二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ポケ×イナ×エヴァ カオスな(非)日常 クトゥルフ第二章開幕
日時: 2017/05/03 20:24
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

どうも、3回生になったゴリラ作者の竜です。

最近この小説にも日常系の小説が多くなってきましたので思いきって作ってみました。

そして僕のお気に入りの作品でやってみました。


注意書き
・日常系ですが学生なので不定期更新です。
・カオス間違い無いです。
・稚拙な文なので温かい目で
・リクエストは広い心で受け止めて実施出来る物は実施します
・お気に入りのキャラがカオスになるかもしれませんのでご注意下さい。
・住人は図鑑所有者だけではありません。
・悪役も登場します。
・登場キャラはカロスまでです。
・小説の感想・コラボなどの申請はいつまでも大歓迎です。ただし誹謗中傷などは書かないで下さい。
・イナズマイレブンは今のところGO陣営のみです。
・エヴァ組はチルドレンのみの登場です。今のところは
・マイナー組もいます。

カオスになるか分かりませんが頑張って書きます!!

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導入編  ( No.189 )
日時: 2017/05/04 23:09
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

導入編です。
まずはマツブサ・グリーン・ブラックから
ーーーーーーーーーーーー

パール「はいは〜い!待ってた方がいればいいな〜という願望を抱きつつ、セッションに入っていきましょう!」

ブラック「前回、PC紹介が終わった後にダイス振ってましたよね?あれってここでわかるんですか?」

パール「もうわかります。黒樹、疾風、マツブサがこれから導入入りますんで。」

ゴールド「あー、導入のチームを分けるダイスだったのか!んじゃ、俺とイエロー先輩は別室か?」

パール「へい!毎度のごとくお茶飲みながらお待ちくだせぇ。」

イエロー「頑張ってください!皆さん!」

ブラック「はい!二人も一緒だし・・・できるだけ情報手に入れて見せます!」

パール「さーて・・・では、お三方行きましょうか!覚悟は・・・・よろしいですね?」

グリーン「そんなこと聞いても強制だろ。だが・・・今回は最初から嫌な予感しかないな。」

ブラック「え?どういうことですか?」

マツブサ「前回俺らがダイス振った後、ダイヤも振って何か決めてただろ?普通に導入のチーム決めるだけならそんなのいらねぇ・・・。つーことはだ・・・こっちかあっちの2人になんか確実に起きると考えられるってことだ。」

グリーン「初っ端から神話生物、ではないとしても・・・初心者にやらせられないというくらいだから・・・それ相応の警戒はしておけ。」

ブラック「わ・・・わかりました。」

パール「そんな警戒しなくても・・とは、今回は言えないんだよなぁ・・・。では、導入入ります!」
ーーーーーーーーーーーー

冬木市 夜の街中

春も半ばとなった5月上旬・・・冬木市は夜でも暖かい気候を維持し、全体的にすごしやすい季節になっていた。その快適な気候を保っている午後21時45分ごろ・・・人通りが全くない夜道を、黒樹・疾風・マツブサの3人は歩いていた。

