二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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小さな書庫の騒動2
日時: 2016/07/03 11:40
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)

どうも、八雲です。

この『小さな書庫の騒動』を2作目へと移転いたしました。
これより増やしていきますので、どうぞ宜しくお願いします。




目次

QUEST8 >>1-4 後編 >>11-14

久々のだっちゃんねる >>19-20


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Re: 小さな書庫の騒動2 ( No.36 )
日時: 2017/05/22 15:42
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)


『季節の変わり目は風邪の種』


キュベリエ「夏。世間じゃ海だのなんだのとはしゃいじゃう季節ですが、同時に季節の変わり目であるので体の調子が狂ってしまい、風邪に陥ってしまいやすい時期でもあります。

——炎と氷のファンタジア。それは、原作の無いこのグリムノーツが生み出した炎、氷、雷の国の物語。そして、ストーリーテラーの定めた運命の理を断ち切る完結編。

今回はそんなひと夏の思い出に残りそうな騒動ですよ。

あ、それと今回は原作とは設定が違います。『何でお前らがいるんだよ!?』的なツッコミはひとまず置いといて下さいね?」



グレシア「最悪だ……」

病室で一人、三霊連合国の氷の国の姫君グレシアは憂鬱に窓から見える清々しい青空を眺めていた。
事の発端は同じ三霊連合国の炎の国への長期滞在の中、城下町の情景を見たいと部下に無理を言ってお忍びで外出。慣れない夏の暑い日差しをたっぷり受けてしまい、道中でぶっ倒れてしまった。
補足を加えると、この世界は雪精、炎精、雷精の3体の精霊が存在し、それぞれの精霊の加護を受けた国ができた。ただし、雪精の加護を受けた人間は炎精の加護を受けた人間に触れるだけで傷ついてしまうという。つまり、炎の国の住人が住まう城下町なんて氷の国の住人から見れば灼熱地獄そのものである。

グレシア「せめて冷えピタでも買っておけば良かったかなぁ……;」

アルバス「姫殿下、失礼します」

自分の行いに多少後悔していると、彼女の部下であるアルバスが病室に入ってきた。彼はほとんど料理を口にしていない彼女の容態を見て、凍り付く。

アルバス「だ、大丈夫ですか!?ほとんど料理に手を付けてないじゃ無ですか!」

グレシア「(あ、ご飯の事すっかり忘れてた;)心配かけてごめんなさい。流石にちょっと無理をしちゃったみたい……」

アルバス「ただでさえ我々の国は夏でも殆ど涼しい気候で、暑さに慣れてないんですよ。灼熱地獄に身投げするなんて後にも先にも姫殿下くらいですよ」

グレシア「反省しております…;」

アルバス「まぁ、長期滞在も今日で終わりです。幸いただの夏風邪だったし、明日になればすぐに氷の国に帰れますよ」

グレシア「そうね。早く民に私の元気な姿をm——んぐぶへぇ!?(むせて吐血」

アルバス「ゑ?」

ナース「きゃあああああああああ!!!」

熱中症を早く治して安心させようと思った時、唾で誤ってむせてしまい、赤い液体を吐き出す。それはぺちゃり、とアルバスの頬にも付き、真っ白なシーツにも赤い跡を残す……。
そしてたっぷり10秒固まった後……。

アルバス「先生ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!姫様が、姫様が血を吐きましたアアアアアアアア!!!」

グレシア「げぶふっ!げふっ!ぢょ、ぢょっど待っでありゅばじゅぅぅぅぅぅ!!ごれ違う!血じゃない!血反吐じゃない!アルバス戻ってきて!!カムバァァァァァァァァァァック!!!!!」

ショッキングな光景を目の当たりにしたアルバスもいつもの冷静さを忘れ、顔を青くしてパニック状態になりながら医者を探しに外へ飛び出していった。ようやくむせかえりが収まったが、ナースがシーツを替える中、グレシアは最悪の事態に顔を青くしていた。

