二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆
日時: 2020/07/11 22:13
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1374

どうもです、灯焔です。
我が道中を進んでいく逃走中#CR04!『JOKER』の正体が遂に判明したり、道化師が本格的に動き出したりと大波乱が止まらない!
今回の舞台は、某リアルファイトゲーな『マリオパーティ5』より『レインボー・ドリーム』。人々の『そらのユメ』から生まれた天空のエリアを、逃走者達とハンターによる4度目の本気の鬼ごっこが今、始まる―――!


ジルクファイドが不穏な動きを見せて終了した前回の逃走中。道化師もどう動いてくるかわからん状況で逃走中#CRはどうなってしまうのやら…。『JOKER』、そして彼を巡る戦いは更にヒートアップ…していくのか?
ドラマは異常気象を解決する為夢の国へ!こちらもただ事じゃあなさそうですよ…?
種族を超えた絆を今、解き放つ時―――!命よ、魂よ、輝きを放て!


<ルール>
逃走エリア:『レインボー・ドリーム』
コネクトワールドの人々の『そらのユメ』から生まれた、天空にそびえる大きなエリア。
4つのエリアに分かれており、逃走者達は各々OPゲームで選ばれた場所から逃走をスタートすることになる。また、今回はミニドラマに対応する為『4つの国』のような景色に仕上がっている。
エリア詳細 >>1
ミニドラマ紹介 >>2



逃走時間:85分

賞金:51万(1秒100円)

ハンター:初期4体(OPゲーム会場のハンターボックスに4体)

自首方法:『雷の国』か『雪の国』にある自首用電話から自首する旨を電話する。


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>3

風雅


【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>4
クリス
ルフレ
カムイ

【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>5
舞園さやか
ソニア・ネヴァーマインド
天海蘭太郎

【どうぶつの森シリーズ】より (3人) 詳細>>6
むらびと
しずえ
たぬきち

【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>7
シャルロット・フェリエ
ルカ・フォルティス
レクト・ラロ

【作者枠】 (3人) 詳細>>8
桜木霊歌
YUMA
夏風邪

【逃走中#02 MVP】 (2人) 詳細>>9
アルル・ナジャ
クレア・スチーブンソン

計20名


○逃走中#CR05 出場枠争奪クイズ 開催中! 
 ※締め切りました


◎AfterBreakTime

 ①『数多の可能性の世界へ』  >>10
 ②『松野家の七転八起』    >>36
 ③『とある神々の憂鬱』    >>56
 ④『その紅き目は虚空を仰ぐ』 >>68
 ⑤『現は夢、夢は現』     >>81
 ⑥『混沌落下☆注意報』    >>94
 ⑦『道化は鳥を嘲笑う』    >>124
 ⑧『異星の明星を見上げて』  >>133



以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

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ABT⑧『異性の明星を見上げて』 ( No.133 )
日時: 2020/07/11 22:12
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g

天空の塔に捕まってしまったミミニャミ一同。
彼女達を見張るようプログラムされていたジルクファイドでしたが、彼の心に『とある変化』が…。

------------------------



~天空の塔 牢屋~



ミミ「んも~!こっちの話全く聞かないで勝手に消えちゃうんだから!でも、まさかわたし達だけじゃなくてジョマンダさんまで捕まってるとは思わなかったよ」

ジョマンダ「リピカに買い物を頼まれて、その帰りに狙われたんだろうな…。牢屋に連れてこられたらお前達がいたのにもびっくりしたが、まさか親父とヴァリスも牢に入れられてるなんて思わなかったからな」

ジャック「…すまん。お前達の護衛を承ったそばからこんな事件に巻き込まれるようなことを…。俺が気付ければお前達だけでも逃がせたんだが」

ニャミ「捕まっちゃったもんはしょうがないよ!それに、ジャックでも対処しきれなかったってことは…『魔法関係の何か』であたし達気絶させられちゃったんでしょ?それならジャックが対処できなくても仕方ないよ」

