複雑・ファジー小説

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将軍の銃口
日時: 2019/09/25 17:07
名前: 渾身2 (ID: Xr//JkA7)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=19982

1592年の豊臣秀吉の朝鮮出兵の戦争を大きく描く__

【宣伝】

「伝説の史書」倭国の「英雄の館」と呼ばれる史書とは__上のURLからどうぞ

【目次】

第1章 戦乱の始まり>>01-04

登場人物>>02

第1話 戦の始まり>>01

第2話 謀反>>03

第3話 究極の選択>>04



第2章 >>05-09

登場人物>>08

第4話 秀吉の野望>>05

第5話 東西の和解>>07

第6話>>09

最終話>>10

Re: 将軍の銃口 ( No.3 )
日時: 2019/09/18 08:29
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

【朝鮮の王宮】

夜半より降り始めた雨が次第にその強さを増す。。。

そんな雨の中庭園を一人歩く悲しみに明け暮れた宣祖の姿があった。

その後ろにはホ・ギュンとハン内官(宣祖の内官)。二人は宣祖の姿を不安そうに見守る。宣祖は涙を流し、肩を落としていた__そんな姿はとても王とは言えぬ姿であった。

宣祖は空を見上げ、こう悟る。

(余は幼き頃から王位を夢見て生きてきた。。。しかしこれほどまでに大変な任務だとは思いもしなかった。先代の王もこれほど王位に心に負担をかけられて精神病を患ったのか…王位とはとても…恐ろしいものだ。。。)
涙を流し、心中そう悟る宣祖。

将軍の銃口〜英雄の戦い〜 第2話「謀反」


朝鮮が倭国からの出征を恐れていた時代。豊臣を恐れた朝鮮の臣下らは豊臣に取り入り、朝鮮と倭国の国交を結ぶ事を進言し、その反対派と対立した。朝鮮のリュ・ソンリョンはその戦を恐れ、1589年(天正17年・宣祖22年)柳川調信(倭国の使節団)と宗義智、玄蘇らと倭迎館で談を取った。朝鮮側は完全に豊臣が戦を起こそうと攻めてくる事を確信していた。

【倭迎館(倭国歓迎司館)】

『''征明響導''』と玄蘇が日本語にてリュ・ソンリョンに言う。

「征明響導だと?ハッハッハ。豊臣の関白はそのような事を言うのか?つまり、豊臣の関白は朝鮮に対して戦対意思だと言うか!」玄蘇含める日本の使節団らに怒鳴りつける。

『リュ・ソンリョン殿、誤解なさられるな。関白は決してそのような意思はない。』

「そのような事は信じられぬ。豊臣関白が''征明響導''を口にしたと言う訳は戦対意思である。そう朝鮮は認識する事とする。」と服を払い、館からリュ・ソンリョンが出ようとした時…

『''仮途入明''の交渉はどうだ?』

リュ・ソンリョンは玄蘇の言葉を聞いて立ち止まる。

「何だと?''仮途入明''?」とリュ・ソンリョンは驚いた顔で玄蘇を見る。

『関白は未だ戦対意思の確定の意思表示はしておられぬ。まだ朝鮮は安心していいぞ。だが一つこのまま戦争を起こさぬ方法がある。それは…光の海を王位に据える事だ。期限は2年。天正が20年になる時だ。』
と玄蘇らは取引をした。

「ああ。分かった。」とリュ・ソンリョンは頷いた。

(征明響導…征の心持つ者の中に響く心の内を導け 征…戦い)(戦対意思…戦いの意思を宣布する)
(仮途入明…保険をかける事。後にその事柄が変化する事を恐れて前もってその変化は未だ不明である事を伝える事。)

【倭国の関白邸の前】

(戦乱反対)の文字を手にした倭国民たちが関白邸の前に群がる。

『関白様!我々倭国の民たちは決して戦乱に乗じません!関白様。戦乱はお考え直しください。』
と一人の男が関白邸の前で訴える。

そんな倭国の民たちを包囲する秀吉と加藤清正率いる兵士たち。

『戦乱に反対する者たちを皆殺しにせよ!』と豊臣秀吉が刀を掲げて言う。

兵士たちは無惨にそんな倭国の民たちから血を流させる。関白邸の前には血の海があった__

西暦1589年 倭国の戦乱反対派が豊臣に殺され、反乱が倭国の各地で引き起こった。豊臣反軍がこの時より決起したとされる。この豊臣反軍は日本の朝鮮出兵の時にも出没したとされ、豊臣を何かと邪魔してきた。

【リュ・ソンリョンの屋敷】

リュ・ソンリョンは一呼吸置いて目を見開く。

(これで…よかったのだろうか…私が謀反を起こさねば国は戦乱に陥り、私が光海君様を王位に据えれば歴史に逆賊として刻まれる事になる。私は国を選ぶか名誉を選ぶか__究極の選択に迫られてしまった__)
と心中リュ・ソンリョンは複雑の気持ちだった。

