二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ちびっこ城主 *戦国BASARA*【完結!感謝!】
日時: 2012/08/10 10:29
名前: ☆Milk☆ (ID: DqYpyOBj)

どうもです、☆Milk☆ですっ!

毎度毎度、言うこともないのですが、一応のため注意書きをしておきます。

壱・荒らし?もちろんダメです。
弐・チェンメ?それもダメです。
参・バサラ嫌い?何で来たんですか?
四・☆Milk☆が嫌い?いや、だから何で来たんですか?
伍・キャラ崩壊は苦手?・・・頑張りますけど・・・多分、壊れます。
六・できれば・・・できればでいいです。コメントお願いします。
七・腐コメはお控えください。自爆します。


以上のことを守れる方、レッツパ−リィ!

*今回のお話*
 三方ヶ原の後から始まります。
 小十郎が松永から部下を取り戻して、そのあと、なんと政宗が・・・!?
 続きは小説でどうぞ☆彡
 オリキャラなしです。

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Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.82 )
日時: 2012/08/07 09:53
名前: ナル姫 (ID: hH3N1CbI)

せめてもの償いです。


殺してください。




「…ッそんな…そんな、俺だって、お前を斬ったら…!」
「沢山殺してきたのにですか?」

何百人、何千人、人を殺してきた。バサラ技で一気に吹っ飛ばして、一度に沢山の命を奪ってきた。

「考えが浅いんじゃないですか?」

苦笑しながらその場に正座した。そんなんだから母上に疎まれるんですよ、なんて言って。

「それとも…そんなに僕の事嫌いですか?」
「違う!!」
「なら叶えてください」

そのまま頭を下げたけど、まだ政宗より少し低い程度。

「…叶うなら、絞め殺してほしいな」
「え…」
「…兄上が、僕の事を忘れないように」

忘れねぇよ…。
拳を握りしめた。
覚悟を、決めた。
小さく呟いたのは、きっと誰も聞いてないけど。

ゆっくり顔をあげた弟の首筋を、小さな手が掴む。弱い握力だから、大分時間はかかるだろうね。

「ゥグッ…」

少しずつ、力が入る。
首が、青くなっていく。
口から涎が垂れてた。
手が震える。
涙が溢れる。

——…ごめん


小次郎は目を疑った。
目の前が急に明るくなった。

兄上が、元に…


流石に、刀を六本持てるだけの事はあって、力は強く


元に戻った兄の姿を、長く見ることは出来なかったけど。


ガックリと項垂れた弟を見て、政宗は手を離した。多分、ずっと廊下にいたのだろう、小十郎が、部屋に入ってきた。


悲しそうに自分を見る従者に振り向いて、政宗は寂しそうに、泣きながら少し笑った。

Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.83 )
日時: 2012/08/08 10:00
名前: ナル姫 (ID: 6xeOOcq6)

政宗は小十郎にフラフラと近付き、そのまま腕の中に倒れ込んだ。

「…なんか…」

疲れちまった、と呟いた声は、もう殆ど聞こえなかった。

「…今はお休みなされ」
「…ん」

小十郎は侍女に布団を用意させた。泣きながら眠る政宗の顔には、まだ小さい頃の面影が残っているようで。
でも。

(随分と大きくなられた)

その後、義姫は家臣に最上へ追放され、政宗が家族と呼べる人はいなくなった。そして、政宗の体が小さくなることはなかった。


___



政宗がもとに戻ったと言う噂も、一気に日ノ本中に広まった。噂が届いたとき、幸村と佐助は真っ先に政宗のもとに急いだ。と言っても、佐助は付き合わされた感じだが。

「政宗殿…!なんと懐かしいお姿で!」
「あーあはは……なんか色々迷惑掛けたな…」
「いや、そんな事は。…それに」

にっと幸村は笑った。

「実は、結構楽しかったでござる!幼い政宗殿を見るの!」

政宗は一瞬呆気にとられ、そのあと、くしゃりと笑う。

「…小次郎が、死んだ」
「ふえ?」
「小次郎って…弟さん?」

小さく政宗は頷いた。

「何故…」
「…色々!」

寂しそうに笑う政宗。幸村や佐助も、深く追求するのは止めておいた。その時。

「政宗様!これを!」

小十郎が慌てて政宗のもとへ走ってきた。

「What?」
「御覧ください!」

小十郎は、一本の巻物を持っていた。

Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.84 )
日時: 2012/08/09 15:12
名前: ナル姫 (ID: hH3N1CbI)

