二次創作小説(旧・映像)

DM エクストリーム
日時: 2015/10/03 05:53
名前: 彩都  

初めまして、そうでない人も初めまして、彩都(サイト)と申します。
DMはデュエルマスターズの略です。
オリジナルカードも出るかもしれません。
複雑・ファジー小説にて、『セカイ戦記』を執筆中ですので、こちらも宜しくお願いします。

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Re: DM エクストリーム ( No.271 )
日時: 2018/02/09 21:50
名前: 彩都  

「はっはー!勝ったぜー!どうだ水姫ぃ!これで俺が勝利した!だからレンに他の文明の事を教えるのは俺だー!」
光はそう言って、親指を立てる、水姫はそんな光を見て、肩を落とす。
「うぅっ……負けてしまいました……ってか、完全に二連敗……」
水姫はそう言って、溜息を吐く、するとアシュラが手を叩いて光を誉める。
「ふむ、素晴らしいデュエルだったぞ、二人共……でも、光、お前のデュエルの方が地味に素晴らしかったぞ?あのドロー連発に同じクリーチャーを三体も召喚する、という大胆な召喚方法、うむ、どれを取っても素晴らしいぞ?」
「はっはー!それは嬉しいねぇ!よし、レンよ!こっちに来い!光文明の素晴らしさ、教えてやる!」
光がそう言うとレンは、静かに二人に言う。
「いや、お前等じゃなくて、叔父さんに教えてもらうよ……一応世界救った程の実力を持つんだし、一応色々なデッキを扱えるでしょ?」
「はっ……はぁ!?なぁに言ってんだよ!それじゃあ、俺と水姫がデュエルする意味は……!」
「無かったに等しいね」
「嘘だー!」
レンの発言を受けて、光はその場で大絶叫する、そんな中、一勝達料理班は『お前等早く手伝ってくれ』と心の奥底で願っていた──

「はぁい、料理かんせぇい」
一勝がそう言って、机の真ん中に置く、真ん中に置かれたのは鍋だった。
「カレーを使っていたから、調理するのめんどくせぇし、カレー鍋にしてみた、これで少しは味のバリエーションも出来るだろう」
「うわぁ!?一人だけやべぇ!何か色々な料理に昇華してくるよ!?」
アシュラがそう言って、一勝の料理に驚愕する、コイツ、本当に人間か?デュエルも出来て、料理も出来るって……相当凄い人間じゃないか?アシュラがそう思いながら呆れていると、レンが言う。
「ふーん……カレー鍋ねぇ……在り来たりに感じる」
「お前、後で殴るわ」
「殴らないでよ叔父さん?もう少し面白い仕掛けがほしいなぁ、と思っただけだよ」
「コイツ……!なぁに、料理評論家みたいな事を言ってんだ!俺は普通の人間だっつーの!創意工夫なんて出来やしねぇ!」
一勝がレンに怒鳴ると、アシュラが驚いていた。
「えっ!?普通の人間なの!?」
「…………」
「料理も出来て、デュエルも出来る……完全に万能じゃないか!」
「……ん?もしかしてアシュラ、お前料理出来ないの?」
一勝が口に手を当てて、小さく笑うと、アシュラは顔を赤らめながら発言する。
「そ、そりゃそうだろ……?私は『普通』じゃないからな、そもそもとして料理は出来ない!」
「それなのにお前、今日の料理を作ろうと思ったの!?バカなの!?至極バカだぞお前!すっげぇ、バカだぞお前!」
アシュラの発言に一勝は大量に罵倒する、そして静かに一勝は溜息を吐く。
「……はぁ、世界の破壊者がこんなバカだったとは……すっげぇ、驚き……こんな奴と世界を救おうとした俺……アホだなぁ」
一勝はそう言って、頭を垂れる、すると一勝のカレー鍋を装った水姫が言う。
「……ん、これ……とてもおいしいカレー鍋ですね!スパイスも利いていて……とても素晴らしいです!」
「おっ?そう思うか水姫君?だよなぁ、そうだよなぁ、もう俺の味方は水姫君以外いないのかもしれない……」
一勝はそう言って、水姫の頭を撫で続ける、そして頭を撫で続ける一勝を見て、レンが言う。
「……叔父さん、すっげぇ、ロリコンに見えるな」
「……おい止めろレン、俺もそう見えてくるから……」
「あ、あぁ……確かに……一勝、お前、ロリコンみたいだな」
「…………」
レン、光、アシュラの発言を受けて、撫でる手を止め、無言状態になる一勝、そして『アハハ……』と笑う水姫がツッコミを入れる。
「そう言っても私、中学生なんだけどなぁ──13歳以下の女の子が好きな人を『ロリータ・コンプレックス』、通称ロリコン、というのですが……私、13歳以上です──だから頭を撫でても、一勝さんはロリコンではないのですが……?」
「だ、だよなぁ!セーフセーフ!」
水姫の説明を受けて、安堵する一勝に対し、アシュラがツッコミを入れる。
「いや、流石に未成年の頭を撫でるのは親子や親戚以外ではダメだろう、何か色々と危ない気がする」
「んな訳ねぇだろって、別段俺は未成年に興奮するような人間じゃねぇって」
そう言う一勝に対し、レンが言う。
「本当にそうなのかなぁ……?少々不安な気がする」
「おい、お前が言うと、家族のリークとして思われるだろうが!?」
レンの発言にツッコミを入れる一勝、そしてアシュラが言う。
「一勝、もう白状してもいいんだぞー?」
「何を白状させる気だ、何を!?」
「ロリコンだとか、その他諸々」
「ねぇよ!そんな性癖ねぇよ!」
アシュラの発言に対し、一勝はツッコミを入れる、そして一勝は自身が作ったカレー鍋を指差し、叫ぶ。
「ってか、そんな談笑はいいから、俺のカレー鍋を食えっての!」
「あーはいはい、分かりました」
「それでは頂きます」
「あー、一勝をイジるのは面白かったぁ」
レン、光、アシュラが言う中、一勝が拳を作って言う。
「アシュラ、連勝、お前、後で覚えておけよ……?」
一勝がそう言った後、一勝も腹が減ったので、カレー鍋を食べる事にする──うーん、美味いなぁ、自分の作った料理に舌鼓しながら、一勝達八人はカレー鍋を食べる──