そんなリュ・ソンリョンの元へホ・ギュンがやって来る。

「兵曹判書(ヒョンジョパンソ、役職)様。酒だけ飲んでおられたのですか?つまみも持ってきましたぞ。」
とホ・ギュンが笑いながらリュ・ソンリョンの元に座る。

「洪山(キョサン、ホ・ギュンの号)、来てくれたのか?」とリュ・ソンリョンがとても喜んだ声で。

「ハッハッハ。何をそれほどお悩みになっておられるのです!」とホ・ギュンはトクトクとリュ・ソンリョンの杯に酒を入れながら聞く。

「いいや、何でもない。そう言えば王様の体調が最近よくないとか。」と不安そうにホ・ギュンに質問する。

「少々王様は心の病を患われたのです。」とホ・ギュンが涙を目に溜めながら話す。

「ぜひ、そなたが王様の心を少しでも癒してやれ。王様の1番の癒しは洪山なのだから。私はこれから王様に不忠を犯すやもしれない。いいや、不忠ではなく大逆罪だな。神からは甘んじて死の罰も受けるつもりだ。」
と笑いながら言う。

「何をするつもりですか?」とホ・ギュンが聞く。

「そなたもいずれ知る事になるだろう。だが今は知ってはならない。」




Re: 将軍の銃口 ( No.4 )
日時: 2019/09/20 10:00
名前: 渾身2 (ID: Xr//JkA7)

【西人派の集まる流刑地】

杖をつき、何者かがその場所へ歩いて来る。

「チョン・チョル(西人派の臣領)そなた、何をしておる?」と笑いながら質問するソン・インピル(西人派の臣領)

「ソン殿か?」と不思議そうな顔でインピルを見つめるチョン・チョル。

「ああ。そうだ。チョン・チョル。久し振りだ。」とソン・インピルはチョン・チョルと握手する。

将軍の銃口〜英雄の戦い〜第3話「究極の選択」

1589年10月

【チョン・ヨリプ(西人派の武官)の屋敷】

チョン・ヨリプの屋敷に流刑を解かれたチョン・チョル加えたソン・インピルらがやって来る。

「ヨリプ殿。我らがやって来たぞ。」とヨリプに笑顔で話しかけるインピルたち。

ヨリプは歓迎するような言調で言う。

「ソン様。チョン様。お越しですか。」とヨリプが言う。

1589年10月25日、チョン・ヨリプは''大同契テドンゲ''を率いて王宮に進撃をしろとソン・インピルらに脅されたと後に判明する。10月26日、反乱を知らされた宣祖はチョン・ヨリプの屋敷に1000の兵を向かわせる。しかし10月27日に到着した兵士らはチョン・ヨリプの遺体を確認した。ヨリプの手に力強く握られていた遺言書には「大同契はこれまで倭寇を倒し続けた王様の忠臣だ。そんな倭寇を率いる獣より恐ろしい豊臣秀吉と手を組むなど…あってはならぬ事だ。東人派はこのまま豊臣との国交を結ぶ気になっているのだろう。いつかは東人を倒すものが現れる事を信じあの世へ向かう__」と記されている__その遺言書を読んだ宣祖は机を叩き、こう命ずる。

「そうだ。その通りだ。獣の国の倭国とは手を結んではいけない。そうだ。その通りだ。余はこう命ずる。西人を朝廷に登用せよ。」と。

1589年11月の初め、ソン・インピルを始めとした西人派は宣祖の命令で朝廷への出仕を果たす。西人派はその後、チョン・ヨリプの親族のチョン・ハボン(東人派の臣領)らを始めとした東人らの臣下が粛清を召され、処刑や流刑を強いられた。東人派のイ・サネやリュ・ソンリョンらも立場的には危機に迫られた。

数ヶ月後…1590年3月(宣祖23年)

【倭迎館】

リュ・ソンリョンは力強く言う。

「玄蘇!私はもう決してそなたらの脅しには聞かない事にした。」と玄蘇らに言う。

『兵判、それで良いのか?朝鮮は倭国の植民地へとなり、滅亡を避けられんぞ?』

「そのような事はない。既に王様が豊臣秀吉に手を打っておいた。」と顔に笑いが出るリュ・ソンリョン

「何だと?」と不思議な顔をして驚く玄蘇。

【倭国の京都・関白邸】

関白邸に馬に跨り、やって来たイ・ドッキョン(朝鮮の使節団、東人派)

豊臣秀吉はイ・ドッキョンを団扇で扇ぎ、待つ。

『何だ?そなたがイ・ドッキョンか?』と豊臣秀吉は自らの腰に巻く帯を強く握りしめ、言う。

「はい。豊臣関白。」と態度の悪い豊臣に頭を下げる。(拳を強く握りしめる)

