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暴走族な彼。 ≪完結≫
作者: みるく  (総ページ数: 39ページ)
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10~ 20~ 30~

*28*

〜番外編〜花ちゃんの居なくなった夜3

ピンポーン

翔さんが理子さんちのインターホンを押す。

すると、中からはーいって声が聞こえてガチャッとドアが開いた。

理「遅い、なんぼまたす気なんねぇ!」

カ「ごめん、理子さん」

ゆるさんけぇっとか言いながらドアを開けて入らせてくれる理子さん。

この人も数と同じでぇ素直じゃない。(笑)

数「カオリ、おいていくけぇよ」

翔「じゃまするでぇ〜」

この男二人はもう靴を脱いであがってる。

カ「あ、おじゃまします」

ウチもいそがなきゃのぉ。

靴を脱いで急いだ。

リビングには一番先に来た理子さん一人がリビングでゆっくりしとった。

もちろん、花ちゃんの姿はない。

どこにも.....。

カ「花ちゃん。どこに行ったんねぇ。」

理「そんな遠くに行っては無いと思うんじゃけど。」

理子さんがそう言う。

そうじゃといいんじゃけどのぉ。

翔「最近できた変なチームいうのも気になるのぉ」

数「そいつらが桐本を監禁しとったらそいつらブチ殺したらぁ」

理子さんとの会話に入ってくるこの二人。

でも、数たちの言うことは分からなくはないけどのぉ。

あの、ふたりならその”変なチーム”いうのもすぐ殺せそうじゃしのぉ。

それから結構話は進んどった。

でも、ウチは花ちゃんには悪いけど眠い。

理子さんちの時計をみると夜中の三時を回っていた。

数「カオリ、眠いんか。」

理「ちょっとの間寝ときんさい。カオリも疲れとるじゃろ」

理子さんのお許しをもらって横になった。

ウチが寝る前に見えたのは真剣に話をする翔さんの姿だった。

      
                  つづく...

はい、最後さっぱりし過ぎました(笑)

次は、また戻って花ちゃん目線になります。

今後とも宜しくお願いします。

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