管理人おすすめ本 過去のおすすめ -最新-

管理人の独断と偏見のみでおすすめする各種小説です。
気になった本があれば読んでもらえるとうれしいです。

過去のおすすめ 最新 | 過去のおすすめ -01-

管理人おすすめ本 (2018.08.12)

TRPG(テーブルトークRPG)をご紹介。

クトゥルフ神話 TRPG マルチジャンル・ホラーRPG インセイン 忍術バトルRPGシノビガミ基本ルールブック ソード・ワールド2.5 ルールブックI

ドラゴンクエストやファイナルファンタジーではすっかりお馴染みのRPGですが、「TRPG(テーブルトークRPG)」はご存知ですか?RPGは「ロールプレイング=役割を演じる」ゲーム。それをテレビではなく紙とサイコロで行うゲームがTRPGです。
各プレイヤーがキャラクターを設定して、GM(ゲームマスター)の進行のもとに進み、その場の対応をプレイヤーがアドリブで演じて、判断の成功可否をサイコロで決めるという、まさにアナログゲーム。最近は「リプレイ」と呼ばれる、プレイしたゲームをなぞった動画や小説もありますので、興味がある方は一度ご覧いただき、ぜひ当サイトにリプレイ小説を投稿してみてくださいね!

管理人おすすめ本 (2018.02.23)

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)氏の小説をご紹介。

獣の奏者 (1) 闘蛇編 獣の奏者 (2) 王獣編 獣の奏者 (3) 探求編 獣の奏者 (4) 完結編

上橋菜穂子氏は、1962年東京都生まれの児童文学作家で文化人類学者です。ほかにもファンタジー、SFなど幅広いジャンルの物語や小説を書いておられます。
児童文学の語りで、非常に読みやすく構えずとも読者はいつの間にか物語の深い世界にすっかり入り込んでいます。動物がなぜ強いのか。それは異性を愛するから。そして新たな生命を育もうとするから。自然の摂理をまっすぐに受け止め、現代の経済政治優先の人間社会にゆがめられた感のある価値観に光をもう一度しっかりと当て、生きとし生けるあらゆる命を愛することへの強い意志と自然への感謝を感じるとても優れた作品ですね。

高橋 克彦(たかはし かつひこ)氏の小説をご紹介。

火怨 北の燿星アテルイ 上 天を衝く(1) (講談社文庫) 炎立つ 壱 北の埋み火 (講談社文庫) 時宗 巻の壱 乱星 (講談社文庫)

現在の歴史書は「渡来人(大陸文化圏)主観での日本の姿」しかわかりません。島国であるゆえに以前から様々が融合していったことも事実でありましょう。ただ今でも味噌・醤油ひとつとっても文化圏の違いをむしろ強調する意思を強く感じるように、観光施設と化した豪奢な社寺や宝物殿の横にも目をやると、地域住民によって小さくもひた守られている遺跡や遺構、創建における「謎、不明」とされる事象のなかにこそ、「そのむかし」を感じる火(委、倭)のまことの人々の記録なき記録が、文字でない文字と言葉でない言葉で伝えられていることの強い意思の存在に気づくことができます。
江戸時代末期にどう編集しても紀元600年代から前のことには(居住していなかったために)具体的に遡れない向きのある「レキシショ」の勧善懲悪視点からときには離れて、はるかむかし「本当にここにたしかに在っただけの人々のかすかな形跡」にも思いを馳せてみる時間を持ちたいですね。ずっと昔に破壊され朽ち果て続けているものにこそ、先んずる歴史時間(物語)があるともいえましょう。

みなもと太郎(みなもと たろう)氏の漫画(コミック)をご紹介。

風雲児たち 4巻 風雲児たち 幕末編 1巻 風雲児たち 幕末編 10巻 風雲児たち~蘭学革命篇~

少女漫画出身とは思えないギャグ漫画家のみなもと太郎先生。今回おすすめする「風雲児たち」は、「幕末を描くには戦国時代を描かないといけない」と関ヶ原の戦いから描き始め、幕末編に突入したのが連載開始から21年後!いまだに連載は続き、今年で連載37年となる大作歴史ギャグ漫画です。絵柄は古めで、はじめはとっつきにくいかもしれませんが、しっかり時代考証をしており、「歴史は繋がっているんだ」と分かる良い歴史漫画です。三谷幸喜さんの脚本により、来年のNHK正月時代劇でテレビドラマ化されるので、歴史に興味が無い方も是非ご一読ください!