ーーーーーーーーーーーー

ブラック「・・・・最初から・・夜なんですか?」

マツブサ「ほれみろ!しかも人気がねぇときた・・・絶対俺らの方でなんかあるぞ・・・コレ!」

グリーン「・・・ここまではっきりしてると、もう何でも来いとしか思えないな・・・。」

パール「あは、あはは・・・と、とりあえずロールお願いしますや。適当な感じでいいんで・・・。」
ーーーーーーーーーーーー

マツブサ・S「いや〜・・・久しぶりに外食したわ!仕事帰りの1杯もさることながら、あの蕎麦も最高だったわ!」

疾風「確かに美味でしたね・・・。まったく、棗の情報網には毎回感心させられる。今度給料に色を付けておくか。」

黒樹「あの・・なんかすみません。部活帰りで偶然会っただけなのに俺までごちそうになっちゃって・・・。」

マツブサ・S「んなこたぁ気にすんなって!しかしお前も大変だよなぁ・・・明日から休みだってのにこんな時間まで部活とかよぉ。」

黒樹「いえ、これくらいは当然です。夏の大学野球までにもっと練習しておかないといけませんから。」

疾風「ほう?熱心だな・・お前の力なら優勝も余裕だろうに。いや、そのあり方だからこそか?」

黒樹「買いかぶりですよ、疾風さん。チームメイトたちも頑張ってくれてますし、俺の取り柄ってこれくらいしかありませんからね。頑張らないと!」

マツブサ・S「クカカ!相変わらずだなぁ、お前・・・6か月たっても全然変わんねぇの!」

黒樹「そういう二人だって相変わらずじゃないですか。」

疾風「否定しない。」

・・楽しそうに談話をしながら夜道を歩く3人・・・・その道の途中で、3人は大きな音を聞いて会話を止めた。

リンゴーン

1回鳴った鐘の音はかなりの音量なのだろう・・・聞こえた後も木霊するように辺りに余韻を残していた。
ーーーーーーーーーーーー

ブラック「鐘の音って・・唐突ですね。」

グリーン「何かの合図・・・かもな。KP、これだけ大きな音なら街中に聞こえるな?PCはこの音の意味を知らないのか?」

パール「へい!知ってるかどうかは知識で振ってくだされ。」

マツブサ「ダイスも早い・・・まぁ、知識なら全員高いし一人は成功すんだろ。」

知識 黒樹   65→15 ○
   疾風   85→08 ○スペシャル
   マツブサ 99→80 ○

パール「ええぇえええい!!覚悟はしてたけど初っ端これかおんどりゃあああああああ!!!」

マツブサ「これ絶対に前回と同じ女神憑いてんだろ・・・しかも今回は導入から自重してねぇときた。」

ブラック「そこはやっぱり相変わらずですね・・グリーン先輩。」

グリーン「解析不能だ。もう知らん。」

パール「つか、こんなところでスペシャル出されてもどうしようもないんですけど!!もー・・じゃあ、こうするかな!」
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3人はこの鐘が、午後21時50分と午後22時ちょうどに鳴ることを知っていた。1か月前から鳴り始めたこの鐘は3月中旬から冬木市ではやり始めた、ある病の発症時間を示すものだ。
ーーーーーーーーーーーー

ブラック「病気・・それって今回の目的の病気ですよね?その病気については詳しくわからないんですか?」

パール「病気についてはわかりませんが・・・まぁ、この先の描写を聞いてくださいな。」

ーーーーーーーーーーーー
その病気については、原因も治療法もわかっていない・・・世界でも初めて見られる全く新しい病気だった。分かっているのは病気が午後22時から午前4時の間にしか発病しないこと、場合によっては死者も出るという事だ。そのため市は午後22時から午前4時まで街自体を閉鎖し、市民には帰宅及び外出を禁止するように呼び掛けていた。
ーーーーーーーーーーーー

マツブサ「ふぅん・・外出禁止ねぇ・・・。そんなわけわからん病のために人って外に出ないようにするもんかね。」

ーーーーーーーーーーーー
勿論、最初は指令を聞かない人の方が多かった。しかし・・・4月中にそうやってきた人たちはなぜか二度と家に帰ってこなかった・・・。しかもその午後22時以降、不定期に何かの雄叫びや悲鳴も多数聞こえることが周知の事実となっていた。そのため、5月現在で外に出る人はもうほぼいない。いても事態を軽く見ている人か実力に自信がある人達の少数だけだ。
ーーーーーーーーーーーー

グリーン「なるほど・・・そこから考えれば、俺たち3人は後者しかないな。あんな事件に会って無事だったのだから・・・。」

パール「そういうことっすな。で、ここからは疾風だけが知っている情報になりますが・・・。」

ーーーーーーーーーーーー
疾風は買い出しの仕事をしていた時に・・・裏路地にいた警察官たちが話していた情報を一緒に思い出していた。それは・・・この病での死者の死因に統一性がなく、中には殺されたようにしか見えない死者もいたという話だった。しかし、ニュースではその死因については全く報道されていない。おそらく市民は知らない情報である。
ーーーーーーーーーーーー