Re: DM エクストリーム ( No.272 )
日時: 2018/02/13 21:56
名前: 彩都  

「……ふむ、中々に辛くて美味しいな」
アシュラはそう言って、カレーに舌鼓する、すると水姫が言う。
「ねぇ、そうですよねぇ!これはとても素晴らしい才能です!もう一勝さん料理屋とかしたらどうですぅ!?」
そう言う水姫に対し、一勝と連勝は手を止めて発言する。
「…………」
「……水姫君、そ、その話なんだが……」
「な、何ですか?」
「じ、実は俺、料理屋でバイトしているんだ、だから一応料理は上手いんだよ……」
「えっ!?そうなんですか!?それはとんだ発言を……!」
「いや、いいんだよ、どうせ知らなかっただろう?元世界最強のデュエリストがこんな料理屋でバイトしてるって……何か落ちぶれているよな?」
「いや、確かに落ちぶれてはいるかもしれませんが、料理の腕は確かなものだと思いますよ?」
急に光が言う、『ま、まぁ、確かにな……』と返答する一勝は止めた手を動かす。
「さぁ、皆、急いで料理を食べてくれ、食べたら『マナ』を回収するからな?」
「OK!じゃあ目一杯食うぜ!」
そう言ってレンがお椀に大量に盛って食べ始めるが、カレー鍋が熱いので口の中を火傷する。
「あっつぅ!?」
「あぁ、もう……」
結花がそう言って、レンに呆れる、するとレンの行動に他の六人が笑う──そして八人は一勝が作ったカレー鍋を楽しんだ──

