二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- イナズ漫才! 読みきり 感想募集
- 日時: 2012/07/22 12:57
- 名前: しろお (ID: 76WtbC5A)
まず挨拶からですね。しろおといいます!
今回この小説、漫才をやるわけなんですが、ネタ提供は僕の友人です。
その人はプロの芸人を目指しており、ハイスクール漫才という高校生の漫才大会にもコンビで出場しています(僕ではありません)。
その2人はかなりおもしろく、本当にプロになれる可能性がある2人です。
そこで相談されたのですが、自分のつくるネタがおもしろいかどうかネットで調べてもらいたいと頼まれ、本番では使わないボツネタをひとつ頂戴し、イナズマ風に僕が改造を加えてひとつの漫才ネタとして完成させました。
お願いがあります。その芸人を目指す人のために、つまらなかったらつまらなかった、おもしろかったらおもしろかったと感想をいただきたいのです。
感想をくださった方には僕がなんでもしますので!
なにとぞ、なにとぞよろしくお願いします。
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- Re: イナズ漫才! 読みきり 感想募集 ( No.1 )
- 日時: 2012/07/22 13:51
- 名前: しろお (ID: 76WtbC5A)
両者 「どーもーホットアイスですー! よろしくおねがいしまーす!」
ガゼル「えー、まぁ頑張っていきましょー」
バーン「頑張ってきたいんですが腰がいたくてねどうも。ガゼルくんはどう? 足腰が痛いとかある?」
ガゼル「足腰? いや無いですよ」
バーン「そっか…実はオレ、最近足腰めちゃくちゃ弱くなってきたんだよね」
ガゼル「まだ若いんだからしっかりしてくださいよ」
バーン「どうしたらいいかな」
ガゼル「どーですかね…うーん…あっ、山登りなんか良いんじゃない? 足腰鍛えられるしさ!」
バーン「山登り良いですね、じゃあちょっと一緒に登ってもらっていいですか」
ガゼル「あぁいいですよ」
バーン「よいしょよいしょ(歩くそぶりをする)
よーし山のふもとまで来たぞ! よし! 登るか!」
ガゼル「ちょっと待って、山登る前に荷物の確認しなきゃ、まずオレは、(バックの中の確認をするそぶり)地図、コンパス、水、非常食、救急箱、弁当、双眼鏡…オッケー!
お前は?」
バーン「俺は…(バックの中を確認するそぶり)油性ペン、ポケベル、かき氷のシロップ、自転車の空気入れ、よし! おっけー!」
ガゼル「山ナメてんだろ!
持ってくるものナメすぎだよ!」
バーン「ナメてないよ! むしろお前のほうがひどいわ!」
ガゼル「なんでだよ! まず、油性ペン! いらないでしょこんなの」
バーン「いや油性ペンは、山で遭難して山で野宿してあなたが眠ったときに顔に落書きしようかなと」
ガゼル「遭難を楽しむなっ!」
バーン「修学旅行の夜じゃねえんだよ!」
ガゼル「こっちのセリフだわ! じゃあ、ポケベルは」
バーン「いやこれは連絡とるときに必要でしょーが!」
ガゼル「誰と連絡すんだよ! ポケベルの使用者絶滅危惧種だぞ! で、カキ氷のシロップは?」
バーン「カキ氷にかけるためでしょ!」
ガゼル「シャリシャリの氷がねーんだよ! 肝心のものがないの、あと、自転車の空気入れなんかいらないだろ? なぁ」
バーン「いや、山の高いほうまで登ると空気薄いでしょ? だから、空気入れの空気吸おうかなーって」
ガゼル「いや馬鹿かっ! そんなやつみたことねーよ!
てゆーかさ、食べ物ないの?」
バーン「ぺヤングソース焼きそば、ちゃんと持ってきたよ」
ガゼル「お湯がねーんだよ! すぐ食べれんのもってこいよ! あーもうなんか、張り切って来て恥ずかしくなってきた…もういいから山登るぞ(歩くそぶり)」
続きます
- Re: イナズ漫才! 読みきり 感想募集 ( No.2 )
- 日時: 2012/07/22 14:05
- 名前: しろお (ID: 76WtbC5A)
バーン「(歩くそぶり)あー足痛いな」
ガゼル「頑張れ頑張れ、あっ…(頭を下げる)」
バーン「どうした?」
ガゼル「いや今さ、上からおりてくる人いたでしょ? そういうときはな、挨拶するもんなんだよ」
バーン「そうかそうか…おっ! ちょうど来た」
ガゼル「おぉ、挨拶してみな」
バーン「こんにちはー
…おお、これけっこう気持ちいいな!」
ガゼル「だろ?」
バーン「あっ、また来た! リスさんチョリーッスwww」
ガゼル「リスかよ! しかもさりげなくダジャレかよ!
