二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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長門有希の憂鬱。
日時: 2012/12/10 19:11
名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)

初めまして。小6女子です。

見てくれてありがとう・ω・


題名変えました。
《涼宮ハルヒの憂鬱。オリジナル。》から、
《長門有希の憂鬱。》にしました。


涼宮ハルヒの憂鬱、消失を
読んでからみてくださると、分かりやすいと思います。
この物語は、キョン君に対する長門の気持ち。
無いはずである自分の意思を強調する物語です。

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、
未来人、超能力者がいたらあたしのところに来なさい。以上。」
この言葉を始めに集まって来た
宇宙人、未来人、超能力者。

その中でも情報統合思念体に造られた、無表情の
宇宙人、長門有希をメインに書きます。
三年後、高校を卒業して有希は、皆はどうなってしまうのか…



間に挟まる短編あり。(キョン

※コメント不要。速通報、削除願う。
※荒らしも。

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Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.7 )
日時: 2012/12/11 07:56
名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)

長門有希の憂鬱3

ミーンミンミン ミーンミーン

そろそろ夏。また涼宮ハルヒが動く。
「そろそろって言うか夏休みが終わったら文化祭ね」

「おい、文化祭ってまだまだじゃねぇか。」
そんな声が聞こえてくる。
「有希も風は治ったようだし、文化祭のバンドの練習でも
するわよ!」
「早めの方がいいしね。もう曲も決めてあるのよ。」
「どんな曲だ?」
「これよ、みくるちゃん入れて。」
そう言って涼宮ハルヒは曲を朝比奈みくるに渡した。
「はい。」

「この曲は、踊る。で、次の曲。」
「わかりましたぁ」カチッ

「そんでこれは演奏よ。楽譜はあるわよ。」
「ええっ!なんでこんな曲なんですかぁ…」
「大丈夫よ。」
そういって一人一人に楽譜が渡された。

「古泉君はドラムお願い。有希はこの前のベース
凄かったわ。私たちにできないとこも
多いから、この楽譜とこの楽譜、なんとかやって頂戴。
キョンは横でカスタネットでも叩いてたら?」
「っておい!何で俺だけ横でカスタネットを
叩いてないといけないんだ?!」
「冗談よ。はい楽譜。あんたギターでもがんばりなさい」
「私もあの時やってたから教えてあげる。特別だからね!」
私はこの楽譜をやればいい。認識完了。

「あのぉ、私は何をやれば…」
「みくるちゃんは歌よ歌。観客たちのハートを
グッとつかんであげなさい。」
「ひぃぃっ…わかりました。」

そんな感じで練習が始まろうとしていた。
「楽器はどうするんですか?」
と古泉一樹が言った。
「大丈夫よ。借りてきてあるわ。」

私は楽器をかついで一通り引いた。
「有希、完璧だわ。楽譜を見ただけで
弾けちゃうなんて。本読んでていいわよ。」
私は顎を数mm動かし頷いた。
「それにしてもキョン!
あんたはもっと有希を見習いなさい!」

「古泉君はだいたい叩けるかしら?」
「一応できます。習ったことがあるので。」

「さてみくるちゃん。もっとしっかり歌いなさい。
失敗は許されないわ。」
「わかりました…」

今日はそれで部活も終わって帰宅した。
ご飯を食べ、寝る。それだけで終わる。


今日も部室で本を読む。風の音を聞きながら
部室の窓辺で。
「明日から夏休みね。あっという間だわ。」
……
「そうだっ!キャンプにいきましょう!」
「いきなり言い出すと思ったらキャンプだと?」
「そうよ。海か川に近いところがいいわ。」
「おい!練習はどうするんだよ。」
「そんなのいつだって出来るじゃない。」
「それでしたら涼宮さん。いい場所があります。
ここから電車で1時間30分。河原が綺麗なキャンプ場が
あります。そこも知り合いの所有地でして。
まだ予約は無いそうです。」
「そこに決定ね!SOS団夏季合宿第2だんよ!」

Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.8 )
日時: 2012/12/11 07:57
名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)

私は涼宮ハルヒの次に駅前にきた。軽い荷物。

「有希、速いわね。」
「そう。」
しばらくすると古泉一樹がこちらに向いて歩いてきた。
「おくれてすみません。」
「大丈夫よ古泉君。まだまだセーフだから。
きっと最後に来るのはキョンだわ。」
そして朝比奈みくる。
「すっ涼宮さん。おくれちゃってごめんなさい…」
「みんなセーフよ。セーフ。あとはキョンだけ。」
5分32秒後。彼が来た。
「遅いわよ!なにやってんのよ!遅刻は罰金。」
「でも集合時刻には間に合ってるんじゃ…
「そんなのどうでもいいのよ!最後にきたから。」

