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最終章2 『勇者と友に・・・。』
亜空間に取り残された、ヒカーロたち・・・。
ヒカーロはふと思い・・・。
ヒカーロ「そ、そうだファニー、君・・・時間は動かせられるかい?」
ファニー「ええ、デデデバッチが付いてる人だけ動かせます。」
マメッチ「僕たちは手分けして探します!」
ファニー「うん、気をつけてね。」
マメッチ「それでは、散ばれ!散ばれ!」
マメッチ以外「散ばれ!」
タマゴッチたちと、ウラタマたちとエド エッド エディ・リー メイ マリーチームに分かれた。
マメッチ「それでは皆さん、行きましょう!」
マメッチ以外「おう!」
マメッチたちは手分けしてフィギュアを探した。
ファニー「気をつけて!それでは・・・。」
ファニーは、ゆっくり飛んだ。
ファニー「デデデバッチよ、付けている人だけ時間は動かせるのです!」
ファニーは、まばゆい光をはなちました。
そして、デデデのつけたブローチでネス、ルイージがフィギュアから元に戻った・・・・・・。
ネス「ああっ!」
ルイージ「ううっ・・・。???」
2人「何だこれ?」
ネスは、ルイージに付いてるデデデバッチを取った。
ネス「・・・・・・そっか・・・、この人が助けたんだ・・・。」
(光る音)
デデデ「うっ、ううっ・・・。」
2人「大丈夫?」
デデデ「お前ら、良かった無事で良かったぞい!じゃあ、みんなを助けに行くぞい!」
そして・・・。
デデデ「ん?」
デデデは、クッパのフィギュアを見つけました。
ネス「戻すんですか?」
デデデ「そう、ぞい。」
クッパ「ん?」
デデデ「落ち着くぞい!」
クッパ「何でこんなことに!」
デデデ「いいから落ち着くぞい!」
戦った後・・・。
ネス「また戻すんですか?」
デデデ「そう、ぞい!」
クッパ「ん?またー、こんなことを!」
デデデ「話を聞くぞい!」
クッパ「どう言うことだ!」
デデデ「あれを見ろ、お前の仲間 マスターハンドが倒れているぞい!」
クッパ「あ、そっか・・・。」
デデデ「そして、宿敵タブーがいるぞい!」
一方、さやこたちは・・・。
さやこは、気がつくと保管倉庫にいました。
さやこ「うーん、あ!お姉ちゃんとトゲッチ、無事だったんだね。」
ウラさやこ「さやこ、良かった!人間のままで・・・。」
トゲッチ「げっ、俺も心配してたぜ!」
さやこ「でも、この手を見てよ!」
さやこは、クッパ手隠し手袋を取った。それを見た、2人
ウラさや&トゲッチ「うわっ!何だ、こりゃ!?」
さやこ「この党利、右手がクッパになってるんだ・・・。」
ウラさやこ「かわいそうに・・・。」
倉庫に入ってきたタブー。
タブー「さやこ!」
さやこ「・・・あ。」
ウラさやこ「タブーだ!」
ウラさやこたちは気絶した振りをした。
さやこ「・・・・・・。」
タブー「さやこ!ご機嫌はいかが?」
さやこ「フン!今は、ご機嫌は斜めよ!あなたのせいで他のみんなが迷惑してるわ。」
タブー「そんなに怒らないで・・・。ねえ・・・・・・、機嫌直して・・・。」
さやこ「・・・・・・。あ!そうだ!変身ごっこして!」
タブー「え、私はいろいろ仕事があるから・・・あの・・・また、今度にして。」
さやこ「いやいや、私変身ごっこ見たい!今、見ないと気分が悪くなる!」
タブー「わ、わかったよ!これが終わったら失礼するよ。」
さやこ「じゃあ、さっさと檻から出して。」
タブー「あ、はいはい・・・。」
タブーは、あわてながらさやこを檻から出した。
さやこ「じゃあ、まずは ボケロから。」
タブー「え?ボケロ?えっと・・・。」
(化ける音)
タブー「はい、ボケロ!」
さやこ「きゃはは!面白い!キャア!じゃあ、次はぶちモンスターね!」
タブー「ぶちモンスター?えっと・・・。」
(化ける音)
タブー「ほーら、これでいいでしょ?」
さやこ「あはは、面白い!ねえ、今度は私のお気に入りがいいわ!」
タブー「?さやこのお気に入り?」
さやこ「そうね、エッドさんのぬいぐるみなんかどう?私のお気に入りなの!」
タブー「あ、はい・・・わかりました・・・。」
(化ける音)
タブーは、エッドのぬいぐるみに化けました。
さやこ「うふっ!かわいいわ!もう閉じ込めるくらいかわいいわ!」
タブー「閉じ込めるだと〜!」
さやこ「きゃー!許して!」
タブー「まったく、危ない女だ・・・。」
タブーは、さやこを檻に戻した。そのとき!
