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【Fateシリーズ】 友愛リメンバー 【学園パロディ】
日時: 2014/03/07 20:06
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

何処かの世界、何処かの場所。
其処には不思議な学園があるのです。

これはそんな学園での、馬鹿馬鹿しいほど平和で、呆れ果てるほど混沌な、日常のお話。


はい、そんな訳でfateシリーズで学園パロディはじめました。
staynight、zero、extraから、出せる限り多くのキャラクターを出してみたいと思っています。



*メインキャラ紹介*

エミヤ
私立運命学園高等部二年。この話の語り部にして無二の常識人。
弓道部に所属しており、腕前は確か。ただし喧嘩の際は双剣を使うという謎の仕様。
皮肉やだが世話好き。少々自虐的な面があるが最近は改善されている。
というか周りが騒がしくてそれどころではない。
趣味は料理、電化製品弄り。
ひとつ年下に双子の妹がいる。

クー
エミヤのクラスメイト。諸事情により教会に居候している。
陸上部所属。投槍の選手で基本的に百発百中。
苦労人、というよりは不憫枠。居候先の神父と彼が作る麻婆豆腐を心の底から恐れている。
趣味はナンパと釣り、バイト。
渾名は兄貴。とてつもなくイケメンな親戚がいるらしい。

ギルガメッシュ
エミヤのクラスメイト②。クーとともに教会に居候している。
部活動には入っておらず、基本的に暇している。ひとつ年下のアルトリアが好きなアニメのヒロインにそっくりな為一目惚れ。しかし相手にされていない。
趣味は株トレードとアニメ観賞、子供たちと戯れること。
子供達からは王様と喚び慕われている。

アルトリア
エミヤの後輩。
可愛らしい顔立ちだが幼い頃から剣道を習っており達人の領域。凛々しい性格から地元の道場ではファンクラブも設立されている。
結構な健啖家で、エミヤ達兄妹の作る料理が大好物。
趣味は鍛練とライオングッズ収集。
タコとギルガメッシュが死ぬほど嫌い。

オリキャラ
アラヤ/アラタ
エミヤの妹で双子。顔の作りや声はほぼ同じなので見分け方は髪型くらい。ただし性格は真逆。
アラヤはハイテンションで周囲を巻き込んでトラブルを起こすトラブルメーカー。ギルガメッシュと仲がよい。アラタはローテーションで若干人見知り。メデューサと仲がよい。
アラタの趣味は料理とゲーム、アラヤの趣味は料理と読書。
二人とも結構なブラコン。エミヤを害する相手に容赦しない。

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Re: 【Fateシリーズ】 友愛リメンバー 【学園パロディ】 ( No.1 )
日時: 2014/03/07 20:11
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

「助けてくれエミヤ…!」
絶望しきったような表情を浮かべて私の机に突っ伏せる青くて長い髪。触れたらさぞ柔らかいであろうが、それ以前に邪魔くさいとか殴りたいとか鬱陶しいとか、そういう感情が沸き立つのは恐らくその髪の持ち主が同い年の、しかも筋肉質な男だからに違いない。ついでに言うなら、毎日のように同じことをされていると言うのも要因の一つだろう、誠に腹立たしいことに。
「またかね、クー」
「なんでお前そんな絶対零度なんだよ!?おまっ、あの物体Xもといこの世全ての悪意がこもった殺人麻婆の恐怖を知らねー訳じゃねぇだろ!?」
ふむ、出来るだけ煩いとか帰れとか他を当たれとかそう言う感情を出さないように努めたが難なく看破されたらしい。涙で潤んだ深紅の瞳にぎろりと睨まれてしまえばこちらとしてもなにも言えない。
黙って多目に作ってある弁当を差し出せば礼もそこそこにがっつきだす腐れ縁…もとい幼馴染みに溜め息を吐き出して。
「どうせあちこちでナンパなぞしているのだから、そろそろ落ち着いて恋人でも作って、そして料理でもしてもらったらどうかね?」
「じゃあまずテメーと同等かテメーよりうめぇメシ作れる女紹介してくれ」
勿論、ツインズはなしでな。と宣った駄狗の頭に、私は今度こそ拳骨を降り下ろした。

【弓兵と槍兵と昼休み】

Re: 【Fateシリーズ】 友愛リメンバー 【学園パロディ】 ( No.2 )
日時: 2014/03/07 20:11
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