そんか無駄な会話。私という個体は涼宮ハルヒの
後ろを追い、電車に乗った。

「そっち男子すわってね。みくるちゃんと有希はこっちよ。」
「まだ1時間半もあんのか…」
「暇ねぇ。トランプでもしましょ。」
涼宮ハルヒの提案で"ババ抜き"をやった。
相手のカードは分かる。簡単。得意。
「上がり。」
私はそういって本を読んだ。
「有希、あがるのも速いのね。」
「……」

きずいたらキャンプ場に到着。
「キョン、ここにテントはっときなさい。2つだからね。」
「マキとか集めんのめんどいからガスコンロ持ってきたわ。」
そろそろ昼ご飯の準備をしましょう。と言いだしたから
私も何かと手伝った。

「いっただっきまーすっ!」
そんな声のもと、彼、涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、古泉一樹と
シチューを食べた。
「いやそこは普通カレーだろ?」
「カレーなんていつもと普通でつまらないじゃない。」
「だからなんでシチューなんだ?」
「安売りしてたから。」

昼食は終わり、片付けは彼に任せた。
「いい?キョン、あんたは雑用係という任務があるのよ!」
しっかりがんばんなさい。」

その後外で水遊び、スイカ割り、花火などをし
一日がそろそろ終わるところだった。

「んじゃ、そろそろ寝よっか。」
この一言で終わる筈だった。

その瞬間に外で大きな音がした。
理由は分からないがその時に涼宮ハルヒは
寝ていた。

「涼宮さん、長門さん、朝比奈さん大丈夫ですか?」
古泉一樹の声が聞こえた。
私と朝比奈みくるが外にでた。
「なっなにこれ…」
そこは一面、ねじれた時空間。
「長門っ!これはどういう事だ?」
「涼宮ハルヒの願望。」
……

「あれは神人ですね…」
「どういう事だよ!」

「どうやらここは普段とは違う閉鎖空間みたいな
ものでしょう。」

「じゃあ、あの神人とやらをなんとかしなければ
出られないという事か?」
「そうではありませんが…この前のアレをやれば
また上手くいくかもしれませんよ?」
「それは流石に却下だ。これ何回目だよ。」

「ちょっと僕もいってきますね。」
そういって古泉一樹は"神人"と呼ばれるもう一人の
涼宮ハルヒに向かっていった。
「さすがにあの規模のものは僕一人では
かないません。助けが入ります。」

Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.9 )
日時: 2012/12/11 07:58
名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)

「機関との連絡も取れませんし、
今回も長門さんに頼むしか…」
「おい、でもこの前も長門はそれで
エラーを起こしたんだぞ?!世界改変の時もそうだったし…」

「……でもこれは一刻を争う時です。
もはやありえないスピードで閉鎖空間が拡大していいます。」
「ひぃぃ…」
「朝比奈さんっ!」
涼宮ハルヒの観察のためにも、彼のためにも…

私はまっすぐと伸びた腕を前に持ってきた。
「長門、やるのか?」
「そう。まかせて。」
そう呟いて呪文を唱えた。
……
気づいたら、何もなかったように彼と私だけが
立ち尽くしていた。
「…な長門?今のは夢…か?」
「夢じゃない。」

信じてほしい。

「なんか眠れないな…。」
「そう。」
「花火、余ってるのあるから少しやるか?」
「そう。」
私は線香花火にマッチで火を灯した。
パチッパチパチッ
「綺麗だな…。」
「そう。でも…」
「でも?…」
でも、いずれ消えてしまう。私のように。


「もう寝るか。」
私は少し頷き、テントに戻った。

次の日の朝。
「みんなっ!起きて頂戴!事件よ事件!」
「何ですかぁ?涼宮さん…眠いですぅ…」
「これを見て頂戴。この月のクレーターのような
跡。昨日の夜はなかったのに。」

「あ…キョン君…これって…」
「覚えてますか?昨日の夜の事。」
「…はい。」
「古泉、どういう事だ?昨日のは閉鎖空間なんだろ?
ここには影響はないはず。」
「分かりませんね。」

「それは涼宮ハルヒの願望。昨日の閉鎖空間とは
全く関係ない。」
「って事は昨日の夜、俺たちが閉鎖空間にいた時に
できたって事か?」
「そう。」

「どういう事かしら。不思議ねぇ…」

そんなこんなで、今回の合宿は終わった。

Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.10 )
日時: 2012/12/17 22:28
名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)

久しぶりです。放置してごめなさい…



キョン君の間に挟まる短編。


時は飛んで2年目のクリスマス。
「もう早いなぁ…」

気づけば今年のクリスマスパーティーも終わり、
また朝比奈さんに呼び止められた。
「ちょと、来てもらいたいところがあるんです…」

「何ですか?もしかしてその…」
「えと、今度もまた過去のえっと3年前にです。」
「わかりました。」
またか…と思いながらも慣れた感覚に包まれてまたあの公園。

「あの…キョン君そろそろ起きてもらわないと
足しびれちゃって」
「うわぁ!すすすみません…」
「いえ。………」
なんて事をしてしまったんだ。そしたらこれは
去年と同じじゃないか。

