二次創作小説(新・総合)

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逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達
日時: 2018/10/09 16:43
名前: あめとあんきも

 偶数回スレッド。


 【逃走中02*誘惑に誘い込まれる者達よ】

 今回の舞台はショッピングモール。一階から三階までの本館、そして二階までの別館、
そして屋外のイベントスペース、駐車場など様々な施設を構えているのが特徴。
東京ドーム四個分のエリア、初期ハンターは三体、逃走者は18人で行われる。
オープニングゲームはサイコロで行われる。
様々な誘惑、難関ミッションに逃走者達は全力で立ち向かう。

>>1 逃走者
>>2 このゲームについて説明
>>3-4,>>6-13,>>17,>>20-30,>>32-40,>>42

>>46(纏め)

──逃走者を惑わす様々な誘惑、欲望の渦巻くゲームとなってしまうのか?


 【逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達】

 今回、大型商業施設に降り立ったのは、闘志を燃やす色分けされた逃走者達。
アルティメットとも、ペア戦とも少し違った、ゲーム性優先の回。

>>47逃走者等、概要
>>52->>

──共闘者と共にこのスリル溢れるハイゲームを逃げ切れ!


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Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.69 )
日時: 2018/12/07 22:24
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA

少しだけ更新して上げる。



71:12



ありす
「あ、トラックが止まりましたね。番号に見えますが……あれは」



ありす
「ダイヤさん、いらっしゃいますか。番号をお伝えします」



ダイヤ
「大丈夫です、教えてください」



ありす
「[315]です。もうすぐ監視も始まりますし、そちらも頑張ってください」



ダイヤ
「えぇ。今からでも間に合えばそちらに私たちも向かいましょうか?」



ありす
「……いえ、時間的に厳しいですから結構です。それでは電話を切ります、失礼します」



ダイヤ
「ええ、それでは失礼しますわ」



プツン



ダイヤ
「番号が海未さんの誕生日だと分かりましたし、入力しますね」



花丸
「普通のトークにしれっとオタクぶりを発揮してるずら」




「これで私たちのミッションはクリアってこと?」



次元
「そうなる筈だ、3体は防げたってことになるな」



ダイヤ
「[315]入力っと」



ピッピッピッ



コード確認完了



ダイヤ
「あら、またトラックが動き出しましたわね」



花丸
「未来ずら~!」




「私たちはもう離れても良いんだよね?」



次元
「もうやる事ぁねぇからな」



ダイヤ
「……えぇ、そうですわね。それでは、皆様健闘を祈って別れましょう」



花丸
「唯ちゃん行くずらよー!」




「おぉ~!」



次元
「……」



ダイヤ
「……あら、次元さんはどうされましたか?」



次元
「一人でアビスに向かおうとしてねぇか?」



ダイヤ
「そっ、そんなことありませんわっ! もしそうだとしたら次元さんはどうするつもりなのですか」



次元
「人手は多い方が良い。それに建物に隠れるべきだろうしな」



ダイヤ
「エレベーターで向かいますからね」



次元
「あぁ、分かった」



69:48



ありす
「ヘリコプターが接近してきましたね。はぁ、一人でこの量はキツイかもしれません」



 橘ありすがアビス屋上に来てから約5分が経過。全20枚の内、8枚をひっくり返した。

Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.70 )
日時: 2018/12/26 20:52
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA


 気付いたら三週間も更新してなくて、そりゃ存在知らねぇなって思いました。



69:40



ありす
「これ、間に合うとは思えないんですが」



 9枚を引っくり返したものの、体力は消費されていく。



ありす
「監視も始まってるので迂闊に動けませんし……一旦隠れていたいです」



 残り70:00を切ったため、ハンターを乗せた一機のヘリが監視を開始した。



ありす
「というか……あの二人徒歩とはいえ遅すぎませんか? 最後にアビスで見かけた時から8分も経っているのに」



 一方その頃……



69:24



ゆうき
「アビスの屋上遠いね、ことりちゃん」



ことり
「でもその分、ゆうきくんと二人きりなのは嬉しいよ!」



ゆうき
「ことりちゃんといつまでも一緒に居れたら良いのになぁ……」



スタッフ
「新婚夫婦みたいなやり取り……」



カメラマン
「付き合いたてのカップルにも思える」



ことり
「あ、それよりありすちゃんもしかしたら一人でやってるかもしれないよ!
 急がないと」



ゆうき
「あ、もうすぐ屋上に着くし急がないと……」



 この二人、イチャイチャ以外に何かしたことはあるのだろうか?



