二次創作小説(映像)※倉庫ログ

【10周年】とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜
日時: 2020/02/28 08:15
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: j2lE.5aw)

どうも!
初めましての方ははじめまして、知ってる方はこんにちは。
無名作者ショートですん!

今回はとんがりボウシの短編集みたいなのをやりたいなぁと思って、結局やることにしました。

知ってる人もいるかもしれませんが、実はカキコのとんがりボウシ小説の起源はわたしだったりします(笑)
ついでに言うと、その起源作品がこのほしぞら魔法学校なんですね。

ここでは挫折しちゃいましたが、今は別のとこできちんと進めております。
そして、その本編とはまったく関係なく、やりたい話を短くやっていきたいなぁと思ってます。


さて、恒例のルールでございます。


*いないとは思いますが、アップしたイラストの無断転載、二次加工、トレースなどはご遠慮ください。
*安定のgdgdです。ご注意ください。
*ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、わたしは気まぐれ女なので更新率は期待しないでください。それと、ネタに詰まったときは更新できません。
*短編集とかやったことないんで、上手くできる保証はありません。すいません。いや、そもそも小説がヘタクソなのですが。
*荒らし行為はやめてください。それに反応するのもやめましょう。
*正直言って、なんでもアリです。「こんなのとんがりボウシじゃねぇ」って思うようなところもたくさんあります。原作好きな人は見ないことをオススメいたします。
*宣伝行為はやめてください
*小説に関係ないコメント・雑談はやめてください。雑談は雑談掲示板でやってくださいね
*無駄レスやめてください


**重要:百合要素やホモ要素があります。苦手な方はブラウザバック

**重要2:女装ネタあります。苦手な方はブラウザバック


こんな感じです。
このルールを見て「いける!」と思った人はどうぞ先にお進みください。
万が一「だめだった」としてもわたしは責任を負えませんのでご了承ください。

あと、一応キャラクターの紹介はしますが、ここでやっていたものなので詳細は書きません(めんどくさいし←)


☆★キャラ紹介★☆ >>1


☆★参照記念イラスト★☆
*参照500突破記念 >>38
*参照1000突破記念 >>83 >>86
*参照1500突破記念 >>117
*参照2000突破記念 >>140 >>161
*参照2500突破記念 >>159
*参照3000突破記念 >>179 >>186
*参照3500突破記念 >>185
*参照4000突破記念 >>212 >>213
*参照4500突破記念 >>230
*参照5000突破記念 >>245 >>284
*参照5500突破記念 >>267
*参照6000突破記念 >>297 >>296
*参照6500突破記念 >>298
*参照7000突破記念 >>303
*参照7500突破記念 >>315
*参照8000突破記念 >>323

・参照100ごと記念イラストまとめ >>410

☆★番外変★☆
ショートコント  >>23
ショートコント2 >>40
ショートコント3 >>112


機械室DEきゅーあんどえー☆彡1 >>80


ほしぞら魔法学校検定 >>114


☆★よその子★☆
*カトレアちゃん(はる歌世さん*参照1800記念小説…新人さんとあさひくん)
*リルちゃん(マリさん)
*ルリちゃん(瑠璃さん)


☆★ストーリー★☆ >>409



スレ立て日:2013年3月23日 0:00

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46



Re: とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜【短編集】 ( No.471 )
日時: 2019/10/17 12:31
名前: ショート ◆8YNGNe.A5. (ID: UB7mX/Qq)
参照: ネタがない!!!

「いらっしゃいませ〜!」

ビビの甲高い声が店内に響き渡る。クッソ嫌そうな顔をしたショートを引き渡し、適当に服を見つくろってほしいと頼む。

「かしこまりました〜! とびっきり可愛くしますね!」

そう言ってビビはショートを試着室につれこんだ。
それにしても制服しか持ってないって……ヤバいだろ! オレは制服の方がイヤだからあいつの思考がまったく分からん……。
そんなことを考えてたら、試着室のカーテンが勢いよく開いた。

「お待たせしました〜!」

笑顔のビビの後ろからおどおどしたショートが出てくる。
トップスは暗い赤のニットで、ボトムスは白地に花柄がプリントされた可愛らしいフレアスカートだった。

「どっ、どうかな……」
「え、いや、まぁ……いいんじゃないの」

いや、バカかオレは! ここはもっと褒めるとこだろ!!
正直めっちゃ似合ってるしめっちゃ可愛いと思うのに! 今のオレは世界一のバカだ!

「て、てゆーか……お前私服持ってないんだからそれだけじゃだめじゃないか? 他のも着てみたら?」
「えぇー、めんどくさ……」
「ぶつくさ言うな、負けただろ!」
「はぁーい……」

ホントはただオレが他の格好を見てみたいだけではあるが……いい感じのいいわけができたのではなかろうか。
――その後、ショートはカジュアル系からモード系などいろいろな服を着させられていたが、すべて可愛くて似合っていた。
今日ここに来てよかった……!

