二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ボカロ曲【アンチ×パラジ】
- 日時: 2011/08/24 08:30
- 名前: 修羅 ◆SJ8PpDG6oE (ID: WPUY4SKR)
前々から書いていた小説的な駄作が
できあがったので更新していこうと思います
すごく下手です
めっちゃ下手です
どうぞよろしく
コメをもらうと修羅が飛び上がります
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下編
>>30 >>36 >>37
- Re: ボカロ曲【アンチ×パラジ】 ( No.36 )
- 日時: 2011/08/18 08:25
- 名前: 修羅 ◆SJ8PpDG6oE (ID: bd9VsAaG)
第02章
黒猫は通り過ぎて行ったと思ったらまた隣の場所へと
戻ってきた
「猫さん・・・私は何の為に生きているのかな?
もう生きている意味なんてないのかな?
このままやっぱり消えてしまった方がいい?」
黒猫はなにも答えなかった。当たり前だ。猫など話すわけ
がない。だが、何かを教えてくれそうな気がした。
話すことはしなかったが、ただ、ただ、見下した目で
隣を見ていた。
「ふふ・・・私たち・・・一緒だね・・・」
廻りの者たちは何も聞こえないが彼女は黒猫の声が聞こえたらしい・・・
隣は黒猫を抱きかかえ、曇り空を見上げた。まるで闇に覆われたかのような夜の空を・・・
「今の私には何ができるのかな・・・」
次の日、隣は学校を休んだ。
それから彼女は・・・・・・
『姉さん……姉さん……』
「憐?」
『そう・・・僕だよ・・・ねぇ、辛いの?
苦しいの?悲しいの?もしかして・・・
憎イノかな?』
「大丈夫だよ・・・大丈夫だから・・・」
『辛かったりするときは・・・』
何処から来たのだろうか、気付いたら隣の部屋の机の上に
一枚の紙が置いてあった。
「ロズ、これなにかな?」
ロズとは、先日彼女が拾ってきた猫の名前だ。
「にゃ〜」
ロズは紙の上に自分の肉級のついた可愛らしい手を
机の上にぽんと置いた。
「あれ?これ裏返しにすると・・・」
そこには何かのURLが書かれていた。
「きっと憐からだ・・・とにかく検索かけてみよう」
その曲こそが。
あの曲。
事は彼女の思惑どうりに進んでゆく。
そう・・・彼女の正体は・・・
次の日、隣はいつもどうり、暗い顔で学校へと向かった
いや、あそこはもう地獄なのかもしれない・・・
「フフ・・・今日はどうしてやろうかなぁ♪
そうだ!隣ちゃんの髪ってぇ・・・長くて綺麗だけど
こんな薄汚い奴がこんな髪ってちょっとムカつくんだよ
ね〜だから切ってあげるよ☆」
「え?ちょ、何言って・・・」
「心配しないでいいよ。アタシこーゆーの得意だから」
音琉は仲間から鋏を貰うと隣の髪を勢いよく切り始めた
「あははははははははははは!」
「いやだっ!痛いよぉ・・・やめて・・・あっあっ!」
彼女の髪は不揃いで、まったく何も手入れなどしてい
ないような状態で、先程までもあの美しい髪の面影
などなかった。
「れ・・・ん・・・。」
(あいつらが・・・憎い。酷い・・・憐の方がもっと
辛くて、苦しかったはずなのに・・・どうして・・・)
「どうして悪が幸せを勝ち取るの?
