必死に......」

「......」

ターミアは真っ直ぐソルの方を向いてはっきりと答え、それに続いて赤毛も弁論を始めた。白銀はもはや言い逃れは出来まいと、口を噤んでいるようだった。
ソルはしばらく間を置いてから、「ふう」とため息をつく。そして思いを整理し、それを言葉にした。

「私があなた達を信頼していない......訳がないでしょう。戦果を上げることも大事かもしれませんが、一番大事なのはー」

「一番大事なのは〜♪ ソルちゃんが、みんなの事をめちゃくちゃ心配してて、とっても大切にしてる事ですわよ♪」

出口側に立っていたイクリプスがソルの言葉を遮って言う。

「おまっ、馬鹿!ー一番大事なのは【生き残る事】でしょ!......まぁイクリプスの言ってる事も間違いじゃないですけど......」

ドン!とイクリプスを片手で押しながら吐き捨てたソルは、その後恥ずかしそうにターミア達から目をそらした。
まるでコントをやってるかのような2人の隊長の、けれどもとても優しい言葉を聞き、呼び出された3人の目には熱くこみ上げるものがあった。

「ーーふぅ、とりあえず...この件に関しては、これで終わりです」

一息ついたソルは、そこで話を打ち切った。さらに驚くターミア達に「処分は特にありません」と付け加える。
そして、その後もう一度行きを吐いたソルは、急に表情を豹変させた。彼女は普段から表情には乏しい少女だったが、今の彼女はもっと堅い、まるで石像のように固まっていた。首も1ミリも動かせそうに無いぐらい緊張しているのか、彼女がここまで緊張しなければならない事態とは尋常じゃ無い。
ターミア、白銀、赤毛の3人の感動と安堵もつかの間、またすぐに現実に引き戻された。
ソルは重い口を開き、ようやく語り出す。

「それと、3人にはもう一つ。とても重要な事を話しておかなければなりません......」

少し間を作ったソル。3人のミスなんかは吹っ飛ぶレベルの話なんだと察する事は容易だった。


『ーーこの世界の話です』

Re: 【合作!!】三千世界のヴァルキュリア!! ( No.283 )
日時: 2018/07/02 18:29
名前: 彩華 ◆40kNVwyVY6

とりあえず新シリーズ【UNKNOWN】編、スタートっ!!


タイトル:乱れる静寂
登場キャラ:エリアス(四季さん)、グラエキア、リクセス、アミラ(藍蓮さん)、ミヤギ(ゼラチンさん)


ーー静かな夜だった。雲ひとつない空には星が煌めき散りばめられていた。
レジスタンスの拠点も珍しく静かで、各々貴重な時間を過ごしている。家族への手紙を書く者、仲間と杯を交わす者、そして......静かに独りでぽつんと空を眺めている者。

レジスタンスの拠点の屋上......無造作に置かれた椅子の上に腰を下ろす1人の少女......
異世界からやってきた黒衣のワンピースの少女「グラエキア」も、そんな中の1人だった。強敵との戦いの日々を潜り抜け、今日に至る。今までが波乱万丈に満ちた毎日だっただけに、この異世界の平和な夜は、彼女にとってはとても居心地がよく、そして貴重な物だった。
夜風になびき、顔にかかる黒い艶のある髪を無理やり手で反対側に流した時、グラエキアの後ろへ羽音と共に誰かが降り立った。しかし彼女は振り向く事なく、しかもふっと柔らかい笑みを作りながら、それが誰であるか察していた。

「ごきげんよう、エリアス」

その羽音の主、エリアスはグラエキアの隣まで来た。金髪碧眼の天使である彼は、暗闇の中でもその存在感が薄れない。

「こんな所にいらしたのですか、外にいたら風邪をひきますよ?」

「ふふっ、ありがとう。でも平気でしてよ」

グラエキアは、まるでエリアスが声をかけてくれるのを待っていたかのような、嬉しそうな口調で答えた。

そんな夜の静けさをぶち壊すかのように、一台のジープが猛スピードでレジスタンスの拠点の前まで飛んできて急停車する。そして黒髪オールバックでスーツ姿の青年が飛び出して来た。
異世界からやって来た若手社長で、現在はこの世界で武器商人をやっている男、ミヤギだ。

「アミラさん!出て来てください!今すぐ見せたいものが......」

「ふわぁ......なんだミヤギさんじゃないか、どうしたんだい?せっかくこのまま寝ようと思ってたのに」

大騒ぎするミヤギを前にして、レジスタンス達がどよめく中、暗い緑色の髪をした異世界の少年、リクセスが拠点の入り口から大あくびをしながら出てきた。

「何事?道を開けて!」

レジタンスの隊員達を押しのけながら、奥から小柄な少女が出てきた。金髪を両サイドでまとめた白い服装の少女......実はこの可愛らしい少女こそ、現拠点のリーダーである、アミラであった。

「ーー只事じゃないですわね......エリアス!」

「はい、行きましょう」

その様子を屋上から見下ろしていた2人も、すぐさま建物側へ戻っていった。
下ではアミラとリクセスへ、事の次第を説明しようとするミヤギの姿が。

「それが......私の会社の社員が、とある遺跡にて、とんでもないものを採掘してしまったんです......!」

「だから何をですか!?」

「まあまあ、2人とも落ち着いて......」

声を荒げるアミラを前に、ミヤギはしばらく息を整えてから答えた。



『ーーヴァルキュリア・ユキカゼの......【遺体】です』

Re: 【合作!!】三千世界のヴァルキュリア!! ( No.284 )
日時: 2018/07/02 18:36
名前: 彩華 ◆40kNVwyVY6

タイトル:ユキカゼの死
登場キャラ:エリアス(四季さん)、グラエキア、リクセス、アミラ(藍蓮さん)、ミヤギ(ゼラチンさん)



それは一言で表現するなら「化石」化していた。しかしその人外の機械的な骨格や、特徴的な形状のアーマー等、それはとある人物にそっくりだ。なのに不思議なことに、その髪の毛にあたるものは化石化してなおその艶と色を一部残しており、それが黒い髪だと分かった。
この生物「ヴァルキュリア」は神話上の怪物であり、また今の彼らの駆逐すべき敵だ。しかし彼女ーー「ユキカゼ」だけは人類に味方し、共に戦ってきてくれたかけがえのない仲間だった。

そんな彼女は今、石となり、この棺の中で眠っていた。

彼らに過ぎる。「戸惑い」「非現実感」「悲しみ」そして「理解を超えた現象への絶望」......だが、1つ、それも非常に大きな矛盾があり、それをエリアスが最初にあげた。

「これがユキカゼさん......なんですか? でも、彼女から先ほど伝令があったのでは?その......『むせんき』という機械から」

「ええ、確かにあったわ」

アミラが即答する。

「そもそも!なんですのこれは!?石化してるじゃありませんの」

「うーん、そうだよねー。どうやったらこうなるんだろ......けれども、作り物にも見えないしなぁ」

グラエキアの言葉に続けて独り言のように呟くリクセス。

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