「ふぅ……食った食った……」
レンはそう言って、膨らんだお腹を叩く、すると一勝が言う。
「さぁ、動いて、さっさと『マナ』を集めようぜ?ほら、連勝も起き上がれっての」
一勝はレンを叩いて立ち上がらせる、レンは渋々立ち上がって、その場でげっぷをし、欠伸をする。
「ふあぁ……ふむ、よし、動ける準備をしたぜ!」
「まぁ、お前が動けても俺と水姫君、光君はお皿洗いだけどな」
「巫山戯んな!?じゃあ俺を立ち上がらせるなよ!もっと自由にさせろよ!」
「アハハ……いやぁお前完全にだらけていたからな?一応気を引き締めさせようと、な?」
「酷い!非人道だぜ!叔父さん!やっぱり叔父さんは鬼だったんだな!」
そう言うレンに対し、一勝はレンの頭に拳骨を放つ。
「あぁ!?うっせぇなぁ?お前よりかは色々と頑張ってるわい!」
「そ、そりゃそうかもしれねぇけれどさ!?」
「……はぁ、まぁ、鍋を洗えば終わるし、気長に待ってろ」
「待てねぇよ!一刻も早く『マナ』を集めたいってーの!」
そう叫ぶレンに対し、一勝は少し冷や汗を流す、何つー我侭な……っていうか、元はと言えばお前の提案なんだけれど……?一勝はそう思いながら溜息を吐いた。
「はいはい、呑気に待ってろっての」
一勝はそう言ってレンの前から立ち去って、三人で皿洗いをする、うーん、暇だなぁ……レンはそう思いながら、その場で溜息を吐いて、椅子に座る、するとレンの前にアシュラが座りこんだ。
「よぉ」
「よぉ」
「どうだ?デュエルの調子は?『マナ』の調子は?」
「デュエルの調子……そんなの分からねぇよ、デュエルは基本的に『欲しいカードが引けるのが早い方が勝つ』からな、言わば運次第だ、それよりか『マナ』なんか俺の体に溜まってねぇっての、だって『マナ』がある場所に向かっていないからな」
「……ん?」
レンの発言を受けて、アシュラが変な声を出した、そしてアシュラはレンに向かって小声で言う。
「お、お前、今さっき何て言ったんだ??」
「えっ?いや、だからデュエルの調子……」
「違う!『マナ』の部分だよ!」
大声を荒げるアシュラに驚くレンは静かにアシュラに返答する。
「あ、あぁ……そっちか、『それよりか『マナ』なんか俺の体に溜まってねぇっての、だって『マナ』がある場所に向かっていないからな』……だっけ?」
「…………」
アシュラはレンの発言を受けて無言状態を続ける、そして『とある事』を思い出し、『まさか……』と発言する。
「な、なぁ、連勝よ」
「な、何なんだよ……?」
首を傾げるレンに対し、アシュラが言う。
「今から『大量に『マナ』がある場所』に向かわないか?」
「えっ!?良いの!?じゃあ行こう行こう!おら、早く行くぞぉ!」
きゃっきゃ、きゃっきゃするレンに対し、アシュラは立ち上がって、背面の一勝を見て、移動し、発言する。
「なぁ、一勝よ」
「何だよアシュラ?」
「少しだけ、少しだけ連勝を借りるぞ?少し『試したい事』が出来たからな」
「あぁっ?少し『試したい事』ぉ?一体何なんだよ?」
「それは後程伝える、それじゃあ今から向かう」
そう言って、アシュラは一勝から離れる、一勝は振り向いてアシュラに叫ぶ。
「てめぇ!?一体連勝に何をする気だ!?良いから答えろ!」
「……今はまだ答えられない、とりあえずその場所に向かってみないと私にも分からないからな」
「は、はぁ……?お前は何を言っているんだ?お前は連勝に何の意味を持ってその行動を?」
「…………」
一勝の発言を無言で返答し、アシュラが言う。
「良かったな連勝よ、一勝から『行ってきても良い』と報告が来た」
「やったぜ!」
「ちょっ、おい……まだ俺は許可していないんだが……?」
「それじゃあ、ちょっと遊んでくる」
アシュラはそう言って、レンを肩車し、何処かへと走り去った──アシュラ……お前は連勝に何をする気なんだ……?一勝はそう考え、結花にアシュラのストーカーをするよう、願い、結花はそれを了承、結花は光のクリーチャーを召喚し、アシュラをストーカーする──

Re: DM エクストリーム ( No.273 )
日時: 2018/02/16 22:32
名前: 彩都  

結花は種族シノビの『光牙忍ハヤブサマル』を召喚し、背負ってもらいながら肩車で移動するアシュラを追いかける、シノビなので、音を立てずに移動する事が出来、ストーカーをするのにはもってこいの種族だった。
「……ふむ、一体何が目的なのかしら……?まぁ、どうせアシュラの事、私みたいにショタを襲わないから、まだセーフか」
結花の発言に『光牙忍ハヤブサマル』は呆れながら肩車をしているアシュラを追いかける──アシュラが向かっている場所は火山がある場所だった──