【関白邸の中】

「豊臣関白。後に戦乱を朝鮮に仕掛けるつもりですか?」と心配そうな顔で尋ねるイ・ドッキョン

『いいや、朝鮮より先に明を攻略する事に決めた故、朝鮮は我ら倭国が明を攻略するまで防塁でも作って待っておれ。』と陽気に話す豊臣秀吉。

「豊臣関白。どうしても朝鮮に出征をせねばならぬのですか?」と恐る恐る尋ねるイ・ドッキョン。

『戦乱がそれほど恐ろしいか?ならば我らの明の攻略に協力するのだ。』と笑いながら言う秀吉。

1590年3月、イ・ドッキョンは宣祖の命令を受け、倭国へ渡ったとされる。イ・ドッキョンは宣祖の苦悩の末、通信使として送られた。宣祖はリュ・ソンリョンらの通信使派遣の願いを受けながらも西人派らの反対で中々派遣が難しかったらしい。また、宣祖自身が倭国を獣の国と発言し、宣祖がその通信使の派遣を嫌がり、反対したと言う可能性もあるが、西人派の反対意見によって通信使派遣が難しかった。そう考えられる。あくまで宣祖は通信使派遣への賛成意見は持っていなかった。そう確認できる。それは豊臣が自らを王と名乗り、朝鮮全土をも揺るがす力を持っていたからであり、朝鮮を倭寇が侵したからだもちろん賛成意見を持てるはずもなかろう。

Re: 将軍の銃口 ( No.5 )
日時: 2019/09/23 12:40
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

西暦1590年3月

【倭国 京都】

豊臣反軍の群れが武装して関白邸の方に向かって走っている。

『関白の豊臣秀吉を殺せ!』と反軍らが威勢よく血の付いた秀吉の戦旗を掲げる。

そこに先の尖った槍を手に馬に跨ぐ小西行長が反軍らの前に。

『反軍たちよ!命をここで落としたくなけりゃ関白邸から離れろ!』と力強く怒鳴る。

『あいつが小西だ!豊臣関白を戦乱に煽る奸臣だ!まずはあやつを殺さねば!』と反軍らが小西に刃先を向ける。

すると小西は手を挙げる。そんな小西の横には反軍らに鳥銃の銃口を向ける武士たちがいた。

『殺れ!』と大きな声で小西は言う。無惨に武士たちの発砲に倒れる反軍の民たち。

関白邸の城の上から見下ろす豊臣秀吉。

『ハッハッハ。やはり鳥銃。そなたは期待以上の成果を見せてくれる。』と秀吉は好声を城上に響かせる。

秀吉の隣には明石松(あけしまつ、秀吉の忠臣)の姿が。

将軍の銃口〜英雄の戦い〜第4話「秀吉の野望」

【漢陽 兵器訓練場】

岩弾(ケナン、現代の手榴弾)を手に持ち、投げる兵士たち。

そんな兵士らを見守るホ・ギュンの元へ宣祖がやって来る。

「王様。お越しですか。」とホ・ギュンは慌てて宣祖に礼する。

「ホ・ギュン。確か…倭国の使節団から鳥銃だか何とかの銃を貰ったとか。それを試してくれないか?」と宣祖は楽しみそうな顔でホ・ギュンに尋ねる。

「はい。王様。」ホ・ギュンは鳥銃を手にして的に鳥銃を向け、発砲する。すると、的は折れ、的の先にあった木に貫通。その木はボキッと折れる。

「あ。。。こ…これは…」と驚き、腰を抜かす宣祖。

「このような物が…倭国にあれば朝鮮は敗北を召すだろう…」と不安そうな顔でその折れた的を見る。

【秀吉の屋敷】

『明石松。朝鮮は我ら倭国の出征を恐れている様だ。』と笑いながら秀吉が明石松に喋りかける。

『どちらにしても朝鮮は攻略しなければなりませんぞ?』と明石松が。

『そのようだ。だが、今の王が明を攻略しようとして自滅を召すやも?』と秀吉が。

『はい?まさか…イ・ドッキョンにあのように仰ったのは朝鮮と明が戦うのを臨んでおられるからですか?』と閃く明石松。

『さすが明石松。ハッハッハ。私の見込んだ通りだった。』と明石松。

Re: 将軍の銃口 ( No.6 )
日時: 2019/09/24 17:03
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

