複雑・ファジー小説

朧月ー首魁者の乱ー
日時: 2019/10/20 13:39
名前: エイ

「闇に包まれた朧月よ__私に力を貸すのだ。。。」

「朧月の下で咲く桜は朧月を越える華麗な容姿を持ってはならぬのだ。」

闇に包まれた朧月はその下で咲いていた華麗な桜と戦う事になる__その驚きの結末とは__?


【まとめ読み用】>>1-

【目次】

プロローグ 冬の終わり >>1-2
第1話「真相」>>1
第2話「18年前の記憶」>>2

第1章 朧月の出>>4-6
第3話「新たな刃」>>4
第4話「禮賀図の行方」>>5
第5話「光紗堂の逮捕」>>6

第2章 復讐の始まり>>7-8
第6話「復讐の始まり」>>7
第7話「皇太弟の死」>>8

第3章 謀叛>>9-
第8話「挙兵I」>>9
第9話「挙兵II」>>11

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「虹蛇」>>10

第4章 朝廷の陰謀
登場人物>>12
第10話「王の成人式」>>13
第11話「記憶の彼方」>>14
第12話「敵対」>>15
第13話「影沙堂の企み」>>16
第14話「''お頭''の出仕」>>17

第5章 敗北した光沙堂

第15話「クゥヌの死」


〜登場人物〜

主人公・バンダル
祖父を殺した影紗堂への復讐の為、悪に手を染める。光紗堂の堂長

タイソブァク
光紗堂の堂員、バンダルの弟子

お頭/序列1位
黒い覆面を常につける影紗堂の堂長、政治家、バンダルの祖父を殺した人物

副頭(ふくがしら)/序列3位
黒い覆面を常につける影紗堂の堂員、政治家

ミオル/序列2位
バンダルの叔父、バンダルの師匠、影紗堂に敵対意思

タガラ王
''お頭''に擁立されて国王に。


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Re: 朧月ー首魁者の乱ー ( No.13 )
日時: 2019/10/10 21:59
名前: エイ



【第4章 朝廷の陰謀】

朧月が夜空にあるタルバルン。その夜空の下でバンダルとクゥヌが酒を交わしていた。クゥヌはバンダルの事を抱くが、さっぱりバンダルは思い出せない様子。困った様子で理解を求めるバンダル。「私は光沙堂の長だったとか。ですが今の私には記憶がないんです。光沙堂の長に復帰するなど…私にはできない事です。」その言葉を聞きクゥヌはバンダルに尋ねた。「バンダル。それでは記憶を取り戻したら宮に出仕してくれるか?」と。「分かりました。」とバンダル。その様子を瞳に涙を溜めながら見ていたミオル。(ジャン兄上。天から見ておられますか?バンダルが生きていましたよ。バンダルが我らの目の前にいますぞ。)心中ミオルはそう思っていた。

第10話「王の成人式」

タガラ王は任命書の巻物を広げ読み上げる。「春坡(バンバ、はるは タルバルン官位正一品)にクゥヌ。古小智(ヤバヤ、ここち タルバルン官位 正三品)にミオル。副古小智(パヤバヤ、、ふくここち 官位 正四品)にキョットン。贈品(戦時第1功労者 官位を持たない職務)をバンダルに。」と任命して巻物を閉じる。王子チファクはこの任命に拳を握る__バンダルは老爺とタイソブァクと共に畑を耕す。その後ろでは横に寝そべり寝ていたハヤヌの姿が。ハヤヌの姿を見て笑うバンダルはハヤヌに対して言った。「飯を食いたきゃ早く耕せ。」バンダルの言葉に立ち上がって耕し始めるハヤヌ。「バンダルさん。私は一応女だからね?女なのに畑仕事なんてさせるの?」バンダルはそのハヤヌの可愛げのある愛嬌に折れた。「仕方ない。可愛いから私が代わりに耕してやる。」

数ヶ月後…雪の降る冬の真っ只中 雪を頭に被りながらもバンダルとタイソブァクが刀を手に稽古をしている。バンダルはタイソブァクの近くに寄り姿勢を整えてあげる。「ソブァクよ。背筋は板の様に真っ直ぐ。刀は相手の腰を狙う様に頭や首を狙い過ぎると不意を突かれる習性がある故 そこに注意せよ。」とビシリとした教育をするバンダル。その教育にどうも満足気味の様で笑顔なタイソブァク。「はい。師匠。師匠みたいに強くなれるなら何だってやります。」__そこに筒に入った手紙を手に宦官がバンダルの老爺らの家にやって来る。「贈品様であられますか?王様から成人式の招待状を承りました。必ず27日の夜更けに王宮の前にいらっしゃって下さい。」家から老爺とハヤヌが出て来る。「何だ?宮から使いか?」と不思議そうにバンダルに老爺が尋ねる。「その様です。明日の夜更けに宮へ来いと。」バンダルは困った顔をしてその手紙を読む。