スタッフ
「いや、無いな」



カメラマン
「橘さん、本当に空気読めてるなぁ」



スタッフ
「この二人に巻き込まれてたらミッションヤバイっすもんね」



69:02



ダイヤ
「エレベーターで一気に向かいましょう、橘さんの為にも」



 急ピッチでアビスへ到着したダイヤ、そして次元。



次元
「というか、作者とその……ことりさんとかは屋上に向かってるんだよな?」



ダイヤ
「えぇ、その筈です。電話を掛けた時点ではまだ二人は居なさそうな反応でしたわ」
エレベーターに入り、ボタンを手早く押す



次元
「監視よりもハンター封印を優先させましょう、
もしものことがあれば私は杏さんに託すので」



次元
「へぇ、そうかい。まぁ屋上でハンターが来られちゃ誰かしら捕まるだろうな」



ダイヤ
「人数が多ければ橘さんの為にもなるでしょうし、どうか早く着いて欲しいものです」



 しかしエレベーターとはいえ、油断ならない。



 上の階ではハンターがエレベーター付近を徘徊している。



68:42




「建物内だから監視は無いし、ハンターも来ないから余裕こいちゃうよね」



 このミッションには動かない杏、グランドビル一階で完全にぐーたらモードだ。




「杏がハンターを振り切るのは不可能だから頭脳戦で戦うしかないよね、
だから今はミッションには動かない」




「ただ今回は逃走成功を目標にしてるからミッションによって動くかもだけどね」



68:11



ことり
「よーし、屋上に到着……って」



ゆうき
「ありすちゃんが……居ない?」



 夫婦漫才でもしてるのか、ラブラブカップルがようやくアビス屋上に到着するも
そこに橘ありすの姿は無かった。



 実は……



68:21



ヘリ
「……」



ありす
「……ヘリが怖いです、休憩がてら屋上から一旦離れます」



 その姿をヘリに捉えられていた。



ヘリ
「……!」ビビッ



 ハンターに屋上に居た橘ありすの位置情報が発信された。



ありす
「怖いですね、店舗にでも隠れてましょう」



 近くに居たハンターは通報のあった屋上に向かっているため、
直ちに隠れていたありすは見つからなかった。



 丁度その頃……



68:25



ダイヤ
「5階に到着しましたわ、エレベーター前にハンターが居なければ良いのですが……」



次元
「そうしたら両方確保されるとかは無いよな……」



スタッフ
「可能性はありますが……」



ダイヤ
「……ではエレベーターに籠りますか?」



次元
「いや、開けるか……」ポチ



ウィーン



ダイヤ
「あら、ハンターは居ないようですわね」



次元
「っ、静かにしてエレベーターん中引っ込めっ」



ダイヤ
「……っ、え、えぇ」



次元
「……今、横の階段からハンターが屋上に向かっていった。しかも走ってたぞ」



ダイヤ
「橘さんがヘリに通報された……のですか」



次元
「ハンターが戻ってきて消えたら屋上に向かうか」



ダイヤ
「えぇ、そうですわね」



 思わぬ足止めを食らった。



68:11



ことり
「よーし、屋上に到着……って」



ゆうき
「ありすちゃんが……居ない?」



 こうなる訳である。



ハンター
「……!」タッタッ



ことり
「は、ハンター来ちゃってるよ!」



ゆうき
「う、嘘!?」



 カップルに水を差すのはハンター。



ゆうき
「ことりちゃん逃げて!」



ことり
「嫌だ! ゆうきくんが居なきゃ意味無いよ!」



ゆうき
「たとえこの身が滅びようと……ことりちゃんだけは……」ピタッ



ことり
「ゆ、ゆうきくん!?」



ゆうき
「ことりちゃん……頑張って!」



ことり
「……うん。ことり、ゆうきくんのために頑張るからね!」



ポン



67:52



ゆうき確保、残り14人



ゆうき
「ことりちゃんさえ助かれば……」



スタッフ
「牢獄へ向かいましょう」



ゆうき
「ことりちゃん……」



スタッフ
「おーい」



ゆうき
「ことりちゃんに早く会いたいなぁ……」



スタッフ
「おーい」



ゆうき
「ことりちゃんに逃げて欲しいけど会いたい……アンビバレントだよ」



スタッフ
「作者とはいえど、次無視したら殴りますよ」



ゆうき
「……あ、行きます。すみません」



※アンビバレント、相反する感情のこと。
例文[ゆうきさんはことりちゃんに会いたいけど逃げ切って欲しい。]