「一応いろいろ着てみたけど……あたしじゃどれがいいか分かんないからてんまが選んでよ」
「え、オレ?」

そう言われてオレは先ほど試着していたところを思い返してみる。
――が、正直すべて似合っていたし、めっちゃ可愛くて決めきれない。

「――よし、じゃあ全部だな」
「は!? 何言ってんの!? あたしそんなにお金持ってないしムリだよ!」
「いや、だからオレが払う。お前は気にするな」
「何を言ってるの!!? さすがに全部はだめだよ!」

ショートが横で騒いでいるが、オレは気にせずそのまま支払う。
制服がイヤなわけではないが、今後この私服姿の可愛いショートが見れるなら正直惜しくない……!

「ほんとに払っちゃった!?」
「別にオレが買いたいと思ったから買っただけだ」
「あ、あり……がと……」

ほかの服は袋につめてもらい、ショートは買ったうちのひとつを身に着けて店を出た。
――――そういえばオレ、さっき似合うとか可愛いとか、ちゃんと言ってないな……でも正直今更言いづらいし……。オレってほんとにバカだな……。

「あっ、そうだこれから学校に忍び込まない? 抜き打ちテストの内容見れるかも!」
「お前マジか」
「よしっ、行こう!」

ショートはオレの腕を引っ張り学校へ走っていく。
こいつのこのへんな行動力……ほかのとこに活かしてくれよ!

Re: とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜【短編集】 ( No.472 )
日時: 2019/10/30 09:38
名前: ショート ◆8YNGNe.A5. (ID: UB7mX/Qq)
参照: ネタがない!!!

「おわっ、休みなのに学校あいてる! 不用心だな〜」

そんなことを言いながらショートが扉を開く。確かに不用心……。
ていうか、休みの日って先生も学校来てないのか?

「てんま、中真っ暗だよ……電気ってどこある?」
「いや、知らねーけど……って、近くにあるやつじゃないか?」
「あ、そうっぽいね! ……点いた! よし、職員室行ってみよー!」

ショートはさっさと職員室の方へ行ってしまう。
オレも慌てて追いかけ、職員室の中へ入る。

「うーん……置いてない……」
「まぁそう簡単には見つからねーだろ」
「仕方ない……リカルド先生の机でも漁ろうかな」
「なんでリカルド先生?」
「なんか弱みとか握れないかなって……魔法語ムリだし……」

すげーこと言うなコイツ! 授業は諦めるのに職員室漁りは諦めねーのかよ!
いやでもオレも魔法語はムリだしな……ていうか、先生が机に何入れてるのかも気になる。
顔面は怖いけど意外と可愛いもの置いてたりして……。

「授業の資料とかそんなんばっかり……って、ん? なんかマルヒって書いてある!」
「わざとらしくないか……?」
「いいじゃんいいじゃん! 見てみよーよ!」

わくわくしたショートがマルヒと書かれた缶ケースを開く。その中には大量のエ○本とア○ルトビ○オやア○ルトグ○ズなんかが入ってた。完全にR18……。
先生は学校になんつーもんを持ってきてんだ!!
ショートの顔がみるみる真っ赤になり、しまいにはオレに向かってエ○本なんかが入った缶ケースをオレにぶつけてくる。

「サイッテー! ありえない! てゆーかキモイ!!」

缶ケースの中身がオレにバサバサバサーッとオレに降りかかってくる。
その瞬間我に返ったのか、ショートが慌てて謝ってきた。

「ご、ごめんてんま! 中身がキモすぎて投げちゃった……」
「いや、別にいいけど……散らかった中身どーすんだこれ……」

辺りにはエ○本やらグッズやらが散らばっている。
エ○本とかア○ルトビ○オはともかく、グッズとか……あんま触りたくないな。

「うっ……あたしが片付けるよ。てんまは先に戻ってていいよ」
「いやいやオレもやるよ。グッズとか使用済みだったらヤバいだろ」
「しよっ……!? って、リカルド先生にそんな相手いないでしょ! こんなの持ってるだけでもビックリだし……」
「いや世の中には夜の店とかあるだろ……」
「た、確かに……。もうリカルド先生のこと直視できないよ……」
「激しく同意だ……。とりあえずトイレからグッズをつかむためのトング持ってくる」
「う、うん、ありがとう」

