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ある雑談 (と、いう小説)【いちおう 完結】
作者: カガリ  (総ページ数: 18ページ)
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10~

*2*

一応。世間一般での名称は、「たたいてかぶってジャンケンポン」だ。二人で向かい合い、間にハリセンやピコピコハンマーなど人の頭をたたいても無害なものと、ヘルメット、クッションなど頭を守るものを置く。そしてジャンケンをして、勝ったほうは例えばハリセンで相手の頭をたたき、負けたほうは例えばヘルメットで頭を守る。
ジャンケンにちょっとしたペナルティーがついた、非常にシンプルな遊びだ。
「ふーん。菅原先パイがやるんだそんなの。いつもみたいになんか賭けたの?」
「うん。負けたほうが、勝ったほうに100万ゼニー」
ドラゴンボールか。
「ん?いや。100ベリー?」
チョッパー2体分か。
「ホントよくあの先パイがつきあってくれたな・・・。で、それがどうしたんだよ」
信じられないくらい話が進まない。
「あ、そう!ゴウにけしかけたら・・・」
これもまた信じられないくらい要領を得ない語り口だったので割愛。
苦し紛れに要約を試みると、こうだ。と思うんだけど。

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