双子というとどんなものを想像するだろうか。声も顔も良く似た二人、性格が似ているというのも珍しくはないだろう。
ところで少々メタな話にはなるが、君達はタイプムーン公式のエイプリルフール企画に参加し、実に興味深いアメリカでの聖杯戦争(それも金色のジャイアニズム溢れるかのAUOが主役の話)で盛大に型月ユーザーを釣った某氏の作品を読んだことがあるだろうか?
主人公がデュラハンで舞台が池袋なあれである。ああ、何故知っているかと問われると答えは単純で、クラスメイトの金ぴかに押し付けられ暇潰しに読んだからである。
…と、それはまあさておき、その物語に出てくる真っ黒で何処かで聞いたような…具体的には型月において大体どの世界でも噛ませな役で出てくるワカメに似た…声の情報屋の双子の妹を知っているだろうか。
知っている人はそれを、知らない人はとりあえず凄まじく強烈な双子を想像しておいてほしい。
そして、そんな強烈な双子が…私の妹に、いるのだ。

「兄さーま♪」
「やっほ」

私と同じように癖の強い銀髪がふわふわと揺れる。猫のようにくるくるとした金色の瞳はやや薄暗く、その色だけは鋼色だという私とは違う。
鏡合わせのような二対のそれが、額に手を当てて俯いた私を見上げ、片方がにんまりと悪戯そうな、片方が呆然としたような表情を浮かべていた。
「何をしに来たのかね?アラヤ、アラタ」

「何って…王様からメールで麻婆が食べれると聞きまして!」
私の問いに満面の笑みを浮かべたのは銀の髪を無造作にひとつに結った少女。名はアラヤ、敬語キャラの癖に愉快犯、事態を掻き回すのが大好きという誰得な性格だ。
「兄さんは止めるからこういうときしかたべられないしね」
補足をするようにぽつりと呟いたのは銀の髪を一つにまとめ、器用に三つ編みした少女。名はアラタ、ぶっきらぼうで物静かだが妙な行動力のある性格で、下手をすると一番危ない。
ねー、と顔を見合わせて首をかしげる姿は身内の贔屓目なしに可愛らしいと思うが、中身が中身なだけに素直にそう評せない。

「……というかあの殺人麻婆をよく食べられるな」
「知ってます?あれ外道なら食べられるんですよ??神父さんとか、某メイガスキラーとか、私達とカラーリングが同じな事に最近やっと作者が気付いたシスターとか」
「でも、個性的な無個性の某ザビエルさんとかも食べてたんじゃなかったっけ?」
「でもザビエル様達も選択肢によっては中々愉快犯ですよ?」
「確かにそうかも…なんせ『爆ぜてアーチャー』とか『もしかして———分裂!?アーチャーはプラナリアだったの!?』とかいっちゃうもんね」
「なんの話か分からないというか分かってはいけないと月の向こうから私に良く似た誰かに囁かれているが…ともかく、もういい分かった」
盛大に広がるメタワールドを縮小すべく二人を止める。ゴクリンっぽい何かでも乗り移ったんだろうか、というかそもそもこの話通じるんだろうか。
さておき。
「クーも麻婆豆腐だとか言っていたから貰ってくるといい。そして風通しが良く人が来ないところでのんびり食べてきたまえ」
授業に遅れぬようにな、と付け加えると二人は強く頷いて教室に飛び込んだ。

【弓兵と双子と昼休み】
(教室のなかから聞き慣れた悲鳴が聞こえた気がした)
(気のせいだということにしておこう)

Re: 【Fateシリーズ】 友愛リメンバー 【学園パロディ】 ( No.3 )
日時: 2014/03/09 23:29
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

「ふははははははは!食らえ駄狗!!これぞ我がGOBよ!!」
「ちょまっ、止めろ金ぴか!っつか何処からそんな阿呆みたいな数の竹刀を…いでっ、いでででで!?投げんな!いてぇ!!」
「っつーか、GOBってなんなんスか」
「よい質問ぞロビン!GOBとはゲートオブバビロンの略で…」
「あ、はい。アンタが本格的に救えないレベルのバカってことが分かったんでもういいです」
「バカとはなんだバカとは!」
「良いから助けろロビンー!!」

あぁ、頭痛が痛い…間違えた、頭が頭痛だ。
現在、体育の選択授業。本日の科目は剣道、ないし弓道。弓道部たる私(と、ロビン)は強制的に剣道になったわけだが、面子が面子であるせいで状況は上記の通り混乱を極めている。
「……戯けめ」
はあ、と溜め息を吐き出すがこの喧騒のなかでは誰にも届かないだろう。やれやれと首を横に振って立ち上がり、素振りを再開すべく竹刀を構え……「ふむ、相も変わらず賑やかな者共だ」……背中から聞こえた声に振り返る。
「そうは思わないか?エミヤよ」
「賑やかというよりは騒々しいさ」
からからと笑う男に思わず苦い顔をしたのは仕方ない。
男の名は佐々木小次郎…運命学園の剣道部特別顧問にして、OBである。
私はなんというか、彼のことが得意ではない。性格的な相性か、はたまた私とは相容れぬ考えを持つからか、それは定かではないのだが。
「…止めてこようか、佐々木顧問」
「いいや、構わん。あれはあれで泡沫の時を楽しんでいるのだろう」
「周囲に迷惑だがね」
「なに、気にするな」
ひとこと、ふたこと、何となく続く言葉の応酬だが、何故だかそれが禅問答のような気さえする。
「難しく考え過ぎぬことだよ。時は流れるもの、取り戻せぬもの。今しか出来ぬことをするもまた、一興よ」
眉をしかめた私のことを見下ろして、如何にも楽しそうに、彼はそう言うのだ。