「ふぅ、辿り着いたぞ連勝よ」
「おぉー!こりゃすげぇ火山だなぁ!」
「だろう?そこでお前に見てもらいたい物があるんだ」
「俺に見てもらいたい物ぉ?一体何なんだよ?」
レンの発言に対し、アシュラがとある場所を指差す、アシュラや一勝には見えるが、一般人の目では見えない物だった。
「あの場所が……どうかしたのかよ?」
首を傾げながら発言するレンに対し、『まだ早かったか……?』と判断するアシュラ、『仕方無い』と発言して、レンを掴んで、その場所の近くに寄った。
「ほら、これで『見える』か?」
「……ん?何だ……?『赤い煙』みたいな物が地面から見えるぞ……?何だこれ……?」
レンがそう発言して、『何だ、遠過ぎて見えていなかっただけか』とアシュラは判断し、頬を掻く。
「連勝よ、その『赤い煙』みたいなモノの正体、知りたいか?」
「あ、あぁ……そりゃ知りたいぜ……何だか毒ガスっぽい?」
「んな訳無いだろ!これが全ての源!これが『マナ』だ!」
「は、はぁ!?こ、これが『マナ』ぁ!?」
アシュラの発言を受けて、レンが驚いてしまう、そしてまじまじと見つめる、まさかこれが『マナ』だったとは……レンはそう思いながら呼吸しようとすると、アシュラに首根っこを掴まれてしまい、『マナ』から離れさせる。
「バカ!また濃厚な『マナ』を吸って倒れたらどうするんだ!?」
「えっ?この『赤い煙』って濃厚な『マナ』なの?知らなかったぁ……」
そう発言するレンを見て、片手で顔を押さえて説明する。
「あのなぁ、これは『地面から出ている』もんなんだよ、そりゃ『超濃厚』なんだ、こんなのを吸ったら、お前、『最悪死ぬ』かもしれないんだぞ?まだお前の肉体では『濃厚な『マナ』』でさえ倒れる原因になるかもしれないのに……」
そう説明するアシュラに『はぁん』と返答するレン、そしてレンはアシュラに言う。
「じゃあ光や水姫にもそれを教えないと!」
「あぁ、それは無理だ」
「は、はぁ!?それはどうしてだよぉ!?可笑しいだろ!?何でだよ!?『赤い煙』をアシュラが見れるなら、アシュラ、お前だって教えてやれるだろう!?」
大声で怒鳴るレンに対し、アシュラは木の棒を見つけて、地面に絵を描き始める。
「えーとなぁ、お前は『濃厚な『マナ』』を一回吸ったよな?」
「あ、あぁ……一応は」
「『それ』が原因で『赤い煙』が見えているんだよ、普通は『何日も何十日もかけて見れる』物がお前はたった少し、『濃厚な『マナ』』を吸っただけで見えるようになった、これがどれだけ異常か、分かるのか?分からないよなぁ?実際私だってお前に何の副作用があるのか分からない」
アシュラはそう言って、地面にレンの似顔絵と縦線を描いたりして、説明する。
「つまり、お前は『特殊なケース』なんだよ、色々な意味でな?」
「は、はぁ……それで?他に話は?」
「そうだな?もしもあのガキ二人に『赤い煙』を見せたきゃ『お前と一緒に『濃厚な『マナ』を吸わないといけない』、だが『マナ』に不慣れな肉体は『それ』を『毒ガス』と勘違いする、と言う事は?」
「二人は……死ぬ……?」
「正解だ、だからお前、この事を『私との隠し事』にしろ、そうでないと一勝がお前に何をするか……?」
ごくり、と唾を飲み込んで静かに頷くレン、まさか自分の肉体がそうなっていたとは……そう理解し、自身の肉体に少々恐怖する、そしてレンが続けて言う。
「じゃあ、俺みたいな肉体は、光や水姫には出来ない、と……?」
「まぁ、そう言う事だ、でも逆に良いと思うがな?『濃厚な『マナ』』が見えるって事は」
「そ、それはそうかもしれないけれど……」
「もしもお前が『他の人物をこの世界に連れて来た時、先導出来る』しさ?」
「そ、そうだよなぁ……」
アシュラの発言に安心するレン、すると『あっ』と言って、アシュラが続ける。
「一つだけ言うと、『赤い煙』ってのは『火文明の『マナ』』って証だから、光や水姫の『マナ』とは違うからな?水分明なら、『青の煙』、光文明なら『黄色の煙』、って感じにな?」
「そ、そうなんだ……初めて知ったぜ……」
「そりゃそうだろうな……さて、それじゃあ、一勝の所に戻ろうぜ?私はお前が『濃厚な『マナ』を見る事が出来る』と判断したから連れて来ただけだしな」
「えぇっ?もっと『マナ』が吸いたいぜ……」
「ハハハ!まぁ、そりゃそうだろうな、でもたまには我慢だぜ」
「…………」
レンは口を尖らせて、アシュラに肩車される──そして二人は一勝達の所へと移動する──そんな中、結花は『光牙忍ハヤブサマル』の隠れ身の術で隠れながら、アシュラとレンの会話の中で、レンの『『マナ』が見える』事を聞いて、知ってしまう──