グレシア(さっ、最悪だああああああ!熱中症対策に水分とリコピン摂取目的で飲んだトマトジュースで吐血したと思われちゃった!!完全に何かヤバい病に侵されたようなことにされちゃったよ!!この病院も炎の国と氷の国の国境付近にあるとはいえ、氷の民の体質の知識が不足してるみたい。何とかして氷の国の病院に連絡を取り、私達の体質データの資料を送ってくれれば何とかなったかもしれないのに……!お、落ち着きなさいグレシア。今は体を治すのと事態の収束を最優先にするのよグレシア。大丈夫、大人しくしていれば自然と誤解も解ける!下手に動かない方が得策よ!!——それにしても炎の国のトマトジュースって何でこんなに赤いの?私も一瞬血を吐いたかと思った……;)

完全にあらぬ方向へと事態が発展していく中、事態の収束をしなければならないと、グレシアは一人決心するのだった。心底どうでもいい一言と共に。
因みにリコピンの効果は活性酸素を消す抗酸化作用であり、血糖値を下げたり動脈硬化の予防なので、グレシア姫のとった熱中症対策は半分無駄です。熱中症対策をするならスポーツドリンクが望ましいそうです。


炎と氷のファンタジアは見るだけでも名作です。

Re: 小さな書庫の騒動2 ( No.37 )
日時: 2017/05/20 18:42
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)



翌朝。

ナース「グレシア様、体の調子は大丈夫ですか?」

グレシア「ええ、すっかり体も軽くなりました。昨日は本当にすみませんでした。トマトジュースを吐いてあんな騒ぎになってしまうなんて……」

幸いにもグレシアの病状はすぐに回復し、今日中に退院できる。だが、完食した朝食の端に、ミニサイズの手帳が置かれていた。

グレシア(結局言い訳を考えてたら貫徹しちゃった……;どうしよう、やっぱりここはストレートに正直に話すべきかな……?)

どうやら言い訳を考えているうちに寝不足になってしまったようだ。その証拠にグレシアの目の下にかなりうっすらとクマが浮かんでいる。幸いにも目立つようなクマではないので、暫く寝ていれば大丈夫だろう。とりあえず寝ようとした時、イグニスが病室を訪れる。

イグニス「大丈夫か、グレシア。アルバスから事情を聞いてな」

グレシア「イグニス。こんな朝早くからお見舞いなの?」

イグニス「ああ、昨日飛んできて、病院に泊まったからな。おい、その目元の痣は……!」

グレシアの目元のわずかなクマに気づくとは。だが、ただの寝不足だなんて気付かないイグニスは何かを悟ったように窓辺へ行き、グレシアに語り掛ける。

イグニス「——安心しろ。俺も今日からここに泊まる。お前の事を一番に思っている俺と一緒なら、お前も居心地が良くなるだろう」

グレシア(すいません、最も愛する人の優しさがこんなに吐き気を催す罪悪感とは思ってなかったんですけどOTL)

完全に病と誤解したイグニスに謝罪したいグレシア。何とかイグニスの気を落とさないように取り繕おうと努力する。

グレシア「だ、大丈夫よ!そんなに酷い病気じゃないわ。それに私達氷の国は、厳しい環境でちょっとやそっとの風邪で死ぬような事は無いわよ!」

イグニス「いや、人間というのは頑丈に見えてあっけない存在だ。そう、窓から見えるあの木——」












シャルロット「おやおやおやぁ〜、相変わらずラブラブな雰囲気だなコノヤローゥ♪(^ω^)」

イグニス「あの木から出歯亀な雷の国の女騎士が落ちた頃には、お前は「白銀雪月花」

いつの間にか木に登ってイグニスとグレシアのやり取りを見ていたシャルロットにグレシアが白銀Ver.の必殺技を叩き込んだ。氷属性の攻撃にシャルロットは一瞬で氷漬けになり、あたかも木の枝のような氷ができあがる。

グレシア「大丈夫。出歯亀はあんなにも生き生きと木にぶら下がってるわ」

イグニス「おい、やけにリアクションが冷たくないか?生き生きとしてないし。それに……」









カオス・白雪姫「」

レギア「さぁヴァルト王子、グレシア姫の病室は3階ですよ!」

ヴァルト「解った。すぐ行こう」

イグニス「あっちのストーカーは既に地に落ちて「グッサァァァァァッ!!!」

いつもの如くストーカーしていたカオス・白雪姫。どうやら木の上からヴァルト王子に襲い掛かってきた所を返り討ちにあったらしい。その彼女に折った枝を突き刺し、イグニスを説得する。

