二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【ドラゴンクエストⅨ】〜星空の下で〜
- 日時: 2013/03/29 17:24
- 名前: スライム会長+ (ID: AQILp0xC)
世界樹に女神の果実 実りし時、
天の箱舟 降り立ち、神の国へといざなう
主人公である(見習い)守護天使は今日もまた、慣れない手つきで
役目に努めていた・・・
この小説は、ゲーム『ドラゴンクエストⅨ〜星空の守り人〜』に、仲間との会話、旅の寄り道などなど、ストーリー本編だけでは楽しみ切れない要素をプラスした、ただのⅨ小説ではないものを書いていきます。
ドラゴンクエストをわからない人にも読んでもらえるような、そんな小説にするのが私の今の最終目標です。((無理でしょ
注意事項
以下のことにちょっと・・・と思う方はUターンをお勧めします。
・できる限りゲームに近づけるつもりですが、一部変更、追加をしています。
(本人が気付いていない場合もあります)
・(まだわかりませんが)キャラが崩壊する可能性があります。
そんなことないように気をつけます。
・文章能力は全くありません。
以上です。増えるかもしれません。
〜目次〜
章 題名 ページ その他イベント
プロローグ >>1-3
プロローグⅠ >>1
プロローグⅡ >>2
登場人物紹介 >>3
序章 >>4 >>5-9
序章Ⅰ ウォルロ村の守護天使 >>4 >>5-9 >>12
新米守護天使 >>4
守護天使の仕事 >>6
戦闘 >>7
戦闘2 >>8
星のオーラ1 >>9
星のオーラ2 >>12
序章Ⅱ 一人前になるために
- 星のオーラ1 ( No.9 )
- 日時: 2013/04/21 10:15
- 名前: スライム会長+ (ID: WEFYk.MN)
大空を切り裂くようなスピードで天使界を目指す彼ら。
普通なら空気の摩擦で火傷ではすまない傷を負うところなのだが、さすがは天使。そんなことなど、うっすらとも感じていない。
あっというまに雲上にある天使界についた。
「おかえり、ナイン、イザヤール。」
天使達は、地上から帰ってきた2人を温かく迎えた。
「その顔はナイン。星のオーラを持ってきたようね。」
優しい笑顔で女性の天使は言う。
「はい!」
元気よく答えるナインに女天使は安心した様子だった。
「そう。じゃあこれからオムイ様に報告ね。そうしたら世界樹に星のオーラを捧げてきなさい。」
「はい!」
ナインは答えた。
「さぁ、行ってこいナイン。私は少し寄ってから世界樹へ向かう。」
イザヤールはそう言うと、階段を上っていった。
あの女天使はナインにとって母のような存在だった。
いつも温かく、そして優しくナインを受け止めていた。
オムイというのは天使界の長老であった。
天使界の中で1番の長寿で、その年齢は千年とも、一万年とも言われている。
守護天使たちは人間界から帰ると長老に報告するのが掟だった。
「よくぞかえった、ウォルロ村の守護天使、ナインよ。初めてのつとめ、ご苦労じゃった。」
慈愛に満ち溢れた声でオムイは言った。
「何も言わずとも、おぬしの顔を見ればしっかりとやってきたことが分かる。」
さすがは長老。ベテランがなせる業である。
「ありがとうございます。」
ナインは深々と頭を下げた。
「それでじゃ。星のオーラはいくつ手に入ったのじゃ?」
「1つ手に入れることができました。」
1つという言葉を実際に発したナインは正直少し悲しくなった。
星のオーラを手に入れることは簡単なことではないことは分かっているのだが、改めて1つだったとおもうと、申し訳なかった。
しかし、
「おお、初めてのつとめとしては大変優秀だ。
ナイン、おぬしは立派な守護天使になるであろう。」
ナインはぽかんとした。
「…はい、ありがとうございます。」
「それではナインよ。その星のオーラを世界樹に捧げてくるのじゃ。」
「はい。」
さすがに長の前なので大声は出さなかったが、星のオーラの数を言った時よりとはくらべものにならないほどの、溢れんばかりの自信を乗せて、ナインは返事をした。
ナインは天使界の外側を巻きつけるかのようにある階段を走っていった。
軽快な足音から、喜びが溢れていた。
途中、イザヤールととても仲の良いラフェットという天使に会った。
彼女は文学的に大変優秀で、それでも学ぶことをやめなかった。
眼鏡をはめており、片手には必ず本を持っている愛読家だった。
彼女の仕事はこの世界のあらゆる出来事を整理する事だ。
いつもは書物庫にいるのだが、気休めだろうか、外に出てぼんやりと空を眺めていた。
「やぁナイン。お仕事お疲れさま。」
「ありがとう、ラフェットさん。」
「師がイザヤールだなんて、ナインくんは神に選ばれし天使だよ。
イザヤールは弟子をとらない主義なのに、ナインを見るなり、
『この少年は私が責任を持ってしっかりと一人前の天使に育て上げます。』っていうんだよ?
