二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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東方 宝能記ーホウノウキー
日時: 2016/09/07 16:26
名前: はや (ID: buHy4jxo)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=11500

皆さん初めまして、はやと言います。
(上のURLはプロフに繋がってます)

宝能記、なんていうダサいタイトルですが、面白い小説にしたいと考えています。
宜しくお願いします。

【注意事項】
・執筆は初めて
・二次設定、解釈設定含む
・中身が薄いかも・・・?

【更新頻度】
基本、毎日投稿だと思います。
テスト期間や体調不良の場合は申し訳ないですが休ませて頂きます。

【目次】
プロローグ>>1
【一章〜異変の始まり】
一話>>2 二話>>3 三話>>4

Page:1



Re: 東方 宝能記ーホウノウキー ( No.1 )
日時: 2016/09/05 15:26
名前: はや (ID: buHy4jxo)

プロローグ:??? 【???】
ーーーーーーーー

顔を歪ませ、人を嘲笑うかの様に笑う。
私は、その様を何度かだけ、いや何度も見た事があるように思えた。

一つは夢の様に曖昧で、はっきりと記憶していた。
彼からは何時だって巧みな笑みを浮かべ、美醜など欠片も無い様に感じた。
これが初めての出会いだ。
いえ、実際は・・・・・・随分と前に会っていたのかも知れないけれど。


二つは心が奪われたかの様に私の目を釘つけにさせた。
彼からは生きている様も感じられない。もっと詳しく言うなら全てを悟った様な、
全てを諦めた様な様であった。
それでも彼は、巧みな笑みを浮かべていた。


三つは・・・・・彼の死に逝く瞬間だ。




ワ タ シ ガ コ ロ シ タ

と謎の遺言を残して。

Re: 東方 宝能記ーホウノウキー ( No.2 )
日時: 2016/09/06 18:33
名前: はや (ID: buHy4jxo)

一話:博麗神社 【博麗 霊夢】
ーーーーーーーー

朝起きたら飛べなくなりました。
・・・・なーんて、馬鹿な事もあるものだろうか。
魔理沙のもしも話を小馬鹿にしながら、いつもそんな事を思っていた。

「はああああああああああああああああああああ!?」

飛べなく・・・・・・なってる!?
それが目を覚ましてから始めて発した言葉だ。
有り得ない様で有り得たんだな・・・ってか忘れてたわ、ここ幻想郷だわ。

良く分からない自問自答と言い表せぬ怒りと呆れが込み上げるが、幻想郷という事を
思い出した途端に治まった。
幻想郷って怖いな。

「全く・・・面倒な異変だこと」

ガシガシと女の子らしくないが頭を掻きながら空を見上げた。
飛べなくなっても大丈夫だろうとは思っていた過去の自分を殴りたい。
私ってよくよく考えれば移動手段ほぼ飛んでるじゃん。正規ルート知らないよ。
魔理沙の家とか人里の所への道程すら知らないよ。

「はぁ・・・・・・」

仕方無い、今日は周辺を彷徨くしかないのか?
いや寧ろそれしかなくない?私の存在意義がちょっと危ういよ?
ああ・・・こうなるんなら、移動は飛ぶだけにしなきゃ良かった、うん。

「あー、いてて・・・・・よぉ、霊夢。てっきり情報探し行ってるのかと思ってたが・・」
「こんな状態でどうやってしろと言うの?」
「こんな状態って、お前・・・・・いつもと変わらないが?」

よりにもよって勘の鈍い奴が来た。
ったく、魔理沙は自分の体の異変に気づいてないの?
飛べないし、勘の鈍い魔理沙が来たし、多分魔理沙も飛べなくなってるだろうし・・。

あ、これ詰んでる?あれ、詰んでないよね?大丈夫なのコレ。
めっちゃ地味な異変だけど一番大変な異変よ?