オレはトイレからトングをとり職員室に戻る。
それにしても……なんで学校に置いてんだ? 普通こんなとこで見ないだろ……。何考えてんだ先生は……。

 *

すべて片付け終わる頃には、すでに日が沈みかけている時間帯だった。
意外と一日ってあっという間だな……。

「わぁ、もう夕方かぁ……早く帰らないと!」
「……だな」

オレとショートはまた他愛もない話をしながら学生寮へ戻る。
またこうやって出かけたりできたらいいのに、なんて思った。でも、思うだけじゃダメだ。
思ったことは、言わなきゃ伝わらないし……。
もうすぐ学生寮、というところでオレは立ち止まる。

「……? どーしたのてんま、帰らないの?」
「いや、オレお前に言ってないことがあるなって思って……」
「ええー? なに?」
「さっき試着してたやつ、全部似合ってた……し、可愛かったから」
「へっ……!?」
「だから、その……買った服着て、またどっか遊びに行こうぜ」
「えっ……と、うん、また遊ぼう……!」

……今度は、オレから誘ってみようかな。


 *fin*

Re: とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜【短編集】 ( No.473 )
日時: 2019/12/23 14:53
名前: ショート ◆8YNGNe.A5. (ID: UB7mX/Qq)
参照: 次はあさゆう+ショート

 **やきもち?**


 *―ショートSIDE―*


――――7月下旬の昼下がり、ほしぞら魔法学校にはいつも通り(?)客人が来ていた。
いつもと違うところと言えば、今日はゆうきがいないというところ。

「あさひ、どうしたの? 今日はゆうきいないのに……」
「ゆうきがいないと来ない人みたいになってない!?」
「実際今までそうじゃん……」

今までゆうきがいない時に来たことがあっただろうか。いやない。絶対にない。

「まぁ確かにそうかも……でも今回はショートに用があって来たんだよ!」
「え、あたし?」
「うん。来月ゆうきの誕生日があるでしょ? サプライズでお祝いしたくて……お買いもの、手伝ってほしいんだ」

結局ゆうきの話である。いやまぁあさひといえばゆうきみたいなところあるからね……通常運転なんですけどね……。

「それはいいけど……なんであたしも行くの? あさひが選んだ方がゆうきも喜ぶと思うけどな」
「うーん、僕は女の子の好みとかよくわからないからさ。ショートも一応女の子だしと思って」
「一応って! 一応って!! 失礼じゃない!!?」
「あははごめんごめん。とにかく、女の子からの意見もほしくて」

まったくー、お願いしに来てるのになぜ貶すのか! でも冷静に考えたらあたし世間一般の女の子の好きなものとかよくわからない気が……。
あ! でもゆうきは世間一般の女の子とは言えないしあたしでいいのか!

「で、いつ行くの?」
「8月の一番最初の日曜日はどう?」
「うーん、その日だったらいいよ!」
「じゃあ悪いんだけど、その日にApple魔法学校に来てくれないかな? デパートが開く時間帯くらいでお願い!」
「いいよ! でもなんでそっちの魔法学校に?」
「こっちだったらゆうきに見つからないでしょ? 見つかっちゃったらサプライズにならないよ〜
 ってわけで、ゆうきに見つからないように来てね!」
「確かにそうかも……分かった、じゃあ8月の一番最初の日曜日ね!」

あさひって勝手に何も考えてないタイプの人だと思ってたけど意外と考えてるんだね!
それにしても、Apple魔法学校ならゆうきに見つからないって言い切るってことはゆうきはあさひのところに全然いかないってことなのかな……。
なんかそれはそれでさびしくないのかな、あさひは……。
でも、他人の人間関係にあたしがあれこれ言うべきじゃないよね! あさひに満足してもらえるように頑張らなくっちゃ!


 *


――――時は経ち、8月の第1日曜日……あたしはコソコソと、音をたてないように自室のドアを閉める。
そう、ゆうきに見つからないため……というより、よく考えたら学生寮の誰にも見つからないようにした方がいいかもしれない! 行先聞かれたら困るし!

「……よし、誰も見てないよね……!」

周りに誰もいないことを確認し、始まりと終わりの扉を開く。
頑張っていいもの選ぶぞー!

Re: とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜【短編集】 ( No.474 )
日時: 2019/12/26 12:23
名前: ショート ◆8YNGNe.A5. (ID: UB7mX/Qq)
参照: やるやる詐欺…

Apple魔法学校の学生寮に着いたあたしは、真っ先にあさひの部屋へ向かう。
よく考えたら、あさひの魔法学校って全然来たことないなぁ……まぁ作りとかはほぼほぼ変わらないけど!

「あさひー、来たよ!」
「あっ、ショートおはよう! わざわざゴメンねー……って、なんかいつもと見た目違くない?」
「あっ、あー……これは変装のつもりってゆーか……あんまりここ来たことないから意味ないかもだけど……あたしってバレないように?」
「あはは、そういうことかー! なんかごめん……でもありがとう!」

普段は結っている髪の毛をおろし、この前買った服を着てみたのだ。
自分的には、パッと見ではあたしって分からないんじゃないかな……!? という感じの出来である。
全然来たことないとはいえ、来たことはあるからね……!