ヒカ「タブー!今ここに来たぞ!」
タブー「ん?誰だ?」
ヒカ「さやこを助けに来たぞ!」
タブー「何だ、何かと思えばヒカーロじゃないか。」
ヒカ「僕はヒカーロじゃない!ヒカリーノだ!」
さやこ「ヒカリーノ!」
タブー「フン!まさか、さやこを助けに来ただと!」
ヒカ「そうだ!今までの僕とは違う!」
タブー「それなら、これは?」
タブーは、魔法をかけた!
ヒカ「ワッ!ぼ、僕の手が!なんて事をしてくれた!」
タブーは、理由を言わず、魔法をかけ続き・・・最後にヒカリーノの顔を当てようとしたとき!
エッド「危ない!」
エッドは、ヒカリーノを助けた!そして、魔法にかかったエッドは元の人間に戻っていく。そのまま倒れる、エッド・・・。
タブー「げっ!なんてことだ!靴下頭を人間に戻してしまったし、魔法も切れた!まあいい・・・、OFF波動だけは出せそうだ。OFF波動!」
OFF波動を放ったタブー、ヒカリーノとエッドはOFF波動に当たりはじいた!
ヒカ「うわあ!お、覚えてろ!必ずみんなを元に戻すからな!」
エッドは、魔法を受けて気絶してた。ヒカリーノは、エッドを抱えながら逃げた。
さやこ「みんなを戻す?じゃあ・・・、みんなフィギュアにされたんだ。」
タブー「その党利・・・、みんなフィギュア化にしたんだ。だから、助けにはこれないけどな!ハハハハハハハハ!」
さやこ「そんな!そんなのうそよ!あーん、マリオ!それにみんな、どうしちゃったの?」
さやこは、思わず泣いた。
ウラさやこ「さやこ・・・。」
トゲッチ「げっ、かわいそうに・・・。」
気絶から復活したエッドは、ヒカリーノの近くに座っていた。エッドは、人間に戻れたものの・・・さやこの鍵を見つめて・・・。さやこのことを思い浮かべながら、一緒に踊る。
ヒカーロたちがやってきました。
ヒカーロ「どうした?ダブルD。」
エッド「ほっといてください・・・。」
ヒカ「僕・・・、今は話さないほうがいいよ。」
ヒカーロ「??????」
ルイージ「何やってるの?」
エッド「いいです・・・、さやこさんと付き合ってます。ねえ、さやこさん・・・。」
エッドは、気が付くとクッパが近くにいることに気づきました。
エッド「あ!ごめんなさい!私、何していたんでしょうか!?」
クッパ「お前・・・、寝ぼけてたのか?」
エッド「???」
亜空間のどこか・・・。
このころ・・・・・ピーチ姫のつけてたブローチを吸い込んでしまったカービィが元に戻った・・・・・・。
カービィ「ぷはー。」
メメッチ「カービィ、やっと起きたね!あたし、心配だったのよ。」
カービィ「ん?何か入ってる!?すう、ぺっ!」
カービィが吐き出したのは、さっきのデデデバッチでした。
メメッチ「あ!これ、カービィが吸い込んだバッチじゃないか。」
そう、さっきカービィはバッチを飲み込んでたのだ。カービィは、辺りを見回した・・・。
