二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 短編シュタインズ・ゲート からあげと助手とバイト戦士 1話完
- 日時: 2011/08/25 16:38
- 名前: 田中アズナブル (ID: 5YS5eJrp)
ども、田中アズナブルです。
複雑・ファジー小説で35歳OOへゆくを投稿させて頂いております。
今回は息抜きといたしまして、大好きなゲーム・アニメ、シュタインズゲートより、2次創作をさせて頂きました。
2次創作といいましても、本編と深い関わりがありますので、ゲームやアニメを見てから閲覧していただくとより一層ジューシーさが増します。
それではどうぞ。
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- シュタインズ・ゲート からあげと助手とバイト戦士 ( No.1 )
- 日時: 2011/08/25 16:32
- 名前: 田中アズナブル (ID: 5YS5eJrp)
シュタインズ・ゲート2次小説 短編 ダイバージェンス0・65250%
「トゥットゥル〜♪おかりんおはようー」
「まゆりか、おはよう、今日は早いな」
「今日はバイトが夕方からなので早く来ちゃいました〜」
「そうか・・・」
私は鳳凰院凶真、世界を改変するマッドサイエンティストである。そして、若干16歳にしてここ未来ガジェット研究所ラボメンナンバー002である、椎名まゆりが何時もは昼に来ているのだが、今日は早いので少々驚いたのである、これも機関のエ〜〜ジェントの仕業かもしれん、まゆりをわざと早く研究所にこさせ、私を翻弄させようとしているのだ。クッ、これもシュタインズゲートの選択か・・・、エル・プサイ・コングルゥ・・・
「おっかりーん、誰と話してるのですか〜?」
「安心しろまゆりよ、作戦会議は終了した」
「そぉっか〜、じゃあお腹減ったのでまゆしぃはじゅーしーからあげナンバワ〜ン♪を食べるのです。一つならあげるよ〜」
「うむ、頂くとしよう」
そういうとじゅ〜し〜からあげなんばわ〜ん♪の箱から2個もぎ取り口の中に放り込む。
「うむ、旨い」
「ちょっと、おかり〜ん、一つって言ったじゃないですか〜〜」
まゆりは涙目に訴えてきたがすぐに視線を外し、冷蔵庫の中にある知的飲料(ドクペ)を手にし、喉にする。うむ、美味い。
「ちょっとオカベ!!まゆりが泣いてるじゃない!!」
「うぐぅ!」
思わず口にしていたドクペを詰まらせる。
研究所のドアから聞こえてきたこの声は・・・
「なーーんだ助手よ、私がまゆりを泣かしたとでも・・」
「あのねぇ、クリスちゃん、おかりんがジューシーから揚げナンバワーン♪を一つ多く取っちゃったのです・・」
「オカベ!!」
「うぐぅ!!」
ラボメンナンバー004、牧瀬紅莉栖、通称助手が近くにあった雑誌で頭を叩いてきた。
「こら、助手よやめないか!!私の崇高かつ偉大な脳に何かあったらどうす・・」
「うっさいだまれ!!まゆりちゃんを泣かしたオカベが悪い!しかも私は助手じゃない!!」
「・・・すいません・・・」
これ以上反抗すると助手から更に手痛い仕打ちがくるやもしれんので、素直に謝った。もちろんこれも作戦行動のうちだが、それを言ってしまうと長引きそうなので今回は抑えた。
「あんたは女の子になんでもっと優しくできないの!」
とか、くどくど言われてはや30分。説教に疲れた私は部屋を出て階段を下りた。
「岡部倫太郎!また何かやらかしたの?」
「うむ、助手を少々怒らせてしまったようで退避してきた。それから!私は鳳凰院凶真だ!!」
「ふぅん、いいじゃん、岡部倫太郎で。それと牧瀬紅莉栖には気をつけた方がいいよ」
「?どういうことだ」
ラボメンナンバー008、阿万音鈴羽は我が未来ガジェット研究所の1階、ブラウン管工房でバイトしている女だ。
「ん?あとで分かってくるよ」
「そうか、まあいい。所でミスターーーーブラウン!!は今日はいるか?」
ミスターブラウンとは、我が研究所の大家にして、このブラウン管工房の店長である。何かとうるさいのでいると厄介なのだ。
「あ、店長ならいるよー、呼んでこようか?」
「いや!?いい、遠慮しておく」
「そう、じゃあね〜」
鈴羽は店の中に入って行く。
あぶないあぶない、ここでミスターブラウンに出会うとまた何か小言を言われそうだ。
「しょうがない、しばらく散歩にでも行くか」
と思ったが行くあてもないので屋上であるこのビルの3階に上った。
「ふぅ」
誰もいない。今は飛行機などが飛んでいないので静かなものだ。
「平和だ・・」
ボソっとつぶやいた。いかんいかん、マッドサイエンティストであるこの私が平和に甘んじていてはいけない!と思ったのだが、あまりに静かでのどかだったので、今日くらいは平和に甘んじてもいいだろうと思った。
毎日が平和で退屈で。私が混沌な世界に改変してやる!と思ってはいるがやっている事は厨二病。分かってはいる。こういう平和で退屈な時間を過ごすのは嫌いじゃないが退屈だ。分かってはいる・・・
しかし、平和というものが如何にありがたい物だったかという事を、今後、岡部倫太郎は知って行く事になる。あのタイムマシンさえ作らなければ・・・コンティニューザシュタインズ・ゲート
「・・・私は鳳凰院凶真だ!!」
エル・プサイ・コンガリィ・・・
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