グリーン「また・・・情報隠蔽か・・本当にこの地域の警察は信用皆無だな。仕事しろ。」

マツブサ「それならそれでやりやすいんじゃね?幸い・・・警察には知り合いが多いんだ。そいつらと接触して吐かせりゃいい。」

ブラック「あ、そういう考え方もあるんですね。じゃあ、もう方針決まったようなものですね・・・流石です!」

パール「んも〜・・・やっぱりこうなるんだよなぁ。ダイス神のいけず!んじゃま、ロールお願いします。」
ーーーーーーーーーーーー

黒樹「あ、鐘が鳴った。もうすぐ22じだったんだ。」

マツブサ・S「確か、流行病の発症時間になるんだったな。今の所なぁんにもわかってねぇらしいが・・・時間できっちり発病とか変な病気だよなぁ。」

疾風「いや、その病・・・もしかすると病ではなく事件の類かもしれません。」

マツブサ・S「ん?どういうこった?」

疾風「つい最近ですが・・・警察が裏路地でこの病についてこそこそと話していたのを聞いたのです。内容は・・・この病の死者の死因がどれもこれも統一されていないという事でした。ニュースでは報道されていないようですがね。」

黒樹「統一されてない?それって・・・病っていうのがブラフで、前みたいに何か事件が起きてるってことですか?」

疾風「断定はできないが・・・少なくとも、一般で『病気』と呼ばれるような類の代物ではないと思うぞ、俺は。」

マツブサ・S「それ同感。ん〜・・・だとすれば、ちょっと探り入れた方がいいかもな。このまま夜に出歩けねぇのも癪だし・・・。」

黒樹「それなら俺も協力してもいいですか?夜遅くまで練習できないの・・困るんで。」

マツブサ・S「おー、そりゃありがたいね。んじゃ、明日にでも警察か病院に行って情報仕入れてみっか!つーわけで、夜は物騒だしさっさと帰るぜ!黒樹も今日は遅いし俺んち泊まってけ。疾風、寝室の準備は頼むぜ?」

疾風「承知致しました。」

黒樹「ありがとうございます!それじゃ、家族に連絡します。」

そう話してから、黒樹は電話を始める。その間にも3人は歩を緩めずに誰もいない住宅街を歩いていく。

続きは明日

導入編 3人ロール ( No.190 )
日時: 2017/05/05 15:21
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

導入編の続き。
狂ってるという意味が分かります (笑)
※グロ表現あり
ーーーーーーーーーーーー

リンゴーンゴーンゴーン

黒樹が電話をし終えた丁度その時・・・・先ほど鳴った鐘と同じ音が3回響いた。これは22時になった合図だ。

マツブサ・S「おっと!もう22時か・・・こっからはちょっと警戒していくか。」

疾風「黒樹、お前も周りを警戒してくれ・・・練習後なら、木刀は持っているだろう?」

黒樹「大丈夫です。最近は木刀じゃなくて、いただいた仕込み刀を持ってます。」

疾風「仕込み刀?・・・あぁ、6か月前に渡したな。あれを常備しているのか?」

黒樹「自分でもそうかと思うんですけど・・・前の事件からどうも警戒心が強くなっちゃって。・・・両親にもばれないようにしてます。あ、前回の大剣はお返ししております。」

マツブサ・S「あ〜・・・お前の場合は仕方ねぇやな。今の状況だと逆に頼もしいし、今後もバレねぇように気をつけろよ?」

黒樹「はい!」

そう黒樹が頷くのと同時だった・・・突然、聞いたこともないような音を聞いて3人は足を止めてしまう。何処かこの声のようにも聞こえたそれは・・・3人のすぐ正面にある曲がり角の奥から聞こえてきたことが分かった。

黒樹「・・・え?今の・・なんでしょうか。」

疾風「そこの角から聞こえたな・・・。動物の類だと思うが・・それにしては声が変だな。主人、いかが致しましょうか?」

マツブサ・S「心底行きたくねぇが、何も分からねぇまま放っておくのは性分的に無理なんだよなぁ・・・。俺はちょっと見に行ってみるわ。」

疾風「ならば、俺も参ります。お前はどうする?」

黒樹「気になるので・・俺も行きます。」

3人はそう言って警戒しながら、音の聞こえた曲がり角の方を覗いた。
その曲がり角には・・信じられないものがあった。そこにあったのは紛れもない・・・死体だったのだ。しかし信じられないのは死体そのものではない。その死体が・・・どちらも人間のものでないことが問題なのである。死体は2つあるが・・・・1つは黒い翼に蛇の身体を持つ生き物の死体、もう1つは人間の姿をしているが顔は魚のようで身体に鱗がある死体だ。地球上にこんな生物は存在しない・・・いや、存在してはいけない生物だという事を3人は見た瞬間に認識した。
ーーーーーーーーーーーー

