二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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リスキーゲーム【ボカロ】
日時: 2015/10/06 17:30
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

おはこんばんは、のれりです

今回はボカロ曲、『リスキーゲーム』の
自己解釈小説を書こうと思います。

~注意~
*荒らしはリターン
*亀更新になります!(断言)←
*コメント大歓迎です!

よろしくお願いします!

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Re: リスキーゲーム ( No.9 )
日時: 2015/10/02 20:00
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

>>riskyさん

おはこんばんは(⌒_⌒)

か、可愛らしいですか!?
お、男ですが…バーテンダー!どんまい!←名前が決まってませんww

ではでは!
コメントありがとうございました!

Re: リスキーゲーム【ボカロ】 ( No.10 )
日時: 2015/10/26 18:29
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

「あの?すみません……大丈夫ですか?」

カウンターから彼女の座る、席の方まで回って彼女の肩を軽く揺する。

が。
一向に目を覚ます気配はなかった。
今日は、彼女がもっともっとと、何度もジンライムを頼むのでそのたびに作ってしまった。きっと、酔いが回ってきて眠気に勝てなかったのだろう。
いつもなら、彼女は5杯ほど飲んだら帰ってしまうのに、今日は倍ぐらい飲んでいた。

「う……ん…」
「っ……!」

彼女のうなり声に、反射的に両手を上げる。
これじゃ、降伏しているみたいだ。やましい事など何もしていないが、気持ちよさそうに眠っている彼女の横顔を見ることに、何故か罪悪感を覚えた。

「あの、大丈夫ですか?」

もう一度、肩を揺さぶりながら声をかけた。
彼女の肩の細さに、何故かドキドキしてしまう。
女性の肩は、こんなにも華奢なのか。
自分の方と触り比べてみたが、そもそも骨の細さが違うのだと改めて思い知った。

するとふと、彼女のぷっくらとした淡いピンク色をした唇が目に止まった。なぜだか、目が離せなくなっていた。

怒られるだろうか?

起きてしまうだろうか?

寝込みを襲うなんて、男としてどうなのか……


そんな考えは微塵もわかなかった。

Re: リスキーゲーム【ボカロ】 ( No.11 )
日時: 2015/10/29 02:31
名前: 風死  ◆Z1iQc90X/A (ID: 3rsK9oI3)

雑談などではお世話になっています。
HN見たので思わず♪
ボカロ良いですよねぇ。リスキーゲームはそういえば本でも出てたっけ……
バーテンダーさん視点でお客様を映すというのが洒落ていて良いですねvv
更新頑張ってください。

Re: リスキーゲーム【ボカロ】 ( No.12 )
日時: 2015/10/31 20:31
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

風死様

おはこんばんは、コメントありがとうございます!

こ、こちらこそお世話になってますっ(*-ω-)*_ _)ペコリ

はい、ボカロは大好物なのです…ww
リスキーゲーム、小説化しているのですか!?
ほ、本屋に行かなくてはっ!

最近は、風も冷たくなってきましたので、風死さんも風を引かぬよう気をつけてくださいね。
更新頑張ります!

Re: リスキーゲーム【ボカロ】 ( No.13 )
日時: 2015/11/08 19:19
名前: のれり (ID: R4l9RSpR)

髪をそっとすくい上げると、サラサラという音が聞こえそうなほど、するりと手からこぼれ落ちた。
髪が動いた反動で、シャンプーの香りが俺の鼻孔を甘くくすぐった。

少しずつ、少しずつ。
彼女の顔へと自分の顔を近づけていく。
彼女の寝息がすぐ近くで聞こえて、自分の心臓の音が外へ漏れるのではないかと心配になる。

唇を固く結び、彼女の唇へそっと自身の唇を押し当てた。
ぷにりとしりた感触と彼女の熱が唇を介して俺に伝わり、その熱が全身に回ったようだった。

恥ずかしくて、死にそうだ。
たまらなくなって、彼女から一歩退き、両手で顔を覆い隠した。
一秒間にも満たないキス。
だけどそんな短い時間がとても幸せに感じた。

顔を覆っていた両手をおろし、彼女が起きていないか、確認する。





『彼女は目を開いてこちらを見ていた』





「ぁ…………え……?」

起きて……いた?
気づいた?気づいていた?


最悪だ、最悪だ
最低だ最低だ最低だ最低だ最低だ最低だ最低だ最低だ!!!!



あんなこと、するべきじゃなかった。
彼女の目が、攻めるように僕を貫く。

ああ…………俺は、最低な男だ。



「……!あ、ちょっと!」


俺は彼女の視線から逃げるように踵を返し、店から駆け出した。


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