交通事故で死んだ「私」の気掛かりは、飼っている「ライラ」という猫の事だった。私はもうライラに触れる事さえ出来ず、ライラは誰も居ない部屋で私を待ち続けている。玄関の開かないドアを眺めるライラの行く末とはいかに。『アビスの流れ星』『紫電スパイダー』の作者が贈る、これは別れを惜しむ物語。
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