そうするとここで大人の朝比奈さんがきて
ガサゴソッ
「お久しぶりです。キョン君。
今回もまた涼宮さんを手伝ってあげてください」
単刀直入に?!
「分かりました。また、ですね」
「はい。すみませんがお願いします。
そちらの私、迷惑かけちゃってすみませんね」
「いえ。」
「悪いんですが、また運んでくださるとたすかります」
「はい。今回は事件とかじゃないんですよね?」
「そうですね。規定事項ですから」
「はぁ、」
「そろそろ東中学にいって校門前にいる彼女をてつだって
あげてくださいね」
またまたそう言われたので、歩いて東中に向かう。

おいおい、またやってんのか。
「そうよってあんた去年の七夕の時の…」
おお、よく分かったな。
「だいたい声でわかるわよ。」
また不法侵入か?
「そう。今回はまだ雪も降ってないし丁度
いいじゃない。」
またなにかやるんじゃないだろうな?
「あたりまえじゃない。そのために来たのよ。
あんたもてつだってもらうからね。」

そしてまた手伝わされた。
なにやってんだか。

「そこ!ずれてるわよ!もっと右なの」
「そこちがーう!まったくずれてるわ」


「これは、サンタへのメッセージか?」
「そうよ。物分りがいいじゃない。」
「やっぱりお前がしそうな事だな。」
校庭落書き事件。2回目か?
「サンタを捕まえて証明するのよ!」
「どこにだよ?」
「国会!いえ、世界中によ。……
っていうか確認したいのよ。」
「……でも別に居なくてもいいの。でもいたら面白いじゃない!」

ハルヒがやけにいいそうな事だ。

「んじゃそろそろ帰る。用も住んだし。
今日も冷えるから気をつけなさいね!」

ジョン・スミス。俺が名乗ったこのてきとーに思いついた

名前。匿名希望。まあそんなとこだろうと思いながらも

今年のクリスマスも終わりかけていた。


「朝比奈さん…?」
「ひゃっ!ここはどこ?今はいつ?」
前回と同じだな。
「俺は朝比奈に連れてこられたんですよ。
3年前の2回目のクリスマスです。」
「…あっそうでした。
今回はちゃんと帰れるみたいです。」
「ならよかった。」


気がつけば夜中の学区内。またクリスマスパーティが終わったあとの事だ。

「今回もありがとうございます。
正直、自分の行動の意味、本当にわかんなくって
キョン君と過去にいってまた戻る。それの繰り返しだとしか
わかりません。」
「いえ、大丈夫ですよ。」
「本当にすみません…そろそろ帰りますか?」

「そうですね、もう暗いですし、
玄関まで一緒にいきましょう?」
「は、はい」

俺は冷え切った手で、下駄箱の中を覗き込む。
靴を取り出そうとすると…
「あれ?…これって、」
そう。下駄箱に入っていたのは、大人の朝比奈さんからの
手紙だった。

___

クリスマスの次の日の部活の時間、
あなたと涼宮さんが二人だけの時に
とにかくクリスマス、サンタ、三年前
という言語を文章にして伝えてください。

ありがとう。
朝比奈みくる

____
これ、意味あるのか?
正直にいったら、ただ単にハルヒの
サンタを信じさせようとしてる感じで
言え!みたいにかかれてる気がする。

「どうしたのキョン君?」
「いえ、何でもありません。いきますか。」

次の日のこと。


「おーっす。って涼宮だけか。」
「そうよ。なにか文句でも?」
「いーえ。結構だ」
そろそろだな。家で何度も考えてみたセリフを読み返す。

「クリスマス終わったな。」
「そうね。」
「三年前のクリスマス、サンタをみたような気がした。」

……あれ?俺はこのようなセリフを言おうとしたのか?
いや、サンタに会った覚えなどない……

「三年前、ね。」
なっなんかスルーされた?!

「思い出したのよ。確かにサンタをあの時に見かけても
おかしくないじゃない。」

「信じてるのか?」
意外な…
「いた方が面白いじゃないっだから私は……
このあとの言葉はあまり思い出したくないな。
別に聞かなくてもいいんだ___。
予想は尽くしな。
きっと来年にはそこらへんにサンタの吊るし上げとかが…


もっともやれやれだぜ。

Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.11 )
日時: 2012/12/23 18:05
名前: マイリ (ID: QVZFaWyg)



全部よんだよ〜。

さすが有希ちゃん♪あっ私のことわかるよね??

私の小説も見てね〜できれば。


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