「じゃあとりあえずデパートに行こうか!」
「うん! なんかいいもの売ってるかなー? ゆうきとてんまを確実に起こすグッズとか……」
「それはどんな魔法を使ってもムリなんじゃ……?」

魔法ですら……!? ていうか、あさひにすらそんなことを思われてる2人って……。
しいて言うならりんねを召喚するくらいだけど、りんねは朝忙しいからなぁ……ていうか、だからあたしが起こしてるわけだし。
2人の夜更かしには困ったもんだよ。

「おおー! デパートついた! ほしぞら魔法学校のとこと全然変わんない!」
「おんなじデパートだからね……とりあえず中入ろう」
「そうだね!」

ハロゲンデパートの中に入ると、なんか高級そうな音楽が流れている。このへんもほしぞら魔法学校の近くにあるデパートと一緒だな!
でもやっぱ置いてるものは違うよね!

「あさひって普段どういうもの買うの〜?」
「ええー……どうだろう、デパートだったらやっぱCDとかかな? あとは楽器とか……」
「そっか、そうだよねーあたしもそんな感じかな! あんま頻繁に家具とか買うのめんどくさくて……」
「僕も模様替えとかあんまり好きじゃないかも……集めるのもめんどうだし」
「あはは、変なとこ気が合うね!」
「確かにね! あっ、これとかどう?」

あさひが指差したのは、装飾がゴテゴテした感じのナゾの人形……しかもなんだか不気味な雰囲気を醸し出している。
あさひって……プレゼント選ぶ才能皆無?

「い、いや……これもらって喜ぶ女子この世に存在すんのか? っていうレベルのもんだよこれ……」
「えっ、そうなの!? 僕はこの不気味な感じが可愛いなぁと思ったんだけど……プレゼント選びって難しいね」

そういう次元の問題か!? ていうかあさひが不気味って言ってるじゃん! なぜそれを彼女に渡そうとするかな!?
最初はあさひが一人で買った方がいいと思ってたけど……やっぱりあさひにプレゼント選びは無理だね!!

Re: とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜【短編集】 ( No.475 )
日時: 2020/02/12 12:24
名前: ショート ◆8YNGNe.A5. (ID: j2lE.5aw)
参照: 書き溜めできん

「でもゆうきへのプレゼントかぁー……どんなのがいいのかなぁ。あたし的には部屋の片づけしてほしいから掃除機とかでいい気がするけど」
「たぶん掃除機なんかあげても使わないよ……」

それは言えてる。間違いなく使わないわ! 掃除機がホコリかぶりそうだよね!
でも、ゆうきって何が好きなのかな……人に嫌がらせすること以外になにか好きそうなことってあったかな?

「もうさー、テキトーにあさひがゆうきに着てほしい服をコーデして買ってあげればいいんじゃない?」
「なんかプレゼントに服ってパパ活感ある気がするんだけど……!」
「た、確かに……えー、じゃあどうしたらいいんだ……」

なんか難しいなこういうのって……そもそも世の中の男性は恋人にいったいどういうものをあげるんだろうか……そういう経験ないし分からない……。

「あっ、じゃあこれでいいんじゃない? このオルゴール! めっちゃキレイじゃん!」
「わぁ、本当にキレイだね! 大きすぎないし、サイズ的にもちょうどよさそう!」

そういってあさひはニコニコしながらオルゴールのお会計をする。
なんとかよさげなのが見つかってよかったー! 音楽は嫌いじゃなさそうだし、悪くはないよね? 楽器はたくさん持ってたし……。

「ショートのおかげでいいのが買えたよ! ありがとう!」
「どういたしまして。そういえばケーキとかはあげないの?」
「あっ、そうだよね! 予約していこうかな……」
「じゃあ行ってみよ!」

売り場を移動し、ケーキ屋さんにやってくる。ショーケースに入ったケーキはどれもすごく美味しそうだ。
なんだったらあたしが食べたい!

「そういえば、前にりんねがケーキを作ってくれたんだけど、そのときゆうきが白いケーキよりもチョコケーキのほうが好きだって言ってたかも」
「そうなの? じゃあチョコレートのやつにしようかなぁ」

あさひがケーキの予約を終え、あたしのところに戻ってくる。

「予約してきたよー! そろそろお腹すいたよね、何か食べる?」
「あっ、じゃあラーメン食べたい! 海いこーよ!」
「いいけど……なぜラーメン……?」
「最近食べてなかったなーって思って! さっ、行こ!」

あたしはあさひの腕を引いてデパートから海へ駆けていく。
暑い中熱いもの食べるのちょっとアレだけど……。たまにはそういうのもいいよね!