 欅坂46七枚目シングル、表題曲タイトルでもある。
関係ないですが吉本坂さんのMVも公開されてるらしいよ。
乃木坂ちゃん、なぁちゃんが可愛くて堪らない『帰り道は遠回りしたくなる』も見て。
ゆうきさんなら『ことりちゃんとなら帰り道は遠回りをしたいしずっと一緒に居たい』だろうけど。



67:49



テムジン
「ナレーションがそんなことを話さないだろ……」



スタッフ
「すみません、謝ります」



テムジン
「あ、なんかすみません」



67:33



関数方程式
「ミッション終了まで残り7分半ですか、まだ間に合いそうですね」



スタッフ
「そういえば、まだミッション動いてないですよね」



関数方程式
「冷静に状況を判断して動きたいので。何も考えずに失敗するのだけは避けたいので」



スタッフ
「そうですか」



関数方程式
「監視が居ることで特にアビスの屋上に居るかもしれない逃走者は大変ですよね、
あそこで見つかればほぼ詰みですから」



67:19



ことり
「ゆうきくんのためにも……ミッション頑張らないと!」



ありす
「あ、あれ……彼氏さんは」



 ここで先程まで隠れていたい橘ありすが合流。



ことり
「え……。ゆ、ゆうきくんはことりのために確保されちゃったんだ」



ありす
「そうですか……それより監視もあるのでさっさと裏返しましょう」



 そこへ



ダイヤ
「……エレベーターで本当に命拾いしましたわ」



次元
「四人も居りゃ、直ぐに終わんだろ」



 エレベーターでハンターを凌いだダイヤ、次元も到着。



 果たして裏返しきれるのか。



67:00




「さて、次のミッションは嫌な予感するしストレッチしておかないとなー」



スタッフ
「というと?」




「ミッション2の時点で気になってたんよ。
どうして一人だけ、よりによって絵里ちのアラームを解除させなかったのか。
普通なら皆で助け合うもんやろ、逃走中って」



スタッフ
「そうでしょうか?」




「それに共闘者、って意味も分かったような気がするんや。
チーム以外は敵、なんちゃうかって。
あのミッションは完全に運だったけど、次はそんな訳ないから用心せんと」




「次のミッションウチも動かんと……逃走成功は危うい所やで」



 果たしてその思惑は当たるのか。



66:47



千歌
「うーん。私、共闘者が確保されてから何にも動けてないなぁ。
ハンターに見つかってないから良いんだけど」



千歌
「ミッション2でも動いたには動いたけど活躍はしてなかったから……
ダイヤさん、ことりさんの姿見てると余計にそう感じちゃうな」



スタッフ
「一人だと寂しいですか?」



千歌
「一人になって長いからもう慣れちゃったけど、それよりミッションで活躍したくて」



スタッフ
「それでは次は」



千歌
「それはわからないよ。どんなミッションかによるけどね」



66:31




「ハンター。網鉄砲があるとはいえ油断ならないし、複数人で居る時に使いたいな」



 グランドビル2階、奥にハンターを見かけ柱に隠れる赤羽業。




「……あれは渚か」



 2階からは1階の様子を眺めることができる。どうやら渚を見つけたらしい。




「……あのハンター1階に向かってないよな」



プルルルプルルル




「あれ、業。どうかしたの?」



 グランドビル1階のフードコートに身を隠す渚、業から電話を受け取ったようだ。




「いや、グランドビルの2階に俺も居るんだけど、さっき2階にハンター見かけたから」




「ハンターの位置情報、教えてくれるんだ」




「……あ、渚」




「何?」




「フードコート奥にハンター居る……気を付けて」



ブツ




「マジか……あ、アイツか」



 ハンターを見つけ、そろりそろりと遠ざかる。



ハンター
「……」スタスタ




「ふぅ、見つかってないよな。今の内に……」



 しかし別のハンターが渚に接近、当の本人は気付いていない。




「グランドビルも居心地良かったけど、後で外に出ようかな」



ハンター
「……!」



 見つかった。




「もう1体!?」



 幸いにもハンターとの距離はそこまで近くない。




「階段だと追い付かれる……角で撒かないと」



 しかしここは視界良いフードコート、そう簡単には振り切れない。




「直線……キツい!」



 直線勝負ではハンターには敵わない、そして。



ポン



65:21



潮田渚確保、残り13人




「あ、渚……俺も警戒しないと」



65:18



プルルルプルルル



関数方程式
「渚さん確保ですか、これはマズイですね。復活ミッションがあれば良いのですが」



65:03



ありす
「あと、5枚……」



ことり
「ありすちゃん私たちが居ないのによく半分も返したね……」