2017年ノーベル文学賞受賞者、カズオ・イシグロ氏の小説をご紹介。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 日の名残り (ハヤカワepi文庫) 忘れられた巨人(単行本) わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫)

にわかに日本でも大騒ぎになっている世界的に著名な作家さんですね。普段から小説を意識的に読んでいる層でなくとも、ノーベル文学賞を受賞したとなるととたんに読んでみたくなるのは我々の不思議な感情でしょうか……。きっかけはもうなんでもいいですね!世界中の心を打つ優れた文章や世界や感性に触れられるなら、ビバ!ミーハー万歳!今頃は月も綺麗ですので、秋の夜長にぜひご一読を~。

戸矢学(とや まなぶ)氏の古代史関連書籍をご紹介。

ツクヨミ 秘された神 富士山、2200年の秘密 なぜ日本最大の霊山は古事記に無視されたのか 諏訪の神: 封印された縄文の血祭り 深読み古事記~日本の神話と古代史が100倍おもしろくなる!

古代史は謎が多いですね。書き残したものを読んでもらおうとしたり、削った内容を読んでほしくないと思うという人間の権力の欲望と生々しい情念のようなものが、歴史書のような究極にオフィシャルな書物にも表れる時代であるようです。戸矢学氏は「一つと呼ばれしそのわけは(略)♪」の文化祭?歌でおなじみのワイルド賢人熊谷高校出身の歴史作家さんです。神職の方とあって、非常に神代の知識を系統的に深くわかりやすく説明をしてくださっています。論や仮説にも飛躍や無理がなく、古代資料を読んで当然出てくる数々の疑問点に非常に納得のしやすい内容となっていて面白いです。案外今のネット上の「消すと増える」現象あたりも、たどってみれば古代からあったのかもしれませんね。だからなんだかんだ統制や焚書があっても、今もなお残っているのかもしれませんね。

渡辺 多恵子(わたなべ たえこ)氏のマンガをご紹介。

風光る 第1巻 風光る 第36巻 風光る 第39巻 風光る 第40巻

幕末の京都。長州勤王派に家族を殺された女の子セイちゃんが仇を討つため、名前も性別も偽って、後の「新撰組」となる「壬生浪士組」に入隊する少女漫画「風光る」です。しかし、少女漫画と侮るなかれ。作者による時代考証をしっかりと行っているため、「フィクションだから」と風俗や文化を曖昧に描くこともなく、また、ある程度史実に則っているので、どんなに良いキャラでも史実で亡くなるキャラは否応なく舞台から退場します。新撰組好きはもちろん、「名前は知ってるけど…」程度の方でも楽しめるオススメのマンガです。ちなみに、表紙に描かれているのが沖田総司とセイちゃんこと神谷清三郎です。

森見 登美彦(もりみ とみひこ)氏の小説をご紹介。

夜は短し歩けよ乙女 四畳半神話大系 有頂天家族 きつねのはなし

主に京都を舞台とした作品が多く、またその独特な言い回しから醸しだされる世界観が不思議と心地よく、気付けばどっぷりと深みにハマります。誰にでもおすすめできるのはやっぱり「夜は短し歩けよ乙女」。なかでも、愛しの彼女が持つ“おともだちパンチ”には文面だけでやられてしまいそうな勢い。また、たぬきの兄弟とお母さんの(想像とはだいぶ違う)家族愛を描いた「有頂天家族」もおすすめ。先日発売された2巻はテレビで取り上げられるほどの大ヒットとなりました。