「ひげまる! しょうゆラーメン1つちょーだい!」
「ひげまるて……あっ、僕はみそで」

ひげまるが苦笑いをしながら注文したラーメンを作る。
しまった、ほしぞら魔法学校いるときのノリで頼んでしまった。ほしぞら魔法学校では友達みたいなもんだからなぁ……。なんか面白いウワサ流れてないか聞くためにしょっちゅう通ってるし。ラーメンは食べてないけど。

「二人は仲良しだねぇ、恋人同士なのかい?」
「えっ! 違うよ! あさひにはゆうきっていうゴリラみたいな彼女がいるよ」
「ご、ゴリラみたいなって……ひどいよショート!」
「あっごめんごめん。日頃の恨みが……」

昨日もゆうきにイヤガラセされたんだよね!
ほんと、あさひはゆうきのどこが好きなのかなー

Re: とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜【短編集】 ( No.476 )
日時: 2020/02/28 08:15
名前: ショート ◆8YNGNe.A5. (ID: j2lE.5aw)
参照: ブログも書くよ

**ほしぞら魔法学校10th Anniversary**


ショート「本日、2020年2月28日!」

ゆうき「この“ほしぞら魔法学校”は……」

りんね&てんま「10周年を迎えました!」

沙桜「長いようで短かった10年……早いなぁ!」

ショート「10年経つのに全然進歩がないよねこの作品、ていうか沙桜」

てんま「それな。当時……13歳? えっ、13歳の中身のまま23歳になったってことか?」

ゆうき「恐ろしすぎるわね。こいつ絶対社会不適合者よ」

沙桜「散々だな!? とにかく、2010年2月28日から10年ですよ! 確かこの日、日曜だったんだよね。なんか一日中カキコに入り浸ってた記憶がいまだにある」

りんね「途中で雑談しすぎって怒られてたわよね……」

ショート「確かさ、原作に忠実に書くためにゲームで新しいキャラ作って転入するところまるまるパクってたよね」

てんま「そのとき作ったキャラたぶんオレだよ」

沙桜「そうなんだよ〜〜どんくらいとんがりボウシ要素? 入れたらいいか分かんなくてさ〜! とりあえず丸写ししたよね。途中の出来事あんま覚えてないけどこのちょうど10年前の日のことはすっごく覚えてる!」

ゆうき「でもなんもかんも飽き性なのによくやるわよね。ゆうて1年更新しないとかあったけど……」

ショート「確かにそうだよね。10年以上続いてるのって絵を描いてる(?)こととほしぞら魔法学校だけかもね。沙桜にしては本当に珍しい」

沙桜「それなー! でもこれは見てくれる人がいるからなんだよ〜そりゃまぁ10年経てば見てる人は変わってると思うけどさ。この世の誰かが私の作ったものを見てくれてるってめっちゃ幸せなことだよ〜」

てんま「てかどうせやるならもっと真面目にやれよ! なんだよこの更新頻度は」

りんね「趣味とはいえ放置しすぎよね。2019年はまだマシな方だけど」

沙桜「それなんだけどさぁ……まじで集中力どっかいってるんじゃない?ってくらい家にいるときのやる気のなさが問題なんだよね。集中力なさすぎてあさゆう過去編から会社で昼休みに書き溜めてるもん」

ショート「会社で書き溜めてるのはなんか言ってたよね。せっかく時間のある会社に入ったのにこの体たらく」

ゆうき「どうせ書かないならお金稼げるところに転職すればいいのに……」

てんま「いや、こいつが金稼げるようなところで働けるわけないだろ……無能だし」

りんね「確かに。なんのスキルもないし、下手に転職とかしたら金も時間もない人になりそうね」

沙桜「言いたい放題!! でもまぁ実際その通りなんだけど……。中3の時とか受験生で今より忙しかったはずなのに小説も絵も両方やってたなぁ……体力なくなったのかな」

ゆうき「そういえばそうよね。なんで今の方が時間あるはずなのにできないわけ? 無能?」

沙桜「ひどすぎる! たぶんだけど、学生時代は夜中まで起きてても通学時間とか授業中に寝てたからってのもある気がする。さすがに会社勤めしてて仕事中に寝るのは不可能だから、夜更かしできなくなったってのもありそう」