カービィ「誰もいない・・・。」
メメッチ「そうよ、誰もいないのよ。」
そして・・・。
カービィ「これを・・・、ん?」
クッパ「こらー!こんなの!いつも、威張って、こんなもの!あー、さっぱりした。全く・・・イラつくぜ!」
デデデ「カービィ!無事で良かったぞい!良かったぞい!よし、行くとするか!カービィがいれば何にも怖くないぞい!」
カービィ「ちょっと!」
そして・・・。
リンク「ガノンドルフ、悪用に利用されてたか・・・。」
ゼルダ「でも、ほっとくわけには行かないわ。」
二人は、ガノンドルフを戻してあげました。
ガノン「ううっ・・・。」
リンク「あれを見ろ、マスターハンドが倒れてるぞ。真の敵はもうスグだ。」
ガノン「そっかー・・・、よーし・・・。」
そして、こっちも・・・。
ファニー「感じます・・・。悪い予感を感じます・・・。」
ワリオ「どらあ!ワリオ様、完全復活だぜ!おらおら。」
ヒカーロ「おお!ワリオ様無事だったんだね!」
ネス「大丈夫かい?」
ルイージ「ひどいな・・・。」
ファニー「本当ですね・・・。」
ワリオ「あ、フィギュアじゃない!」
ファニー以外「本当の敵はあっちだ!」
ワリオ「俺にはそんなの関係あるか!ん?」
デデデ「あいつはほっといて行くぞい!」
ネス「そうですね。」
(エンジン音)
ルイージ「あ、ずるい!」
ヒカーロ「お先に!」
ワリオ「じゃあな!」
そして・・・、いよいよ決着です!
タブー「ほほう、みんな来たな・・・。」
ファニー「タブーよ、これ以上迷惑をかけないでください!そして、さやこを利用して何をする気ですか?」
クッパ「さやこを返せ。」
タブー「さやこがほしいのか?しかし、タダではさやこを返さないぞ。お前たちはここで消えろ!OFF波・・・。」
ファニー「だめ!」
(風の音)
タブー「わああっ!」
(風の音)
タブー「な、何だ!?」
?(男)「ヒーローは必ず遅れてくるもんさ。」
さやこ「ソニック!」
ソニック「ヘイ!タブー遅すぎだぜ!」
タブー「遅すぎとは何だ!失礼だ!」
ヒカ「許せないぜ!タブー!僕は、体や手と足だけクッパにして!」
ファニー「私だって怒っています・・・。」
すると、ラスタシアが現れ・・・。
ラス「タブー様、さやこさんとトゲッチを結婚した後、何するんですか?」
タブー「もちろん、さやこの歌声だ!あの、美しい歌声が聞きたいぜ!」
ラス「で、でも、タブー様!そんなことしたら、さやこランドも・・・。」
タブー「黙れ!ラスタシア!」
タブーは、小さなOFF波動を放ちラスタシアを攻撃した!
(ぶつかる音)
ラス「ううっ・・・、タブー様・・・。」
タブー「さあ、くらえ!OFF波・・・。」
ヒカ「危ない!」
ヒカーロ「え?また?」
タブー「動ー!」
ヒカ「わああ!」
OFF波動がメンバーに襲い掛かる!!大ダメージでメンバー達は虫の息状態になる!
