二次創作小説(新・総合)

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東方外想夢
日時: 2018/08/10 15:36
名前: にゃあこ

幻想郷に住む少女、美里佳耶。そして外来人の少年
天都レン。二人が来てから幻想郷では再び異変が起きたりする。
そして紫が世話になった人物なども姿を現す、消えた人物が
正体を現す…。

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紫の尊敬する人 ( No.1 )
日時: 2018/08/10 16:12
名前: にゃあこ

「紫さんにも尊敬する人なんているんですね」
レンは紫が「私にも尊敬している人がいる」という言葉に驚きを
隠せなかった。神出鬼没、妖怪の賢者と呼ばれている彼女の
憧れている人物とはどんな人物なのか。
「まぁ紫より上ってことになるし考えられるのは
 ぬらりひょんって妖怪だな」
勾時は紫が話す前にそう話した。
「勾時に先に言われちゃったわね。まぁ正解よ、あの人は
 この幻想郷の妖怪を全てまとめるほどのカリスマ性を
 持っていたのよ。初代博麗の巫女とも仲が良かったし…。
 でも最近は見ないのよね」
紫は首を傾げながらそう言った。紫の最近がそのくらい前なのかは
知らないがとにかく凄い人だということは分かった。
「でも会ってみたいかも。紫さんが尊敬する人」
「そうでしょう?でもあの人、普段どこにいるのか分からないのよね…」

永遠亭には一人の青年が迷い込んできていた。
後ろ髪が長い銀髪、宝石のような鮮やかな紅色の瞳をした端正な
顔立ちをしている。
「あら?貴方どうしたの?」
「え?あーいや、フラフラしてたらいつの間にか…幾つか
 聞いていいかな?」
彼は申し訳なさそうに笑い永琳に質問をする。ここは何処なのか、
竹林の出口、妖怪の山の場所、この三つだ。永琳はその質問に対して
丁寧に答えた。
「おーありがとな。いやぁ方向音痴だからこういう場所だと
 すぐ道に迷うんだよな俺。まぁとにかくありがとう、確か
 八意永琳だったか」
「貴方、どうしてそれを?」
彼と永琳は初対面のはずだが彼は永琳の名前を当てた。
「風の噂って奴さ。俺は夢見月 鏡真、縁があればまた会おうぜ」
そう言って彼は永琳に手を振り背を向けた。
「ち、ちょっと待ちなさい鏡真!そっちは出口じゃないわよ?」
「へ?」
永琳は溜息を吐いて後ろを向き手招きする。
「妹紅、彼、鏡真を出口まで案内してあげてくれないかしら?
 それと鏡真、彼女は藤原妹紅。彼女についていくと良いわ」
「おう、なんか色々世話になってすまないな。じゃあ妹紅、道案内
 頼むぜ」
鏡真は妹紅の方を向いてそう言った。
「任せとけ。ここは傾斜があって竹が斜めに育ってるからな。よく
 迷いやすいんだ、だからちゃんとついて来いよ」
そう言って妹紅と鏡真の背中はどんどん小さくなっていった。
永琳は少し鏡真が気になった。人間と変わらない容姿をしていたが
内には莫大な妖力を感じた。


紅魔館に現れる三人 ( No.2 )
日時: 2018/08/10 20:23
名前: にゃあこ

紅魔館に住むレミリア、フラン、咲夜、パチュリー、小悪魔、
美鈴の六人と紅魔館を訪れていた魔理沙と響樹の二人。
計八人はある三人と出会うことになる。

「やっぱり広いな紅魔館は。魔理沙が来るまで俺はここを
 歩き回るとするか」
そんなことを呟いていた響樹はすぐに足を止めた。
周りには誰一人いないが…。
「まさか、な…ここには俺一人のはずだが…」
響樹は左回りで振り返る。真横をナイフが通り過ぎた。刃も含め
全体が真っ黒なナイフだ。
「流石だな。お前、霧雨響樹といったか」
「ずっと俺の影に潜んでたのかよ。そういうのも一種の
 ストーカー行為じゃねえか?クソ執事」

大図書館内、そこでは桃色の髪をした狐の面をつけた少女と
魔理沙とパチュリーが向き合っていた。
「全く魔理沙に続いてこれで二人目よ?本泥棒さん?」
「な、何言ってんだよパチュリー!!と、とにかくそこの
 お前!名前ぐらい名乗りやがれ!」
魔理沙はビシッと少女を指差した。
「私は優良ゆらっていうの。よろしく」

紅魔館ロビーでは咲夜とレミリアの前には黒い服を着た右眼と口、鼻以外を
包帯で隠した少年が立っていた。
「月斗と言ったかしら?私たちに喧嘩売るなんて良い度胸ね」
レミリアは威圧的にそう言い放った。
「仕方ないじゃないですか。俺はただマスターに忠実になっているだけさ。
 紅魔館で遊んで来いってね」
「仕事を増やした罪は重いわよ?」
咲夜も臨戦態勢に入った。


三人が去るとき ( No.3 )
日時: 2018/08/10 21:00
名前: にゃあこ

紅魔館の廊下では響樹と黒い執事サクトの激しい戦いが繰り広げられていた。
「ククッ、ハハハハハハッ!!これがお前の力か!」
「お前、一種の戦闘狂かよ。ってかそろそろ俺、魔理沙のところに
 行きたいんだが…」
響樹はそう言いつつ相手を分析していた。最初に響樹の影に
潜んでいたことから影を操る能力だろうとすぐ分かった。
光と影は対となっている。影があれば光がある。
「(影、か)考えてる暇はねえな」
懐から八卦炉を取り出しサクトに向ける。サクトはニヤリと笑い
両手を広げた。受ける気満々、受け止める自信があるのだろうか。
「悪いがトンズラさせてもらうぜ!マスター…スパァァーク!!」
極太のレーザーが真っ直ぐにサクトを呑み込んだ。
撃ち終わった後、すぐに響樹は踵を返し廊下を走っていった。