ブラック「え?・・・・ええ?・・・・・うえぇぇええぇぇええ!?」

マツブサ「おおぉぉぉおおい!その特徴に該当する神話生物俺知ってんだけどーーーー!!」

グリーン「本気で最初から神話生物出しやがった・・・!!初めから脱落したらどうする気だ!!話が進まんぞ!!」

パール「まぁまぁ・・・気持ちはわかりますが落ち着いてくだされ。俺・・ここでSANチェックするなんて言ってませんぜ?」

ブラック「・・・しないの?」

グリーン「しないのか・・・?だが、こいつらはどう見ても神話生物だろ?」

パール「それはPLの認識としてあってます。でもしないんです。まぁ、続きを聞いてくだされ。」
ーーーーーーーーーーーー
どう見てもおぞましい姿の2つの死体・・・しかし、3人はそれ見ても、なぜか恐怖したり取り乱すことがなかった。

黒樹「え?これ・・・って・・・人間じゃない・・ですよ、ね?」

マツブサ・S「人間どころか、この世の生物すらねぇだろ。まさか街中でこんな物騒な死体を見ることなるとは思わなかったぜ・・・。」

疾風「あの、主人・・・自分でもおかしいと思うのですが・・・この死体を見て、俺は怖いとも何とも思わないのですが・・・主人は平気ですか?」

マツブサ・S「んあ?そういや・・怖くねぇな。前は結構取り乱しそうになったと思うが・・・前の事件で耐性ついちまったか?」

黒樹「あれは慣れるようなものじゃないと思います。けど・・俺も全然怖くないです。なんでだろう・・・・。」

3人が疑問に思っていると・・・突然、3人は強烈な吐き気を感じてその場に膝をつくことになった。

黒樹「え?う・・・え!!」

マツブサ・S「黒樹!お前どうし・・ぐっ・・ぇ・こりゃ・・・・っ!!」

疾風「マツブサ様!?どうなさりま・・うぐっ!!」

3人は吐き気を抑えるために口に手を当ててそれに耐える。3人はしばらくそのことに意識を取られた。
・・・しかし、その吐き気はすぐに収まり、3人はおちついた様に息を吐いた。呼吸は乱れているが、もう異常はない。

マツブサ・S「・・・ふぅ、おさまったか。お前ら大丈夫か?」

黒樹「大丈夫です・・・もう何ともありません。」

疾風「俺も平気です。主人は大丈夫ですか?」

3人はそう言って顔を上げ互いを見る。しかし・・・そこにいたのは信じられない状態の仲間の姿だった。


黒樹「・・・え?」(背中にウォーグルの羽根が生えていて、頭も鶏冠っぽくなっている)

マツブサ・S「・・・ふぁ?」(ウルガモスの羽根が生えていて、全体的に服装がウルガモスの体のようになっている。)

疾風「・・・は?」(リザードンの羽根と尻尾が生えている。全体的にオレンジ色になっている)

目の前の互いは姿はそのままであるものの、明らかに人間のものではない一部が生えている状態だった。そして・・そばにあるミラーを見た瞬間、3人は自分自身が、目の前の死体と同じような異形の一部を持っている事実を知った・・・。
ーーーーーーーーーーーー