てんま「大した仕事はしてないけどな……」

ショート「でもさぁ、帰る時間だけ考えたらバイトしてた高校生時代より、だいぶ早くなったよね? 毎日定時で帰ってたこともあったじゃん。今は違うけど」

沙桜「そうなんだよねぇ、何がダメなんだろ……やっぱり集中力がなくなったのかな。車の免許とってから自転車も乗らなくなったし、体力も相当落ちてそうだよ」

りんね「なんか沙桜の言い訳コーナーみたいになってない? 10周年なのに……」

ショート「ホントだ! 10周年なのに言い訳なんかしないでとっとと書きなよ!」

てんま「そもそもこれいったいなんのコーナーにするつもりだったんだよ!」

沙桜「よくわかんなーい! とりあえずめでたいねってことで」

ゆうき「たぶん10年のうちの5年はほとんど書いてないと思うわよ……。ちょうど5年前が高校3年生だからね」

沙桜「うわ時の流れおっそろし! 10年のうち5年が学生、残り5年が社会人って感じかな、残りの5年のはやさよ!」

ショート「次の10年はもっと早そうだよね。ていうか、まだ10年やるのかな……」

てんま「全然進めないからやってるかもしれん。10年後、沙桜は生きてんのかな」

りんね「やるならきちんとやりなさいよ。中途半端なのは一番よくないわ」

沙桜「ごもっともすぎる! いやでもさすがに10年後は生きてると思うんだけど!」

ショート「なんかただの言い訳コーナーになっちゃったけど、たぶんまだ続くので、よろしくお願いします!」

てんま「よろしくお願いしまーす」

沙桜「ではでは!!」

Re: 【10周年】とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜 ( No.477 )
日時: 2020/03/10 12:31
名前: ショート ◆8YNGNe.A5. (ID: j2lE.5aw)
参照: 時間の使い方が下手すぎるのでわ

「「ごちそうさまでした」」

あたしもあさひも大体おんなじスピードで食べ終え、屋台をあとにする。
もうおなかいっぱいー!

「あさひー、食後の休憩しよ。もう動けない」
「そんなに!? まぁいいけど……砂浜だから座ったら服汚れない?」
「まぁそうだけど……仕方ないよ。ここに座っちゃおーっと!」

そう叫んで砂浜の上に座る、と……日差しをたっぷり浴びた砂浜は、はちゃめちゃに熱かった。

「あっつーい!」
「まぁ夏だもんね……意味あるか分からないけど、砂の上にこのタオルしいて座ったら?」
「え、でも……タオルが汚れちゃうじゃん」
「いいからいいから。ほら、休憩したいんでしょ?」
「う、うん……ありがとう」

あさひ、優しいなぁ……。まずタオルを持ち歩いてることもすごいけど! ハンカチならわかるけど、これフェイスタオルくらいの大きさだよ……。

「ところでショートはてんまに告白しないの?」
「はぁ!!?? すっ、するわけないでしょ! 突然何言い出すの!?」
「えっ、でもてんまのこと好きなんでしょ?」
「それは………………そうだけど……」
「だったら言っちゃえばいのにー」

他人事だと思って……! あさひはゆうきに好かれてるから分からないだけだよ絶対に!
嫌われてる人に、そんなこと言えるわけないじゃん……。

「てんまってあんなんでも他にてんまのこと好きな子いるんじゃなかったっけ? とられちゃうんじゃない?」
「とっ、とられるって……まぁ確かに、カッコ悪いしウザいし朝は起きないくせに何人もの人に好かれてるなんて恐ろしいよね……」
「ショートもそのうちの一人じゃないの!!?」
「うっ……なんであんなヤツ好きになってしまったんだあたしは……もっとイケメンで優しい人を好きになればよかったのに……」
「自分の好きな人を貶した挙句否定しだした……」

どんだけひいき目で見てもイケメンではないよね……。優しいときもあるけどたまーーーにだし、優しくない時の方が圧倒的に多い! 人生ってうまくいかないものだよ……。
でもなぜか嫌いにはなれないんだよね……。

「ところでこのあとどうする? とりあえずプレゼントとケーキは買ったけど……」
「バースデーカードとかはどうかな? 意外とゆうきそういうの好きそ〜!」
「ショートの口からそんな可愛らしい感じの単語が出てくるなんて……」
「どういう意味だい?」

あさひは人に頼んでおきながらめちゃくちゃ失礼だなっ! あたしだってバースデーカードくらい知ってるわ!!
もらったことはないけど……。

「でもそういうのもいいね! それも選ぶの手伝ってよ〜」
「しょうがないな……ゆうきはゴリラみたいだからプロレス風でいいんじゃない?」
「そもそもそんなのある!?」
「ないかもしれない」

もしあったらあたしが買いたいな。それでゆうきにバースデーカードをおくりつけてあげたい。
最終的には殴られそうだけど……。

Re: 【10周年】とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜 ( No.478 )
日時: 2020/03/13 12:42
名前: ショート ◆8YNGNe.A5. (ID: j2lE.5aw)
参照: 修羅場が書きたかった