Re: 朧月ー首魁者の乱ー ( No.14 )
日時: 2019/10/15 15:54
名前: エイ


【第4章 朝廷の陰謀】

正装をして宮へ向かう黒髭を生やしたバンダル。宮には酒を飲むクゥヌの姿とその他の臣下の姿があった。バンダルはタガラ王の面に顔を向けて言った。「国王陛下。私は陛下の成人を大変快く思い陛下に忠誠を尽くす所存でございます。」タガラ王はその言葉に驚く。「贈品よ。朝廷に遂に出仕するのか?」と嬉しそうな様子でバンダルに問いかける。「はい。陛下。私は記憶を全て取り戻した所存です。陛下に贈品として忠誠を誓います!」バンダルは膝を突きタガラ王に頭を下げる。その様子に怒りを覚えるクゥヌ。(バンダルよ…何故戻ってきたのだ…お前は朝廷に入る資格などはない…)拳を握り心中そう思うクゥヌ。

第11話「記憶の彼方」

夜空の下 冬風の音が響く宮の庭園で茶を飲むタガラ王とバンダル。茶を飲み一息つき、タガラ王はバンダルに言った。「隊月長(従一品の官位品)よ。私はそなたが禮賀図を手にいれる為に宮に1,000の大軍を連れて攻め入った事を。その時 私は影沙堂の頭の睨み顔に怯えてそなたへの逮捕令を下した。今も後悔している。何故 正確な判断を我は出来なかったのだろうか。我の親族ら前王を無惨に殺したあの者を倒そうとする光沙堂のお前達に手を伸ばす事が出来なかったのだ…何故あの者に圧迫されてそなたを追い込んだのか。全ては私のせいだ。全ては我のせいだった。」涙を瞳に溜めてバンダルを見つめるタガラ王。そのタガラ王の姿に悲しみを覚えるバンダル。「陛下。陛下が居てこそ今があります。民が影沙堂から守られた今があるのです。陛下は私の事の心配はせず民の心配をなさって下さい。陛下が居なくては。今のような平和は訪れませぬ。」タガラ王はバンダルの言葉に涙を拭き笑みを浮かべた__三日月が夜空に出るタルバルン。その三日月の下を酒に酔ったチファクが歩いてる。反対側からは傘を被ったヨチジソバクの姿。チファクはヨチジソバクの姿に気づく。チファクはすれ違おうとしたヨチジソバクの腕を握り引き止めた。「待て。お前…旧道堂の者ではないか?」チファクはヨチジソバクの顔を見ながらう尋ねた。ヨチジソバクは袖から刀を取り出しチファクの首に向ける。「何者だ?何故私の事を知っている?」ヨチジソバクは力強く刀を握りチファクの首に刀を刺そうとした時…「待て…私は現王の従兄弟チファク王子だ…」その言葉にヨチジソバクはチファクから刀を引く。「あなたが…チファク王子ですか…私は旧道堂のヨチジソバクと申します。」__

Re: 朧月ー首魁者の乱ー ( No.15 )
日時: 2019/10/15 20:51
名前: エイ


【第4章 朝廷の陰謀】

バンダルは眠りから目覚ると太陽が照る昼空が目に入った。蘇る記憶の中には夜を飲み明かした自ら姿。バンダルは目眩がしてふらつく自らの体を抑えながらも立ち上がる。その様子を見ていた輿に腰掛けていたクゥヌ。
クゥヌの瞳にはバンダルを睨むような様子が描かれていた__

第12話「敵対」

朝見の為 朝廷に参内した衣を整え、急いた様子でやって来たバンダル。バンダルの隣には下級武官として参内したタイソブァクの姿。タイソブァクも共に衣を整えてる。バンダルは息を荒くして見宮内の扉を開ける。「陛下!遅くなりました。申し訳ございません。」バンダルが席に着くとソブァクは急いで武道園(武官らの訓練場)へ向かう。ソブァクが向かい見宮の扉が閉まるとタガラ王は机を強く叩いた。「隊月長。聞いたぞ。夜を飲み明かして遅刻したと。誠か。」タガラ王は怒り気にバンダルにそう尋ねた。「陛下。申し訳ございません。」タガラ王の怒りに少々怯えながらもそう答えた。クゥヌはタガラ王に向かって強い口調でこう言った。「陛下への朝見の際に遅刻するとは''反逆''の意思を持ったとしか考えられません。隊月長を反逆罪に問い、厳罰に処して下さい。陛下。」その後を続きミオルを除いた臣下たち全員が口を揃えてそう言った。クゥヌのその言葉に驚きを隠せないバンダル。ミオルも共に驚いた。「隊月長。今回は初の参内故に見逃すが…次に今回のような事があったら違ったとしてもこのような事が疑われる事があるかもしれぬ。気をつけよ。」タガラ王は そう優しくバンダルに言った。 クゥヌはバンダルをきつい目で睨みつけた__宮の廊下で親談するクゥヌらの目の前にミオルが現れる。ミオルは力強くクゥヌの頬を叩きこう言った。「クゥヌよ!あのような事を言うとは!バンダルの事を反逆罪で殺すつもりか!」その態度にミオルはクゥヌに突き飛ばされる。「なんだと!正三品ごときが私に怒鳴ると言うのか!お前の今日の態度を陛下に報告してやる。」クゥヌの様子にミオルは拳を握る__隊月長の館に戻るバンダルの前に刀を手にした覆面をしたチファクが現れる。チファクに刀を向けられるバンダル。バンダルはその刀を目にして尋ねた「何者だ?一体…何者だ?」チファクはバンダルに刃先を向ける__