ブラック「うえぇぇええええええええええぇえええ!!?!?!?なななななどどどどでどどどえぇぇ!!!?!?!?」

グリーン「・・・PCが・・神話生物化・・だと?」

マツブサ「お前ぇ・・・超崩壊とは言ったが・・限度ってものを知らねぇのか!?PCが人間の敵になってんじゃねぇか!!」

パール「だぁから最初に言ったでしょー?トンでもねぇシナリオだって・・・こういうことなんです!」

ダイヤ「たまにホラーゲームで見られる『逆ホラー』ってやつですね〜。」

マツブサ「逆ホラー・・・下手したらPCが仲間にSANチェックじゃねぇか。シャレになんねぇだろ・・・これ。」

グリーン「なるほどな・・・先程人外の死体を見てチェックしなかったのはこれのせいか!?」

パール「えぇ、だって同じ神話生物ですから・・・同類見て狂うなんてことはないでしょ。」

マツブサ「ということは・・・今の状態だと神話生物相手にはSANチェックねぇってこと?」

ダイヤ「そういうことになりますね〜。」

ブラック「なんでしょう・・・今後のことを思うと素直に喜べない・・・。」

マツブサ「ホントにな・・・。これが多分今回の『病気』だな。なんつーもんが流行ってんだよ・・・ったく。」

グリーン「目的を見失わせないと考えればわからんでもないが・・・考えても仕方ない、まだわからないことが多いし進めてくれ。」

パール「へい!」
ーーーーーーーーーーーー
3人はその姿を見て驚愕したが・・先程と同じように恐怖心などは一切浮かんでこなかった。

黒樹「え?うそ・・ナニコレ・・・なんでこんなのがいきなり!?」

疾風「一体どういうことだ!?なぜいきなりこんなものが・・主人!大丈夫ですか!?」

マツブサ・S「落ち着けるような状態じゃねぇが落ち着け!とりあえず全員、外見以外は以上はねぇか?さっきの吐き気みてぇにな・・。」

疾風「はい・・俺は姿以外はいつも通りです。」

黒樹「体がだるいとかはありませんね・・・。」

マツブサ・S「そうか・・ちなみに俺も何もねぇ。あともう一つ・・・その変になってる部分は自分の意思で動かせるか?」

異形と化した一部を動かそうとすると、そこは身体の一部だと主張するように軽やかに動かすことができる。

マツブサ・S「ん〜・・・全員動くっぽいな。まぎれもなく俺の一部ってわけか。」

疾風「あの・・・これは一体どういう事でしょうか?俺はこんなことになるような・・・変な行動をした覚えは一切ないのですが・・・・。」

黒樹「さっき食べた蕎麦が原因・・じゃないですよね?」

マツブサ・S「あの蕎麦は棗も食ってるし関係ねぇだろ。わかることは一つ。俺の創造の域を出ねぇが、この状況は・・・。」

???1「・・おや?こっちにまだ残っていたのか。見落としていたか?」

???2「いや、おそらく来たばかりだと思う。おかしいぞ・・・あの3人、今までの発病者とは違うようだな。」

すると、正面の路地の入口からマツブサの声を遮るように別の声が発せられた。3人は驚いてそちらの方を振り返る。振り返った先にいたのは二人の人間・・・一人は真面目そうな細長身の青年、もう人は稀に見ない大柄の美女だった。

次回へ続く。次回から新キャラ登場です

導入編続き 3人ロール ( No.191 )
日時: 2017/05/06 00:04
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

導入編の続きです。
新キャラ登場です。先に言っておきます、女体化です(笑)
ーーーーーーーーーーーー

???「・・・異形ではあるようだな。おそろしく中途半端な姿だが・・・これは指令の対象だろうな。」

???2「しかし、見た所人の理性や認識力も失っていないようだね?・・・今までの発病者とは一緒にできないと思われる。」

ーーーーーーーーーーーー

マツブサ「うん・・・正直もう来ないと思ってた。普通に油断してた・・・超ビビった。しかも見事に男女逆転でWパンチだったぜ・・・。」

パール「はっはっは!そうでしょうとも!性別は俺もびっくりしました、ダイス神ぇ・・・・。」

ブラック「クリスタルさん!参戦できたんですね!」

クリス「何とか博士の手伝いがひと段落ついたの。でもあとは博士がやるって言ってたからこっちに混ざらせてもらうことにしたわ。」

グリーン「お疲れ様だな、クリスタル。・・・今度はお前がダイスの犠牲になったか・・・・・神童。」

神童「はい・・・正直女性になった時は焦りましたよ・・・。蘭丸や他の女性陣に女子としてのふるまい方などを聞いて回りましたから・・・。まあ、個人的にはこのTRPGは天馬たちがやってたを見てたので問題ないです。」

マツブサ「・・・お疲れだな。」

パール「女神乙ってことで!とりあえずセッションに戻りましょうぜ。」
ーーーーーーーーーーーー
男女を見た3人は人間であることに安心しつつも警戒心を表した・・・その二人はそれぞれ、剣2本と槍2本を携えていたからだ。