【侍と弓兵】

Re:【Fateシリーズ】 友愛リメンバー 【学園パロディ】 ( No.4 )
日時: 2014/03/15 23:50
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

小ネタ集

【今日は風が騒がしいをやってみた】
アラヤ「今日は、風が騒がしいですの…」
アラタ「でも少し…この風、泣いています」
ギル「急ぐぞアラヤ…どうやら風が街に良くないものを運んできてしまったようぞ」
アラヤ「急ぎますよ、風が止む前に…!」
クー「おーいギルガメッシュ、帰りコンビニ寄るんじゃねえの…」アラヤ「せいっ!!」クー「…がふっ!?」

アラヤ「…なんという幸運E」
ギル「っつーかこれ我ら完全再現しておらんか?」


【しりとり】
アラヤ「どうして…こんなことをしたんです!?」
アラタ「好きでしたわけではない…!」
ギル「今となってはそんなものは言い訳に過ぎぬであろう?」
アラヤ「うるさい!アラタに…アラタに何をしたんですか!?」
アラタ「関係ない…アラヤには、関係ないよ…」
ギル「よかろう、ならば答えてやろう雑種!」
アラヤ「終末の王よ!貴様…!!」
アラタ「待って、これどんなストーリーだったっけ?」
ギル「け?け、け…」
アラヤ「王様あうとー」

エミヤ「何をしてるのかね、あの馬鹿どもは」
クー「中二しりとりだと」

Re:【Fateシリーズ】 友愛リメンバー 【学園パロディ】 ( No.5 )
日時: 2014/04/10 12:33
名前: 明星陽炎 (ID: w/AVokpv)

ツインズとエミヤとExtraサーヴァント達

【暴君皇帝様と!】
ネロ「おぉう!ツインズではないかっ!あとアチャ男!」
アラヤ「ご機嫌ようですのネロ様〜♪」
アラタ「こんにちは」
エミヤ「きみも相変わらずだな…あと誰がアチャ男だ」
ネロ「そなた以外に弓使いなどいなかろう!さておき余のクラスに何用だ?」
アラタ「ううん、タマさんに会いたくて」
ネロ「む、何故余には用事がなくてあの駄狐に用があるのだ!」
アラタ「た、タマさんに本借りてたから…」
ネロ「それでも!だ!!余は拗ねるぞ!?」
アラタ「うぅ、ごめんなさい…?」
ネロ「まあよい、では詫びとして今度余の家に二人で遊びに来るがいい!!」
アラヤ「えっ私もです!?」
ネロ「案ずるな!余は美しければ男も女も一人も二人も抱k」
エミヤ「情操教育に悪い上に君は私の妹に何をする気かね!?」
→※名前:ネロ・クラディウス。女。暴走する皇帝様と気に入られてるツインズ。


【良妻狐と!】
玉藻「あら失礼」
エミヤ「がふっ!?た、玉藻…」
玉藻「教室の入口にでかい図体がいたものでつい。何の御用です?」
アラヤ「タマモお姉さま〜!!」
アラタ「あ、タマさん」
玉藻「あらあらお二人!どうして此処にいるんですか?ハッ、まさかこの色黒スケコマシがなにか…」
エミヤ「アラタが!君に本を返したいらしくてな!!案内をしただけなのだがね!?」
玉藻「てめーにゃ訊いてねえんですよ黙っとけ色黒」
アラタ「うん、本を返しに来たの」
玉藻「それはそれはご丁寧に…どうでした?」
アラタ「とても面白かったです」
玉藻「ふふふそうでしょうそうでしょう、なんせこの本は私のご主人サマが手ずから選んでくださった本なんですからね!」
アラヤ「あの個性的な無個性が売りの彼氏さんです?」
玉藻「そう!その魂がイケメンな未来の旦那様です!きゃっタマモったらはしたない☆」
エミヤ「……その恋人も気の毒に」ボソ
玉藻「何かおっしゃいましたかアチャ男さん…?」
エミヤ「い、いやなにも!」
→※玉藻前。女。姉妹みたいな三人とあまり仲良くなれないエミヤ。


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