Re: DM エクストリーム ( No.274 )
日時: 2018/02/20 22:13
名前: 彩都  

まさか……連勝君も一勝君みたいに『マナ』を見れるの……?これはとんでもない情報を手に入れてしまったわね……!結花はそう思いながら『光牙忍ハヤブサマル』に『貴方を召喚した所に戻って?』と発言し、『光牙忍ハヤブサマル』は頷いて、『光牙忍ハヤブサマル』を召喚した所──一勝達が居る場所だ──に急いで移動する──さっさと移動しないと……一勝君に話をしないと!結花はそう思いながら、息を荒くする──

「それにしても、肩車、懐かしいなぁ」
「ほう、そうか?」
「そうだよ、だって母さんはいっつも仕事で家には俺一人だからな……たまに叔父さん……いや、一勝さんが来るだけだし、それ以外は暇かな?」
レンの発言を受けて、成程、と思うアシュラ、だが、此処で『父親』の話が出ていないな、と思い、話を振る。
「と、所でお前の父親の話が出ていないんだが……?」
「父さん?父さんはどうなんだろう……?俺、実は父さんの事、ひとっつも知らないんだよねぇ、だって、父さんの話をしようとすると、母さんは『黙ってろ!』って煩いしさぁ?」
「……中々に大変な家庭なんだな、父親の話をして済まなかったな」
「いや、いいよ、だって誰も聞かなかったしさ?」
謝るアシュラに対し、レンはそう言って、首を横に振る、すると目の前に一勝達が居るキャンプ地が見えてきた。
「んー、この火山、案外近いんだなぁ」
「まぁな、どうせなら火文明の近場を選んだからな」
「なぁるほど……」
レンはアシュラの発言を受けて、静かに納得する、そして二人はのんびりと一勝達が居る場所へと向かう──

「……ハァハァ……ハァハァ……」
結花は息を切らしながら、『光牙忍ハヤブサマル』に一勝達が居る場所を移動してもらう、案外早い動きで移動しているが、どうも早い動きをしている所為で『自身の光の『マナ』』がなくなりそうだった、ってか、こんなに『マナ』を消費するなんて、自分の中ではあまり有り得ないわね……結花はそう思いながら汗を拭って移動する──早く着け……!そう思っていると、見慣れた場所を見つけ、結花は安心する。
「や、やった!もうすぐ一勝君の場所に!」
結花はそう発言し、安心するが、急に『宙に浮いた』感覚を覚える、えっ?急にどうしたの?と思っていると、抱き締めている『光牙忍ハヤブサマル』の体が少し消えかかっている事に気が付いた、まさか『マナ』切れですかぁ?結花はそう焦りながら『頑張って!私の体!私の『マナ』!私の『光牙忍ハヤブサマル』ぅ!』と叫ぶ、そして叫び声を聞いた一勝が振り向く、すると結花の『光牙忍ハヤブサマル』が消えて、ごろごろと回転しながら結花が現れて、『何て大胆な登場の仕方だよ!?』とツッコミを入れてしまう。
「つ、ツッコミを入れている場合か!じ、実はとんでもない情報を手に入れましてぇ!」
ボロボロの体で言う結花に、『お前はどんな格好で現れているんだよ……?』と再度ツッコミを入れてしまう。
「そ、それで?お前は一体どんな話を、どんな秘密を聞いてきた?」
そう言う一勝に対し、結花は敬礼し、一勝の耳に近づいて小声で話す。
「あのね、あのね?実は連勝君、『マナ』が見える様になってた」
「は、はぁ!?」
結花のまさかの発言で一勝は驚愕してしまう、まさか……そうだったのか、だからあんなに急いでいたのか、と判断する、そして一勝は結花の頭を撫でて『アシュラのストーカーを有難う』と発言する、勿論犬のように結花は喜んでいた──