ジャック「お前達のそのメンタルの強さはどこから来てるんだ…」

ミミ「ふふん。MZDに過去に散々冒険させられてきたからね!色んな事に慣れてるんだよ!」

ジョマンダ「慣れていいのかよ…」



こちらはミミニャミ達が捕まっている『天空の塔』。今回の逃走エリアである『レインボー・ドリーム』の中心に立っている天気を司る塔です。現在彼女達は、つい先程メフィストがメインサーバに映像を流したように、塔の中にある牢屋に入れられています。
ジョマンダはミミニャミが捕まった後に気絶させられてここに連れてこられたようで、既に牢屋の中に彼女達3人と自分の父親、そして弟が捕らえられていることに驚いていました。
…その『父親』であるリサと、『弟』であるヴァリスは随分と酷い目に遭ったようで、未だに目を覚ましません。



ジョマンダ「親父達は道化師達に協力していたんじゃないのか?」

ニャミ「2回目の時にあたし達を襲ってきた時はそうだったかもしれないけど…。ほら、やっぱりリサさん達にも何か事情があったんだよ!それで、ジョマンダさんの言葉を信じてもいいかも、って思うようになって…。彼の策略が道化師達にばれて、ここに連れてこられちゃったんじゃないかな」

ミミ「そっか…。リサさん達は別に操られていたわけじゃなかったんだね。それが分かっただけでも安心だよ」

ジョマンダ「そもそも、ヴァリスはともかく親父は魔法への抵抗力はかなり強いはずだ。そう簡単に魔法で気絶させられる様な相手じゃないんだぞ」

ジャック「なら逆を攻めればいい。…道化師の野郎共のことだ。リサが物理に弱いこととヴァリスが魔法に弱いこと、両方知っていたんだろ」

ジョマンダ「それにしても…。親父、なんで…」



そう呟きながらジョマンダは未だ目を覚まさない父親の方を見ます。外傷は特に無い為治癒はされたようですが、深く気絶させられているようで起きる気配がありません。
彼は父親に近付き軽く肩を揺らしてみます。しかし、反応は無し。しばらく同じ行動を繰り返していると…『うぅ』と、小さく呻く声が目の前で聞こえたのです。



ジョマンダ「親父。親父。大丈夫かよ」

リサ「こ、ここは…。そうか。私達は神々に地上に落とされて…」

ジャック「『地上に落とされた』?!どういうことだよ一体…。もしかしなくてもニャミの推測が当たっていたりするのか?」

ニャミ「リサさん、どうしてこんな牢に連れてこられていたんですか?」

リサ「…君達か。―――はは、一度は襲った君達に助けられ心配されるなんてな…。一部の神々と道化師が手を組んでいたことは君達も知ってのことだろう。そこで…私達が協力している神々の目的が『地上を滅ぼすこと』だと分かってね。息子の…ジョマンダの言う通りだった。私達は騙されていたのだ。
   そこで、ヴァリスと共に意義を申し立てようとしたら…神々によって地上に落とされた。そこを道化師に拾われでもしたのだろう」

ミミ「…あっ。MZDが言ってたね。『神様にも悪い奴らがいて、今道化師達と手を組んでるのがいる』って」

ニャミ「リサさんとヴァリスさんは悪い神様達に裏切られちゃったんだね…」

リサ「つまりそういうことだ。そもそも我々のことを『異星人』として扱っていたことから気付くべきだったのかもしれないがな…」

ジョマンダ「『異星人』って。確かに言葉の通りだけど、そこまでだったのかよ」



目を覚ましたリサは、牢に捕らえられている一同に自分達がここにいる事の顛末を話しました。2人が地上に落ちた後、彼らを回収したのは道化師で確定しましたね。
ジャックは上司から自分が本部に来る前に本部が彼らに襲撃されたことを聞いている為警戒を緩めていませんでしたが、対照的にミミニャミは今の彼らに敵意は一切ないことを感じ取っていました。
そして…確かめるように、こう口にしたのです。



ミミ「あの、リサさん。もう本部を襲うことはないってことですよね?」

リサ「あぁ。神々共の言っていることが間違っている可能性が高い以上、彼らに協力する義理もないからな。君達と敵対する理由もないだろう」

ニャミ「それならさ!あたし達に…ジョマンダに協力してあげてくれませんか?分かってるとは思うんですけど、ここ最近の道化師達の攻撃が激しくなってきてる。それで、悪い神様ももしかしたら本部のみんなをターゲットにするかもしれない…。だとしたら、何とかするべき側に一時でもいたリサさん達が協力してくれたらこんなに心強いことはないと思うんです!」