グレシア「しっ、心配しないでイグニス!ほら、ストーカーは地に落ちてもまた新たなストーカーという名の花を咲かせるのよ!」

イグニス「いや、そっちじゃなくて……」








ドン・キホーテ「」

イグニス「あっちマジで落ちそうなおじいさんがいるんだけど」

グレシア「あれは最初から落ちてるのよ」

イグニス「なるほど」

ドン・キホーテ「助けないのォ!?」

今度は首を吊ろうとしていたラ・マンチャの騎士。だが今度は見送ってスルー。
思わず声を上げたが、完全無視です。



(2番目はここまで)

Re: 小さな書庫の騒動2 ( No.38 )
日時: 2017/05/20 18:59
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: C6aJsCIT)




『SHA−ZAI』


三蔵「と言う訳でサブタイの言うように、3本立てのラストは上2つでやらかしたパロディや迷惑行為に対して、公式に心を込めてお詫びしたいという趣旨の元、お送りしたいと思います」

悟浄「ただの夏風邪なのに愛人と部下にとんだ勘違いをさせてしまったグレシア姫、ゴリラストーカーと同じ扱いをさせてしまったカオス・白雪姫。凶暴な性格にさせてしまったヴァルト王子。声優ネタのマダオもといドン・キホーテ……」

八戒「そして、これを読んでくれている読者の皆様……」

一行「本当に、すみませんでした!!」















悟浄「よし、謝罪も終わったし八戒には豚の生姜焼きになってもらいます。そしてお姉さまとお師匠様の徳の贄となりなさい」

八戒「いきなり無茶苦茶だなオイ!?」

悟空「何かこつけて自分にとって目障りな奴消そうとしてんだよ!?」

悟浄「何を言ってるんですか?こいつの罪は可愛い子なら誰彼構わず口説こうとしてるんです。この際黙らせておきましょう、永遠に」

悟空「お前俺様より問題児じゃねぇか!きんこじ着けた方が良いんじゃないのか!?」

悟浄「あ、だったらお姉様とペアルックで」

おい、謝罪ネタにかこつけて何やらかそうとしてるんだ。また謝罪先を増やす気ですか?謝罪からの八戒暗殺計画に変わっていく中、もう一つの西遊記の想区の住人達が現れる。

三蔵(美猴)「はっはっは!何をやっているのだお前たちは!」

悟空「あぁ、美猴の……って、なんじゃこりゃああああああああ!?」

悟浄&八戒「」←美猴の自分を見て石化。

三蔵「これはまた、凄く頼もしい三蔵法師ですね」

悟空「いや、頼もしすぎるんですけど!あんなお師匠さんお供抜きでも襲おうとする勇者いねーだろ!?あと、玉龍を担いでんじゃねーよ!」

三蔵「玉龍というのは西遊記の知られざる登場人物の一人です。龍神の子ですが、普段は私達三蔵法師が乗っている馬の事ですよ。ただ、意外と影が薄いので5人の旅を見守ってあげてください」

玉龍(美猴)(´・ω・`)オロシテー。

おい、また玉龍担いで登場ですかお師匠様。因みに美猴の三蔵のイメージ図はパズドラの光三蔵の衣装を着たマッチョマンです(事実&グラフィックないけど)。悟浄と八戒も三蔵美猴と似たような筋肉男です(マジ)。

三蔵(美猴)「ここはワシが西遊記を代表して謝罪しよう!誠心誠意、全てを曝け出して迷惑をかけた方々に心を裸にして謝罪する」

悟浄(美猴)「おおお!師匠がそれほどまでの事を言うとは……!よし八戒、我らも師匠と同じく心を裸にして謝るぞ!」

八戒(美猴)「おうよ!我らの誠心誠意の謝罪を見せてくれるわ!!!」













三蔵&八戒&悟浄(美猴s)「すいませんでした(謝罪と同時に全裸に」

悟空(美猴)「3人揃って本当に裸になってんじゃねえよ!つか最初からそれやりたかっただけだろ!?」

文字通り全てを曝け出した謝罪をする美猴の筋肉トリオ……って、お前ら女の子がいる前で裸になってんじゃねえよ!?何、こいつらは裸族属性まで持ってんのか?!
だが何か納得がいかない3人は、ナレーションのツッコミもスルーして会議を執り行う。