ありす
「口より手を動かしてください」



ダイヤ
「よいしょっと、ヘリが気になって集中できませんわね」



次元
「何度か隠れたりを繰り返してたら苛つくしもうミッションなんて懲り懲りだな」



ことり
「よいしょ……はぁ、疲れた」



ありす
「ふぅ……今日は私を誉めたいと思います」



ダイヤ
「親から静岡の名産いちご大福を渡されましたの。橘さん、後で如何ですか?」



次元
「これで最後だな……」



 ミッション3クリア。



 これによってハンター放出を免れた。



63:55



前原
「……ミッション3クリア、マジか。次は俺も動かねぇと申し訳ないな」



 休憩をしていた前原、動き出すらしい。



63:42



ありす
「有り難く頂きますね」



ダイヤ
「えぇ。それでは急いでここを離れましょう。
エレベーターで向かわれますか、それとも階段で?」



ことり
「疲れちゃったから乗ろうかな」



次元
「ハンター来ないよな?」



ありす
「それは分かりません。皆さんは何処まで降りる予定なのですか?」



ダイヤ
「確かに何回も止まっていたらハンターに遭遇する可能性も高いですわね」



ことり
「私はアビスから出るから1階まで行きたいな」



ありす
「私も……しっかりと外の空気を吸いたいですね」



ダイヤ
「私も取り敢えず1階に向かってから考えます、次元さんは」



次元
「じゃあエレベーターに乗れ……とはいえ女の中に一人男が居るのも嫌だろ。
俺は一人で降りる」



ダイヤ
「……なら、行きと同じように次元さんと私。ことりさんは橘さんと乗ってください」



ことり
「うん。それじゃあ、ありすちゃん乗ろう!」



ありす
「橘と呼んでく」



ことり
「ありすちゃんって名前、凄く可愛いよね」



ありす
「あ、はい……」



キャディクロヌ社



 そしてゲームを眺めていたゲームマスターがファイルを開く。



GM
「カラーハンターとはいえハンターを10体も放出できる……最高だ」



ウミ
「……」



アンズ
「もうこの人ヤバイって基準で判断しないと体が持たないよ」



ウミ
「そうですね、どうして今まで普通だと思ってたんでしょう」



アンズ
「普通ならゲームを楽しませるためにやるけど
この人は自分が楽しんじゃってるからね」



GM
「うるせぇ。カラーハンター出すぞ、準備しろ」



ウミ
「はい、GM」



アンズ
「本当に良いアシスタントを持ったもんだよ、鬼畜GMは」



GM
「ゲームに労力を使う奴に言われたくはない」



ウミ
「GM、準備終わりましたよ」



GM
「ありがとう。このミッションに力を注がねば、その逃走者が危険に瀕するだけだ。
逆に尽力すれば、頭を使えば……被害は無くなる素敵なミッションだ」



ウミ
「敵を倒すのではなく、味方を作った方が有利になる。
確かに素敵なミッションですね」



アンズ
「まぁ、アンラッキーな逃走者は捕まっちゃうけどね」



GM
「……ククッ」



アンズ
「復活ミッションでも考えてるの?」



GM
「あぁ……やっぱり絶望の黒、絶望のハンター、絶望の大量ハンターって最高だよな」



アンズ
「案の定……本当に良い意味で性格悪いよね」



5,069文字。三週間分は取り返したと思います、許せ。

Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.71 )
日時: 2019/01/02 17:13
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA



63:21
5F→3F


ダイヤ
「……そういえばエレベーターもハンターは使用されるのでしたね」



次元
「こんな時にそんなことを言うな、来ちまうだろーが」



ダイヤ
「あらあら、まさか本当にハンターが来ると?」



次元
「ハンターが何処にいるか、いつエレベーターが使われるかわかんねぇだろ」



ダイヤ
「まぁ、あの可愛らしいお二人が捕まらなければ私は良いのですが」



63:18
4F→2F



ありす
「……」



ことり
「ありすちゃんってとっても可愛いよね」



ありす
「橘と呼んでもらっても宜しいでしょうか?」



ことり
「ありすちゃんって名前が可愛いからありすちゃんが良いの!」



ありす
「……あ、あの」



ことり
「ありすちゃんって呼びたいの、ダメ?」目からことりビーム



ありす
「あ、う、うぐぅ……」



[橘ありすはことりの目からビームを受け、912のダメージを食らった]



ことり
「それとありすちゃんが好きそうなイチゴスイーツがあるから後で食べたいなぁって」



ありす
「い、いちごですか!」



[ことりの誘惑を食らった橘ありすは誘惑に掛かってしまった!]



