二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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プリパラッ!〜希望抱いて進め!〜
日時: 2016/02/28 19:15
名前: リラ ◆zeLg4BMHgs (ID: F5aTYa7o)

はじめまして、あるいは、お久しぶりです!
プリパラアニメをこよなく愛する、リラですよ!

以前にキャラクター募集までして、完全に迷走してしまったので、
この度スレを立て直しました。

募集したキャラクターはそのまま使わせていただきます。

登場キャラクター >>001

目次

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Re: プリパラッ!〜希望抱いて進め!〜 ( No.1 )
日時: 2016/02/28 19:26
名前: リラ ◆zeLg4BMHgs (ID: F5aTYa7o)


五年後くらいのプリパラが舞台です!


ぼたん(下羽ぼたん)
パラ宿中学に通う一年生。
プリパラを始めばかり。マネージャーはトンボ。
好物はおにぎり。

キラ
語尾に「キラッ☆」をつけるポップとクールのバランスの悪いアイドル。
去年からプリパラにいる。ぼたんにとっては先輩。
マネージャーはペリカン。


増えますよ!

Re: プリパラッ!〜希望抱いて進め!〜 ( No.2 )
日時: 2016/02/29 00:07
名前: リラ ◆zeLg4BMHgs (ID: F5aTYa7o)

プリパラとは、アイドルを夢見る女の子たちの楽園。
誰もが可愛い服をまとい、歌い踊る。
まさに夢のような世界!
毎日通うのが楽しすぎてヤバいくらい!

……なはずだよね?

「1、2、タンタン! ぼたんたん!」
「腕が曲がってるンボ! 遅れてるンボ! 笑顔が足りないンボ〜!」
「たんたん! うあー、もう無理〜」

なんでこんなに苦しんでるの?
マネジャーのトンボはメガネをぐるぐるさせて怒るし、アイドルランクは上がらないし、
始めて3ヶ月で心が折れそう。

「こんなときこそ、おにぎりおにぎり」
「ダメンボ〜! まだまだノルマの半分も練習してないンボ!」

ひえ〜。
プリパラがこんなに厳しいなんて聞いてないよ。
隣の隣の隣のクラスのマイちゃんも楽しいって言ってたもん!

「ぐだぐだ言ってないで早く最初から踊るンボ!」
「嫌! ぼたんおにぎり食べるもん!
 練習なんか、ぺっぺけぺーっだ!」

もう、ぼたんにとってはおにぎりは命より大事なんだぞ!
おにぎりが食べられないなら、アイドルなんてやめちゃう!

「トンボなんか、ぺっぺけぺー!」
「よくわからないこと言ってないで、練習しろンボー!」
「嫌ンボー!」

トンボの口癖を真似して、んべっと舌を出す。
そのまま逃げるように楽屋を出ると、乱暴にドアを閉めた。

知らない知らない! ぼたんもうアイドルやーめたっ。

Re: プリパラッ!〜希望抱いて進め!〜 ( No.3 )
日時: 2016/03/15 10:02
名前: リラ ◆zeLg4BMHgs (ID: F5aTYa7o)

学校が終わったら、超速攻猛ダッシュでプリパラに駆けつける。
大急ぎでプリチケをスキャンすると、あっという間に変身、
ポップアイドル・キラに早変わり。

「プリパラチェンジ完了! キラキラっ!」

そして超絶速攻全力ダッシュで楽屋に駆けつけた。

—————

「バカぺりかん! 今日こそちゃんとライブエントリーしたんでしょうねぇ!」

ばーん!とドアを開けるが、そこには誰もいない。
エントリーをしに出ているなら話は別だ。
だがあのペリカンに限ってそんなことはありえない。
キラは鬼のような顔をしてプリパラを駆けた。

「ぺえぇぇりかああぁぁあぁん! 今日こそアンタとの縁を切ってやる!」

その様子は、まさにホラー。
鬼のようというか、鬼顔負けの迫力である。

それもそのはず。
プリパラではポップな茶髪ツインテールと服装に身を包んだキラだが、
プリパラの外では束ねた黒髪がクールな武道派女子。
家が道場だったおかげで、剣道、柔道、空手、弓道、薙刀をはじめあらゆる武術では誰にも劣りを見せない。
気が強く、小学生の頃は『将軍様』のあだ名がついたほどだ。
カラフルでポップな服ははっきり言って今のキラには似合っていない。
そんなこと、わかっているけど。

「ペリカン! みつけたわよ!」
「ぺりっ!?」

変な声を上げて、鳥がひっくり返った。
どうやら、喉に詰まったらしい。
ペリカンは、プリパラのカフェで大福を食べていた。

「急に大声出すなぺり!」
「はあぁ!? あんたちゃんとエントリーしてくれたんでしょうねぇ!?」
「そんなの言われてないのにやるわけないぺり!」
「昨日頼んだじゃない!」
「覚えてないぺり!」
「あんたの頭はわたがしかーっ!」
「ポップじゃないポップアイドルに言われたくないぺり!」
「仕事しないマネージャーに言われたくないですー!」
「そんなこといったらキラは電卓頭ぺりー!」
「最ッ高の褒め言葉をありがとうございますーっ!」
「ほめてないぺりーっ!」

「あのー」

気がついたら、向かい側の席に白い髪の女の子が立っていた。

「隣座っていいですか? 今一人で寂し……」

「空気読みなさいよ!? 今どう見ても取り込み中でしょうが!」
「キラは大声過ぎてうるさいぺり!」
「あんただってうるさいわよ、馬鹿ペリカン!」
「馬鹿じゃないぺり! 馬鹿っていうほうが馬鹿ぺり!」
「私はこの前テストで学年3位をとったのよ! どこが馬鹿なのか言ってみなさいよ!」
「キャラ作りが下手くそ!」
「何ですって!」

「まあまあ……おにぎり、食べる?」

さっきの白いマシュマロのような髪の女の子が言う。
ふしゅるるる……と力が抜けた。

「ペリカン、逃げるぺり〜」
「ちょッ、待ちなさいよ!」

ペリカンはすごい速さで逃げていった。
……まったく、いつもあんなふうに働いてくれればいいのに。

「ねえねえ、一緒におにぎり食べない?」
「食べない……」

追いかけるのに疲れたのか、キラは思わずすぐそばの椅子に座った。

あーあ、私こんなふうででいいのかしら?


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