ジャック「何言ってんだよお前?!こいつの言うことを素直に信じて今度こそ怪我なんてしたらどうするんだ?!」

ミミ「確かにジャックの言うことも分かるよ。でもさ、他人を『信じてみないと』始まらないこともあると思うんだよね!…ポップンワールドが混ぜられる前、ヴィルさんをMZDが『匿う』って言った時もさ。わたし、正直怖かった。ヴィルさんが14回目のポップンパーティの時に何をしようとしたのかってのは痛いほど分かってるつもりだから。
   …でもだよ。MZDは彼を信じた。『親友』だとか、過去のしがらみだとか、そういうものはあるかもしれない。でも、双反する種族であるヴィルさんを助ける選択肢を真っ先に取った。それってさ、ヴィルさんを信じてなきゃ出来ないことだと思うんだよね。
   
   …だからわたし達も信じたいんだよ。リサさんを。ヴァリスさんを。ジョマンダさんもそう思うよね?」

ジョマンダ「親父達が騙されていただけと知った今、俺も警戒心を持ち続ける理由はないからな。それに…『家族』だし。信じない理由なんて俺にはない」

ジャック「そう…いう、もんなのか?」

ニャミ「ジャックにも分かる日が絶対来るって!前も言ったでしょ!『ジャックはもうただの人形じゃない』ってさ。だから…これから学んでいけばいいんだよ。せっかくジャック自身の『いのち』を得たんだからさ」

リサ「待ってくれ。ジャックと言ったな。彼は人工生命体なのか?」

ミミ「そうだけど…それがどうしたんですか?」

リサ「いや…。今私達を監視している彼…『ジルクファイド』だったか。彼もアンドロイドなのだろう?―――彼の挙動がおかしいような気がしているんだ」

ニャミ「おかしい?どういうことですか?」

ジョマンダ「あいつ、確かメフィストに操作されてるんだよな?それにしては…『俺達を監視する気が薄い』というか…。何かに葛藤しているような気さえ感じられるんだよ」

ジャック「それって…。あいつも『自我』を得ようとしているってことか?」



ジャックが人工生命体だという話を聞いて、ふと彼はジルクファイドのことについて触れます。彼がこの世界に混ぜられたことで『影響』を受け自我を得ることが出来たのならば、同じような存在であるジルクファイドも『自我』を得ている可能性があるということを。
もし彼が『自分の意志』で支配を打ち破ることが出来れば…。しかし、その望みに賭けるのも野暮というもの。ただ、どうにかしてジルクファイドを正気に戻さねば、自分達はここから出られないことも分かっていました。

…しばらくしていると、ふとこちらに近付いてくる青い影が。ジルクファイドでした。―――その目は赤く光り、牢の一同を冷たく見下ろしています。



ジルク『…………』

ミミ「ジルクさん…。宇宙戦争の時に戦った時はもっと戦いを楽しんでいるように感じたのに…」

ニャミ「…でも、なんだか苦しそう。ジョマンダさんの言った通り『自我』が生まれてるのかな?だとしたら、話しかけたら反応してくれるかな?」

ジャック「そんなこと1ミリもあり得ない…と言いたいところだが、お前達が言っているとどうも説得力があるような気がする。―――その方法も悪くないんじゃないか、とな」

リサ「1度だけじゃない。2度3度と声をかけたら…もしかしたら、1度彼と心を通わせた君達ならば…状況をひっくり返すきっかけになるかもしれない」

ジョマンダ「サニパの時だよな。俺も参加したからお前達とジルクファイドが仲良かったことは知ってる。―――もしかしたら、もしかするかもな」

ニャミ「やってみようよミミちゃん!攻撃してこなさそうだしさ!話しかければ答えてくれるかも!」

ミミ「うん!わたし達おしゃべり大好きだしねー!ジルクさんの心だって引っ張り出しちゃうんだから!」



いくら彼らが話を続けようとも、目の前の青いアンドロイドは何の反応も見せません。しかし、彼女達を攻撃することもありません。…『このまま何もしないのであれば』、もしかしたら話しかけ続ければ彼の心が反応してくれるかもしれない。ミミとニャミはそう判断し、牢を見下ろしているジルクファイドに優しく、自分達の楽しい話を語り始めたのです。