ことり
「うん! ゆうきくんと皆と食べたいなぁ?」



ありす
「私も食べたいです」



ことり
「それじゃあ、ありすちゃんよろしくね!」



ありす
「はい!」



[橘ありすはことりに魅せられ、敗北した]



 そんなエレベーターに近寄る一つの影。



???
「……」



牢獄



ゆうき
「……ことりちゃん」



絵里
「あら、ことりのことが心配でたまらないの?」



ゆうき
「今すぐに傍に行って守りたい、良いですか?」



にこ
「逃走中のルールを破壊するつもりなのかしら」




「二人してヤンデレ化してたら私、ドン引きしますよ?」



ゆうき
「でもことりちゃんが居ないと、ことりちゃんが全てだから……」



洋輝
「ヤンデレルート入ってませんか、ゆうきさん」



剛田武ことジャイアン
「……触れない方が良いんじゃねぇのか?」



絵里
「そうね、ことり不足で暴走されても困るのはこっちだし」




「そこまで深刻な状態だったの!?」



にこ
「末期患者ね」



絵里
「真姫……患者。プフフ」



にこ
「何よ、絵里」



絵里
「ううん。復活ミッションもあるのかしら?」



洋輝
「無いと映らなすぎてそれは悲しい」



幸子
「本当ですよ、ボクだってまだまだ映りたいですよ」




「というか、逃走中にも参加させてもらってない私達は」




「仕方ないけどね」



鈴井
「……うん、復活できる気がしない」



幸子
「杏さん、よく生き残ってますよね」



62:48
2F



???
「……」



チーーン



ありす
「あれ、エレベーター止まりましたよ……」



ことり
「も、もしかして……」



ありす
「あぁ、もう終わりなのですか……」



ことり
「いやいや、まだハンターと決まった訳じゃ」



関数方程式
「……何を話しているんですか」



ありす
「あ、作者さんでしたか」



ことり
「あ、乗りますか?」



関数方程式
「あ、いえ……後で乗りますね(今乗ったら何れあの人に何を言われるか……)」



ありす
「……そう、ですか。それでは失礼しますね」



ウィーン



62:30



関数方程式
「一緒に乗ってないからあの人に色々言われないですよね……不安なのですが」



スタッフ
「証言ならお任せを」



カメラマン
「……」コクコク



 そんなあの人はというと



牢獄



ゆうき
「ことりちゃん、ことりちゃん……」



にこ
「スクフェスでもやってなさいよ」




「彼女さんの名前をうわ言のように呟いてますね」




「異常……という認識で間違ってないよな?」




「はい。彼は至って異常ですよ」



 いつもより毒気帯びているあずにゃん。



62:00



GM
「……折角のゲームだ、復活に揺さぶりと恐怖を掛けてやろう」



ウミ
「え、それはどういうことですか……」



GM
「まだ復活ゲームにしては時間は早いが、各チームに戦力を渡すのにも厳しいゲームをお届けしよう」



ウミ
「え、あ、はい?」



アンズ
「GM、良い顔してるよ」



GM
「ウミ、ハンターを30体用意してくれ。それから牢獄の者達をバスへ乗せてくれ」



ウミ
「……は、ハンター30体!? 」



アンズ
「こりゃ、面倒だね」



 そんな牢獄へ、逃走者にメールが届けられた。



60:00



プルルルプルルル



にこ
「メールが来たわね」




「……牢獄の者達へ復活のチャンスを与える、だって!」



ゆうき
「……ハンター30体って嘘だよね」



洋輝
「大量ハンター……」



ププー!