アシュラが一勝の所に向かっている途中、レンが言った。
「ねぇねぇ、そういえば、此処に来る時、俺の言葉を言い返していたよね?」
「えっ?あぁ、そういえばそうだったな」
「それでさ、少し気になった所があるんだよねぇ」
「気になった?何が?」
レンの発言に首を傾げるアシュラに対し、レンが言う。
「えっとね、『それよりか『マナ』なんか俺の体に溜まってねぇっての、だって『マナ』がある場所に向かっていないからな』って発言の中で『それよりか『マナ』なんか俺の体に溜まってねぇっての』って発言があるじゃん?」
「あぁ」
「んで、その発言でアシュラは俺が『マナ』を見えるって判断したんでしょ?」
「そうだな」
「それじゃあ、『『マナ』が体に溜まっている感覚』が分かる人って『マナ』を『見る』事が出来る人って事になるのかなぁ、って」
レンの発言を受けて、アシュラは静かに頷く。
「あぁ、そうだ、だから俺もそう言う感覚が有るし、一勝だってあるんだぞ?」
「へぇ、そうだったんだぁ……」
レンはそう言って、静かに納得する、そしてレンは続けて言う。
「良かったぁ、気になった事を聞けて」
「良かったな、気になった事が解決出来て」
「うん、そうだね」
レンとアシュラはそんな会話をして、会話を止める──そしてアシュラは頑張って肩車でレンを移動させ、一勝達の所へと戻って来る──一勝の隣には土埃がついた結花が存在していたが、何故土埃まみれなのだろう?とレンは思った──それはレンには分からない──

Re: DM エクストリーム ( No.275 )
日時: 2018/02/23 21:22
名前: 彩都  

「お、おっ?何だ、連勝、居たのか、お帰り」
「あ、あぁ……ただいま」
一勝の発言にレンは静かに返答する、何で結花さんは頭を撫でられているのだろう?と不思議に思いながら、一勝に言う。
「それで?さっさと向かおうよ、『マナ』吸収の旅に」
「あ、あぁ……そういえば忘れていた」
一勝は頭を掻きながら、周りを確認する、そして光と水姫を呼ぶ。
「おぅい?二人共ー?来てくれぇ」
「はっ、はい!」
「分かりました!」
二人はそう言って、一勝の方へと移動する、そして一勝の前に三人の少年少女が集まる。
「よし集まったな?それじゃあ、今から行く場所を案内するぞ?」
「はい」
一勝の発言に水姫が返答する、すると一勝は先に水姫から言う。
「そうだな……それじゃあ、先に水姫君だ、水姫はアシュラと共に行動してもらう、いいな、二人共?」
「はっ、はい!」
「あぁ、いいぞ」
「ふむ、それじゃあ、光君、俺と一緒に向かおう、そして最後、連勝は結花と共に行動だ」
「厭だ!襲われる!」
「んな訳無いでしょ!」
レンの発言に結花がツッコミを入れる、いや、今はセクハラなんてしている暇なんかない、まず、レンに『マナ』が見える事を追求しなければならないからだ、ごくり、と唾を飲み込んで、結花は息を吸う。
「えぇっ……嘘だぁ?だって、絶対襲いそうじゃぁん?」
「今回は襲いません!だけど、次回は分からないけど!」
「あっ、これ、絶対信じられない」
「そ、そうですよね……前科があるので……」
結花の発言に光と水姫が発言する、そんな二人に対し、結花は睨む。
「あぁっ!?」
「な、何でもないです!」
「な、何でもないです!」
二人は同じ言葉を言って、結花に恐怖する、そして結花は一勝の事を見ながらアイコンタクトを行う、一勝はその場で頷く。
「よし、それじゃあ、皆、行こうか、場所はあの山が連勝、海辺が水姫君達だ、いいかな?」
「あぁ、私はセーフだ」
「そうか」
アシュラの発言に頷く一勝、そして、空に向かって手を上げて、一勝は言う。
「それじゃあ、頑張って、『マナ』を吸収しよう!」
「おぉー!!」
一勝の発言に皆が叫ぶ、そして皆は『マナ』を吸収する為に移動する──だが、一人のお爺さんは静かにその場で待機し、少し時間が経った後、レンと結花をストーキングする──