三蔵(美猴)「ふむ、やっぱ普通に全裸になるだけでは物足りんな」

悟空「普通に全裸ってねえだろオイ」

三蔵「それにポーズもいまいちでした。やはり普通に土下座って古いですよ」

悟空(美猴)「何?そっちのお師匠さん全裸のマッチョマン共の中に一人真面目にアイデア出してるよ!可愛いけどこんな隙だらけなお師匠さん守るのも一苦労だよ!」

なんか凄い光景なんだけど。全裸の筋肉男3人の輪の中に一人女性が入って真面目に相談を受けている。三蔵からしたらアドバイスを出し合ったりしているようだが、外から見たら完全に美女と変態共です。
そんなこんなで内容が決まったらしく、再び謝罪を行うことに。

三蔵(美猴)「そんなわけで、数々の迷惑をかけた皆さん。こうして全てを曝け出して謝罪いたします」









美猴筋肉トリオ「すいやっせんでしたぁ!!(近藤の謝罪ポーズ(252話のアレ」

三蔵「もう一回!」

美猴筋肉トリオ「すいやっせんでしたぁ!!(近藤の謝罪ポーズ(252話のアレ」

三蔵「まだまだ!」

美猴筋肉トリオ「すいやっせんでしたぁ!!(近藤の謝罪ポーズ(252話のアレ」

三蔵「もう一杯!」

美猴筋肉トリオ「すいやっせ——」

悟浄&八戒「じゃねぇだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(必殺技発動」

余りにも酷過ぎる謝罪の連発に復活した悟浄と八戒が必殺技を発動。2人の技で美猴の筋肉トリオを倒した後、悟浄と八戒、そして悟空がカメラの方を向き……。

悟空&悟浄&八戒「なんか、すいません」





あとがき

今回は作者がハマってるグリムノーツを先駆け登場させました。何かのパロディで登場させようと思い、目に入ったのが銀魂です。パロディネタやってんのに結構パロディネタに使いやすいですね。
因みにネタバレになりますが、この作品、逃走中の中で登場します(修正もしました)。

感想おk。

Re: 小さな書庫の騒動2 ( No.39 )
日時: 2017/06/09 22:15
名前: 迅宗 (ID: BzAyvfNA)

迅宗です。おひさ!

おお、銀魂ネタですか。

え、グリムノーツ?…すみません、分からないうえに知りません。

1本目…近藤さんとゴリラの話が元ですか。
ラストのライダーキックはないわww

2本目…分かりませんが、トマトジュースはダメでしょ(笑)
あれは一体何なんでしょう?

3本目…会見もどきですね。
何だかこれ…ひどすぎwww

以上です。あと、笑ってはいけない防衛隊員は現在執筆中でございます。

現在、2回目の引き出しネタ真っただ中です。

次の更新待ってます。

Re: 小さな書庫の騒動2 ( No.40 )
日時: 2017/10/06 08:59
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: rBo/LDwv)

移転する前に更新しとくものは更新しておかないと。




>辻宗さん


グリムノーツは動画を見るだけでも面白いと思いますよ。

今回は銀魂で面白いものを選んで使ってみましたwww

1枚目。ゴリラとの結婚式が元ネタですwwwあと、下ネタは個人の権限を尊重して消しました。

2枚目。元ネタは神楽の仮病です。原作は自分の設定を軽んじた銀時を懲らしめる為でしたが、こっちは本当の熱中症によるダウンでした。

3枚目。謝罪の冒頭の部分ですwww謝罪したいのか笑わせたいのかどっちかにしてくれwww


後、これとヴァイスシュヴァルツは移転させてもらう予定です。逃走中はこの際一から新しくしようと思っています。リアルでの幼用事を終わらせたら管理人に頼もうと思っています。では。


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