絵里
「ば、バス?」




「これに乗れってことだよな?」



運転手(鶯谷)
「……」首肯する




「乗りましょう、皆さん」



 時を同じくして……



60:00



ことり
「あ、ゲーム時間が止まってるよ」



ありす
「ということはハンターも止まっているのですかね」



ダイヤ
「お二人はエレベーターを降りられたのが遅かったですが、何かありましたか?」



ありす
「いえ、関数方程式さんに会っただけですので」



次元
「メール見ねぇとな」



60:00




「これは……マズイことになったなぁ」




「『通達:これより牢獄の者達に復活のチャンスを与える。
今、牢獄の者達はバスに乗り込み、エリア外へ移動している』嘘やろ」




「『彼らは復活を掛けて30体のハンターを掻い潜りながらカードキーを見つけエリアに戻ってくればゲーム復活となる』俺には関係ない話か」



バス車内



ゆうき
「『ただしハンターは一人確保していく度に一体停止、
カードキーはハンターの胸元ポケットに2枚入っている』……なぜ?」



ジャイアン
「『しかしその2枚の内1枚はハズレのカード、
ランダムで自分以外の一人の位置情報が全ハンターに伝えられる』」



エリア内



千歌
「『只し、今現在居る逃走者に助けを乞うことも可能で復活ゲーム後のあるミッションへのリスクを高めることに同意するなら助けたい相手が復活しやすくなる』
……リスク?」



通達:復活ゲーム

これより牢獄の者達に復活のチャンスを与える。
これより彼らはエリア外へ連れ出され、
30体のハンターを掻い潜りながらカードキーを探し、
エリアへ戻ることができれば復活できる。
しかしハンターは一人確保していく度に一体停止、
カードキーは停止したハンターの胸元ポケットに2枚入っている。
内1枚はハズレ、もう1枚はエリアへ入れるドアを開けるカードキー。
ハズレのカードキーを通すと自分以外の誰かの位置情報が全ハンターに伝えられる。
尚、エリア内の逃走者も誰かを助けることが可能で
今後のミッションのリスクを高めることに同意するなら
ランダムでも助けたい相手の位置情報が教えられないメリットが受け取れる。



 さぁ、見えない恐怖と絶望の大量ハンターに震えながら復活するのは誰だ!

Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.72 )
日時: 2019/01/12 19:51
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA



プシュー!



絵里
「バスが停まったみたいね」




「降りろ……ってことだよね」



 そして彼らの居るエリア外に



シュン



 30体のハンターが設置された。



ゆうき
「隠れても巻き込まれそうだし……早い者より遅い方が有利かもしれないし、何だこれ」



洋輝
「ハンターは徐々に少なくなるとはいえ10体以上は常に居るなら早い方が良いのかな」



にこ
「……ねぇ、梓ちゃん」




「な、何ですか。にこさん」



にこ
「どちらか一人でも復活しないと賞金は得られないわよ」




「ゲームにも殆ど参加できてませんでしたからね」



にこ
「頑張るしかないにこ!」




「あ、はい」



ジャイアン
「復活ゲームをするには早いが、チャンスがあったのは嬉しい限りだぜ」



鈴井
「というか、このゲーム……」




「多くの逃走者が捕まらないと沢山復活できないし、結構難しいかも」




「何より助けを求められる程度が気になるけど」



 尚、復活ゲームに挑戦するのはこいつらだ。
(エリア内ハンターは停止しているため、
復活ゲーム中に逃走者が捕まる心配は無用である)

鈴井涼太(OPゲームで捕まったモブ)
秋山澪(OPゲームで捕まった)
琴吹紬(OPゲームで捕まった)
剛田武(またの名をジャイアン、ゲーム開始から12分で確保)
矢澤にこ(ゲーム開始から13分で確保、尚フラグ回収済みというネタキャラっぷり)
洋輝(ゲーム開始から20分で確保された哀れな作者、牢獄での存在感の無さもまた残念)
中野梓(ゲーム開始から40分で確保、牢獄も含め毒気帯びた発言で目立つ)
輿水幸子(ゲーム開始から43分で確保、ミッションに貢献して確保されたので本人は不満なし)
絢瀬絵里(ゲーム開始から44,5分位で確保、二人の勇者が動いたのにその努力を見事粉砕したポンコツ)
ゆうき(ゲーム開始から63分で確保、確保要因は橘ありす、結果的にことりを庇い確保された。
本人は橘ありすを許さないと証言。その為この復活には酷く執念を燃やしている)
潮田渚(ゲーム開始から65分で確保、2体のハンターに翻弄された)

計、11人


謎の声(バス車内スピーカーより)
「これより復活ゲームのルールを再度説明する」



幸子
「……既にハンターが設置されてますね」



謎の声
「エリア外からカードキーを探しだし、エリア内に入れれば復活となる。
カードキーを手に入れるにはハンターの胸ポケットを探すしかないが、
ハンターは一人捕まえると停止するため、全員が復活することは不可能。
他にも1体のハンターにつきカードキーは2枚あり、ハズレのカードキーを通すと
自分以外の逃走者にハンターが向かうよう設計されている。
更にエリア内の逃走者に助けを乞うことも可能、後のミッションのリスクを高めることに同意するなら
ハズレのカードキーを通したときのデメリットが自分に向くことが無くなるメリットがある。
もし、二人目以降が同じ人物を助けた場合には『郵便ハンターサングラス』、
『自分以外の一人にハンター集結』、『ハンター2体強制停止』の何れかがランダムで選ばれる。
尚、この復活ゲームに制限時間は無し。そして今からハンターが起動する。
それまでに牢獄の者達よ、バスから出て散らばれ。タイムリミットまで20,19……」



