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「「俺ら挟んでイチャつくなお前ら!!」」【ツイステ二次創作】
作者: Miyuki  (総ページ数: 3ページ)
関連タグ: ツイステ 二次創作 腐向け オリジナル監督生 ギャグ 
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*2*

「まぁまぁ…ちょっと落ち着こうぜ」
アイツらのせいでストレスためるのも馬鹿らしいぞ、と俺はモブ達をなだめる。
「監督生は悔しくねーのか!?目の前でイチャつかれて!」
「は?悔しくないわけねーじゃん」
モブAの魂の叫びに俺は真顔で答える。
「一応さ、俺急に異世界飛ばされた身なんだぞ。…まぁ、そんな俺と絡んでくれるアイツらには感謝してるよ…」
「…」
モブ二人は黙って俺の話を聞いている。
「でもよ!!」
ダン!と俺は勢いよく机に持っていたコップを置く。中に入っていたジュースが少しこぼれたのが目の端に見えたが、そんなの気にしてられない。
「それ以上にアイツらイチャつきすぎ!!」
「よく言った、監督生!!」
「俺らはお前の味方だぜ、監督生!!」
「あームカつく!もう今日はオールで愚痴ってやろうぜお前ら!!」
「全力で賛成!!」
「俺もまだ聞いてほしい愚痴10個くらいあるんだよ!」
「おっしゃあ、俺の心は今めちゃくちゃ広いから愚痴も片っ端から来いやぁあ!!!」
ほぼ深夜テンションで盛り上がりが最高潮になり、改めてジュースで乾杯しようと三人でコップを突き出した──
刹那、ガチャッと扉が開く音がして、俺らは反射的に振り返った。
「何盛り上がってんの?俺らも混ぜて~」
「ちょ、エースそんな急に入ったら迷惑だろ…!」
「だーいじょうぶだって、俺らマブだし?な、監督生♪」
「…れ」
「…?」
「「「帰れーーーーッッッ!!!!」」」
俺ら三人は全力で叫びながら、その辺りにあるものを片っ端から投げる。
「は、ちょ…いてっ、急にどうしたんだよ!?」
「お、落ち着け監督生」
「来んな!!帰れバカップルー!!」
「テメェらは二人きりの寮室でイチャイチャでも何でもしてればいいんだよ!!」
「バーカバーカ!!!!」

…その後、騒動は更に勢いを増し、何故か全員で徹夜で本気の枕投げ大会をすることになるのだが、それはまた別の話である──。

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