結局、あさひは可愛らしい感じのメッセージカードを買っていた。そんな可愛いのゆうきみたいなゴリラ女には似合わないでしょうに……。

「あさひー、絶対そんな可愛いのゆうきに似合わないよー! もっとこう……せめてゾンビみたいな……」
「さっきの提案よりヒドくない!?」
「そんなことないよ、これでも足りないくらいだよ」
「ヒドすぎる!」

あさひだって散々殴られたりしてるのに……よくあんなの好きでいられるなぁ。もはやDVとかそういうアレな気もするのに……。
あたしが男だったら絶対イヤだ……。

「もういろいろ買ったし、そろそろ帰ろうかな、あたし」
「あっ、ちょっと待って〜! 一日付き合ってもらったし、お礼させてよ。僕の部屋にケーキあるから一緒にお茶しよ?」
「え? いいの? 行く!」
「じゃあ行こう〜」

 *

あたしたちがあさひの部屋に着くころには、若干日が傾きかけていた。
思ってたより長時間買い物してたなぁ……。

「急だから片付いてないけど、あがって〜」
「お邪魔しまーす」

案内されたあさひの部屋はかなりキレイに片付いてて、とても清潔な印象だ。どこぞのゴリラ女とは大違い。

「ショートはモンブランとフルーツタルト、どっちがいい?」
「フルーツタルトがいい! てか、なんでそんなオシャレなものがあさひの部屋に……?」
「昨日クラスメイトにもらったんだ〜」

うらやましい! あたしもスイーツくれるようなクラスメートが欲しいよ!
あたしがもらえるのは暴言と暴力くらいだよ! 格差社会!

「このタルトめっちゃ美味しい〜!」
「それはよかった」
「ところで前から気になってたんだけど、あさひはゆうきのどこが好きなの? あたしが男だったら絶対嫌なんだけど……」
「えぇ〜、なんだかんだいって優しいところとかかな?」
「ゆうきが優しい……!?」

1ミリたりとも共感できない……! あさひにしか見せない優しさとかがあるんだろうか……。それとも暴力振るわれすぎて当たり前のことが優しく感じるとかそういう感じ!?

「ゆうきが優しくしてるところなんて想像できないんですけど……」
「ゆうきは照れ屋だからかもね〜」
「そういう問題!? 照れてるから嫌がらせしてくるの!? 嫌な照れ方だな!」
「散々だね……。でもゆうきがショートとてんまのこといじりたくなる気持ちは僕も分かるよ」
「ええ……似たものカップルめ……」

結局類は友を呼ぶ的なやつなの? やっぱりあたしにはゆうきのいいところなんかよく分かんないよ!

 *

その後何時間かおしゃべりをして、気付いたら外が真っ暗になっていたことに気付いたあたしは急いでほしぞら魔法学校の学生寮に帰ることにした。

「今日は付き合ってくれてありがとう。当日は頑張るよ〜」
「うん、あたしもケーキとかありがと! また遊ぼうね!」

そういってあさひの部屋を出た瞬間、あたしの目の前にはいるはずのない人物がいた。

「なんでここにショートがいるわけ?」
「ゆうき……!?」

Re: 【10周年】とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜 ( No.479 )
日時: 2020/03/26 12:34
名前: ショート ◆8YNGNe.A5. (ID: j2lE.5aw)

「ゆうきこそ……なんでここに……」
「質問してるのはあたしよ。なんでいるの?」

うっ、どうしよう……来てる理由を話したらあさひの計画がすべて台無しになってしまう……。けど、このままじゃどう考えてもヤバいし……殺されてしまう!
何かゆうきを納得させる理由を考えなくちゃ……!

「ゆうき、ショートはちょっと遊びに来てただけだよ……」
「は? ショートが朝からこっちにいなかったの知ってるから。どう考えてもウソでしょ」
「それは、その……」

あさひがやられてしまった……! ゆうき、今日はほしぞら魔法学校にずっといたのか……ヘタなウソついたところで怒られるのは目に見えてるし……。

「もういいわ。どうでも……じゃ、あたし帰るから」
「えっ、ちょっとゆうき……!」
「触んないでよ! ショートもあさひも、もう二度と顔見たくない! ショートなんかApple魔法学校に転入すればいいじゃない!」

ゆうきはそう言って走って帰ってしまった。
どうしよう……まさかこんなことになるなんて!