―――そんな一見無駄にも見える行為。…ちゃんと『彼』の心には届いていました。









ザザ ザ ザ ザ。ノイズが蔓延っている。
思考も塗りつぶされている。『自分の意志』について知ることなど許されない。



『そんなことないよ』



どこからか聞こえてくる優しい声。どこかで聞いたような、暖かな優しい声。



『あなたは優しい人だよ』



違う。自分は神を傷付けた。世界を傷付けた。この身体で。
『意志』で止めることが出来なかった。ならば…この『意志』も必要ないのではないか。



『違う。それは違う』



何が違う?傷付け迷惑をかけたのは事実。
ならば、いっそのこと『意志』など壊して何もない『人形』に―――。



『あなたは苦しんでる。支配と戦ってる』



―――くる、しい?
そう思った瞬間、胸の奥がツン、と悲鳴を上げた。



いたい。胸にプログラムされた位置が、いたい。これは、なに?
これが、『くるしい』?



『苦しんでいるということが、あなたがあなたでいれる証拠だよ』



くるしい。くるしい。いたい。むねが、いたい。『こころ』が、いたい。
せっかく得ることが出来た『意志』を、手放したくなんかない…。













ジルク『おれは、……おれは、『いきたい』。しはいされるんじゃ、ない。自分で…自分の『意志』で、『生きたい』!!!』

ミミ「!!」

ニャミ「ジルクさん―――!」




視界が一気にクリアになり、優しい声の持ち主であろううさぎと猫の少女が目の前に見えた。
―――アンドロイドの目は、『青く』なっていた。そして…。










べリア「アンドロイドが、『自我を得た』…。こんなことってあり得るノ?でも…アタシは…何をすればいいの?何を、すれば…」




『道化師』かもわからない少女にも、『心の変化』が訪れていた。

Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.134 )
日時: 2020/07/12 14:12
名前: YUMA

ユマです。

先日の盗み聞きの件は失礼しました...昔の貴方との縁を使った方法のせいか最初の方だけ聞き取れて後はサクヤ氏か誰かに気づかれたせいか無意識のうちに発生する原因不明な通信不安定エラーが発生、スタッフ側の全ては聞けなかったので。分かったのはミミニャミ達が道化師一味に監禁されている、障壁の件まででストップぐらいです。お口はチャックするので。

*てなわけで本題...

まずはむらちゃんのお陰で1つお宝ゲットですか。だが...他3つのお宝もほぼ同じケースなら大丈夫なのかなぁ...どんなお題を出されるかは現地に行かないと不明ですしね。

及び鋼鉄の尻のむらびととは如何に。でっていうとかならまだ理解出来るのだが(笑)...ヒップドロップ系は2のヒップでドンが個人的に好きかもですね。

アイム「わあ...むらびとさんの手に入れたお宝は可愛いらしい小さな雪だるまさんなのですね。」

個人的に素材都合でレプリカでもいいから雪だるまは欲しい所だな...次は夏風邪さんの場合...この国の水源地帯って訳か。ただ最後の"地面に貼り付いている"...?

ハカセ「...うげぇ。最後の最後に取り外しには何か特別な方法が必要なのかも(汗)」

そして...あちらでも一枚岩ではなかったのか大混乱のご様子。想定外のジルの洗脳解除...未知の古代兵器関連だし何百何千年も経っていて自我が芽生えた可能性を考えていなかったという事前予習ミスらしいですな。及び...まだ敵側も混乱するらしいフラグ。

ではここで失礼しました。

Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.135 )
日時: 2020/07/12 17:08
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g

どうも。おろさんです。


・・・最終ミッションがスタートですか。・・・そして早速むらびとさんが1つ目の宝石を獲得しましたか!・・・て言うか、互いに突飛な方法でコインを取りますね・・・;



・・・そして、ジョマンダさんの家族に関する誤解も解けたようですし、ジルクファイドも自我を取り戻しましたか!