黒樹「あの二人・・武器持ってますよね?一般人じゃないのかな・・・。」

マツブサ・S「武器も隠さずに出歩いているような連中が一般人なわきゃねぇだろ・・・ついでに、そこの人外死体にも動じてねぇし。」

疾風「危険な上に怪しいですが・・狂っていないのならば話はできましょう。おい、お前たちは何者だ?俺たちに何か用か?」

???男「意識もはっきりしているのか!?言語もしっかりと話せているし・・・もしや、彼らは狂っていないのか!?」

???女「私たちと話そうという意思も見受けられるね。他社とは違う・・・新たな症状という事だろうか?それとも彼らだけ何かが違うのでしょうか?」

マツブサ・S「・・・いや、あのよぉ・・申し訳ねぇんだけど、質問に答えてくんね?そっちで盛り上がる前に!」

???男「あぁ・・失敬。ちょっと想定外のことがあったものでね・・・では、先ほどの質問に答えよう。そうだな・・あなた方は殺す前に少し調べた方がいいだろう。我々とともに来ていただこうか。」

黒樹「は!?い、いきなりついて来いって・・なんなんですか!?あなたたちは一体・・・!?」

???女「それについては応じれば話そう。おとなしく同行してくれるか・・・否か・・・・その問答以外は受け付けん。」

そう言って男女は持っていた武器を構え、3人にその切っ先を向けてきた。

マツブサ・S「はー・・・人間だと思って話しかけたらこれかよ。いきなり現れたと思いきや問答無用でついてこいだ?・・・・ついていくわきゃねぇだろ。」

???男「抵抗するという事か?私たちを見て一目瞭然だと思うが・・・逆らえばあなたたちの命はないぞ?」

黒樹「そんな脅しみたいな方法で言われても俺は屈しない。・・・来るなら抵抗するまでだ。」

疾風「そもそも、主人に刃を仕向けた時点で俺は貴様らを許す気は毛頭ない・・・・こいつで跡形もなく切り刻んでやる。」
ーーーーーーーーーーーー

マツブサ・S「この流れなら武器出し可能だよな?・・・サバイバルナイフ構える。」

ブラック「仕込み刀1本、木刀状態で出します。」

グリーン「槍を1本だけ出す。状況確認のために遠距離もできるようにする。」

パール「了解!」
ーーーーーーーーーーーー
3人は切っ先を向けた男女を敵とみなし、武器を取り出して戦闘の構えを取った。

???女「槍にサバイバルナイフ・・それに仕込み刀・・かな?どうも人間時から物騒な連中だったようだな・・。」

???男「やれやれ・・しょうがないな。では、少し痛い目をあわせてあげようか。」

???女「そうだな・・・あぁ、人間部分は存在するようだから、そこに敬意を表して名乗らせていただこう。」


ピック04「私は『ピック04』・・・本名は諸事情で言えないが気を悪くしないでくれ。」

アルク05「名乗るのは性に合わんが・・仕方ない。俺は『アルク05』だ。・・・行くぞ。」

ピック04とアルク05の2人は武器を構えた3人に殺気を向けた。3人はその殺気に答えて警戒を強める。
ーーーーーーーーーーーー

パール「・・・と、いったんここで閉めます。もうお二人の処理をしなきゃならんので!」

ブラック「・・経験者という慣れもあったと思ったんで大丈夫だと高をくくっていたのですが、経験者全く意味ありませんでしたね。」

マツブサ「神話生物邂逅に神話生物化に戦闘・・・まだこれ導入だろ?滅茶苦茶も大概にしろよ・・・。」

パール「そうだと思いますけど・・おっしゃる通りまだ導入部分ですからね?この先はこれの比じゃありませんぜ?」

グリーン「これ以上はもういらん・・・というか想像も全力でしたくない。」

ダイヤ「それはこの先のお楽しみで〜。では失礼します〜。」


続く

はい、またイナズマ組から女体化です(笑)今度は神童さんが犠牲になりました。ダイス神は味方なのか敵なのかわからん!
クリスタルも男性になって見事に男女逆転スタートです。カオスだぜ。