【京都 雅市(がし、現在の門跡町付近)橋】

一人歩く明石松の後ろを何者かが鳥銃を手に追い掛ける。

そしてその男は明石松の頭に銃口を当てる。

明石松は自らの頭に当てられた銃口に気づき、振り返る。その男の正体…小西行長だった…

『小西殿…このような事をして…豊臣関白が許しとお思いか!』と小西に向かい怒鳴り声で言う。

『明石殿。別に誰も見てやいない。バレなければいいのだ。』と小西は気味の悪い笑い声で笑いながら言う。

小西は鳥銃を強く握る。

『小西殿…何があなたをそう余裕そうにするのだ…』と明石松が言っている途中に小西は銃弾を明石松に発砲する。

頭から血が流れる明石松はバタリと倒れる。

1590年10月頃、明石松と言う豊臣秀吉の忠臣は小西行長の手によって人生を終えた。。。明石松は幼き頃から聡明であった為、織田信長からも一目置かれていた。。。

将軍の銃口〜英雄の戦い〜第5話「宣祖の譲位」

【朝鮮 漢陽・宣祖の寝室】

1590年10月17日

宣祖は困った顔をしてチョン・チョルの話を聞いている。

「王様。兵判のリュ・ソンリョンは…」とチョン・チョルは再び粛清の渦を巻こうとしていた…

「チョン・チョル!余にこの朝廷の東人派全員を粛清しろと申すか!」と力強くチョン・チョルに向かって言葉を発する。

「王様。私は罪人を捕える事を進言しているとです。下手をすれば…朝廷のみならず民の生活までを乱すやもしれません。」とチョン・チョルは両手を腹の前で組み、頭を下げる。

「結局は!そなたも私情を挟んでいるのだろう?私が知らぬとでも?そなたの祖父はチョン・ドル(チョン・チョルの祖父)だ。そなたの祖父はチョン・ドルなのだ!余の大伯父の仁宗(インジョン、朝鮮12代王)を殺そうとした明らかな謀反人だ!仁宗の継母である文妃(仁宗の継母、朝鮮11代王・中宗の継妻)が遺言を残したのだ。仁宗を殺したのはそなたの祖父だと。仕方があるまい。そなたが流刑に処されたのも。責任を持つのだ。この世にチョン・ドルを祖父として生まれた自らに!」と拳を握りつつ話す宣祖。

「そう言う…王様も私情を挟んでいるのでは?リュ・ソンリョンは自らの師だからと。」と笑いながら言う。

「ああ!そうだ。余は私情を挟んだ!この政治に私情を挟んだ!故にリュ・ソンリョンを弾劾するなら余も共に弾劾せよ。燕山君の様に流刑地で殺すがいい!余は燕山君(廃位された朝鮮10代王)の様に暴君なのだ。仕方があるまい。」と言う。

宣祖のそんな様子を瞳に涙を溜めながら見るホ・ギュン。

そして__チョン・チョルの前で膝を突く宣祖。

「チョン・チョル先生。ぜひ、反正を行なってください。」反正…暴君をクーデターにより廃位する事。

「王様。その愚行はおやめください。」とチョン・チョルは宣祖の手を掴む。

1590年10月18日、東人派と西人派はこの時、一時仲を取り戻す。その後日の10月23日、朝鮮側は倭国の明攻略に協力しない事を明白にする。

【関白邸】

秀吉の笑い声が関白邸の中に響き渡っていた。

「何だと?朝鮮がこの大倭国に協力しない事を明白にしたと?」と笑いながら言う。

「はい。関白様。朝鮮と明が組んだら勢力は爆発的強力になるかと。明石殿の死に続いて倭鮮同盟廃棄とは。」と加藤清正が悔しそうな顔をして言う。

その言葉を聞いた小西行長は秀吉の顔を見る。


1年後…1591年(宣祖24年)

倭国は戦対意思を示した。その年の3月、豊臣軍は安土城で宣戦布告の儀を行った。この戦いは明も朝鮮に協力する事が決まる…

Re: 将軍の銃口 ( No.7 )
日時: 2019/09/24 17:26
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

〜登場人物2〜

〜主要人物〜

ホ・ギュン
光海君の側近、東人派

宣祖イ・ヨン
朝鮮14代王

リュ・ソンリョン
官僚、東人派、ホ・ギュンの友人

チョン・チョル
官僚、西人派、ソンリョンやギュンらの政敵

〜その他の人物〜

豊臣秀吉

倭国の関白

明石松

秀吉の忠臣

小西行長

秀吉の忠臣、明石松に敵対心

加藤清正

秀吉の忠臣

光海君イ・ホン

後の朝鮮15代王、皇太子

臨海君イ・ジン

ホンの兄、ホンに嫉妬

ホ・ジュン

朝鮮の凄腕の医者、宣祖に信頼される。

火須藁善仁(かしわらのよに、朝鮮名:ペク・ハソン)

深海宗伝ふかうみそうてんの妻、陶工の上級者 沙器匠サギジャン

深海宗伝(ふかうみそうてん、朝鮮名:キム・テド)

火須藁善仁の夫、朝鮮で生まれた日本人


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