善人は救われない世界・・・こんな世界・・
おかしいよ。変だよ・・・」
隣は廊下で一人、涙でぐちゃぐちゃの顔でぽつり
と呟いた。いや、これは叫びなのかもしれない。
「今度の子は面白そうだなぁ♪さすが正義のヒーロー
隣だね☆」
雨降る街で悪魔が一人、笑ってる。
隣はどうして、道を踏み外してしまったのだろう。
そう、彼女は気付いてしまったのだ。
この世は全て偽善なのだと。
- Re: ボカロ曲【アンチ×パラジ】 ( No.37 )
- 日時: 2011/08/24 08:29
- 名前: 修羅 ◆SJ8PpDG6oE (ID: WPUY4SKR)
第03章
「所詮は全て偽善だったんだ・・・
じゃあ・・・今まで私のやってきたことは?」
『姉さんが悪いんじゃないよ。あいつらが悪いんだ。
これでわかったでしょ?そうだ……酷い行いをしている
やつらだけじゃつまらない・・・平和ボケして暮らしてる
奴等も粛清しなきゃ・・・この世界の真実を・・・』
またレンの声が聞こえた。
「そっか・・・うん・・・そうだね・・・教えなきゃ・・・
ベンゼンを・・・真実を・・・アハ・・アハハ・・・
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
嗚呼・・・彼女も道を踏み外してしまったのだ。
次の日のこと・・・
「またその汚い髪できたの?邪魔だから
あっち行っててよね〜」
「・・・・・」
「何?其処から除けっていってるのがわかんないの?」
「コロスコロスコロスコロスコロスコロス・・・・
あっそっか、教えないとね・・・
凡人の分際で貴様・・・
ただのバカが・・・ボンジンナドコノセカイニヒツヨウナイノダ」
リンが急に話し出した。
「は?なっ何意味わかんないこと言ってんの?
ねっねぇ・・・こいつを・・こいつをはやく取り押さえて!」
音琉は青冷めた顔で言った。だが、誰一人助けようとは
しなかった。
「ふ・・・フフフ・・・・」
リンは音琉の首を鷲掴みにして、ギリギリと絞めた。
「うっ!ああ・・・た・・す・・けて・・・
ひぁ・・・や・・イヤ・・・あ、あぅ・・
う・・あ・・・」
音琉は必死に助けをもとめたが皆知らん顔。
「まずは一人♪あは・・・あははははっ♪
ベンゼンに逆らった者は・・・」
倒れた音琉からクラスの者にリンの視線があてられる
「まぁ・・・世界の本質を教えるだけだけどねー」
そのあと、リンとこのクラスの者を見た人間は
誰ひとり居ないという・・・
リンはきっと何処かで生きているのだろう
では・・・他の者たちは?
少しのぞいてみることにしようか
ある者がある場所で
「っ、うわああああああああああ」
空渓魁斗心臓発作で急死
「ふ・・・ふはは・・・・・」
國巳離雅垢畝飢死
みんなみんな
消えていく
- Re: ボカロ曲【アンチ×パラジ】 ( No.38 )
- 日時: 2011/08/28 14:26
- 名前: ボリーン (ID: bVlGyEWK)
怖い・・・・
皆壊れて消えて行くんだね・・
- Re: ボカロ曲【アンチ×パラジ】 ( No.39 )
- 日時: 2011/09/22 16:11
- 名前: 修羅 ◆SJ8PpDG6oE (ID: KhKffjC.)
第04章
リンは、部屋に居た。パソコンのキーボードを
叩きながら、そしてあるものと話しながら・・・
「はい・・・順調に進んでいますよ。曲の洗脳者や
世界の真実に気付きはじめる者が増えています」
あれから十年、リンの計画は成功した。
「コレデイイ・・・ソノママフヤスノダ!」
痩せ細り、髪はぼさぼさ、狂ったような笑いをみせた
リンは言った
「デハマタコンド、マタホウコクヲタノシミニシテイル」
あるものが消えた後のこと・・・
コン、コン、
扉を叩く音
「キサマ、ダレダ?」
ギィ・・・・
扉が開く
フードを被った少女だ。
「カオヲミセロ!」
彼女の顔が露わになる。
「ア・・・アア・・・・」
どうしてリンは驚いたのか
あの頃から変わらない顔と容姿
十年前と何も変わらず、
しかも制服を着ていた
「あ・・・アナタハ・・・ぐ、茱?」
「あ、覚えていてくれた?
うれしいなぁ。」
「もう君の仕事はなくなりました。
この世に貴女は必要ありません。」
「ソ・・そんなはずは・・・ない」
「今まで有難う
サヨナラ」
リボルバーで撃たれたリン。
茱の正体は、
そう、
ベンゼン
幻と言う名の理想郷に彼女も
罪を置き去りにしてしまった・・・
私はそれを、許したりはしない、憐を助けられなかったのは貴女の
所為だ。
あるものは言う、
- Re: ボカロ曲【アンチ×パラジ】 ( No.40 )
- 日時: 2011/09/22 16:20
- 名前: 修羅 ◆SJ8PpDG6oE (ID: KhKffjC.)
最近全然更新していなくてすみません。
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