ゆうき
「……急いで出ないと!」



にこ
「梓ちゃんさっさと行くわよ!」




「手、引っ張らないでくださいよ!」



洋輝
「ゴールに急いで向かうべきなのか分からないんだけど」



鈴井
「復活できるか不安なんだけど」



15



幸子
「……希さん、それに千歌さんの為に復活したいですね」



12



ゆうき
「ことりちゃんの為に復活しないと」



10



にこ
「あのドアからエリア内に入れる……
けど、あそこには10体のハンターが設置されてるわね」




「隠れて様子を伺いましょう」



7



絵里
「二人の為にも」



5



洋輝
「作者としてこんな無様な結果は……ヤバイ」



3




「エリアは思ったより広いけど……それでも一度見つかったらほぼ終わりか」



1



ゆうき
「でもことりちゃんの為に俺は……」



 ハンター起動、復活ゲームスタート!



00:01



00:02



00:03




「ゲームが始まったね、はぁ」



ゆうき
「あのさ澪……」




「あ、作者のことり厨の……えっと」



ゆうき
「ゆうきです。あの、どうしてもことりちゃんと一緒に居たくて復活したいので」




「あ、そうか。同じ色分けだったのか、忘れてたよ」



ゆうき
「……俺が復活するのに協力してくれないか?」




「……そうか、チームとして考えればその方が都合が良いのか」



ゆうき
「……やば、ハンター」




「……話に乗る、ことり厨」



ゆうき
「え、マジ?」




「……黙れ、ハンターに見つかるぞ」



 チーム内での交渉が成立した。



Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.73 )
日時: 2019/01/13 00:09
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA


──本日のメニューは

 橘ありすのイチゴスパゲティ、謝罪の塩を振り掛けて
 ことりのひんやりなのにぷわぷわアイスクリーム、となっております。
どうぞ、ご賞味あれ。


※とても短いィィ



エリア内



ありす
「……復活ミッションですか」



ダイヤ
「私と橘さんには関係ないお話ですわね、ただお二人は」



次元
「リスクがあんのにわざわざ俺は向かわねぇよ、OPゲームも駄目だった野郎には」



ありす
「……」



ことり
「……ありすちゃん?」



ありす
「ことりさんは、ゆうきさんのことを助けに行きますか?」



ことり
「え……う、うん。当たり前だよ。
ゆうきくんが居ないとことり、寂しくて堪らないもん」



次元
「俺らはお邪魔かもな……それじゃあ達者でな」



ダイヤ
「お二人の健闘をお祈りします、それでは失礼しますわ」



 次元とダイヤがそれぞれその場を去っていく。



ことり
「なんか、気まずい空気になっちゃったね。それでゆうきくんがどうかしたの?」



ありす
「いえ。恐らく、ゆうきさんは私の通報のせいで確保されたと思うので」



ことり
「あ、ハンターが何故か来てたからおかしいと思ってたけど
ヘリによる通報のせいだったんだ……」



ありす
「そうです、私のせいでことりさんの愛しのゆうきさんが確保されてしまったので」



ことり
「……そうだったんだ」



ありす
「なので私も最低限装置まで向かわないと行けないので……向かわせてください」



ことり
「ことりはゆうきくんのことを救いたいから行くだけだよ。
ありすちゃんはそうだったら行けば良いじゃん」



ありす
「……っ、私も。ゆうきさんを救いに行きたいです」



ことり
「業くんに確認は取らなくて良いの? 」



ありす
「……っ、ありがとうございます! 急いで確認を取りますね」



ことり
「うん。……ゆうきくん待っててね、それまで絶対に捕まっちゃ駄目だよ」



エリア外



00:30



鈴井
「ハンター多すぎ……」



 そんな鈴井に



ハンター
「……」スタスタ



ハンター
「……」スタスタ



 近付く2体のハンター。



鈴井
「……ハンター来た、近くには」



 ハンター3体が集団行動中だ。



鈴井
「囮に誰か……」



ハンター×2
「……!」



 ハンターに見つかった。



幸子
「……鈴井さんが追われてますね、私は隠れていましょう」



 近くに居た幸子は隠れる作戦だ。



鈴井
「あぁ、糞っ!」



ポン



00:44



鈴井涼太、確保



鈴井
「ゲームに参加さえ出来なかったんだけど」



 それがモブの宿命だ。



00:45



謎の声
「鈴井涼太、確保」



エリア内



次元
「ほらな、行かなくて良かった」



ダイヤ
「それにしてもハンターが停止しているだけで安心しますわ、緊張感はありますが」



エリア外



00:47



幸子
「どうしましょう、鈴井さんが確保されたことであのハンターは停止しましたが……」



 鈴井を確保したハンターが停止したが、
その付近には鈴井を追っていたハンターが彷徨いている。



幸子
「……ここを動くのは危険です。他の様子を見るしかないですね」



00:53



にこ
「出口付近で誰かが捕まってくれればとても楽なのよね」




「そうですよね、そうすれば仮に見つかったとしても可能性がある」



 チーム二人で確実な脱出を狙うにこ、梓のチーム。



にこ
「……あ、あれ」




「ジャイアンさんですね、的が大きいですから見つかりやすいのに」



01:02



ジャイアン
「……誰かを囮にしながらハンターを減らしながらやった方が良いかもな」



 堂々と道を歩くジャイアン、その姿を4体のハンターが見つけた。



ジャイアン
「……ハンター来たな!」



 直ぐ様、ハンターらに気付いた。



ジャイアン
「誰か、誰か……あっ!」



絵里
「え、ハンター引き連れて来ないでよ!」



 近くに居た絵里が巻き込まれた。



絵里
「ちょっと、あんた!」



ジャイアン
「って、思ったより足が速い……」



絵里
「あ、誰か居るわ……ごめんなさい!」



 更に誰かが巻き込まれた。



ジャイアン
「ハンター来てるから仕方ねぇんだ、じゃあな!」



絵里
「本当にごめんなさい! こっちも必死なの!」




「え、ハンター来ちゃって……」



ポン



01:24



琴吹紬、確保



謎の声
「琴吹紬、確保」




「紬、確保されちゃったか」



ゆうき
「ハンターはそれでも28体も居るのか、黒だらけの景色」




「ただ今なら出口付近にハンターはまばらしか居ないみたいだが」



ゆうき
「……というか、まだ1分で二人も確保って。異常なペースじゃん」



エリア内



ことり
「ありすちゃん、急ぐよ!」



ありす
「は、はい!」



 エリアでは唯一二人がエリアを機敏に移動していた。



ことり
「ハンターは居ないから安心して走って移動できるよ!」



ありす
「っは、はい!」



ことり
「あ、ゲートが見えてきたよ!」



ありす
「はい……」



02:24



ことり
「それじゃ、指紋を認証!」



ピッ



ありす
「わ、私も……」



ピッ



[ゆうきの位置情報漏洩不可能、郵送ハンターサングラス]



ことり
「やったぁ、ハンターサングラスだよ!」



ありす
「……はい、それじゃあことりさんはゆうきさんの帰りを待っていてください」



ことり
「ありすちゃんは?」



ありす
「……あ、今ゆうきさんと会っちゃうと気まずいし謝らないといけないので」



ことり
「……ゆうきくんはとーっても優しいからありすちゃんのこと許してくれると思うな」



ありす
「でも私はゆうきさんに酷いことをしてしまいました、だから」



ことり
「でもね、それは仕方なかったことじゃん。
もしゆうきくんが許してくれなかったら……ことりのおやつにでもしちゃおっかなぁ?」



ありす
「こ、ことりのおやつ……?」



ことり
「うふふ、それは秘密だよっ」



 とはいえ、二人の指紋認証が確認されたため、ゆうきに



02:36



鶯谷
「……」スタスタ



ゆうき
「え、あれ……」




「こっちに近付いてくるぞ、誰だ?」



 ゆうき、そして一緒に居た澪の前に止まると



鶯谷
「二人の指紋認証が確認されたため、
今回はゆうきさんへハンターサングラスを届けに来ました。
それともう一つのメリットとして誰かがハズレのカードキーを通した際に
ランダムで位置情報がハンターに伝達されることは無くなりました。
それでは健闘を祈って失礼します」



ゆうき
「……ことりちゃん」




「いやいやいや、あと一人は誰だとはならないのか?」



ゆうき
「ハンターサングラス……ことりちゃんのためにもしっかりと帰るからね!」




「が、頑張れ……」



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