あー喉渇いたな、水飲も(バックから水を取り出し、飲むそぶり)ふー
バーン「あー俺も喉渇いたな、カキ氷のシロップ飲も」
ガゼル「なに飲んでんだよ! かけるためにあんだよそれ!」
バーン「コホッ! コホッ!」
ガゼル「なると思ったわ! コホコホなると思ったわ! だって濃いもん! …ったく」
両者(歩くそぶり)
ガゼル「なんかだんだん、道が複雑になってきたな
ちょっと地図見るわ(地図をとりだし、歩きながら地図をみる)
えーと…今がここで」
バーン「あっ、目の前にスッゴく毛深い人がいる」
ガゼル「へぇー、そうなんだ」
バーン「なんかその人の周りにいる人、その人から逃げているように見える」
ガゼル「なんだろうね、一週間くらいお風呂に入ってなくてくさいから逃げてんのかな(地図を見ている)」
バーン「なんか叫びながらこっち来るよ」
ガゼル「なんだろ、道聞きに来たのかな(地図を見ている)
えーと、今ここだから…」
バーン「目の前に来て叫んでるよ」
ガゼル「挨拶しとけば(地図を見ている)」
バーン「よぉ! お前うるさいよ! (叩くそぶり)ははっ!
ねぇほらガゼルも、挨拶しなよ」
ガゼル「あぁ、(顔を上げる)こんにち…熊じゃねーか! ヤバいヤバい!」
バーン「ちょっと叩いただけでこんな怒るなんて、この人短気だね!」
ガゼル「人じゃねーんだよ! 逃げるぞ早く!」
バーン「おぉ、熊じゃん!」
ガゼル「今更かよ!」
両者(走るそぶり)
- Re: イナズ漫才! 読みきり 感想募集 ( No.3 )
- 日時: 2012/07/22 14:36
- 名前: しろお (ID: 76WtbC5A)
ガゼル「やべーよ死んじゃうよ」
バーン「こうなったら…」
ガゼル「おお、死んだ振りだな!?」
バーン「もう闘うしかないな…」
ガゼル「無理だよ!」
バーン「でも吹雪のやつは熊倒したんだろ? 俺もやっつけてやる(立ち止まる)」
ガゼル「ちょっ! やめろよ!」
バーン「安心しろよ、こっちは鉄砲持ってんだからさ」
ガゼル「鉄砲!? よかった! はやく倒してくれよ!」
バーン「(鉄砲を構えるそぶり)バーン!」 バーンだけに
ガゼル「よし当たった! ど! どうだ!」
バーン「どうだ熊。お腹らへんがビショビショだろ!」
ガゼル「水鉄砲じゃねーか! アリも倒せねーよ!」
両者(走るそぶり)
続きます
- Re: イナズ漫才! 読みきり 感想募集 ( No.4 )
- 日時: 2012/07/22 16:33
- 名前: しろお (ID: 76WtbC5A)
ガゼル「はぁはぁ…逃げ切ったか」
バーン「良かったー」
ガゼル「あれ!? ここ頂上じゃない?!」
バーン「ホントだ」
ガゼル「よっしゃー! 着いたー! いや奇跡だなー!」
あーもうさ、腹減ったから飯食うわ
(バッグから弁当を取るそぶり)
頂上で食べるご飯は上手いんだろうな」
バーン「それ間違いないな」
ガゼル「そういえば、食べるもん持ってきてないんじゃないの?
ぺヤングソース焼きそばはお湯ないしさ」
バーン「いや一応おいしいやつがあるよ」
ガゼル「そっか…じゃあ俺は弁当食うかな! いただきます!」
バーン「いただきます!」
ガゼル「(食べるしぐさ)うわ上手い! この玉子焼きフワフワで!」
バーン「うわ上手い! 山の空気フワフワで!」
ガゼル「食べ物じゃねえもん! だって空気食べ物じゃねえもん!
ったく、ほら、少し分けてやんよ」
バーン「おお、うまいうまい」
ガゼル「にしても、足腰はどうよ?」
バーン「めちゃくちゃ強くなったよ!」
ガゼル「そりゃなによりだ」
バーン「なあガゼル、色々苦難もあったけど、こんなに楽しくて、しかも足腰が強くなる山登りって…
一体なんなんだろうな」
ガゼル「…人生…かな」
バーン「ヤッホー」
ガゼル「聞けよ!」
両者「どうも、ありがとうございましたー」
—完—
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