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作者: みるく (総ページ数: 39ページ)
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やっと、小説復帰^^です。
宜しくお願いします!
〜22〜再会
花「んん〜、よく寝たぁ。」
毛布の隙間からのぞく明るい光。
そして、手には暖かい温もり。
その正体は翔君の手。
ウチ、翔君の手握って寝てたんか......。
花「かっこいっ」
カッコいい翔君の寝顔。
帰って来たんだ...ウチは実感しながら...
そのまま、ウチは睡魔に襲われた。
「...ちゃん!...花ちゃん!」
誰かがウチの名前を呼んでる。
そろそろ起きないと。
その言葉を最後にウチは現実に戻された。
花「んっん〜。はへぇ?」
カ「花ちゃん!!!」
大きな声で呼ばれた。
目を開けると翔君、カオリさん数さんが居た。
花「みんなぁ。」
笑顔で挨拶して起き上ると誰かに抱きしめられた。
その人は、カオリさんでも数さんでもなく
.....................翔君だった。
花「翔君...」
翔「花ちゃん、ごめん。わしらが花ちゃん一人帰らせてしもうたけぇ」
翔君は自分を攻めてる。
翔君は抱きしめる力を強くした。
まるで、宝物を抱きしめるかのように..........。
カオリさんもにこっと笑いながら静かに涙を流している。
数さんもカオリさんを見守るように...肩を並べている。
花「みんな、ごめんね?....ただいま...」
カ「おかえり、花ちゃん。心配したんじゃけぇ」
カオリさんに頭を撫でられる。
カオリさん、ありがとう。
翔「怪我はないんか?」
花「うん、大丈夫!!」
足も痛くなくなってるし大丈夫!!
数「おい、桐本。わりゃぁ今まで何処にあったんじゃ。」
花「えーっと、ふるいマンションみたいなとこ?かな」
そう答えると翔君達は頭に?を浮かべて考えていた。
んー、マンションかなぁ、彌彙屡厨の人たちのアジト..。
ん?まてよ..。そうだ!!!!
花「あ!!!翔君、数さんカオリさん!!」
数「なんじゃ、のんきな奴じゃのぉ」
呆れ気味に言う数さん。
数さんものんきじゃん。(笑)
一人だけソファーでゆっくりしてるし。
カ「数ものんきじゃろ?で、花ちゃんどうしたんねぇ」
カオリさんに言われ黙ってる数さん。
お母さんに怒られた子供みたい。(笑)
花「(笑)...。あ、あの。彌彙屡厨って知ってますか?」
ウチがそう言った後空気が変わった感じがした。
つづく......