「あ、ちょっと聞きたいんだけどさー、私飛べなくなったんだよ。飛んでたら
突然落ちてさー。霊夢何か知らないか?」
「・・・・・・あんたに一応聞くけど、それだけ?」
「それだけって、何がだ?さっぱりだぜ?」

こてんと魔理沙は首を傾げる。
ちょっと何言ってるか分からないみたいな顔しやがってる。ちょっとウザイ。
これは・・・・・説明するしか無さそうね。

あ、その前に魔理沙殴ろう。何かイラついてきた。

「ちょっと酷いぞ霊夢!!」
「・・・・・酷いって何が?」
「心の声がただ漏れだって言ってるんだぜ」
「ああ、ごめんなさい魔理沙。あなたの顔を見ていたらイラついてきて・・」
「っおい!?」



Re: 東方 宝能記ーホウノウキー ( No.3 )
日時: 2016/09/06 18:53
名前: はや (ID: buHy4jxo)

二話:博麗神社 【博麗 霊夢】
ーーーーーーーー

「冗談はそこまでにして・・・。うーん、そうね、言うなら・・・・・あんた魔法使える?」
「冗談に聞こえないぜ・・。魔法か?使えるに決まって・・・・・ありゃ?」

自信満々と言った様子で返事が返ってくるが、直ぐに抜けた声が聞こえた。
そう、私は『能力が使えなくなった』のではと予想したのである。
・・・・・・え?考えたら分かるだろう、って?・・・・・・。

ま、まぁ、そんな事で・・・・・・魔理沙に使えるか聞いたのだ。
私の予想通り、使えなかったみたいだけど。

「お、おい!!霊夢コレはどう言うことだ!?」
「さぁね、私にも分からないわ。・・・でも、私の考えが正しいなら・・鴉天狗達は恐らく
飛べる筈よ!!」

ちょっとかっこ良く言ってみる。雰囲気出てるよね?・・・出てるよね?
というか、何故私はこんなにムキになってるんだろうか。

「使えんのか?・・・なら、会いに行こうぜ!!」
「ごめんなさい魔理沙。私・・・妖怪の山への行き方を知らないの」
「・・・・・・お前は女優か?」

ツッコミ方可笑しい。てか突っ込むとこそこかよ。もっと他にあったでしょう。
何で知らないんだー!!とか突っ込めんだろ魔理沙の馬鹿が。
それとも何?え?からかい?

「・・・・っ!?」
「なっ、何だこの揺れは!?」

この揺れ・・・・・・地震?
でも可笑しい。何故?あの危険人物の天人が要石埋めてなかった?

・・・・・・・・!!無い!?しかし・・・・・・何故?

幸い、謎の揺れは直ぐに治まった。

「あれ・・・・・どうして?」
「どうしたんだ?霊夢?」

ひょいっと擬人化出来そうな勢いで魔理沙が肩から覗く。
そこには、何時も通り要石があった。

少々違和感と疑問を抱く。
でも・・・何であの時は無かったんだろう?危険人物天人が埋めていた筈の要石が・・・・。

Re: 東方 宝能記ーホウノウキー ( No.4 )
日時: 2016/09/07 16:25
名前: はや (ID: buHy4jxo)

三話:紅魔館 【レミリア・スカーレット】
ーーーーーーーー

「........あら?」

どうやら、珍しい客が来たようだ。
つい先程、揺れが発生してから外に異色な気配を感じるが...それに関係しているのだろうか?
まぁ...考えていても仕方の無いこと。癪だけど、招き入れましょう。

「吸血鬼.....あんた関係してる?」
「んぁ?......えーと..どういう事?」

目の前の緑髪の巫女__東風谷 早苗に問う。
突然やって来ては、疑うなんて...マナーもなっていなかったのか?

「はぁ....気付いてないのですか!?」
「いや.......この部屋には日傘が無いし...。で?何があったの?」

気付いていない...か。
やはりただ事では無いことが起きているのね。
そういえば...気配だけでなく、自分の体が重く感じる様な.....?

「実際に見た方が分かり易いですよ?」
「......?じゃあ連れて行きなさいよ」
「キャーッ!!!!私主人公かしら!?」
「..............?」

早苗って変な所あるのね..。主人公って何....。
まぁ良い、どうやらその場所に連れて行ってくれるみたいだし。

****

「うわぁぁ.........。人多いし..変な建物が沢山...」
「そうでしょう?コレが外の世界です」

これが外の世界.....。


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