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＊紹介文／目次＊

　　　　　　　　　　｢桜ー今日から樹君と住んでね♪｣

　　　　　　　　　　突然母に言われた言葉であたしの人生

　　　　　　　　　　180°回転しました…。

　　　　　　　　　　｢桜!!一緒に寝よ？｣

　　　　　　　　　　｢むっ///無理!!!｣

　　　　　　　　　　｢なにしてんのキスされると思った？｣

　　　　　　　　　　｢思ってないし！///｣


　　　　　　　　　　イケメン幼なじみとの同居…。
　　　　　　　　　　1つ同じ屋根のした危険なラブストーリー。

10～ 20～

＊18＊

樹side

何なんだよこの女達は…。
せっかく優衣と拓にお願いして桜と一緒に海来れる
ようにしてもらったのに…。

｢いいから、俺連れいるからごめんね。｣
一応笑顔で返事をする俺。

｢えぇ〜嫌だぁ〜♪｣
なんて媚びをうってくる女達。

ちらっと桜を見ると今にも泣きそうな顔でこっちを見ている。
そして俺と目があうと、はっとして急に走り出してしまった。

｢ちょー桜!!?｣
優衣が必死に追いかけるが桜は運動神経が意外とよく優衣との
距離をどんどん離していく。

｢ねぇ〜遊ばないのぉ〜♪｣
ふざけんな！俺と桜がせっかくいい感じになるための
チャンスを踏みにじりやがって…。
突然俺の中で何かが切れた。

｢ねぇ〜♪｣
媚びをうってくる女達に向かって俺は
｢るせぇ…｣

｢え〜何ぃ〜聞こえなぁい♪｣

｢だからうるせぇって言ってんだよ！
だいたい俺お前らみたいなのに興味ねぇんだよ!!
俺が好きなのはアイツなんだよ!!!
わかったらどっか行け！｣

｢行こっなんかやばいよ!｣
そういって女達は逃げていった。

女達を追い返した俺は夢中で桜を探す。
｢桜っ!!!｣

頼むから、桜。お前だけには嫌われたくない。

そして、俺は岩陰で一人泣いている桜を見つけた。

｢桜…。｣