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作者: zorolove☆ ◆hy8R8Q8mII (総ページ数: 18ページ)
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*17*
「え・・。明日香・・・?」
幸来がびっくりした顔でこちらを見ていた。
「今、私を殺すって・・・!!」
「ち、違う!!私は!!」
幸来は今にも泣きそうな表情で私を責めた。
「酷い!!明日香、酷いよ・・・!!私、何か、した・・?」
「違うよ幸来!!私じゃない!!」
幸来は顔を涙で濡らして、声を絞り出すように言った。
「あすかの・・・、ばか・・・!!せっかく、私たちだけ、助かったのに・・!!もう・・・!知らないからっ・・!!」
そう言うと幸来は、駆け出して行った。
「(・・!!?)」
と、幸来の前に黒い物体が。
・・・物体じゃない。
人だ。
「え・・・?」
その人は、みるみる大きくなって、さらに覆いかぶさってくる。
「きゃあああああ!!!!!」
ガシャン、ぐちゅっ、っという音とともに、私の足元に何かが転がってきた。
幸来の、腕。
「いやあああああああ!!!!!!!」
私が人だと思ったものは、鉄柱で。
それが幸来に落ちてきて、幸来のパーツが私のところへ。
「さら?幸来!!さらぁぁ!!」
「・・・あ・・すか・・・・。ゆ・・る・・さ・・・・な・い・・。」
幸来の口から、最期に出た言葉だった。
『キャハハッ☆あー、面白かった!!次は誰にしようかな〜・・・。』
またあの声・・・!!
「いいかげん!!姿をあらわしたらどうなのっっ!!?」
私は声を張り上げ、声がした方を見た。
「(あっ・・・!?)」
その姿は、まるで、私だった。
「(何あれ・・・!!私じゃない!)」
『んー?違うよ?私は‘‘くろこちゃん‘‘。あなたの心の中の黒い部分が物体化したもの。です!』
くろこちゃんは、ニコニコと満面の笑みで笑った。
『明日香は黒い部分で実留や弾、幸来。それを殺したい、消したいと思った。そうしたらあなたの黒い部分、つまり私が事故として殺したってわけ☆‘‘事故として‘‘っていうのも明日香のズルいところよね!』
くろこちゃんはまた笑う。そして、その笑みを私に向けた。
殺気のある笑みだ。
「え・・・?何・・?」
『ツギハダレトアソボウカナ…?』
そう言ってくろこちゃんは私に飛びかかってきた。
「や・・、やだ・・・・!」
『ツギハァ、コンノアスカ☆アスカトアソボッ☆』
「いやあああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
『キャハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!』
次の日、道路には、粉々のバスの破片と、ぐちゃぐちゃの人の死体があったという。
―ツギハ、アナタノバンダヨ☆