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中助の地震の出来事
作者: すみた  (総ページ数: 23ページ)
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10~ 20~

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第1話 悪夢の夜
俺は今受験生だ。だから塾も夜まで行っている。
でも今日はやけに遅かった。いつもは8時に終わるのに今日は10時までだった。というのも今日の問題が分からなかっただけだけど。
俺は自転車で家に帰る。そしていつも通り自転車で帰路に着いた。
あの後の悪夢も知らずに・・・
俺はいつも家に帰ると風呂に行き、夜食を食べ、少し勉強してから寝る。というのが決まりだった。俺はいつも通りのことをして、眠りについた。午前2時。ドドドドドドドドドという音が聞こえた。なんなのかが分からなかった。だが嫌なことがこれから起こるというのはわかった。あまりにも長く続くので耳栓をして寝た。だがそのときだった。
がたがたがたがたガタガタガタガタガタガタガタガタという音と共に
縦に揺れた。もうこれは直下地震と思っていいだろう。震度は8ぐらいか。急いでテレビをつけた。

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