「何だよこの巻物…」
「十五代様が書いたもののようです。倉で探し物をしていたら」
「十五代…晴宗様?つかお爺様?」
「何故最後疑問系なのですか…よもや輝宗様と晴宗様の争いがあったからこそ輝宗様が当主になったことをお忘れではありますまいな…?」

圧力を掛ける小十郎に、政宗は必死になって忘れてません!!と繰り返す。

「へぇ…旦那のお爺さんねぇ」

佐助がが興味深そうに呟く。

「…して、なんと書いてあるのでござりまするか?」

小十郎は政宗に巻物を渡し、ここです、と指差した。そこには。

「ハア!?」

十五代も、政宗と同じように、小さくなったと記録が乗っているのだ。三人が唖然としている中、小十郎が言う。

「戻ったときの事も載ってますよ」

小十郎が場所を教える。確かにそこにも、色々書いてあった。それを見て、幸村が呟く。

「…政宗殿と、共通点があり申すな」
「?」
「ほんとかい?」
「うむ」

幸村が政宗の方を向いて、弟君が亡くなったのでござるよな?と言った。政宗は頷く。

「先程書いてあったのでござるが、この元に戻った日が、十五代殿のお父上が亡くなったのと同じ日でござる」
「「えぇ!?」」

驚いた佐助と政宗は巻物を見返した。確かにそこには、天文の乱の後、体がなぜか小さくなった晴宗の体が、稙宗の死んだ日に戻っているのだ。

「よ…よく見つけたね旦那…」
「スゲェなアンタ…」
「いやいや…」
「…晴宗様は、天文の乱で、稙宗様を引退させたことを心苦しく思っていたのかも知れませぬ。貴方様は、明智との戦いで撤退したことを気に病んでいた」

確かにそうだ。お爺様は十一の時死んでしまったからそういった話を聞いたことはなかったが、そうなのかも知れない。

「戻るのは…決別の覚悟でしょうな」
「決別?」
「豊臣秀吉と戦った時。でも貴方は殺せなかった。故に、一度戻った体がまた小さくなった。でも政道様の時は…」
「…このままだな…」

…成程、『決別』ね…。

「で、では政宗殿、また小さくなる可能性も!?」
「は!?」
「否定はできねぇな」
「え!?」
「面白いねぇそしたら」
「おい!?」
「嘘ですよ嘘」

笑いながら否定する小十郎。はあ、と溜息をつく政宗。

「もう絶対小さくならねぇ」

つまり、気に病まないと誓ったようなもので。

「元に戻った記念だ真田!」
「?」

政宗は庭に出る。

「let's party!」

何て言っているのかは分からないが
恐らくは戦い。

「心得もうした!!」

幸村も庭に出た。


「いざ!!」
「come on!!」





☆END☆

Re: ちびっこ城主 *戦国BASARA* ( No.85 )
日時: 2012/08/09 10:57
名前: ナル姫 (ID: 0M.9FvYj)

何なんだよこの微妙すぎるラストは!!!
最後、夢落ちにするかちゃんと理由を作るかで散々悩み、←ぇ
結果的に理由を作りました。
だって弟殺す夢って…悲しすぎるよ!!市も死んでるよ!!つか夢長いよ!!とかいろんな意味で…。

取り合えずあのラストでは何となく格好がつかないので、この小説のイメージソングの替え歌を載せておきます。

歌は、ゆず様で『栄光の架橋』です



誰にも言えない弱さがあった 人知れず流した涙があった
決して平らな道ではなかった けれど、守られて歩んできた道だ

あの時共に感じた 愛情を求めて 何度も何度も 泣き笑いしてた日々の中で

幾つもの夜を越えて 辿り着いた今日がある だからもう迷わずに進めるから 栄光の架橋へと


寂しくて泣いてしまった時があった 楽しくて笑っていた時もあった

みんな死んで自分が嫌になって 逃げることしかできず
思い出せば 苦しく、悲しくて それでも俺は歩いてきた

傷痕と涙を越えて それぞれの未来がある さあ行こう 振り返らず走り出せばほら、君だけの輝きに


誰にも言えない弱さがあった 人知れず流した涙があった


幾つもの夜を越えて 辿り着いた今日がある だからもう 迷わずに進めるから 栄光の架橋へと
終わらない その旅へと

人の心を繋ぐ架橋へと




Thank You very much !!

see by chloe 財布 ( No.86 )
日時: 2013/09/27 03:55
名前: see by chloe 財布 (ID: kz2mVd/I)
参照: http://www.lebaijiaylclbj.com/

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