ターニャ「・・・メフィストよ!これで偉そうな口を叩くことはできないはずだ!」

クルール「『ざまあみろ』って言いたいところだが、まだ何も解決はしてねぇ。メフィストも今回のことで諦めるとは到底思えねぇし・・・」

ターニャ「・・・そうだったな。・・・それにベリアというあの女も・・・やはり何かありそうだな。」


・・・ドラマパートもどうなるのか気になるところですが、まずはミッションクリアを願います。


それでは、次回も楽しみにしています。

Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.136 )
日時: 2020/07/12 22:04
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g

どうもです。灯焔です。
以前のシリーズの縁は知りません。ぶった切って考えてください。持ってこられても困りますので…。以上です。



>>YUMA 様

どうもです。コメントありがとうございます。
むらびとくんが無事秘宝をゲットしました。あと3つ!ヒントでは示されていますが、実際にどんな場所にどうやって置いてあるかなどは分かりませんからね。
彼はあんな顔して凄いハイスペックですからね。ヒップドロップもそりゃあ某スーパードラゴンのように高威力でしょう。きっと。

ジルクさんが自我を取り戻したことにより、本部側にも逆転の可能性が見えてきました。さて、これからどうなることやら。無事に救出が終わればいいのですが…。



>>おろさん 様

どうもです。コメントありがとうございます。
最後のミッションスタートです!早速むらびとくんが秘宝をゲット!ルールの範囲内でならどんな方法を使ったっていいのです。勝つにはそれいかないのだから。うん。

ちゃんと家族の誤解も解けて、仲直り出来て良かったですね!ジルクさんも自我を取り戻しましたし、逆転の兆しが見えてきました。
…ですが捕まっている状況は変わっていません。自分が監視役として動いている以上下手に動くと気付かれてしまう可能性がありますし…。これからどうなることやら。

Re: 逃走中#CR04 虹の夢と王国の絆 ( No.137 )
日時: 2020/07/12 22:09
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g

【12:35】





~雨の国 水門前~





夏風邪「………ヒントによると、『虹の国の水源を守っている地』に封じられているとか書いてあったな。水源を守っている地…。水門かと思って来てみたはいいんだが、それらしきものは何もないな…」



雨の国で秘宝を探していた夏風邪はヒントを元にそれらしき物を探しに水門近くまでやってきました。しかし、彼の目から見て秘宝らしきものは見つかりません。
…見当違いだったのか。そう思い引き返そうとすると、彼に語りかけてくる人影が。思わず振り向いてみるとそこには―――。









漁師「ようお兄さん!さっきはあのピンクだまを追い払ってくれてありがとな!」

夏風邪「………?あれ、見てたの?」

漁師「ああ。あのピンクだまが現れてから漁で採れた魚全部喰われちまって困ってたんだよ。これで俺達も安心して漁に出掛けられるって訳だ!」

夏風邪「(………動いたのほぼむらびとだけど…)」



話しかけてきたのは雨の国で漁をしていたらしい男性でした。おや、そういえば彼の元にむらびとが何かを借りに行っていたような。というかあのピンクボール、雨の国の魚を食い尽そうとしていたんですか。破天荒すぎて呆れてものも言えません。
…少し話を聞いていた夏風邪は、男性に『雨の秘宝』の話について聞いてみることにしました。



夏風邪「………知ってたらでいいんだけど。『雨の秘宝』って呼ばれてるアイテムについて何か知らない?」

漁師「『雨の秘宝』?んー…。それって確かレインボー・ドリームに伝わる『4つのお宝』ってヤツなのか?場所くらいなら覚えてるかもしれないが…『今まで誰も取れなかったんだ』。手に入れることは出来るか分からんぞ?」

夏風邪「………それでも構わない。連れて行ってくれないか」

漁師「助けて貰った恩もあるしなー…。よし。案内しよう。ついてきてくれ」



やりましたね!漁師が『場所くらいなら知っている』と案内を申し出てくれました。こんなチャンスは逃しておけないと夏風邪も漁師に黙って付いていきます。
すると…漁師はそのまま水門まで歩いていき、門の傍に飾ってある柱の1つを指差してこう言いました。