私もイザヤールさんの弟子になりたかったなぁ・・・
・・・といってもイザヤールとは同期なんだけどね。」
ラフェットはイザヤールの弟子であるナインをとてもかわいがっていた。
「そうだ、星のオーラをささげるって仕事が残ってたのよね?
もうそろそろ女神の果実ができるっていうし、この仕事ももうすぐ終わりかもね。
最後の最後まで一緒に頑張ろう!」
「はい!」
ラフェットに別れを告げると、ナインは再び階段を軽快に上っていった。
- Re: 【ドラゴンクエス ( No.10 )
- 日時: 2013/03/29 16:44
- 名前: 白好 ◆HKd.S8Pft6 (ID: W3Oyo6TQ)
ドラクエIXの小説だ!
応援してますね!頑張って!
- Re: 【ドラゴンクエストⅨ】〜星空の下で〜 ( No.11 )
- 日時: 2013/03/29 17:15
- 名前: スライム会長+ ◆WEmWDvOgzo (ID: AQILp0xC)
白好さん
応援ありがとうございます!
(テンションがとにかくあがった!)
- 星のオーラ2 ( No.12 )
- 日時: 2013/04/21 09:31
- 名前: スライム会長+ ◆WEmWDvOgzo (ID: WEFYk.MN)
「あぁ、ナイン。」
世界樹へ向かう途中、番人なのであろうか、世界樹への道に立っている天使が声をかけてきた。
「こんにちは。」
「話は聞いてるよ。星のオーラをささげに行くんだってね。
さっきイザヤールさんが通って、ナインはもうここを通ったかと聞いてきたよ。」
「…てことは、もうお師匠さんはさきにいるってことですか?」
「そういうことになるね。
さぁ、どうぞ通ってください。」
番人は道を通した。
さっきの門番との会話のせいか、ナインの歩幅が大きくなった。
ナインは世界樹にたどり着いた。
世界樹の根の近くにはすでにイザヤールがいた。
「待っていたぞ、ナイン。
さぁ、星のオーラを世界樹に捧げるのだ。」
イザヤールは言った。
ナインは手を世界樹に差し出した。
すると、星のオーラが手のひらの上で温かく輝き始め、ふわりと世界樹の幹の中へすいこまれるようにして動いていった。
すると、世界樹は葉や枝、幹全てが黄金色に輝いた。
眩しいくらいだった。
「美しいだろう…この頃世界樹はかつてないほど美しく輝くのだ。
もうすぐ約束の日がやってくると、オムイ様も言っていらした。」
光り輝く世界樹を見ながらイザヤールは言った。
「さぁ、ナインよ。もう1度地上階に降り、星のオーラを集めてくるのだ。」
「もしかして…僕1人でですか?」
「今回のチェックで分かった。お前ならもう1人で大丈夫だ。自信を持って行ってこい。」
「はいっ!」
威勢のいい返事をして、ナインは元の道をかけていった。
「本当に1人で行くのね?」
「はい!」
先ほど天使界についたときに声をかけた女天使が聞いた。
ナインに悔いなどない。
ナインは天使界最下層の光あふれる小さな湖のようなところの前に立った。ここから地上界に降りるのだ。
ナインは羽を大きく広げ、その湖向かって突っ込んでいった。
- 到着〜使命1 ( No.13 )
- 日時: 2013/06/21 16:53
- 名前: スライム会長+ ◆WEmWDvOgzo (ID: hxRY1n6u)
雲を斬り、風を裂きながらナインは勢いよく地上へ向かった。
雲が途切れた。
そこには、さきほどとかわらぬ穏やかな時間が流れていた。
ウォルロ村に着いたのだ。
やはり誰も守護天使の到着に気付く者はいなかった。
しかしナインはその流れる風の中で「歓迎」の言葉を覚えていた。
風音ひとつたてずにナインは降りた。
地面すれすれを立った姿勢のまま飛びながらナインは変わったことはないかときょろきょろしていた。
〜力尽きたのでここらで中止しますm(__)m〜
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