Re: 朧月ー首魁者の乱ー ( No.16 )
日時: 2019/10/17 20:47
名前: エイ



【第4章 朝廷の陰謀】

チファクに刃先を向けられるバンダル。バンダルはその先の鋭い刃を握ってチファクを突き飛ばした。バンダルは衣から短刀を取り出しチファクと刀を交える。チファクはバンダルに押され気味。力強くバンダルの短刀を振るうバンダルにチファクは刀を落としそうになる。そんなバンダルの様子を見かけたミオルが手に持っていた杖を槍のようにチファクに向かって投げた。その勢いよく飛んでくる杖をいち早く見つけ避けるチファク。危険を察したチファクは近くの馬小屋から馬を奪い跨いで走り去っていった__ミオルと酒を交わすバンダル。ミオルは不安そうな様子で言った。「バンダルよ。光沙堂含める朝廷はお前の事を一向に認めようとしない。どうするつもりだ?此度は陛下が庇ってくれたがクゥヌらは再び反逆罪の濡れ衣を被せてきたりするだろう。」そのミオルの言葉を聞き、頭を抱えて考える。「叔父上。クゥヌと和解する方法はないでしょうか。私もクゥヌとは決して戦いたくありません。」「多分 クゥヌとの和解は無理であろう。戦え。そして勝つのだ。」その会話を隣の席で聞く笠を被った影紗堂の頭__頭はボロボロの服を見に纏って屋敷に着く。そこに待っていたのは副頭とチファク。そしてヨチジソバク達。チファクは口を閉ざし頭に向かって膝を突き拳を握りながら口を開けた。「お義父様。申し訳ございません。ジャンの息子バンダルの始末に失敗しました。」その様子を見た''お頭''は覆面を取った。「影紗堂が朝廷に復活する方法が今日やっと思いついた。」「それは何ですか。お頭。」「ジャンの息子バンダルを影紗堂に入れる。」__

Re: 朧月ー首魁者の乱ー ( No.17 )
日時: 2019/10/20 13:37
名前: エイ



【第4章 朝廷の陰謀】

チファクがバンダルの目の前に現れる。チファクはバンダルに向かって手招きする__バンダルはチファクに連れられ''お頭''の屋敷にやって来た。「久方ぶりだ。バンダル。」お頭の様子に驚きを隠せないバンダル。「何故お前がいる…」バンダルは驚きつつも''お頭''にそう尋ねた。「私は影紗堂にお前を入れる。お前を裏切った光沙堂に復讐はしたくないか?影紗堂にお前が入れば必ず復讐を遂げられる。」「私が影紗堂の手を借りてまで光沙堂に復讐する気はない。」「我ら影紗堂と手を組んだら禮賀図をやろう。どうだ?好条件ではないか?復讐を遂げると共に無敵を手に入れる。やってみぬか?」バンダルは苦悩の末''お頭''にこう言った。「分かった。1年だ。1年だけ私が契約しよう。」「いいだろう。1年のうちに光沙堂を潰してやる。」そう言い''お頭''は禮賀図をバンダルの手に握らせる__太陽が宮を照らす朝。「陛下。私自らが選抜したチチャンという臣下を朝廷に出仕させる事をお許し下さいませ。」そこに覆面を取った''お頭''ことチチャンが入ってくる。チチャンの様子に驚くクゥヌやタガラ王。「陛下。初にお目にかかります。チチャンと申します。」__朝会が終わり バンダルの元へクゥヌがやって来る。「バンダル。何のつもりだ?何故影沙堂を宮に出仕させた?何故…再び国は混乱に陥るぞ。」「何のことですか?私は有能な人材を陛下に出仕させる事を願っただけです。元々クゥヌ様らのせいで国が混乱に陥っているのに…私はその混乱に陥ったタルバルンを救おうとしているだけです。」「何だと?祖父を殺した影沙堂を…恐れぬのか?ジャン叔父上と祖父上を。祖父上と叔父上は影沙堂に殺されたというのに。。。」


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