まだ幼かった桜の妄想が、嘘となって、桜を殺す。嘘吐きとして相手にされなくなり、信じてもらえなくなり、信じることが出来なくなった。桜はすべてを疑い、すべてのことを嘘という。自分が吐いた、真実でさえも。嘘吐きの嘘の物語。いや、真実。
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