「クッ、ハハッ、霧雨響樹、その名前覚えておくぞ」

図書館では星の弾幕や火、水などの魔法が魔理沙とパチュリーから
放たれていた。
「当たりそうもないわね」
「だな。でもここで挫けるような私じゃないぜ!」
魔理沙も八卦炉を取り出し優良に向けて構える。
「喰らえ!マスタースパーク!!」
魔理沙のマスタースパークは優良を呑み込んだと思いきや
そこには倒れた優良の姿などなかった。
「すっごい火力だね。でも私たち帰らないといけないしまた会いましょう」


ロビーでは咲夜のナイフがあちこち飛び回っていた。それを月斗は
華麗に躱していた。
「喰らいなさい!」
レミリアはグングニルを手に持ち思い切り彼に向けて投げた。
だが月斗が消え、丁度帰って来たグレンの目前に迫っていた。
「グレン様!」「お兄様!!」
「おっと!何があったんだ?」
グレンは少し横に避け、グングニルを掴んだ。
「レミリアさんたちよりもお強い人がいるとは。それもお兄さんでしたか。
 また会えたら会いましょうか」

とりあえずその三人を退けることができた。

博麗神社の襲撃者 ( No.4 )
日時: 2018/08/10 21:35
名前: にゃあこ

勾時とレンは刀で、霊夢と佳耶は弾幕で二人をサポートしていた。
その四人の攻撃を躱している黒服の男ナナシと名乗った彼の動きに
全員は驚いていた。
「(コイツ、私たちの攻撃を全部躱してる!?)」
「(レンの剣の腕は本物、さらに佳耶の弾幕も特殊で独特な
 リズムだ。クソッ、俺もまだまだってことか?)」
「勾時さん!!」

レンの声で勾時はすぐに我に返った。目の前にはナナシの刀が
迫っていた。勾時の手から刀がすり抜け何回か回転して地面に
突き刺さった。
「博麗勾時、随分と妹に信頼されているな」
「…これだけの手数を相手に対等に、否、そこまで余裕で
 いられるとなると大妖怪にも匹敵するな」
勾時の右手首から血が流れ滴り落ちる。
「に、兄さん…兄さん!」
「勾時さんが、攻撃を受けるなんて!」
全員が動揺する。
「あ、あのなぁ俺だって攻撃ぐらい受けるに決まってるだろ。
 お前たちの中で俺はどんな奴になってんだよ」
苦笑しながらもその手で勾時は御札を投げた。
「札か。だがこのぐらい…ッ!?」
「起爆符だ」
勾時は自慢げにそう答えた。
「神秘・輝くダイヤモンドリング!」
白いリング状の弾幕が波を打つように放たれる。
「余所見は禁物ですよ!」
上から刀を今振り下ろそうとするレンがいた。

そして煙が巻き上がり晴れるとそこには誰もいなかった。逃げられたのだ。
「兄さん!右手見せて!」
霊夢の切羽詰まった表情でそう言った。それに驚き彼は渋々右手を
見せた。霊夢は手首に丁寧に包帯を巻く。
「あの動き…俺たち四人を相手にし余裕でいられるほどの実力者…」








バッタリ出会うレンと鏡真 ( No.5 )
日時: 2018/08/13 14:09
名前: にゃあこ

レンは今、一人で博麗神社にいた。留守を任されているのだ。
霊夢たちはそれぞれ別の場所で楽しんでいるだろう。
「あれ?お、なぁ少しいいか?」
「何ですか?」
レンに声を掛けたのは一人の青年だった。
「いやぁ、八雲紫ってここにいないか?」
「紫さん、ですか…ごめんなさい分かりません」
レンはそう答えた。青年も少ししょぼくれる。
「じゃあ少しここで休んでいいか?」
「構いませんよ。今お茶を出しますね」
「え?大丈夫だって、少しだけだしよ。それとお前、名前は?」
彼はレンに名前を聞いた。
「天都レン、ですけど…」
そう答えると青年は何かを深く考え込む。
「…そうか。俺は夢見月鏡真っていうんだ。それとお前さ」
鏡真はレンの目を見る。
「お前、能力とか自分の過去とか覚えてるか?」
そう言われレンは記憶を手繰り寄せる。だが何も分からなかった。
自分が外から来たというのは分かる、ここで生まれたわけではないことも
分かっている。誕生日も身長も分かる。だが能力と過去だけは
思い出せなかった。
「…分からねえだろ?少し違和感を感じてな。まぁそのうち
 思い出すだろうよ。さてとそろそろ俺は帰りますか」
そう言って鏡真は腰を上げた。だがすぐに何かを思い出す。
「忘れるところだった。紫に伝言を頼んでいいか?」
「良いですよ」
「『近々、博麗神社に会いに来るから』ってな。頼んだぜ」
そう言い残して鏡真は階段を下って行った。

階段を下っているとき鏡真はレンのことを気にしていた。
「記憶が戻るのも遅くねえかもな…」

そう呟いた。

そして夜、紫にレンは鏡真に頼まれた伝言を伝えた。
「あの人がそう言っていたの!?」
紫は嬉しそうに聞き返した。レンは頷いた。
「ねぇ紫、その鏡真って奴って」
「夢見月鏡真、私の憧れの存在よ。彼はぬらりひょんなのよ」


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