漁師「あそこの柱に1つだけ淡く輝く水瓶があるだろ?あれが『雨の秘宝』って呼ばれてるアイテムだぜ。あんな分かりやすいところにあるのに、伝承の時代から誰一人もこの水瓶を手に取ることが出来なかったんだ」

夏風邪「………悪い奴が手に出来ないように何かしらのからくりがあったのかな?………俺に取れるかな?」

漁師「見ず知らずの俺を助けてくれるくらいには良い奴だし、試しに持ってみればどうだ?」

夏風邪「(………社長の狂信者だから根っからの善人ってわけじゃないんだけど…まあいいや)」



確かに漁師の言う通り、柱には淡く光る水瓶が。漁師曰くそれが『雨の秘宝』だというのです。今まで誰も取れなかったのだとか。あんなに分かりやすい場所にあるのに不思議ですねぇ。
夏風邪は半信半疑ながらも柱に近付き、その上に乗っている水瓶に手を触れてみます。壺なのにしっとりとした感触で、まるで透き通っているようにクリアな見た目でした。そのまま両手を添えて持ち上げてみると…水瓶は、聞いた話が嘘のようにに軽く夏風邪の腕に収まりました。



漁師「うおっ?!本当に取れちまった!」

夏風邪「………本当に『誰も取れなかった』なんて本当なのか?取ったら何か災いが起こるとか…」

漁師「それなら既にやばいことになってるだろ!何も起こらなかったんだからお前が持って行けよ!長年放置されてたんだから取って行っても問題ないだろ!」

夏風邪「………そういう問題か?ミッションに必要だから持っていくけど…」



漁師が夏風邪の背中を笑いながらバシバシ叩いています。まぁ良かったではありませんか。
特に天候の変化も起きていないようですし、このまま持っていきましょう。というか持っていかないとクリア出来ませんからね。



夏風邪「………それは分かってる」





【11:44】

夏風邪 雨の秘宝『神秘の水瓶』 入手





夏風邪「………それにしても、随分と透き通ってるんだなこれ。まるで心を読まれてるみたいだ」



そんな感想をぼそっと呟きながら雨の秘宝を手に入れたことをメールで報告。そのまま天空の塔へ向かおうと足を進めると…。



プルル プルル



夏風邪「………ん?誰かから電話か。誰だ?もしもし」

ルカ『夏風邪さーん!もしもーし!ルカです!順調に雨の秘宝をゲットしたみたいですね!凄いですよ!』

夏風邪「………どうも。ルカは見つかったのか?」

ルカ『いや~。ヒントを元に行商さんを片っ端から当たっているんですが中々見つからなくて。総当たり戦は時間的にロスかと思いますが私には判別がつかなくて…』

夏風邪「………『太陽のように明るい商人』っぽい人を探せばいいんじゃないのか?」

ルカ『だって!商人さんみんな太陽みたいに明るい笑顔撒き散らしてくるんですもん!判別なんてできるかーい!』

夏風邪「(………ルカってそういう奴だった…)」



かかってきた相手はルカ。進捗の状況を聞きたかったのと、単にねぎらいたかっただけみたいですね。何を考えているのか分かりませんね。
ルカも現在『太陽の秘宝』を探しているようですが、そのアイテムを譲ってくれそうな商人が見つからなくて片っ端から商人に訪ねて回っているようです。
時間のロスだと指摘しますがルカは『商人さんはみんな太陽のようだ』と判別が出来ない様子。彼女がこれでは意味がありません。

―――そのままアドバイスをしようと言葉を紡ごうとしたその時、ルカが突然こんなことを告げました。



ルカ『―――!すみません、一旦切りますね!』

夏風邪「えっ、ちょ、まっ(プツッ) ………。」



急に切れてしまった電話。何事かと不安になる夏風邪でしたが、そう心配している時間もありません。早く天空の塔へ行こうと晴れの国に足を運びました。



そして、電話を切った側のルカは―――。


































ハンターMR「…………!!」








ダッダッダッダッダ!!!!





ROCK ON 【LUCA FORTIS】





ピーーーーーーーーーーーー





ルカ「ここでハンターに捕まる訳にはいきません…!逃げたらーーーい!!!」




ルカ、ハンターと遭遇!逃げ切れるか!


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