さやこ「ああ、まただ・・・。」
眼を瞑る、さやこ。
ヒカリーノは引きずられ、大怪我をした。
ヒカ「あ、い、うううっ。大丈夫か!僕!」
ヒカーロはまた唖然・・・。
ヒカーロ「うそ!また俺を守ったの?」
ヒカ「そうだよ、僕。」
ヒカーロ「しかし、俺に伝えたい事がある・・・。」
ヒカ「何?僕。」
ヒカーロ「本当は、俺は弱気だ・・・。」
ヒカ「え!弱気!?」
ヒカーロ「そうなんだ俺・・・いや・・・ヒカリーノ・・・。」
ヒカ「え!今、僕の名前を言ったの?」
ヒカーロ「そうさ、ヒカリーノ。」
ヒカ「僕・・・、いや・・・ヒカーロお兄さん!」
ヒカとヒカーロ以外「えー!」
みんなはビックリ!!!
エッド「(半小声)双子・・・だったんですか?」
ヒカ「僕とヒカーロお兄さんは仲良く戦い続けた・・・。しかし、ヒカーロお兄さんは別の所に行く事になった。」
ヒカーロ「(小声)俺は、別の世界ヒカーロランドを作った。・・・メンバーのことは・・・、任せたぞ・・・!ヒカリーノ!」
ヒカーロの悪い記憶が飛んでいきました。
ヒカ「ヒカーロお兄さん・・・。」
ヒカーロは、催眠術から開放して通常道理のヒカーロに戻った。
ヒカーロ「ううっ・・・、あれ?俺何してた?」
ヒカ「正気のヒカーロお兄さんに戻ったんだね!良かった!」
タブー「おい!感動をしている場合じゃない!お前たちなんか・・・!死ねぇ!!この亜空の中で消え去るがいい!」
ヒカ「ああっ!もうだめ!!!!!!」
次の瞬間!
ファニー「おやめなさい!」
タブー「!!!」
タブーは、その声を聞いたので、OFF波動をやめた。
タブー「な、なぜ止める?!」
ファニー「もう、やめなさい!タブー。これ以上したら許しません!」
タブー「私は、お前を蝶々にしたが・・・まだ、あの力が残ってたのか・・・。」
ファニー「私は、まだあの力は半分残ってます!」
タブー「俺は・・・・・・思った・・・・・・(小声)ロゼッタのことだ・・・。」
ファニー「私は、皆様を助けたい!・・・・・・仲間・・・ですから・・・。(小声)イジワルさやお・・・。」
ヒカーロはさすがに思った!
ヒカーロ「そ、そうだ!俺たちは、仲間だ!」
エドたち「ぼくたちも!」
リーたち「あたしたちも!」
マリオ(まだ虫の息声で)「そ、そうさ・・・僕たちで歌おう・・・。」
マリオ以外「うん!」
みんなは、歌い始めた・・・。
さやこ、タブー以外「♪一人じゃないさ、思い出してごらん、僕たちみんな、仲間がいるよー。」
さやこも、つられて歌った。でも、さやこが歌ってるのは普通の声だった。
(さやこの歌声)
ファニー「ああ!さやこが歌ってしまった!」
タブー「おお!さやこの歌声だ!さあ、さやこランドを私の物に!!!さあ!!!」
しかし・・・何も起きません・・・。
タブー「?!!どうしてだ!?どうして何も起きないんだ!?」
そのとき!エッドが光った!
エッド「いや・・・起きているのは私の方です!!!」
マリー「どうした?ダブルD!?」
エッドは、眼をつぶって手を組んでいた。
エッド「静かにしてください!今から集中します!」
マリー「分かったわ、ダブルD。」
みんなは、エッドから離れ・・・。
エッド「ちょうこくせよ!本当の力を!」
エッドが光り、さやこの元へといった!
その力が、さやこに届きました!
さやこ「・・・・・・みんなの願いがこもった・・・、スマッシュボール ドリンクです!」
さあ、タブーに止めがくるのです!
最終章 ファイルに続く・・・。