「…………」
「…………」
無言状態のまま、一勝と光は歩く、そして一勝が立ち止まって、一枚のカードを取り出す。
「行くぞ……『星龍パーフェクト・アース』を召喚!さぁ、それじゃあ、乗ろうか」
「は、はい!」
光はそう言って、一勝が召喚した『星龍パーフェクト・アース』に乗り込む、そして一勝と光は上空へと移動する──その道中、光が言い出した。
「……本当に」
「?」
「本当に俺達はアシュラを倒す事が出来るのでしょうか?正直、俺は不安です……だって、だって、過去にどれだけアシュラは日本を壊滅状態へ向かわせたか……!?」
「……君の言いたい事は分かる、光君……でも、此処で諦めちゃいけないんだ、俺達は『過去の世代』、これからは『次の世代』に、『次世代の存在』に俺達の思いを届けていかなくちゃならない、そんな君は俺達の『次の世代』だろう?そう簡単に諦めちゃダメだぜ?」
そう言う一勝の発言を受けて、光は首を横に振る。
「そんなの……詭弁ですよ……俺達にはそんな力、ある訳が──」
光がそう言うと、一勝は一枚の裏面のカードを取り出して光に見せる。
「本当にそうか?」
「えっ?」
「本当にそうか、と言っている」
「え、えぇ……そりゃそうでしょう?」
「……そうか、でも君には『LIGHTNING』っていうカードがあるじゃないか」
「た、確かにそれはそうですけど……」
「そう簡単に諦めるの?」
「えっ……?」
一勝の発言を受けて、少し混乱する光、そして一勝が言葉を続ける。
「いや、さ?俺だってそうだぜ?最初は『俺じゃ無理、俺以外の人物──姫実とか──が適任だ!』って言った、でも、世界は、皆は『俺を選んだ』んだよ、それは何故か、分かるか?」
「え、えと……それは、分かりません……」
「だろうな、まだ難しい内容かもしれない、でも案外答えは簡単だったりする、その答えは『皆が俺を信じてくれている』って事、だからさ、『自分を信じれば大丈夫』なんだよ、連勝や水姫君だって、『光君がアシュラに勝てる』って可能性を潰えていないんだぜ?だからさ、『皆の思いの為に自分を信じよう』ぜ?そうでもしないと、心が潰れて発狂しちまうからな!」
「は、はぁ……でも、そんな簡単な物じゃないですよ……俺は……俺は……」
「……………」
一勝はそう言う光に対し、頭を撫でて、黙らせる、すると『えっ?』と光は発言する。
「ちょっと?何をして──」
「頭を撫でているだけだよ、少しは安心するだろ?」
「ま、まぁ、そうですけれど……」
「安心するって事は君はまだ『心の拠り所がある』って事だ、まだ大丈夫、本当に心が苦しくなっている奴は頭を撫でる事さえ拒否するからな……ってか、そんなに自分を追い詰めるなよ?そんなに追い詰めて何が楽しい?そんなに追い詰めて、苦しくなるのが好きなのか?違うだろ?皆、『安心、楽が好き』なんだからさ?少しは俺にでも言えよ?一応世界を救った存在のありがたぁい言葉が聞けるかもしれないしさ?」
一勝はそう言って、ゆっくりと光を抱き締める、彼に足りないのは心、『安心する心、安堵する心』が足りない、だから少しでもその『心』を取り戻させないと……一勝はそう思いながら、強く強く光を抱き締める──

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