次回は残り二人の導入編です。

導入編 二人ロール ( No.193 )
日時: 2017/06/21 13:43
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Mg3hHTO1)

ゴールドとイエローの導入編です。
1か月経ってしまいました・・・就活で忙しかったもので、すみません!!
ーーーーーーーーーーーー

パール「へぇい!お二人さんお待たせ!導入入っていきましょう!」

ゴールド「前回はブラックと大人組の導入だったけど・・・なんかいろいろ絶叫が聞こえてきたぜ。一体何があったんだ・・・。」

イエロー「まだ導入なので・・というのも野暮ですね。超崩壊って聞いてるので心配です・・。」

パール「んまぁ、そこは合流したときにわかりましょう!では、導入ロール入っていきましょう!」
ーーーーーーーーーーーー

イエローの自宅

気候も安定した5月上旬・・・すごしやすい季節の午後21時45分ごろ・・・・ゴールドとイエローは自宅で寛いでいた。

ゴールド・S「うはは〜!やっぱり漫画といえば『東京○種』よね〜!なんでか分からないけどたまんないわ〜。」

イエロー・S「ゴールド・・・漫画もいいですけど、宿題のやり直しをしてください。5割不正解です。」

ゴールド・S「え?5割は正解なの!?昔は全問不正解だったのに・・凄い進歩!!アタイってば最強ね!!」

イエロー・S「ほめられたことですけど自慢にはならないと思いますよ?銀二君の苦労が目に浮かびます・・・。とりあえず直しに来てください。」

ゴールド・S「はーい!」

2人はそんな会話をしながら穏やかに時間を過ごしていた。その時・・・少し開けていた窓から音が入ってくる。

リンゴーン

その鐘の音は窓を開けていなくても聞こえるくらい大きい物なので、窓を開けた状態ならよく聞こえた。
ーーーーーーーーーーーー

イエロー「鐘の音・・・ですか。それだけ大きな音なら、何か知っていたりしませんか?」

パール「じゃあ、知識で振ってくださいな?」

知識 35→50 ×
   90→40 ○

ゴールド「うひ〜!やっぱ知識はアカン!」

イエロー「ダイスはやっぱり緊張しますね・・・僕はいつも緊張しちゃいます。」

パール「3割はあまり成功しないのが普通なんですよね・・・あっちがおかしいんだあっちが・・・・失礼、処理行きます!」
ーーーーーーーーーーーー
おおきく響く鐘の音・・・ゴールドはこの鐘についてうるさいくらいにしか思わなかった。一方、イエローは『前回の黒樹とマツブサが理解した内容だけ』・・を思い出すことができた。
ーーーーーーーーーーーー

パール「省略失礼!」

イエロー「はわわ・・さらっと言ってますけど、結構大変な事態なのでは!?」

ゴールド「冬木市ならあり得る!」

パール「それは言っちゃあだめです!!ロールお願いします。」
ーーーーーーーーーーーー

ゴールド・S「あーもう・・うるっさいわねぇ〜!毎晩毎晩懲りずにやかましいわね〜。一体なんなのよ!勉強妨害よ!!」

イエロー・S「勉強する気そのものがないでしょうに・・・それに、この鐘についてはすでに知っているでしょう?なんで忘れてるんですか・・・。」

ゴールド・S「興味ないものには興味ないのよ。で?この鐘ってどういう意味?」

イエロー・S「最近話題になっている流行病の発病時間を知らせる鐘ですよ。今のは21時50分になる音ですね。」

ゴールド・S「流行病?・・・な〜んか小耳にはさんだことがある気がするわ。かな〜り大事って聞いてるわよ。」

イエロー・S「そうです・・・その時間帯には人の悲鳴なども聞こえると聞いています。わかってると思いますけど・・・でないように。」

ゴールド・S「出ないわよ、大丈夫!この前の事件で懲りてる懲りてる。」

イエロー・S「どの口が言ってるんですか!?もう・・・目を離さないようにしないと・・・。」

今回はここまで
最近黒バスのクトゥルフや人狼動画にはまってきた。黒バス勢も入れようかなと考えてる今日この頃。

報告 ( No.194 )
日時: 2017/06/23 22:27
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

こちらの小説はpixiv小説の方でも執筆いたします。

※あちらの方で更新進む可能性もあります。


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