「あさひ……、ごめんねあたしのせいで……」
「ショートは悪くないよ。全部僕が頼んだことなんだし。むしろ、今日のこと言わないでいてくれたのは僕のためでしょ?」
「それは……そうだけど」

こんな状態じゃほしぞら魔法学校に帰りづらいなぁ……どうしよう。ゆうきのことだから他の人にあたしたちのこと言ったりはしないだろうけど……ゆうき自身が絡んでることだし。かといってゆうきに会うのはめちゃくちゃ気まずいし……!
もういっそ杜若のところにでも泊めてもらおうかな……。

「あさひ、あたしはもう帰るね」
「えっ、大丈夫? って僕が言えた事じゃないけど……その、気まずくない?」
「いや、気まずいんで杜若に事情話して泊めてもらおうかと」
「ショート……そういうとこだよ」
「えっ、何が?」

あさひは呆れた、というような表情をしている。あたし何か変なこと言ったかな……。
植物魔法学校なら杜若と菖蒲がいるし、いいかなって思ったんだけど。

「まぁ杜若ならなんもないでしょうけど……気を付けるんだよ? いやまぁホント僕が言うべきじゃないけど」
「? よくわかんないけど分かったよ!」

こうしてあたしは植物魔法学校へ向かうことを決意した。


 *



 *―ゆうきSIDE―*


――8月のとある日、あたしは珍しく早起きした。それもこれも、すべててんまから聞いた話が原因だ。なんでも、何日か前にあさひがほしぞら魔法学校に来ていたらしい。その日はジュディのところに遊びに行っていたため、あたしはここにいなかった。そんな時にあさひが来るから珍しいと、二人の様子をうかがっていたらしい。
まぁたぶんてんまのことだから、ショートとあさひが話していること自体が気に食わなかったから見ていただけかもしれないけど。

「あ、出てきた……」

物陰からショートが部屋から出てくるところを観察する。普段は制服ばっかり着ているのに、なぜか今日は私服を着ている。
てんま曰く、Apple魔法学校に行くらしいがなぜわざわざ外見を変えているのだろうか。
そんなことを考えていたら、あっという間にショートはApple魔法学校へ行ってしまった。
どうしよう、どこまで追いかけようかしら……。

Re: 【10周年】とんがりボウシ 〜ほしぞら魔法学校より〜 ( No.480 )
日時: 2020/04/14 12:26
名前: ショート ◆.6fuTxk7mA (ID: j2lE.5aw)

このままショートの後をつけて、Apple魔法学校に行くべきか、はたまたほしぞら魔法学校に残って、帰ってきたところをつかまえるべきか……。

「ん? ゆうき何してんだ?」
「てんま!? アンタこそなんでこんな時間に起きてんのよ」
「いやそれは……た、たまたまだよ。で、ゆうきは何してんだよ」
「どうだっていいじゃない! 早くどっか行きなさいよ!」

本当、うっとうしい男ね! 普段は夕方とかに起きてくるくせに……って、ん? それはあたしもか……。
ってことは、もしかして……。

「ねぇてんま、もしかしてショートが出かけたことが気になってるの?」
「うっ、そんなこと……ないけど?」
「ウソおっしゃい、完全に目が泳いでるじゃない。この前あさひがここに来てたってやつでしょ?」
「なんで分かるんだよ! ハッ! まさかゆうきもか? あさひのとこに行くアイツが気になってんだろ」

クッ……! こんな鈍感クソ男に感付かれるなんて。こういうときこそその無駄な鈍感力を活かしなさいよ!
というか、これじゃあさひのことが好きみたいじゃない……!

「普段はあさひのことボロクソ言う割にいざこういうことになると気にするのか……ゆうきこそもっと素直に」
「うるっさいわね! 別に気にしてないわよ! あさひのことなんかどうだっていいし!」
「そういう割にさっきアイツのことガン見してたじゃねーか。別に誰かに言ったりしねーし……ゆうき、今日だけ協力しようぜ」
「はぁ? 何言ってんの?」

なんであたしがてんまみたいなアホ男に協力なんかしてやらなきゃいけないわけ? 意味分からないんですけど!

「ゆうきがコッソリApple魔法学校に行ってあの二人がどんな感じだったか調べてきてくれよ。そしたらここで悶々としなくてすむだろ」
「だったらてんまが行ったらいいじゃない……」
「尾行とかゆうきの方が得意そうだろ。二人で行ったらバレそうだし……だからいいだろ?」
「しょ、しょうがないわね……そこまで言うなら行ってやってもいいわよ」

まぁあたしも実際のところだいぶ気にはなるし……。会話聞けるほど近くまでいたらバレそうだし、雰囲気しか分からないかもだけど、それだけでも分かれば十分よね。

「じゃあよろしくなー」

てんまにそう言われ、あたしはApple魔法学校へ向かう。学生寮に着くころ、ちょうど二人が学生寮を出るところだった。ナイスタイミング!
あの二人はいったいどこへ行く気なのだろうか。

 *

――あれから数時間、あの二人をつけてみたけど……正直よくわからない。デパート行ってオルゴールを買ったかと思えば、ケーキ屋に行ったり……あの二人の目的は何?
なんか、雰囲気的にはあまりデートっぽい感じしないんだけど……仲良さそうに話してはいるけど、単なる友達って感じなのよね。

「あっ、二人がまた移動する……!」

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